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誰是最漂亮

M8/Canon 35mmF1.5
今朝、今年最大にして最後の関心を寄せるべき時を、幸福に過ごすことができました。
我がFCバルセロナが敵地でレアルマドリードと対戦する伝統の一戦、エル・クラシコがおこなわれ、逆転でバルサが勝ち点3を手にしたからです。
シーズン前からバルサ追撃に全力を燃やすレアルは、勝ち点差を6に広げて首位にいて、一部マスコミにもバルサ以上だと言わしめているサッカーを展開していただけに、それが現実になるのではとの恐れを見事に一蹴してくれ最高の気分をもたらしました。

これによって彼らは高いモチベーションを保持したまま来日することができます。
ナイトゲーム終了後、バルセロナに戻らず直接日本行きの航空機に乗ってやってくるそうです。
震災直後の試合で「頑張れ、日本! 僕らは君と共にいる」という横断幕をかかげた彼らに対して、わたしたちは「頑張れ、バルサ! 僕らも君たちと友にいる」と歓迎しないといけません。
いよいよ、自分の目の前で世界一になる瞬間は1週間後に迫りました。


さて、深圳シリーズの最終回は、お決まりの現地の美少女(?)で締めたいと思います。
彼女たちは、知り合いでもなんでもなく、例の腰だめスナップ行で深圳の町中を歩いていた時、ふと目に入った雑貨屋さんでひとりの女の子を撮ったのがばれてしまい、お詫びのしるしにそこで買い物してさらに撮らせてもらったという説明していて訳が分からなくなるシチュエーションのものです。

どういうことかと言えば、面白くて撮ったのが見つかってなぜ撮るのか聞かれて、美人を撮影していると答えたばっかりに、わたしも撮ってとなったというパターンです。
この子たちは撮らせてもらったのに丁寧にお礼まで言ってくれたので、sumimomuさんのモデルを依頼すれば喜んで受けてくれそうです。
問題は彼のモデルの規格に収まるかですが。

最初は普通に全身くらいの距離で撮っていましたが、最短距離でも撮ってボケを見なくてはと突然思い立ち、接近して構えました。
ピントを合わせるのですが、真ん中の子で合わせればいいものを、なぜか本能で左の女の子にM8の距離計を向けてしまいました。
親しくなったのは右の子で、実際、彼女もかなり可愛いと思います。
よくよく見れば、わたしのピント合わせは誰に向けたかは明白になってしまうのですね。
レンズは実に正直とは、よく言ったものです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/11 Sun

全食月食

M8/Canon 35mmF1.5
今夜、皆既月食が11年ぶりに日本で見られるとニュースで知りました。
すぐに思い出したのは、2009年7月22日の皆既日食です。
この日、中国の広い地域で皆既日食が見られると話題になっており、中国旅行のついでに日食も楽しもうとその日を心待ちにしました。
ところが、安易に奇跡の天体ショーを見ようという心掛けが悪かったのでしょう、当日は分厚い雲に覆われてしまい日食を堪能するにはいたりませんでした。

それでも、皆既日食のあいだの3分間は周囲が真っ暗になり、その場の空気すら変わったかのような独特の空間にいるという体験ができました。
皆既月食はまた別物ですが、今回は、わざわざ出掛けて行かなくても、向こうからやって来ます。
ニュースの直後に玄関を出るとそのちょうど真上に満月が見えました。
全般に曇ってますが、月のまわりはきれいに晴れています。
日食のリベンジではないですが、今日こそはこの目で見届けてやろうと思いました。

結果はニュースでも放送されていた通りです。
わたしも防寒対策ばっちりで、月の食を見続けることができました。
しかし、テレビで早送りで見るとその様子はよく分かったと思われますが、目の前で見るのはたいへんでした。
なにしろゆっくりなので、目の前で変化しているという訳ではないのです。
しばらく経って、ああ、少し削れてきたなと気付く程度です。

