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四川之旅~⑭俯視

R-D1/Russar MP-2 20mmF5.6

蘿蔔寨まで運んでくれた私家車(白タク)の運転手は、わたしたちの次の目的地が桃坪だということを知っています。
わたしたちの方も、また町まで戻ってバスで向かうのはいささか面倒くさく感じ始めています。
そういう訳で、桃坪までのシビアな価格交渉が始まりました。

運転手の要望は200元。
ここまですでに150元払うことになっており、桃坪では宿泊するので待ってもらう必要も無いため、さらに200元とは距離が20キロ程度を考えれば、これは中国では法外です。
しかし、またしても桃坪には友人がいるので、ひとり80元×2名分の入場料は不要だといいます。
いや、さすがに今度はきちんと入場料は払いますということで、50元で行くよう主張します。
少し高いですが、蘿蔔寨で3時間も待たせてしまったので(彼は1時間で戻ると思っていた)、チップも込みの提示です。
運転手も負けじと、舌打ちしながらガソリン代とか考慮して欲しいなどと言っています。
途中の給油時に確認したところ4元となっていましたので70円弱は日本の半額程度です。
リッター10キロ走るとして往復で16元だから、50元は妥当じゃないのと説明すると運転手返す言葉なしで、交渉は成功裏に終了しました。

今回の旅では観光エリアでの物価の高さに悩まされましたが、このあたりまで来てようやく正常なものになり、ところどころで四川の田舎の物価の安さに驚くケースがでてきます。
一例として、翌日バス待ちの市場で買ったりんご。
バスの中で食べようと6個手にしたところ、たったの1元。
1個あたり3円しません。
たぶん観光客ということでボラレている(?)のかもしれませんが、これでは値切りようがありません。

さて、桃坪に着いてみると、きっぱり断ったにも関わらず裏口から行くよう勧めます。
今度は本当に村人の知り合いがいて、ふたりして入場料を払う必要はないというのです。
こうなると従わざるを得ないですが、運転手は当初の約束だった200元受け取ってさっさと帰ってしまいましたし、村人もここがよかろうと言う宿まで連れて行ってチップの20元を固辞していました。

桃坪は、渓流と岩山の間の一段高くなった丘の斜面に並んだ石の村です。
村を歩くのは楽しいですが、この岩山を登ると、村を鳥瞰できるのが気分爽快です。
厳しい岩肌に村の建物が溶け込んでいるのは、かつて訪れたカタルーニャのボイ谷の村々によく似ています。
よもや、この写真ではここが中国だとは誰も思わないでしょう。
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Russar MP-2 20mmF5.6 | trackback(0) | comment(4) | 2007/09/30 Sun

四川之旅~⑬烟管

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

人物の写真は難しいですね。
なるべく普段通りの自然な姿が撮りたい。
いちばんいい表情を撮りたい。
そんなことを、どこか頭の片隅に思いながら、村を歩いていきます。
写真になんか撮られたくない。
撮られるんだったら、精一杯いい顔をしたい。
被写体になる方では、そんなふうに考えているわけです。

やはりカメラを向けると、気がついた時点で表情に変化があらわれます。
最悪の場合拒否されますし、最良のケースでも一見自然に見えて表情には緊張感が覆います。
一般的には、人はレンズを見据えて、笑顔をつくったり、哲学者のような真剣な顔になったりします。

気付かれる前に、迅速に撮影するセンスが必要と言うことになります。
隠し撮りとかではなく、ここぞという時に1枚をものにするということです。
そして、相手に対しては、すぐにお礼をいいます。
先方にその意思がありそうであれば、そのまま話しかけたりします。
外国人であることも手伝って、いろいろと話が盛り上がることもありますし、そうなれば、離している間も何枚か撮影できます。

こういう村歩きスナップでは50mmレンズがいいなと感じます。
広角では距離を感じてしまうことが多いですし、フレーミングがおろそかになる分狙った人物を浮き立たせる必要を実感したりもするからです。
50mmは個性的なレンズが多いので、人物の個性ともマッチしたとき、より面白い仕上がりになる期待もあります。

中国を何度か歩いているうちに、こんなスタイルがいつのまにか確立していました。
いまだスタイルだけで、成功する確率のほうは甚だ怪しいものなのですが。

写真は、前日に続いておばあさんのスナップになってしまいました。
この2枚でどちらを採用するか悩んだのですが、村の雰囲気がそのまま伝わる前日のものを残したにも関わらず、このおばあちゃんの表情が捨てがたく、連夜の同工異曲になってしまいました。

