
昨日、一昨日とおかしな具合に収差の出るレンズを使いましたが、今回は普通に写るはずがやはり問題があったというケースです。
ご覧のとおりのハイライトの滲みです。
くもりが出ていたので、クリーニングしてもらったのですが、わからない部分にくもりが残っているのか、あるいは基本設計の段階でこんな写りのレンズなのか。
やはりポートレート用レンズなのでしょうか。
ただ、モノクロ時代のノンコートレンズながら、独特の発色はたいへん魅力的で、凡庸な表現ですが、油絵を見ているような味わいがあり、これは評価したいと思っています。
なお、タイトルも文字化けですが、これも収差のひとつとしてそのままにしてしまいました。
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- 2006/03/29(水) 01:44:37|
- Leitz Hektor 7,3cmF1.9
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けっこう前の話ですが、チェコ製のライカ・コピー、オペマを見つけ、悩んだ末に購入に踏み切りました。めずらしい 45mmF2 レンズが付いていたのが魅力的だったからですが、ライカ・コピーといってもライカとのマウントの互換性がなく、カメラもほとんど使うことはありませんでした。
しかし、ふと思い立って宮崎さんに見てもらったところ、マウント部分をちょちょっと改造した程度で、見事にライカ連動に変更してもらえました。しかも格安です。
オペマのボディがかわいそうでしたので、これは 45mmF2.8 を探し出して、友人に高く売りつけてしまいました。許してくれ!
そろばん勘定のうえで、ほとんどただ同然で手に入れたかたちのこのレンズ、当初は解像力とコントラストのバランスのとれた優等生的存在のように思っていたのですが、前後のボケがエクトラ用のエクター並みに強烈な円心状になることに気付きました。
普通なら絞ってパンフォーカスにしてしまいがちな、こんな風景も深度の浅さを利用して中間距離にピントを持ってきます。
めくるめくような幻想の世界に感じませんでしょうか(ぐるぐるしてるだけ?)。
目久尻の別の一面を見た、とひとり悦に入ったりしているのですが…。
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- 2006/03/28(火) 01:24:33|
- Meopta Openar 45mmF2
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いったい、なんのためのレンズなのか。
わたしのこのブッシュのレンズには、首をひねるばかりです。
周辺部の光量が不足するレンズはたくさん所有していますが、光量は問題なしなのに、周辺が完全に崩れてしまうのはこれ1本です。それでいて中心はわりあいシャープです。
まあ、ポートレートとか、考えればいろいろと面白い使い方はあるのでしょうが、ちょっと遊び感覚で、停めている車を走っているように見せてみるかと、こんな具合に撮ってみました。
前輪が制止しているのがいけませんが、まあまあ所期の目的は達成ということで。
ダメレンズも喜んで愛用するのが「中将姫スタイル」です。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/27(月) 01:28:42|
- Busch Glyptar 3,5cmF3.5
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アスカニアは、かつてベルリンに存在したシネ用のカメラとレンズを製造したメーカーだそうです。その使いやすさと写りの美しさが賞賛を受けて、シネ用のカメラのことを「アスカニア」と呼ばしめるほどだったということです。
しかし、その後のカメラの進歩は目覚しく、アスカニアはみるみる駆逐され、いまやアスカニアという言葉を知るものもいなくなったという現状が残念でなりません。
このアスカニアの50mmを手に入れたのは、いつのことだったでしょうか。もちろんシネ用そのままのレンズで、スティルカメラ用には細工が必要です。
宮崎さんに持ち込んでみると、ライカに連動させますよとふたつ返事。周辺光量落ちが激しいものの、恐らくは半世紀の時を経て、ふたたび日の目を見ることになったのでした。さすがです。
R−D1を使えば、周辺はまったく問題なくなります。もちろん味わい深いノスタルジックな描写はそのままに。
高台の畑のかたわらにぽつんと設置された水汲みのポンプ。ぴったりの被写体を見つけて、嬉しさを隠せず思わず写し撮りました。
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- 2006/03/25(土) 04:39:04|
- Askania Kino-Anastigmat 50mmF1.8
