北京的人⑥~唱革命歌

R-D1/Canon 35mm F1.5

清朝の夏の離宮、頤和園はなにしろスケールがでかい。
多くの寺院はもちろんのこと、大きな湖あり、買い物ごっこを楽しむためにつくった街あり、アップダウンもきつくとても半日ではまわりきれません。

そんな一端でも味わえれば良いなーという謙虚な気持ちで歩き始めると、すぐにもそれはやってきました。
池のほとりを歩いているとどこからともなく楽しげな合唱の響きが。
これは唐詩にメロディをつけて歌い上げたものに違いないと直感して、歌い手たちの中に入り込んでいきました。
充実したものを感じてお仕舞いに声をかけると、これが革命歌だとのこと。
どおりで中国臭く響いていましたっけ。
スポンサーサイト
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/30 Thu

北京的人⑤~間諜

R-D1/Shacht Travenar 90mm F2.8

焼肉が食べたい、と声があがって韓国料理を食べに行きました。
ステージまである明るい店で、元気いっぱいな女の子たちの民族衣装もいい感じの店です。
ここで初体験した食べ物があります。
補身湯ですが、ソウルでも見つけられなかったこのスープを、ここ北京で堪能することができました。
冗談とかではなくスープも肉もたいへん美味しいものでした。
伝統的食文化のすばらしさの一端を再認識した思いです。

ところで、ここのレストラン入ってすぐに気になっていたのですが、どことなく様子がヘンです。
他に客が見当たりません。みんな胸にバッジを付けてます。
やっと客が入店したと思ったら、ひとりだけです。しかもひそひそ話をはじめてしまいました。
危険を顧みず90mmをF8に絞ってキャンディッドです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Schacht Travenar 90mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/29 Wed

北京的人④~冬天的夜市

R-D1/Canon 35mm F1.5

王府井は東華門の夜市。
朝の小吃店の親父が愛想無しなのに比べて、ここの売り手はものすごい気合でした。
女性が突きつけているのは名物の羊肉だと思いますが、手前の物体はヒトデですし、バッタとかザリガニなんかも普通に並べられたりしていました。
とんでもない寒さは、これら食材の保存には適しているのでしょうが、わざわざ野外で食事と言う感覚にはなり得ないと思うのですが…。

ここでは珍しくF4に絞っています。
ですからこのクラスのレンズなら当たり前ですが、かなりシャープな描写ですし、前ボケがきれいです。点光源もばっちりです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/28 Tue

北京的人③~包子店里

R-D1/Kodak Ektar 47mmF2 Military

大規模ホテルに宿泊したので朝食は付いているのですが、どうもあのビュッフェと言うスタイルが好きになれません。
ジュースだけいただいて外に出掛ければ、小吃店と呼ばれる食堂が路地のあちらこちらで通勤途中の人たちにできたてを提供しています。
まさに市民の台所です。
いちばん小さな店に入り無愛想な店主にオーダーすると、雲呑麺、刀削麺、蒸籠の包子で8.5元。ふたりで満腹に食べて130円。
本当にわずかですが、彼らに近づいたかなと感じられたひと時でした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Ektar 47mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/27 Mon

北京的人②~打工小妹

R-D1/Kodak Ektar 47mmF2 Military

丁重にご辞退申し上げましたが、観光案内ははずすことができませんでした。
せっかく中国へいらしたんですから、そう連れて行かれたのがシルクショップです。
ご案内いただいた地元の方には恐縮ですが、製品にはまつたく興味がわきません。
製造工程のデモンストレーションがあったのですが、一心に糸を紡ぐ少女には惹かれるものがありましたが。

寒さ強い中で暖かいところに入ったせいでしょう、フィルターがくもるかして白い部分が滲んでしまっています。
今回撮影したものの中に多くこのパターンがあって、がっかりです。
前後のボケがうるさくならずにいい感じなので、なおのことです。
手の温かさ、やわらかさなんかも、よく描写されていると思います。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Ektar 47mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/26 Sun