彼女の至福の一服は、わたしにとっての至福の一枚でした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(2) | 2007/09/29 Sat

四川之旅~⑫坡道

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

四川省の省都、成都から真北へ向かい、甘粛省に接するあたりまでのエリアを阿埧州と呼びます。
この美しい自然に囲まれた地方の中でも、圧倒的な存在感を放っているのが九寨溝です。
当地を旅する人の誰もが、九寨溝を旅のハイライトに、最大の目的地にします。
しかしわたしにとっては、より楽しみだったのがここ蘿蔔寨であり、この後訪れる桃坪羌寨なのでした。

それが何故なのか、明確な理由がある訳ではありません。
わたしが、かつて見た中で最も感銘を受けた風景は、スペインはカタルーニャ地方のピレネー山麓に小さなロマネスク教会が佇むタウールという村です。
5月に行った、広東省連州郊外の千年瑶寨も山の中に開かれた村がすばらしく、たいへん印象に残っています。
どうやら、自然があるだけでなく、その自然に調和した人工物が存在して、人々の生活があるというのが、自分にとっての理想の風景のようです。

なかなか、理想の風景を写真にとらえるのは難しいものです。
この写真では周囲の自然環境はまったく写っていませんが、村の雰囲気とそこに暮らす人の生活が感じられて気に入っています。

ややきつめの上り坂、そこを上っていく老婆のゆったりした歩み、味わいある民族衣装と使い込まれた道具、楽しげに坂を駆け下りる子ども、面白い模様を描く石の道と村の歴史を語りだすような家の壁…。
あらゆるものが、雄弁かつ寡黙です。
写真のうまい下手とは関係ありません。
いいタイミングでこの場に通りかかったことを感謝したいです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/28 Fri

四川之旅~⑪玉米

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

村の入口にいた若者が、ガイドをかってでてくれました。
彼の説明を聞きながら村を巡ります。
しかし当然ながら、説明の半分も理解できませんし、ヘタクソな中国語で外国人だとたちどころに見破られてしまいます。
この旅では何度かあったのですが、外国人と分かることで、かえって対応がよくなったのが分かります。
外国からわざわざ来てくれるのが嬉しいのでしょうし、あるいはこの国のマジョリティたる漢族に支配者的な感情があって、かつてその中国を侵略した歴史を持つ日本人にそこはかとない好感を持っているような話も聞きます。
トルコ人が日本人を好むのと同様の感情があるということのようです。
複雑な民族の感情については、軽々しく語るべきではないでしょうが、もう少し語学力をつけて話し合ってみたいことだとは思っています。
もちろん、漢族の人に対しても。

全200戸の小さな村ですが、村自体が1000年以上の歴史を持っていますし、建物だって100年以上経ったものばかりが並んでいます。
目にするすべてが目新しく、ついつい3時間近くも、うろうろと見て歩くことになりました。
興味津々の我々に対して、それでは家の中も見てみますか、と件のガイド君は自宅まで案内して部屋をじっくり見せてくれます。
建物は石でできていますが、当然ベッドや家具などは木製で、10年ほど前から電気も来ていることから、一般的な地方の家と多く変わるところは無いという印象です。
信仰的な部分は除いてですが。

基本的に平屋作りで、屋根部分がフラットなため、屋上を倉庫などに転用したり、増築したりしています。
そのひとつが写真の穀物小屋で、ちょうど彼のお母さん(?)が、シンプルな器械を使ってとうもろこしの粒を取り分けているところでした。

この地方ではとうもろこしは、生食しないで、何かしら加工して食べるようでした。
この夜、別の村で食べたご飯の中にとうもろこしが混ざっていましたし、麺にも混ぜるといいます。
現金収入の手段にもなっているでしょうし、前日も見たように、とうもろこし畑がこの地方の風景そのものとも言えます。
ただ、酒の原料にするという話は聞きません。
この村にも、枇杷酒、梅酒、クコ酒などを造っていたので少々いただきましたが、とうもろこし酒? ないねえ、と関心すらなしの雰囲気だったのでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2007/09/27 Thu

四川之旅~⑩免費

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

松潘を朝7時に出発し、バスに揺られること3時間で汶川に。
ここでまたバスに乗換えと聞いていたのですが、これが軽ワゴン車で意表をつかれます。
そして、空いていたと思った後部座席に座ってみて、鶏の先客がいたことに気付いて、また意表をつかれます。
しかし、今回の旅にはめずらしく、この車には幸運も乗り合わせていたのでした。