ただ、皆既の少し前で、月が陰っていた部分も赤茶色く見えてきたのがなんとも神秘的でした。
皆既に入ると完全に新月のようになるのかと思っていたのですが、やや薄くなった円がそのまま残っているようだったのもまた不思議な感覚でした。
いずれも不勉強で、結果も不完全ですが、皆既日食、皆既月食の双方を体験でき、天体ファンでも何でもないわたしも大満足です。
次回、何かがあるときもぜひ積極的に関わりたいと考えますが、ずっと上を見ているのは首が疲れると気付きましたので、その対策として首の筋肉を鍛えておきたいと思います。


さて、きょうは腰だめではなく、普通の作例です。
ずっと腰だめで来たせいか、ファインダーをのぞくのに力が入って、かえって平凡なフレーミングになってしまいました。
この高層オフィスビルに勤めるOLだと思いますが、携帯に夢中になっているとこのくらいの距離で撮影してもまったく気付かないのは日中の女性に差はないようです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/10 Sat

丁丁

M8/Canon 35mmF1.5
そういえば、この日の夜は、現地の知り合いに映画に誘われていました。
映画でなくてもよかったのですが、彼女の仕事が終ってからとなると、深圳ではショッピングか食事を除けばせいぜい映画を見に行くくらいしかすることが思いつかないのです。
そんな具合ですから、映画は深圳での娯楽の王道で、映画館がけっこうあります。
上映本数がいちばん多いということで、シネマコンプレックスが入っている巨大ショッピングセンターに行くことにしました。

中国での映画の料金は全国一律ではないようですし、そればかりか映画館によっても深圳市内で勝手に価格設定さけているようです。
わたしたちが出掛けたのはいちばん高い料金設定になつているようで、どれもひとり100元以上になっています。
客の入りがライバル映画館に負けているのかときどきプロモーション料金を打ち出していることがあって、この日もふたりで200元のところが、150元プラス入会金無料で会員になれるという映画があったのでそれを見ることにしました。

タイトルは「丁丁」。
1丁目の丁の字を2つ続けて、発音は「ティンティン」、原題は「THE ADVENTURES OF TINTIN」というタイトルから冒険ストーリーのようです(日本では「タンタンの冒険」というタイトルのようです)。
英語で放映され、中国語の字幕とありますが、どちらもあまり得意でないですが、互いを補完すればどうにかついていけるかという理解度で見ることになります。
スピールバーグ監督と読めますが、難解な映画でなければいいのですが…。

映画は、まったくの子供向け。
それでも面白ければ、童心にかえってわくわくできるのでしょうが、わたしにはこの映画で楽しむことは不可能でした。
映画をずっと楽しみにしていたという知り合いの評価も、イマイチ、でしたし、館内もすごく盛り上がっている感じではありません。
初めて見る3D映画だったので、期待度が高い分失望感も大きかったというところでした。

ところで、この映画を見たことは直後からすっかり忘れていましたが、今日、別の知り合いからこんなニュースがあったと教わり、ああ、それはわたしも見た映画だと思い出させてくれました。
そのニュースというのは、西安の映画館で「丁丁」を上映していたところ、ラストのところで機器のトラブルがあって最後まで放映できなくなりました。

そこで、係員が出てきてトラブルの状況を話したうえで、なんと、残りのストーリーを説明してしまったというのです。
ところが、なんて余計なことを話すんだ、なんて誰ひとり思うことなく、観客はみな納得して帰っていったということです。
映画館の方のトラブルですからチケットを渡すなりして、後日、再入場してもらうかするのが筋のように思うのですが、放映できなかった部分を係員が説明して終わりにしてしまうのが中国流ということなのでしょう。
この映画を見たわたしの意見は、映画がつまらな過ぎて説明を聞けば十分だと皆が考えたというものですが。


さて、ほんじつの腰だめ、です。
東門の中心とも言える太陽百貨店の石段のところに、何やら女の子たちが集まっています。
顔の感じや垢抜けない服装を見る限りどこか遠方から出て来たことは明らかですが、いったい何のグループが何の目的で集まっているのか皆目検討がつきません。