北京的人①~更高

R-D1/Canon 35mm F1.5

手袋でもしていないと手ががちがちしてくるような中、北京の街を少々まわってきました。
最低マイナス1度、最高でも4度、最終日には初雪まで降る始末で、とんでもない寒さでしたが、市井の人はみなさん元気でした。

まずは、冷たい風を利した冬の北京の風物詩、凧揚げから。
えーっと思うくらいすごい高さを飛んでいます。
どのくらいの高さですかと声をかけましたが、返事が早口・巻舌で何と言っているのか分からず、こちらが舌を巻きました。
風の強さは煙突から想像いただければ幸いです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/25 Sat

日日進歩的九巴

R-D1/M42 Isco Westromat 35mmF2.8

このヴェストロマットは、最短撮影距離が27センチです。
F22まで絞って、最短距離に挑戦です。
ぼんやり飾ってあった、香港で買ったバスのミニカーがモデルです。
もう少しうまく撮ると、それなりにリアルになるものなのでしょうか。
側面はボケ方の具合もよく割合いい感じになっているような気がしました。
要研究です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
M42 Isco Westromat 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/21 Tue

鳥小姐

R-D1/M42 Isco Westromat 35mmF2.8

M42マウントのレンズが何本か手元にやってきました。
残念ながらこれに合うボディがなかったため、M42→ライカ・アダプターを買ってきました。
当然、距離計には連動しませんが、距離計を見ながらでもピントをはずすわたしにとっては、広角レンズに関しては、まあさほど気にならないところです。
やはりというべきか、ピントよりも、左に意味のない空間をつくってしまうフレーミングをどうにかしなくてはという結果に終わりました。

旧東独の重鎮、イスコのレンズはエキザクタではそれなりに名が通っているようですが、わたしは初めて使用します。
渋めの発色は得意なのか、よい質感描写に感じますが、大画面で見ますと解像力の低さは否めません。
ただ、開放F2.8の近距離の撮影でも深度はかなり深いようです。
来週には引き取り手が現れて、手元から離れてしまうのが少々さびしいです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
M42 Isco Westromat 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/20 Mon

鎌倉第1章完了

R-D1/Summicron 35mm F2 1st

久しぶりに訪れた鎌倉も、十二分に堪能することができ、佐助神社を後にして帰路に向かいます。
どうしてでしょう。いつも帰り道というと足早になってしまいます。
先に降りていたあいさつを交わした地元女性が視野に入ってきました。
失礼ですが、最後の1枚をこの女性の後姿で締めることにしました。
やはり、わたしの8枚玉は開放でハイライトがやけに滲みますし、そのせいか全体に柔らかな印象です。
天気のためでもあるかもしれませんが、赤が鮮明なものではなく、渋く出ています。
1週間後の今日、第2弾を企画していましたが、非情の雨で断念。
次が待ち遠しいですね。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 1st | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/19 Sun

我是男的、叫佐助

R-D1/Summaron 28mm F5.6

そろそろ疲れも出てきて、やや重い足取りで佐助神社に辿り着きました。
本日の最終目的地です。
何でも幼少の頃、佐殿と呼ばれていた源頼朝をここのお稲荷さんが助けたところから、佐助神社の名前があるそうです。
忍者サスケとは関係なかったのですね。

陽もだいぶん傾いてきて、オールドレンズたちには絶好の状態になっています。
ローコントラスト下では、ズマロンらしい期待通りの渋い発色を見せてくれました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summaron 28mmF5.6 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/18 Sat

己経没有了洗的銭了

R-D1/Summicron 35mm F2 1st

海蔵寺から源氏山を越えて20分も歩くと、銭洗弁天です。
今回訪ね歩いたあたりではいちばん有名なところですが、はたして入り口の洞穴を抜けるとたいへんな賑わいでした。
みなさんお札を手に、目が血走っているかに見えます。
こうなると居場所がないですね。
2、3枚撮影するが早いか、佐助方面へ抜ける小道を見つけるや、足早にここを後にしました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 1st | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/17 Fri