こんな車でもこのバスにはしっかり車掌のお姉さんが乗車していますが、客が5人+数羽だけとあって退屈しています。
いろいろと話しかけたりして、楽しい小1時間を過ごすことができました。
蘿蔔寨(少数民族チャン族の村。夢ト寨のように表記)に行くという話になると、交通手段はタクシーだけだが、帰りの足が無いのでタクシーだと待ってもらわなくてはならないので、知り合いに行ってもらうよう頼んでくれるといいます。
200元でOKといいますが、ちょっと高すぎでしょう。
そう伝えると、本来入場料60元×2名分かかるが、村に知り合いがいるのでこれが不要との説明。
それでも値切って150元で行ってもらうことになりました。

さて、バスを降りるとやって来たのは、車掌の親父さんなのでした。
そして村への入場ゲート手前の畑で農夫をひとり拾い、こいつんち皆で行くから通してくれと行って入場ゲートをスルー、農夫は知り合いでもなんでもなく、家の前で降ろしてあげて、われわれはそのまま村まで行ってしまうのでした。
親父さんに、これはあまりにひどい、入場料は払うから、チャン族の貴重な現金収入でしょう、というと、払う必要なし、入場料は全部政府にもっていかれてしまうだけ、それよりガイドにチップをあげてやってくれと逆に説得されます。

複雑な思いのうちに、村に着きました…、いえ、なかなか着きません。
10分以上も山道を上って、やっと到着です。
手前にはトウモロコシ畑と花椒の樹が広がり、丘の先は急峻な崖になっていて下には岷江が轟音をたてて流れ、雲の向こうには3000メートル級の山々と氷河が聳えています。
どうして、こんな山の高みに村ができたのでしょう、本当に頂上のわずか手前というロケーションでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/26 Wed

四川之旅~⑨離別

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

九寨溝からここ松潘まで、偶然知り合った青年が旅のパートナーとして一緒でした。
香港からひとり旅をしてやって来た彼"Mars"は、英名の"火星"からくるイメージとは程遠い、ごく普通の外観をした好青年です。
最初、九寨空港でバスがない、どうしようと話し合ったうちのひとりで、彼は他のふたり組とタクシーに乗り込んで行きました。
翌日、今度は九寨溝内でのバスの中、後部の青年から声をかけられました。
その瞬間はお互いに気付いていません。
そして、一瞬間を置いてから、同時に「あー、昨日の」と思い出し、いろいろと話をするうちにすぐさま意気投合して、しばらく行動をともにしたのでした。
同じ目的地に行ったのですから、再会は必然と言えば必然と言えそうですが、1万人単位の観光客が訪れる大きな観光地でバスの座席が前後に並び合っていたのですから、これはなんたる偶然と感心することしきりでした。

旅好き同士で気があったことが大きかったですし、彼は英語と普通話をよくしたので、コミュニケーションが楽でした。
わたしの中国語普通話は、今なお初心者レベルでしたので、錆び付いているとはいえ英語で会話できると言うことは、ずっと言葉の通じないもどかしさから開放してくれるものです。
それに彼は旅の嗅覚がよく発達しているようで、ホテルできいて無いと言われていた九寨溝から黄龍のバスを見つけてきてくれましたし、安くて旨いレストラン情報の収集も、タクシーの価格交渉もわたしより余程首尾よくこなしてくれたのでした。

この間ずっと気のおけない存在として一緒に歩いてきた"Mars"も、新疆へ出てシルクロードを旅する予定と言うことで、今夜でお別れです。

松潘の街をへとへとになるまで歩きまわりました。
城壁に上がって美しい街並みを眺めていたときは、ずっと雨がちだった空に陽がさして、わずかの間より美しい風景を演出してもくれました。

この夜、食事は本格的四川料理を食べました。
彼は、正統派香港人らしく辛いモノが苦手でしたが、必死にチャレンジしている姿が印象的です。
続いて食後に近くでお茶を飲んだのですが、ここではハンガリーから来ている女性とも盛り上がり、深夜まで情報交換から互いのお国自慢と話は尽きることがありませんでした。

そして翌朝。
わたしが起きた時、彼は早朝のバスで発ったあとで、すでに姿はありません。
"Good luck, Mars."
わたしは、ただ、彼の向かった方角へ静かに声をかけるだけでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(4) | 2007/09/25 Tue

四川之旅~⑧熊猫

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

黄龍を出発しました。
紅軍長征記念公園などという中共お得意の自画自賛施設がある他、今ひとつぱっとしない川主寺をさっとやり過ごして、松潘の街に到着です。
ここは、城壁にぐるりと囲まれた美しい古都。
しかし何より面白いのが民族構成で、漢族、チベット族、チャン族、回族が同居しています。