だいたい東門は中国ファッション発信地のひとつになってますので、ここを訪れる女の子はみな嬉々としているものですが、彼女たちにそんな気配は見られません。
むしろ、長時間ずっといて待ちくたびれたという雰囲気です。
太陽百貨店の上階にも映画館がありますが、まさか彼女たちも「丁丁」を見た直後ということはいくらなんでもないでしょうね。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/09 Fri

奧克蘭市隊

M8/Canon 35mmF1.5
今日、サッカーのクラブワールドカップが開幕し、最初のカード、柏対オークランドシティ戦が行われました。
バルセロナびいきのわたしが、対戦の可能性がほとんどないこの両チームには興味を示さないだろうという読みはほとんど正しいのですが、今回だけはちょっとだけ違っていました。
実は、オークランドシティを密かに応援していたのでした。

アジア代表枠で出る権利があるのに、各大陸1クラブしか出ていない大会でなぜか開催国枠という理不尽な出場に怒ってオークランドを応援するわけではありません。
オークランドの選手に知り合いがいるのです、と書くとウソになりますが、選手と立ち話をしたことがあるのです。
この深圳の旅から帰る香港から成田への機内に、彼らが勢ぞろいしていたのです。

なぜ彼らが自国の航空会社でなく、日本のナショナルフラッグでもなく、香港経由で日本に来たのか分かりません。
座席数の多くないビジネスクラスの大半を埋め尽くすように、オークランドシティと書かれたシャツを来た青年が並んでいるのは壮観でした。
最初、オークランドとあったので、ラグビーチームが来日するのかと考えましたが、ラグビーにしては体の線の細い男たちばかりです。
すぐに、クラブワールドカップのオセアニア代表で来たんだと気付き、ヨーロッパ代表バルセロナを熱愛するわた
しはこの思わぬ呉越同舟に思わず興奮してしまいました。

残念ながらわたしはいつもエコノミークラスなので彼らとは隔たった位置にいたのですが、いつも最前列に座っているので、成田で降機して歩き出すとすぐに彼らに追い付き、サテライトから入国審査ビルまでの移動電車の中で彼らに囲まれるようなかたちになりました。
そのときに、目があったとても若い選手に、思わずこう言ってしまいました。
わたしは申しわけないが、ずっとバルセロナファンを続けていて、今回も準決勝、決勝のチケットを購入してある。
今回はいっしょのフライトだったので、あなたたちのことも応援するので、ぜひ決勝までがんばってバルセロナと対戦してほしい、と。
彼は、聞き取れない言葉を言ってから、最後にサンキューと付け加えました。

わたしの語学力の問題もあって、会話はこれきりでした。
さて今夜、彼らはわたしとの約束を果たすべくがんはりましたが、柏のホームアドバンテージもあってか実力差はほとんど感じられない内容だったものの0-2で散ってしまいました。
実況の中でもとバルセロナに所属していた選手がふたりいたと知り、ここでも因縁を感じただけに残念です。


さて、本日の腰だめです。
東門のいちばん賑やかな通りまで歩いてくると、異彩を放つ4人組が歩いています。
180センチ近い長身外国人美女が、スーツケースを転がしながら歩行者天国の真ん中を堂々闊歩しています。
モデルか何かのように見えますし、何かの撮影中かとも思ったのですが、そういう器材は一切見られません。
ただ、歩き方がファッシンショーのようにゆっくり肩で風を切るようにしているのも、この町にはあまりにそぐわず不自然過ぎでした。

さらに自然さから遠ざけているのが、どうも国籍というか出身というかが4者4様のように思えることです。
金髪北欧風、中南米ラテン系風、韓中タイプ東洋風、アフリカ系アメリカ人風です。
あまりに目立ち過ぎていて、通りかかる人はみな目を剥いて見つめています。
男性は食い入るように見るものすらいます。
たいへんな見世物でした。