高陰影的寺廟

R-D1/Summaron 28mm F5.6

たび重ねてしまい恐縮ですが、もう1枚だけ海蔵寺を。
午後2時頃、かなり強いやや傾き加減の陽があたり、強いコントラストが古いズマロンには辛い条件です。
シャドーの屋根の茅葺き部分や植物が、ほとんど潰れてしまいましたが、これはアンダー補正の影響でしょう。
白い壁の滲みや、木目の階調の豊かさは、らしさが出ていると無理やり評価します。
滅多に撮らない縦位置のせいか、パースペクティヴが妙に不自然に感じるのは気のせいでなさそうです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summaron 28mmF5.6 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/16 Thu

両個都最好的地方

R-D1/Summaron 28mm F5.6

続いて海蔵寺ですが、今日は赤ズマロンのF5.6開放の端正な写りです。
この寺さんは、境内はもちろんのこと、非公開の中庭がとりわけの美しさなのですが、本殿の脇やこんなところから垣間見ることができる程度です。
美しい書を飾る最高の背景と言えるでしょうし、失礼ながら人によっては中庭を書で目隠ししているなんて陰口も言っていることでしょう。
それはともかく、さすがは赤ズマロン、現場で感じた少し張り詰めた緊張感のようなものが、写しとれたような気がしています。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summaron 28mmF5.6 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/15 Wed

点対称

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

宮崎さんレンズ、F2.8に”絞った”写真です。
和傘らしい深い紅が出ていると感じましたが、一方でボケが流れてしまっているのが目立ちます。
背景も色の出方がいいだけに、少々気にかかります。
やはり逆光気味の条件が、悪く作用してしまうのでしょうか。

それよりなにより左右対称の妙な構図の失敗が、お粗末です。
物言わぬ生物を撮るんですから、もう少しセンスを磨かなくてはですね。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/14 Tue

不管没有花

R-D1/Summicron 35mm F2 1st

続いて、花の寺として愛される海蔵寺に辿り着きました。
花の季節ではありませんが、三脚を抱えた人も多く見られました。
しかし、その季節の花々を抜きにしても、全体にみなぎる美しさは相当のものです。
細かなところにまで神経が行き届いている様が、素人のわたしにもよく感じられました。

そんな部分部分を切り取るには、ズミクロンの8枚玉のF4というのは、ふさわしい組み合わせかもしれません。
ボケがいやらしい2線になりませんし、シャープさとやわらかさがせめぎ合っているかの印象があります。
ハイライトとシャドーの対比と自然さも、目に優しさを与えてくれます。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 1st | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/13 Mon

突然走在鎌倉

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

なんだか急に思い立つものを感じて、鎌倉に行こうと決心しました。
手近にあったレンズ3本をバッグに詰め込んで、駅に向かいます。
電車の中で小冊子を広げて行き先を考えるのですが、ほんとうに久し振りのことで、どこへ行ったらいいやら。
混んでいるのもいやなので、比較的落ち着いていそうな源氏山方面に足を向けることにしました。

まずは、北条政子の墓で有名な寿福寺のすぐそばにある岩窟不動尊の入り口で足が止まります。
長椅子の赤い敷布がいい感じでした。
しかし、その部分、正面の強い光が内面反射してしまったのか、かなり滲みが出ています。
それとも、こういう条件ではアウト・オブ・フォーカス部分は滲むのが宮崎さんのレンズの特長なのでしょうか。
どうも後者のような…。

大げさな書き出しをしてしまいましたが、いつもの近所の散歩が鎌倉に変わっただけで、いつもとちっとも変わってないことに今気付きました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/12 Sun