回族とは、イスラム教を信仰する少数民族で、新疆ウィグル自治区など西方に多く存在しますが、四川にも案外多いようでした。
写真でも、帽子を見れば牛を連れた男性が回族と分かるでしょうし、月と星の印が"興発賓館"も回族による宿と教えてくれます。

わたしが泊まった宿も回族の経営でした。
聞けばこの日からラマダンが始まったそうで、にこにこしていたものの、どことなくいらいらした雰囲気の理由に合点がいきました。
四川省は中国でもやや西の方に位置しますので、日没が少々遅いです。
7時半頃になって、イスラム寺院から鐘を乱打するような音が響いて、この日のラマダンが解除されたことを告げていました。

また、看板にある"[牛毛]牛肉"というのは、主にチベット周辺などに生息する高原性の牛科の動物ヤクの肉のことで、四川北部や雲南各地での名物です。
料理にも使われますが、辛くしたジャーキーもビールなどに合い、なかなかいけます。
いえビールよりも、当地には"青稞酒"という名物酒がありました。
これは、青稞という麦に外観のよく似た穀物を素材にしてつくりますので、ビールの親戚のようなものですが、酸味が少し利いていてシードルに似た味わいです。
ヤクでいえば、その乳で作ったバターを基にした"蘇油茶"もあります。
青稞酒も蘇油茶も市販品はありますが、楽しむべきは自家製のそれで、あたりはずれは大きいものの美味しいものにあたると、なんとかしてでも家に持って帰りたくなります。

ところで、四川省といって真っ先に連想するもののひとつがパンダです。
さすがに野生のパンダを見る機会は旅行者にはありませんが、動物園はもとより、パンダ保護センターのような施設がいくつかあって人気の目的地になっています。
確かANAのコマーシャルでも、ここの施設で生まれた赤ちゃんパンダに"猛虎道"とか名付けるのがあったような。
四川といえば定番のパンダですが、残念ながらわたしは見る機会がありませんでした。
あえていえば、写真の小さいほうの牛が、パンダにそっくりのように思えますが、あまり可愛くはないですかねえ。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(2) | 2007/09/24 Mon

四川之旅~⑦高処

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

黄龍の全長は7.5キロもあるそうです。
しかし、入口の所にロープウェーの絵があって、お年寄りでも大丈夫と謳っています。
逆に言えば、このロープウェーさえなければ、ぐっと静かに落ち着いて廻れるはずです。
とにかく、訪れる人の多さは半端ではなく、九寨溝に行く人のほとんどは、ここにも"寄る"でしょうから、ずっと広い九寨溝よりも人口密度が一段と過密になります。

それともうひとつ、ここは海抜3000メートルを超える高度になるそうです。
缶スプレーのような簡易酸素ボンベなどがものものしく売られたりしています。
医療施設の問題もあるでしょうから、心臓の悪い人など要注意と言えるでしょう。

あと、どうも9月は雨がちのようです。
道がよく滑るので気を付けないといけません。
みちみち"小心路滑"の看板が出ていましたが、わたしは2回も転んでしまいました。
一昨年、同じシチュエーションでライカをぶっ壊した経験があるので、今回は肘で受身のような格好で防ぎました。
肘が腫れるほど痛かったですが、そのときは大人数の前ですっ転んだ恥ずかしさで何も感じませんでしたが。

わたしたちは、7.5キロの登りを猛スピードで上がりきり最奥の五彩池に辿り着きました。
ん? 五彩池?? 九寨溝にも同名の池がありました。
どうも、ネーミングに独自性がないですね。
瓦屋根はチベット寺院です。
ところどころ人影が見えてますが、首尾よく人の列が途絶えたため、あまり目立たずホッとしています(右側の切れている先は大混雑状態)。
雨降りで、みなカラフルな傘をさしてますので、自然の中ではなんともうるさくて仕方ないです。

そうは言っても、冷たく澄んだ空気が、水源への力強い遡行が、チベット僧の優しい眼許が、ぱんぱんに張った脚が、この美しい景観へと導いてくれたことへの感謝は忘れることはありません。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/23 Sun

四川之旅~⑥那辺

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

日は改まって5日目、早朝のバスで黄龍を目指します。
空港の名前が、九寨黄龍機場と言い、世界遺産登録もいっしょに登録されているため、九寨溝と黄龍は隣接しているのかと誤解していましたが、実際には3時間近くの行程でした。
寝ていればどうってことない時間ですが、そこは中国バスの客人、寒いのに窓を全開して写真を撮るのやら、水が漏っていると大騒ぎした挙句車内で傘をさすのやらで、なかなか熟睡させてくれません。