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中央やや下あたりに青っぽいごみのようなものが見えます。実はこれが、当地域でいちばん人気のいきもの、かわせみです。
土日になると、かなりの人が出て、バズーカ砲のようなレンズに三脚の出で立ちで右往左往しています。警戒心が強いかわせみは、それなりの異常を察知するとさっと飛んでいってしまうからです。
せっかくファインダーに捕らえたのに、近所の散歩の人が通りがかったため飛んでっちゃったよ、畜生! などと険悪な雰囲気になっていなければいいのですが。
超望遠を持ち合わせないわたしは、最接近で 90mm エルマーのこの写真が限界です。もう一歩寄ったら、あら飛んでいってしまいました。レンジファインダーの限界です。
1枚撮れたし、もういいでしょう。以降はこのアイドルがストレスを感じずに自然に過ごせるよう、遠くから見守ることに徹するとしましょう。
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- 2006/03/24(金) 02:12:08|
- Leitz Elmar 90mmF4
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お墓参りにカメラ持参なんて、以前なら考えもしなかったことです。
しかし、今思えば、孫がカメラに興味を持っていることに喜んでいる生前の祖父母の姿が思い出され、今ではこんなカメラとレンズを使ってるんだよと報告しに行ったようにも解釈してしまいます。
比較的最近入手したゾナーで、大して期待もしていなかったのですが、この1枚ですっかり気に入ってしまいました。たいへん美しい描写に感じられ、もっともっと使ってみなくてはと思わせられました。
単なる感傷かもしれませんが、幼いころ、カメラをいじることを咎めなかったあたたかい祖父母に、あらためて感謝です。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/22(水) 01:47:13|
- Zeiss Sonnar 50mmF1.5
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宮崎さんに依頼していたシネ用キノプティックが、ライカマウントになって帰ってきました。難工事の末の労作だったそうです。
35mm版サイズで28mm相当の広角レンズを探していた矢先発見した、R−D1専用ともいうべきレンズです。
こうなると、一刻も早く外に持ち出したくなりますが、懸念したとおり、土日ともに悪天候でした。普通であれば、1週間あきらめるところですが、そこはキノプティックの魔力で、かまわず出掛けてしまいます。
いろいろ曲折があった中で強引に撮った1枚、開放ですが、わたしの予想よりも周辺光量は落ちていません。むしろ中心部分の解像度が、なかなか高いように感じます。F4でピークとの解説でしたので、これは愉しみが残りました。線がまっすぐ伸びている感じも好感が持てます。
自分としては、今のところ、期待を裏切ってはいない、と思っていますが、それは使いこなせてこそだ、といわれると返す言葉が見つからずです。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/21(火) 01:23:10|
- Kinoptik 18mmF1.8
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先月なかったところに米系のコーヒー屋ができていました。しかし中国の庶民である老百姓にはまだまだコーヒーを飲む習慣は定着していないようです。店内は外国人ばかりでした。
と書きつつ、自分もその外国人のひとりに過ぎないと気付き、あああと、また吸管に口をつけるのでした。
ベルティオは、やはりこんな条件ではフレアが出てしまいます。ただ、談笑する人たちを見ると、意外に暗部の描写はしっかりしているように思えます。撮る機会が少なかったのが、かえすがえすも残念でした。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/20(月) 01:14:48|
- SOM Berthiot Angulor 28mmF3.3
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王老師とわたしの間の唯一の共通の趣味、辛いものを求めて街をさまよいました。
この店はご飯モノが人民幣12元(約170円)と、この手の店としては、はっきり高めです。しかし、味がしっかりしており、内装もしゃれていてかなり繁盛してしました。
ここでは、先日日本での中国語の先生、劉老師に教わった白辣椒が旨かった。ビール1本が美味しくいただけました。
王老師はいつものように「還行(まあよし)」という答えでしたが、この顔を見るとどこかけっこう満足げですね。