腰だめには格好の被写体です。
4人はゆっくり歩いているので、サイドを早足で歩いて先回りして、モニュメントのようなところで撮っているのがばれないような態勢になり左腰骨にカメラを押しあてて撮りましたが、角度の関係でアメリカ人風は死角になってしまいました。
いま振り返ると、早歩きして突然立ち止り隠し撮りしているわたしは、不自然な彼女たち以上に不自然な行動をしていたということですね。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(1) | 2011/12/08 Thu

歓迎再来

M8/Canon 35mmF1.5
kinoplasmatさんから小さな朗報が届きました。
長らく休止状態になっているウェブサイトを、久し振りに更新したということです。
といっても、今回だけの単発更新のようですが、それでも活動そのものを停止しているのではなく、サイトの更新をお休みしているだけだということが再確認できて嬉しくなります。

さっそく訪問してみると、ホロゴン15mmF8で撮った写真がたくさんアップされていました。
このホロゴンはウルトラワイドというツァイスのカメラに固定されたレンズと同じものですが、使われているのはライカMマウントのもので、たいへん稀少なレンズとして知られています。
ヘリコイドも絞りも無いレンズなので、距離と絞りは固定でシゃッタースピードによって露出を調整して撮影します。
ただ、レンズキャップよりも薄いというか、レンズがカメラに引っ込む形の超広角なので、普通にカメラをホールディングすると指が写り込んでしまうという取り扱いのやっかいなレンズだと聞きます。

後玉が引っ込んでいるため、M6やM7のAEが効きませんが、このレンズの作例はいろいろなところで見ることができます。
ファンの多い、惚れこんで使っている人が多いレンズですからそれも当然のことです。
ただ、M8、M9のデジタルではシャッター幕が干渉してしまうそうで、装着不可とされていました。
しかし、今回、kinoplasmatさんは独自の工夫によってそれを克服し、そのM9で撮ったホロゴンの写真を発表されました。
もしかしたら、デジタルによる世界初のホロゴンの画像ということになるのかも知れません。

フィルムと比べてデジタルでは落ち着かない描写と書かれていますが、やはり現行のレンズにはない独特の表現をしていることは間違いなく、興味深く拝見できました。
kinoplasmatさんの期間限定復活とホロゴン初デジタル画像(未確認)に思わず筆をとらずにいられなくなったという次第です。


さて、今日の腰だめですが、深圳のナチュラル小学生たちです。
アンダーでピントが怪しく、右側の後向きの兄さんがあまりに邪魔ですが、他にネタもなくなってきたのでそのまま採用します。
左の女の子がこちらを見ていますが、わたしが目測するための距離をとるのに彼女を見ていたので目があってしまったのでした。
肌が透き通るように白い、将来美人になることが約束されたような女の子でした。

先日のひまわりの種少女の制服に比べると格段に洗練されているのが分かります。
買い食いして我慢できずに歩きながら食べちゃう垢抜けない女の子と、上品な学園生活をエンジョイしていますと全身で表現する女の子たち、どちらも深圳です。
この二面性が中国らしいと言えます。

ところで、腰だめと書きながら、この作例では女の子たちの身長にあわせて膝の上くらいの位置に固定しています。
前にも書いたように腰だめの腰は広い範囲を差していて、胸から膝まで、つまり野球のストライクゾーンの高低はすべて腰だめと称しています。
そういえば、ホロゴンで撮っているときkinoplasmatさんも腰だめだったのか、まだ聞いていませんでした。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(16) | 2011/12/07 Wed

賣大蒜

M8/Canon 35mmF1.5
昨日、腰だめという言葉が気に入って使わたせていただいている旨、お知らせしましたが、これを教えていただいたご本人から使用許可を、事後で、頂戴しました。
これからも遠慮なく使用すると同時に、腰だめという言葉や撮影法を普及すべく微力ながら努めていきたいと思います。

半分冗談な大上段からの書き出しになってしまいました。
そもそも腰だめという言葉の意味が不明瞭です。
これは、ノーファインダーで撮影する時カメラを自分の体に押付けて固定しますが、これを腰位置にするのが腰だめです。
腰というとBWHのW、つまり腰のくびれている部分を連想しがちですが、もっと広い意味で胸あたりから太ももくらいまでの位置にカメラを固定していれば、それは腰だめと呼んでいいのではないかと考えます。