しかしこのバス、九寨溝→黄龍→川主寺というルートの中距離路線バスなのですが、黄龍に4時間半停車します。
つまり荷物はそのままに、黄龍で4時間半の観光を可能にしてくれ、かつ先の川主寺というところまで連れて行ってくれるありがたいバスなのでした。
しかし、往復徒歩で黄龍を見て廻った乗客たちには、かなりの駆け足を強要されましたが。

黄龍は、規模やイメージにおいて九寨溝と神仙池を足して2で割ったような存在です。
そんな乱暴な表現では顰蹙を買ってしまいそうですが、実際、この3箇所で撮った写真をランダムに並べてしまうと、半分近くが場所の特定不可となってしまいそうです。

この写真もそんな1枚のようですが、実は撮影したシチュエーションをはっきり覚えています。
というのは、これを撮影していた背中の方は、昨日の神仙池とそっくりな水色の棚田の世界が広がっていて、訪れた人はみなそちら向きになって撮影しているなかで、ひとり反対側のこんな地味な樹を撮影していたからなのです。

わたしはこの樹の風景をたいへん美しいと感じながら撮影しましたが、あの場で同様に感じた人、といよりは気付いた人自体が皆無だったと思います。
神仙池で水色の棚田に免疫ができていたおかげで、見過ごされがちな風景に気付くことができ、感謝の気持ちです。
少しだけですが、ようやく足が地につき、旅慣れ始めたということかなとも思いました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/22 Sat

四川之旅~⑤酸鈣

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

神仙池を訪れる観光客は、九寨溝と比べてはるかに少ないはずです。
その影響でしょうか、前日にも述べたように水の透明度がずっと高く感じます。
というのも、九寨溝では建前上、天然ガス仕様のバスが往復していることになってますが、中には黒煙を噴いているバスを見かけたので、普通のバスが紛れ込んでいるのがあきらかだったのです。
それ以外も天然ガスのバスとはいえ、かなりの台数がひっきりなしに往復しています。
これとて大気に与える影響は小さいとは言えないでしょう。
一方で神仙池は、ベースの建物までは普通のバスですが、本数が少ないうえ、さらにベースからは遊園地にあるような電気自動車で入口に移動、またそこから20分以上歩いてやっと最初の景点に到着と、空気の汚染度には有意差が歴然としています。

くどいですが神仙池は280元もして、わたしたちはかなりゆっくり廻っても、2時間半で1周してしまいました。
九寨溝の入場料は310元しますが、これは事前申請すると翌日もバス代80元加算で入場可能ですし、実際2日間かけないと見残してしまう気がするくらい広大です。
神仙池の入場料の高さが際立っています。
あと思い出しましたが、九寨溝に2日間入場する申請をするとその場で写真を撮られ、それがチケットに印刷されます。
他人の流用を防ぐためでしょうが、これが自分の顔写真入のオリジナルチケットとして、いい記念品になります。

さてここは、神仙池のハイライト、蓮台彩池です。
棚田のように仕切られた池が広く連なって、水は少しずつ溢れては下へ向かってゆっくりと滑り落ちるかのようです。
水の成分には、酸化カルシウムが多く含まれていて、これが自然の突起に引っかかった小枝などに結晶化することで、長い年月を重ねて現在の棚田のような不思議な世界が形成されたといいます。

水は、段を降りるごとに純化されて行くのでしょうか。
先へ進むほどに水色は神秘度を増していくかのようです。
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(6) | 2007/09/21 Fri

四川之旅~④譲騙

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

「(大録)神仙池。それは仙女が沐浴する池の意味。現地チベット人の聖地。海抜2900~3200メートルの林海にひっそりと佇む水の流れと清新な空気…」
以前、中国で買った書籍にこのような紹介がありました。
何としても訪れてみたいですが、問題は往復4時間をタクシーチャーターで行くしか交通手段がないことでした。
九寨溝で初日からなじみになったタクシーの司机(ドライバー)に相談すると、新しく道が通ったから20分で行くよ、との返事。
ではさっそく明日に、と依頼したときになんら疑いを持っていなかったのは、我ながらかなりの無警戒振りでした…。

