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没針的鐘表

R-D1/Steinheil Orthostigmat 35mm F4.5

静かな傑作レンズと名付けたいオルトスティグマットですが、ボケはいかがなものかとかなり無理のある写真を撮ってみました。
遠景で少々がさついた印象ですが、癖のない溶けるような良質のボケに感じます。
ただ、前日のF5.6から開放に広げたせいか、周辺光量落ちがわずかに見られます。
相変わらず、手前の花の解像度の高さはすばらしいものがありますし、優雅な質感はしびれるほどです。

ところで、後の柱ですが、これがなんと日時計なのです。
前日の河童カップルのすぐそばではありますが、なぜここに、という気がしてしまいます。
また、この日は日がさしておらず、日時計の精度確認も果たせませんでした。
こういったオブジェは、散歩者に不思議を喚起するものです。
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Orthostigmat 35mmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/08 Wed
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