だいたい、ローライフレックスなどのファインダーをウェストレベルファインダーと呼びますが、カメラ位置が腰のくびれあたりだと相当体のやわらかな人でないとファインダーを覗けません。
無理すればぎつくり腰になってしまいますので、胸位置あたりにカメラがあってちょっとお辞儀するような姿勢になるのが、正しいウェストレベルファインダーです。
ですから、ウェストといってもアイレベルよりは下であればよいと定義しても好いのでしょう。

腰という字は、体のかなめと書きますので、腰だめの腰は自分の体のかなめとなる部分だと考えれば合点がいきます。
むしろ、ための方に力点があるような気がします。
溜めるというのは、そこに神経が集中して、指先にぐっと力がこもる瞬間を連想させます。
ファインダーを見ながらそこから得られる情報を計算しつつフレーミングを厳格に撮る方が、ノーファインダーの撮影より気持ちがこもっているように考えられがちですが、腰だめのだめという言葉が、ファインダーを見ずとも全身を集中しさせて撮っているので質的に劣っているものではないことを裏付けてくれるよう感じられるのです。
もちろん、腰だめで撮るのだって、フレーミングこそ不完全かも知れませんが、目で見て撮っているのに変わらないということは強調しておきたいと思います。


さて、今日の腰だめですが、東門からまだ離れたところで野菜を売る女性です。
もう少し繁華街に近づくと公設市場があって、野菜売りもたくさんいますが、そこの家賃が高いのか、空きがないのか、このあたりは路地に沿って野菜売り、果物売りが並んでいました。
人通りはそこそこありますが、なかなかお客さんは現れません。
やはり公設市場の方が、安心ということがあるのでしょうか。

余った時間は、にんにくの皮むきに費やされるようですが、これだけむいているところを見ると、かなり時間を持て余しているのでしょう。
少し気になるのが、売り物を直射日光に晒していることです。
夏の日差しではありませんが、新鮮な野菜が痛んだりしないものでしょうか。
それとも、強い農薬を飛ばすのにちょうどよいくらいなのかなと考えたりもしてしまいました。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2011/12/05 Mon

新旧貨高価回収

M8/Canon 35mmF1.5
翌日の午後、またライカM8を持って深圳の町に飛び出しました。
前日はレンズを総動員しましたが、今度も短時間ということもあって、レンズはキヤノンの35mmF1.51本に絞りました。
レンズ交換の時間も惜しんだということでもなく、ノーファインダーのスナップだけで行こうと考えたからでした。

もともとわたし自身ノーファインダーをしばしば使っていましたし、恐らく写真家や報道などでもキャンディッドフォトは不変の手法だと思われます。
ただ、ノーファインダー=あてずっぽう撮影法のイメージが強くて、より意図を押し出す手法であることを自ら確立したいと思っていました。
そんな中、Sha-sindbadさんが、腰だめで撮ると表現されていて、この言葉がまさにわたしが目指すところを表現しているように感じられて、ご本人には無断で借用させてもらうことにしました。

昨日のフットマッサージは日本でいう女子高生に施術してもらいましたが、確かに技術レベルは低かったもののその分かなり丁寧に足裏を押してくれていたおかで、翌夕方も足が絶好調でした。
さわやかな天気の中、散策を味わいながら腰だめを楽しみたいと思います。

そんな発想ですので人通りの多い東門方面を歩くことにしましたが、同じところばかりを歩いてもつまらないので、半分くらいは初めての道にしようと考えます。
バスを東門のひとつ手前で降りてみました。
満員のバスから降りたのはわたしひとり。
大半の乗客は次の東門で下車したことでしょう。

もともと東門は大きな市場で開けたところですので、その周辺もかなり庶民的な生活の匂いがあって、何があるというわけではありませんがこの選択は正解でした。
作例の女の子もこの垢抜けない雰囲気が最高です。
1キロ離れた東門の繁華街ではちょっと目にできないセンスのない中学校(?)の制服に、後方のガニ股歩きのおっさんが花を添えます。
その制服を画面に溶け込ませるかのような、同様の水色があちこち点在しているのも偶然の効果です。