さて、翌日。
確かに20分で到着しました。
が、そこはまだチケット売り場で、280元支払います。
そして、バスに乗り込まされます。
所要1時間かかりましたが、今まで2時間かかっていたところが、いくら新しい道ができたところで20分に短縮されるはずがないと気付くのが遅すぎました。
高い入場料の理由も、このバス代と勝手についてくるビュッフェ・ランチ代が込みになっているからなのでした。
人気の九寨溝に対抗するには、個人客をも強引にパック料金に乗っけてしまうのが手っ取り早いということなんでしょう。
本の説明にあったとおり、神仙池は聖地にふさわしい美しい景観でした。
しかし、何となく騙されたという負い目を拭い切れないまま歩きましたので、その景観も何十パーセントかは割り引かれて見えていたかもしれませんが。

とは言っても、水の透明度はあの九寨溝をも凌いでいると感じられました。
ただただ、ため息です。
残念なのは、わたしの未熟な写真では、水がどれだけ澄んでいるかも、水面に写った緑がどんなに深いかも、どちらも中途半端で、あの時の感動がまったくもって再現されていないことです。
どちらか一方でも写っていてくれたら…。
超絶的に美しいものは、そのまま写せばきれいに写る、はウソのようです。
やはり、技術の裏付けあってこそ美しい写真が生まれるのだと痛感します。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/20 Thu

四川之旅~③礼貌

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

中国旅行でカネがかかるのは、それこそカネで解決できます。
そういうわけで本当に困るのが、これでもかとばかりの団体客の数です。
ここ九寨溝では、毎日万単位の団体客が入場しているそうです。
長大な九寨溝とはいえ、景点は限られてますし、ましてやガイドに連れられて効率よく動こうとする団体ツアーは同じ場所にものすごい密度で集中することになります。
ほぼ十中八九がカメラを持ってますから(デジタルカメラとビデオカメラの2つを構える人も多いのでカメラ携帯率は100%を超える?)、その場所取りの凄まじさは想像を絶します。
1グループ20人いたとして、まずそれぞれが景色を撮ろうとし、それから各々を入れて撮影し、じゃあまた皆でいっしょに撮ろうか、なんてやっていると5分以上もかかる始末です。
そうこうするうちに次の団体、また次の団体とやって来てはそこに集中し、われわれなどとてもそこに入り込む余地などありません。

加えて彼らのマナーの悪さがあります。
全部が全部という訳ではありませんが、香港ディズニーランド開園時に話題になったように、どうしても彼らの行儀悪さは酷いものと言わざるを得ません。
いちいちあげていればキリがありませんが、ひとつ言えば、安静を求めて来ている九寨溝のようなところで、あのような大騒ぎ振りは勘弁いただきたい。
少なくとも、彼らの大声だけで鳥や小動物などは生息区域が大幅に後退しているだろうことは断言できそうです。

さて、写真は朝一番に近い時間帯の珍珠灘瀑布。
ただただ水が流れ落ちる音の中に、時折り小鳥のさえずりが混じる視覚も聴覚も洗われるような素敵な素敵な空間でした。
たいへんな人気景点だったため、午後もう一度寄ってみると朝の山手線ラッシュのような状態になっていたことを申し添えます。
本当はこの真上の珍珠灘の方が更にすばらしい景観なのですが、スケールが大きすぎてレンズに捉え切ることができませんでした。
わたしの九寨溝いちばんのお気に入りです。

九寨溝は、朝7時に開門しますが、この時間から現れる団体客はほとんどいません。
朝一で行きたい所へ行ってしまうのが、ここでは賢いやり方のようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2007/09/19 Wed

四川之旅~②散客

R-D1/Wray Cine-Unilite 35mm F2

九寨空港に着いて、早くも困惑することになります。
事前リサーチでは、空港から九寨溝や黄龍といった観光地へバスが出ているということだったのですが、これがなんと3時間後だというのです。
タクシーはしっかりと料金表示されていて、九寨溝まで200元、黄龍まで180元。
1元たりともまけません、と強気の姿勢。
この日のうちに黄龍を廻って九寨溝に入るという目論見は、黄龍からの交通手段は何もない、という更に強気の説明によって絶たれることになったのでした。

飛行機には大勢乗客がいたのにどうしたのだろう? そう思えば、彼らはほぼすべてツアー客で、大量に停車していた大型バスに次々にのみ込まれていきます。
最後にポツンと取り残された格好で、渋々タクシーで九寨溝に向かいました。
九寨溝へ今から行っても3時間も見れないから、今日はあきらめなさいとの運転手の説明を聞きつつ…。