月亮幽霊

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

さすがにもう帰らなくては。そんな折、月が煌々と輝いているのに気付きました。
満月と言うには少し欠けがあるようですが、低い位置から白い光を放っているのがたいへん印象的です。
何気なく135mmのヘクトールに取り替えて撮ってみると、月のゴーストが写りこんでいました。
それほど光源としての月の光が強かったのでしょうか。
しかし、霞んでしまってはいますが、なかなか味わい深く美しいゴーストです。
いえ、それとも何か別の物体とか現象とかが写りこんでしまっていたのでしょうか…。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Hektor 13.5cmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/11 Sat

晩秋的公園

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

むかし何のレンズだったでしょう、人間の目より明るいレンズ、という売り文句がありました。
ほとんど闇に近い状況で撮ったこの1枚は、そんな言葉を思い出させるものです。
ちょっとアンダーに過ぎるかも知れませんが、闇の中でうっすら輝くすすきの白さと前後のボケの美しさが、映画の一シーンを思い起こさせるようで思い通りの1枚と自負します。

それにしても、わずか5枚の小さなガラスの組み合わせで出来上がったこのレンズ、計り知れないパワーを秘めていることにまたしても驚かされました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/10 Fri

漆黒直前

R-D1/MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3

宮崎さんのレンズをもっともっと使ってその特徴を表出させることは、このレンズの初期予約者としての当然の義務であり、楽しみであるとも考えられます。
今回は、もう字が読めないくらいの薄暮の中で、何枚か試して見ました。

高速レンズの開放らしく、一見すると90mmF2くらいに感じる描写です。
右側の前ボケが流れぎみなのを除けば、前後のボケは非常にいい感じです。
これだけ暗いとレンジファインダーの距離合わせに手を焼きますが、R-D1のISO1600使用なら手ブレもないですし、軽量で明るい宮崎さんのレンズは最高のコンビネーションを発揮してくれます。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical MS-Mode-S 50mmF1.3 | trackback(0) | comment(7) | 2006/11/09 Thu

没針的鐘表

R-D1/Steinheil Orthostigmat 35mm F4.5

静かな傑作レンズと名付けたいオルトスティグマットですが、ボケはいかがなものかとかなり無理のある写真を撮ってみました。
遠景で少々がさついた印象ですが、癖のない溶けるような良質のボケに感じます。
ただ、前日のF5.6から開放に広げたせいか、周辺光量落ちがわずかに見られます。
相変わらず、手前の花の解像度の高さはすばらしいものがありますし、優雅な質感はしびれるほどです。

ところで、後の柱ですが、これがなんと日時計なのです。
前日の河童カップルのすぐそばではありますが、なぜここに、という気がしてしまいます。
また、この日は日がさしておらず、日時計の精度確認も果たせませんでした。
こういったオブジェは、散歩者に不思議を喚起するものです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Orthostigmat 35mmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/08 Wed

視線

R-D1/Steinheil Orthostigmat 35mm F4.5

目久尻川の小園橋付近にかわいらしく見つめあう河童のカップル像があります。
もともと農作物を荒らすいたずら者の河童小僧の目をくじり出した、というのが目久尻の名前の由来ですので、生々しい逸話に対して少々ギャップを感じます。
それに、膝を抱え込んで座る少女河童の腰のラインがやけにセクシーです(そんなこと考えるのはわたしくらいか)。
この作品にこもった作者の思いをたずねてみたい思いにかられます。

それはともかく、このオルトスティグマット、恐るべき解像力です。
掲載サイズでは分かりませんが、オリジナルの大きさで見ても非常によく解像しているのに驚かされます。
解像力が高ければ当たり前かもしれませんが、質感描写や立体感のすばらしさも特筆です。
F値を犠牲にした成果なのか、それとは違うところにこのレンズの凄みが存在するのか、地味なスペック侮るべからずです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Orthostigmat 35mmF4.5 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/07 Tue

変化多大?