キノプティックは暖色系が得意です。肌の描写の具合なんか大好きです。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/19(日) 01:14:24|
- Kinoptik 35mmF2
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ベルティオ28mm、キノプティック35mm、アンジェニュー50mmとくれば、えいもう1本と、フランスの長めのレンズを持ち出したくなります。
フランス・カルテット誕生です。
しかし、夜くらいしか撮影のチャンスはなく、90mm レンズは出番がありません。無理に使ってもいいですが、結局のところ、翌朝、部屋からひとり太極拳のおじさんを撮ってお役ご免。次回は活躍の場を与えねば…。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/18(土) 00:22:33|
- Angenieux TypeY1 90mmF2.5
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アンジェニューの 50mmF1.8 は、絵画的な描写で大好きなレンズです。
しかし、今回中国行きに持ち出して、連動カムが狂ってしまっていることに気付きました。がっくりです。
そこはなんとかデジタルの良さをいかして、液晶画面を見ながらのトライ&エラーで、何枚か撮影敢行。
ものになったかと思って帰国後確認すると、やはりというべきかびしっと来ているものは皆無。また、がっくり。
いちばんそれっぽく写ったのを、このレンズの特徴紹介ということで、載せてみます。
先生、申し訳ないです。きれいに撮れている写真がなくて…。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/16(木) 22:56:51|
- Angenieux TypeS1 50mmF1.8
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夜、時間をとって、王小妹の店に中国茶を買いに行きました。
福建の安渓出身の彼女は、実家で栽培するお茶を客の好みに応じて薦めます。
これは9月に栽培した鉄観音。○×花の蜂蜜のような、甘いうっとりするような香が特徴です。でも意外と味は清淡なので、飲んでいてあきないし、心も落ち着きます…。
いつもカメラ持参で現れるわたしに、ほんとうにカメラが好きなんですね、と話しかけてきます。あれ、この前のと少し違う…。
さすがです。M6からR−D1に変わったのを、しっかり見咎められているように感じます。
そうです。今度のカメラはデジタル。でも、違いますね。わたしが好きなのは、カメラでなく、レンズです。
これは数年前に入手したベルティオのアンギュロール、格好いいデザインでしょ。フランスで作っていたんですよ。ボケは汚いし、芯のはっきりしない描写なんですが、女性の肌とかガラスとかなんとも切なく映し出してくれるんです…。
お互いの会話は、なかなか尽きることがありません。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/15(水) 22:32:47|
- SOM Berthiot Angulor 28mmF3.3
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短期間、中国に行ってまいりました。
わたしのR−D1は初海外ということで、なかなか要領を得ない部分があり、また活躍の時間もほとんどなかったのですが、空いた時間に何枚かパチリとやってきました。
写真は、わたしの中国における中国語の先生で、かついつも写真のモデルにもなってもらっています。
なんでもバイク運転中に事故に遭ったそうで、顔にひどい痣をつくっていました。では、それが入らないように撮影しましょうと撮ってみたものの、ぎりぎり入ってしまっています。しかし、1枚はピントが合わなかったのが幸い、くだんの痣がほとんど目立たないので、この写真を掲載することにしました。先生、どうかお許しを…。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/15(水) 02:15:06|
- Kinoptik 35mmF2
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道の駅にほど近い、散歩道のかたわらに、以前から気になっている石がありました。凡庸なネーミングですが、夫婦石と呼んでいます。
間に小さな土管が挟まり、そこへたんぼの水を逃がすために石で覆うようなかっこうです。
なんてことはない風景ですが、石にわずかに表情が感じられて、ついつい足を止めていたのでした。
恐らく設置した人も、かなり見てくれに配慮した石の選択とレイアウトに、ひとり満足していたのではと想像しています。