実は、この展開は今回の旅の主題のようなかたちで、なんどもなんども同じ煮え湯を飲まされることになります。
中国ではここ何年か旅行ブームと言われますが、まだまだ揺籃期であり、人口過多のためもあって、旅行といえば団体旅行、つまりツアーに参加することを意味するのです。
ツアーでは、移動はバス、ホテルも食事も契約している大型施設ということで、地元観光組織もそれに追随します。
一方、それに漏れてしまうタクシーやら地元小規模レストラン・ホテルなどは、それと知らずに訪れる個人旅行者をターゲットにしだします。
ボッタクリの嵐です。

そんなことはある程度承知してはいたのですが、そこは経験と技術でかわしてなどと甘く考えていたのですが、結果的に為すすべなく、特に前半戦は彼らの格好の餌食になっていくことになります。

例えば、九寨溝の入場料は310元(4650円)、しょぼい食堂のランチで280元(4200円)、ホテルで夕食をしなかったら30元(450円)とそれぞれとられました。
中瓶ビール3元ネットカフェ1時間4元(60円)、近くの町でリンゴを6つ買ったらたったの1元(15円!)という物価レベルの中では、信じがたい暴利の世界です。
それらは安すぎる例としても、高めに見積もって5倍の物価格差を感じる当地ですから、九寨溝の入場料は20000円以上の感覚です。
現地で観光に携わらない農民であれば、月収は500元とかそういった水準のはずで、彼らの感じる入場料は日本でいう100000円以上に思えているのではないでしょうか。
地元の人にはおいそれと近寄れない観光地…、なにか不条理を感じつつ、それでも到着翌日には嬉々として九寨溝に足を踏み入れました。

写真は、もっとも深く澄んだブルーが美しい五彩池です。
その美しさに誰もが言葉を失い、足を止めます。
前置き長すぎで、説明がこんなんで申し訳ありません。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Cine-Unilite 35mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2007/09/18 Tue

四川之旅~①棒棒

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

1週間の休みをもらって、四川省を少々巡ってきました。
ここしばらくは、その行程を綴って生きたいと思います。
とは言っても、九寨溝とかメジャーなところはがりで、同行者のいないツアーに参加したような感じだったのですが。

最初の旅程として、東京から広州を経て、夕方遅くになって重慶に到着します。
空路で九寨溝へ入るには、成都、重慶、西安の3ルートがありますが、航空券が安かったのと、重慶火鍋を食べれること、中国一の美女の産地との定評を聞いてなどなど、迷うことなくまずは重慶に向かったのでした。
美女はともかくとして、火鍋は評判に違わず安くて美味しかったですし、宿も今年開業の4星級酒店(4つ星ホテル)が3000円ほどと、この旅の中で唯一といっていいほど正しい選択がなされたようです。

さて、重慶を訪れるのならぜひ出会いたいと思っていたのが、あごに手をやって植え込みに腰掛けたこのお兄さんです。
いえ、お兄さん自体はまあどうでもよく、重要なのはむしろ脇の棒の方というべきでしょうか。
山がちでアップダウンの激しい重慶では棒の前後に紐で荷物を結わいて運ぶのを生業とする、通称「棒棒」と呼ばれる人たちが存在するとNHKの番組で紹介していました。
商売道具は、棒1本に紐だけ。
それでも市民から頼りになる存在として重宝され、重慶の顔として町じゅうで活躍しているというのが印象に残りました。
それがもう10年ほども前のことでしたので、経済発展著しい彼の地で未だに存在するのか気になっていたのですが、人数は減ったのでしょうが、いやいやどうしてそこかしこで見かけることが出来ました。
そんな中、わたしが番組で見たイメージそのままの棒棒が、このお兄さんなのです。
体力勝負の職人そのものの風情でした。
古き好き重慶の佇まいが、ずっと残ることを希望します。

ちなみに、ピントが右の眼光鋭いお母さんにピシャっと合ってしまってますが、これはわたしの技術上の問題で、特に意図するところではありません。
また、四川料理として知られる棒棒鶏と棒棒と関係があるのかどうかは未確認です
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(4) | 2007/09/17 Mon

温馨提示:暑假

R-D1/Summarex 8.5cm F1.5

なんとか、足許もとがぼんやり見える時間帯に折り返し地点のせせらぎ広場に辿り着きました。
今週アップ分の写真をと撮りまくりましたが、花やカワセミの表示などことごとくピンボケで全滅です。
暗いと距離計が合致しているか、確認がたいへん難しいのです。
この椅子は坐面が黒い縦の線になっていましたので、辛うじて距離計合致が分かり、どうにか背もたれにピントが来ているような写真になりました。
これもズマレックスの開放ですが、ふんわりとしたボケと凝縮された遠近感が特徴的です。