R-D1/Summicron 35mm F2 2nd

番外篇で久しぶりに王老師に登場願います。というか、写真を掲載するよう本人から頼まれたのですが…。
以前から日本人の同世代の女性と比較してどうかということを気にしていたようでした。
どうもわたしの評価が子供っぽいと感じてふしがあり、今回逢ってみるとパーマをかけ、自分なりにおとなの雰囲気づくりをしてみました、というところがありありでした。
そのいじらしさが子供っぽいという評価に拍車をかける可能性については、全く気付く気配は感じられません。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 2nd | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/06 Mon

向機場的巴士上

R-D1/Summicron 35mm F2 2nd

香港空港へ向かうバスは、珍しくずいぶんと空いていました。
香港ではおなじみのダブルデッカーというわけで、2階に上がってしまう客が多く、実は広くてくつろげる1階のいちばん後があいていました。
全線高速道路なので景色はさほど楽しめませんが、有名な青馬大橋とこの汀九橋は、ハイライトといえる瞬間です。
はるか帰国の途にあるこの女性も、思いを眼に焼き付けるかのように見入っています。

F8に絞ってすごくシャープな印象の6枚ズミクロンも、やはり線の太さとどこかやわらかさを残しています。
未だ個性を見出せずですが、暗部の描写は間違いなくライツのそれです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 2nd | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/05 Sun

鼓汁鳳爪

R-D1/Sonnar 85mmF2

使わないなら最初から持ち出さなければいいのに。いつも望遠レンズを1本持参しては、こんな後悔が頭をもたげてきます。
もちろん、持ってきてれば良かった、という後悔をしたくないためではあるのですが。
それで帰国日の朝になって、飲茶の最中にお茶を濁すかっこうで、今回持参のゾナー85mmが取り出されるわけです。
蒸篭を積み重ねてテーブルの間を縫って歩く「漂妹」にはもちろん、じっと動かない被写体にもピントがきていません。
ゾナー本来のシャープさがお見せできず、申し訳ありません。
あわせて、ここの絶品の点心をひとり味わい、これも恐縮です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Zeiss Sonnar 85mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/04 Sat

一点都不変化

R-D1/Summicron 35mm F2 2nd

食事に向かう途中、交通事故に出くわしました。
路上に倒れる人がいるものの、周囲の雰囲気からそれほど深刻なものではなさそうです。よくある光景です。
さて、東北菜館でしこたま飲み食いして戻ってみると、事故現場の口論はなおも続いていました。
野次馬が微増して、パパに抱きかかえられた幼女まで参戦しています。
ただ、言葉を発する人も激論という感じではなく、なんだか淡々と主張しています。
潰れたバイク、やはりばらばらになって警察の車に乗せられた荷車、相変わらず寝そべったままの男性…、何も変わっていません。
交通事故のような火急の場でもゆったりと時間が流れる、これが中国の悠久の時間の流れというものなのでしょうか。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 35mmF2 2nd | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/03 Fri

旁辺看的表演

R-D1/Summitar 50mmF2

けっこう大きなホールでショーが行われていたようでした。
あいにく開演後は入場不可とのことで、入れてくれません。
そこは中国、抜け道は存在していました。
脇に出演者用の通路のようなところがあり、どうぞどうぞと入れてもらいました。
そこまでしてまで観たいという訳ではなかったのですが、門前払いのガードマンの態度に腹が立っていたので、入場してしまうと溜飲が下がる思いです。
サイドから観たのでこんな写真ですが、スペクタルでちょっとセクシーなショーは、中国のお家芸といえるものでしょう。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summitar 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/02 Thu

世紀末巴里的顔色

R-D1/Summitar 50mmF2

シンセンの公園で見かけたいかにも亜熱帯な植物の密集です。
夕日を逆光で浴びて、なんともいえない美しさでした。
葉の1枚1枚が輪郭線をくっきりと見せて、ミュシャの絵を連想させました。
現実離れした色彩も、そう思わせたのに一役買っていそうです。
憂いを帯びた表情の美女が欲しいところです。

ややくもりがあって日中逆光下ではフレアがかなり出るレンズですが、ここでは影響を感じません。
ボケが汚いレンズですが、発色はいい線です。
開放で深度の深いレンズとの印象も強まりました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summitar 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2006/11/01 Wed
| home |