わたしのエルマー3,5センチは、ぴかぴかのニッケル製です。見た目が美しいうえに、距離計に70センチまで連動するようにカムを改造してもらっており、お気に入りの1本です。
しかし、やはり写りは…。
シャドーは完全につぶれてしまっていますし、4隅も流れてしまっています。
おかげでというか、モノクロですと、かなり昔の写真を思わせる、味のある写真になります。
年齢相応のレンズとし、敬愛していると言うところでしょうか。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/09(木) 23:37:57|
- Leitz Elmar 3.5cmF3.5
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目久尻左岸(?)は足にとてもやさしいです。
もともとやわらかな土の上に、わらが敷きつめられていて、足首、ひざ、腰と優しく包んでくれるかのような歩き心地です。
太陽が落ちかけた柔らかな西陽のなかでのひとこまは、そんな土手の感じを伝えてくれていますでしょうか。道の駅「中将姫」です。
キヤノンのこの28mmレンズは、エルマリートやロッコールの同スペックのレンズの評判と比べて、ずいぶんと地味な存在です。
しかし、対象型ならではのコンパクトさと収差の補正を得ながら、F2.8という明るさは脅威のレンズで、少なくともどこかが2者より劣るということはないように感じます。
ただ、深度はこのレンズが一番浅いような気がしてならず、なんとかそれを生かそうと、開放でばかり撮ってしまいます。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/09(木) 01:39:14|
- Leitz Elmar 3.5cmF3.5
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おすそ分けしてもらった福寿草。うちの軒先にやってきて、もう10年にもなります。
毎年、旧正月のころに咲きはじめ、春の訪れとともに、いつのまにか枯れてしまいます。
もう終わっちゃうから1枚撮っといたら、そうだね。
日曜のそんな会話のあと、月曜日には、本日関東地方に春一番のニュース。
撮っておいてよかった。間一髪間に合いました。
ビゾも使わずに花を撮るのはたいへんなんですね。90mmをF8に絞って何枚も撮りましたが、半分以上がピンボケと手ぶれ。中腰も辛かった。
しかし、トラヴェナーには大満足です。端正な描写と色再現性、ボケのまろやかさ、そして何よりその立体感に心打たれてしまいます。あとは、わたしの技術の問題だけです。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/07(火) 23:22:40|
- Schacht Travenar 90mmF2.8
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わたしの周囲でも、ここ1週間で一気に梅の花がみられるようになりました。
散歩をすれば、そこここで見ることができますが、わたしがいちばん好きなのは、すぐご近所のこの梅です。
午前中、順光の中で撮ればもっときれいになると思うのですが、わたしの好みは夕暮れの逆光下でのプラス2/3程度の補正による、暗い写真です。
静かに咲き誇る梅と見事な轍がおいでおいでしているように感じます。しかし、その先の赤い屋根のお宅が、それを拒んでいるようにも見える不思議な空間に思えました。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/07(火) 01:40:57|
- Canon 28mmF2.8
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2週間の我慢のかいがありました。今日、久し振りに川辺を散歩できました。
しばらく振りということで、すぐ近所の中将姫のお参りからスタートしてました。
勝手に名前を頂戴したことの事後のお断りと、珠美ちゃんの安産祈願です。長身のわたしとしては、精いっぱいひざまずいて、見上げるように撮影させていただいたつもりです。どうか2つをお受け入れくださりますよう…。
ポジで撮ると思いっきり眠くなる、ヘクトールを持ち出してみましたが、デジタルでもやはり結果は変わらないですね。
F値が暗いのに開放で撮ると周辺落ちするのが、R−D1でも分かるのはちょっと辛いところです。
でも紅白の、白は気持ち滲んでいるのに、紅はどすんと落ち着いた感じなのはなかなか面白く、気に入りました。
できれば、くもりは取っ払いたいですが、もう少し頑張ってこのまま使ってみたいとも、思ってしまいました。
テーマ:ライカ・マウント・レンズ - ジャンル:写真
- 2006/03/06(月) 01:06:06|
- Leitz Hektor 2,8cmF6.3
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