さて私事になりますが(ブログなのだから私事を書くのは当たり前?)、明日から1週間ほど四川省方面をぶらっと旅してくる予定です。
現地からも旅日記風に拙ブログを継続していこうかなどとも考えましたが、日常から離れたくて休みをとっているのに、PC持って旅行なんていやだなあと思いなおしました。
というわけで、少なくとも17日まではお休みをいただきますので、ご了承のほど、お願いいたします。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2007/09/07 Fri

王者登場

R-D1/Summarex 8.5cm F1.5

蟹ヶ谷公園の目と鼻の先にある廣養山・正福寺は、天文元年(1532)に開山したとある由緒ある寺院です。
しかし本殿が大きく引っ込んでいて、入口も民家の玄関風なため、前の道を歩いていてもその存在には気付きにくい、地味なロケーションです。
これが、目久尻の土手から見ると全体像がつかめてきます。
植木が見事ですが、両隣の民家がちょっと大きすぎて、本殿を圧迫している感じがします。
R-D1に初めて装着した王者ズマレックスですが、開放では全体にフレアぎみです。
一見すると戦前のブラスレンズを思わせますが、それでもピントの合った部分は芯の通ったような解像をしていて、このレンズらしさが出ているようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(12) | 2007/09/06 Thu

輝耀

R-D1/Cooke Kinetal 50mm F1.8

多忙の日曜日、時間をやりくりして先週に引き続き10キロ散歩の計画でした。
しかし悲劇、車を追突されて、警察呼んだりなんだりと時間をとられ、歩き始めが6時過ぎになってしまいました。
お年寄りのジョギングよりも高速で散歩してしまったため、写真はほとんど撮影していません。
歩行中イネが実ってきたなあ、と思ってよく見ると王冠のようなつぼみも可愛い花が白い光を放っているように見えます。
こんな遅い時間に歩き始めたからこそ、気付くことができた、小さな宝石といえそうです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Cooke Kinetal 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(6) | 2007/09/05 Wed

越暗越遠

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 1inF1.5

すっかり暗くなってしまいました。
寒川神社の帰り道は、目久尻の土手に沿って猛スピードで歩かざるを得ません。
真っ暗になれば、ちょっと怖いです。
その時の不安な気持ちを表現すると、この写真のようになります。
暗くなればなるほど、先が遠くに感じるものなんですね。
花の明るさが、道標になってくれたのが救いでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 1inF1.5 | trackback(0) | comment(6) | 2007/09/04 Tue

神啓

R-D1/Canon50mmF1.2

最後にキヤノン50mmF1.2のF8の絵で、このレンズのシリーズがやっと終了です。
美しいボケで、地元寒川神社への敬意とさせていただきます。

しかし、クセのあまりなレンズはしばらく使っているうちに物足りなさを感じてきます。
それに12キロも歩いたので足がぱんぱんになるのは致し方ないとして、交換レンズ2本とR-D1、それにこのF1.2レンズの重みで肩が痛むのがけっこう辛いです。
せめて標準レンズは軽いのを持ち歩くべきとの教訓を得られたのが、今回の散歩の最大の収穫だったかも、です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 50mmF1.2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/03 Mon

折回点

R-D1/Canon50mmF1.2

先週の散歩を引っ張り続けて恐縮ですが、ようやくゴールの寒川神社に到達しました。
スタートの用田橋から6キロほどを、約1時間で歩き通したことになります。
幼少のころ何度か初詣に訪れましたが、たいへんな人の群れしか記憶になく、こんなに立派なところだったのかと少し驚きました。

右側の行灯(?)のボケ方を始めとして、全体にソフトな描写になっているのは、神社の神聖な雰囲気を反映してのことでしょうか。
先にゴールと書いてしまいましたが、当然家に戻らなくてはなりませんので、ここは折り返し点と表現すべきでした。
また、同じ道を戻るのかと思うと、今更ながら気が遠くなりました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 50mmF1.2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/02 Sun

什麼都拍

R-D1/Canon50mmF1.2

温室なんですが、こんなに暑いのになぜ温室、と思いつつパチリ。
開放で、真ん中の鉢にピントを合わせています。
前後になだらかにボケていく感じが、普通ならつまらないものなのに、わたしは結構好きだったりします。
夕方、彩度とコントラストが下がって白っぽい窓枠などがブルーグレーの渋い色に見えるところや、前ボケが滲んでいるところもいいです。

先日、小田実さんが亡くなったのは残念でしたが、彼の若さ溢れる「何でも見てやろう」を倣って、何でも撮ってやろう、で行こうと思います。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 50mmF1.2 | trackback(0) | comment(0) | 2007/09/01 Sat
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