彼女、たぶんヒマワリの種をかじっているのですが、種を前歯に立てるようにセッティングした瞬間の種を割ることに集中したどこかしまりのない顔をしています。
たまたまフレーミングを失敗して、頭と足を均等に切り取るようなかたちになってしまいましたが、彼女の表情は、その上下からの圧迫感を嫌っているようにも見えて、妙なまとまりを感じました。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(3) | 2011/12/04 Sun

到中国要去足浴

M8/Canon 35mmF1.5
毎度訪れる深圳には、わたしには密かな楽しみがあります。
夜、ひとり受付に赴くと薄暗い個室に案内され、ややあっておとなしい少女がやって来てズボンをたくし上げるよう指示されました…。
ちょっと意味あり気に書きましたが、そこは確かに奇しい雰囲気がなくもありません。
ただ、期待させて申し訳ないですが、これは中国語で足浴、日本では足ツボマッサージと呼ばれる深圳ではほとんどどこでも見かける普通のフットマッサージ屋さんです。

足浴のことは何度か書いたことがあったかも知れません。
一般的には大庁と呼ばれる大部屋の方が安くすむのですが、中国人に囲まれた環境だと煙草をかまわず吸われますし、声がでかいのがいれば落ち着かないですしで、個室に行くのが正解となります。
わたしがよく利用する店では個室は5元高くなりますが、ドリンクが付いてくるのでもう元がとれているとも計算できます。

料金は店によってだいぶ差があります。
ホテルに入っている高級店などでは1時間100元(1200円くらい)以上もしますが、平均的な店では20~30元(250~350円くらい)というところです。
たとえば、夏場の日中、涼をとるために利用したとしても日本でスターバックスに入るのより安いというのが、お得感をあおります。
チップをねだるような店もありますが、まともな店では従業員教育を徹底しているので、そういうこともありません。
足浴店ではだいたい店頭に料金を表示しているので料金面でのトラブルということもほとんどないと言えます。

店に入って個室をと依頼すると係員が部屋まで案内し、指名はあるかどうか聞かれます。
お気に入りの足浴員がいればその番号を告げると、空いていれば呼び出してもらえます。
指名はないと答えると、続けて男がいいか女がいいかと聞かれます。
どうぞ、男なり女なり、お好きな方をお願いしてください。
どちらでもいいと言えばだいたい男の人がやってくるのは、利用客の多くが男性なのでみんな女の人をお願いするからでしょう。

しばらくすると足浴員がお湯の入ったたらいをもってやって来ます。
中に薬液を入れると足をたらいの中に入れるよううながされますが、これが足浴という名前の由来のようです。
洗脚という別名もありますが、普通は足を洗うということはなく、ただ薬液入りのお湯の中に浸すだけです。
2~30分ほど足はそのままで、上半身のマッサージをしてくれます。
力加減はどうかと聞かれますので、そのままでOKとか、痛いのでもつと弱くと告げれば調整してもらえます。
この按摩の間に薬液で足もほどよくほぐれるのでしょう。

いよいよ足の按摩ですが、この感じ方は人によりさまざまかも知れません。
多くの人が気持ちいいと答えますが、中には痛いだけだという人がいて、力を抜いてもらったりすると、マッサージ効果はうすれてしまうような気がします。
反射区という言い方をして足の裏などの痛い部位が体の他の部位の問題がある部分を示しています。
例えば、指先付近に眼の反射区がありますが、わたしは寝不足で足浴に行くといつもそこにひどい痛みを感じるという具合です。
また、お酒をかなり呑んだ翌日は、だいたい足中央外寄りの胃の反射区を押されて痛いっ、となります。

1時間たっぷり足裏を押されてから終了だと立ち上がると、体重が半減したのではないかと思えるくらい、足がふわっと軽くなります。
この感覚こそ、足翌の醍醐味だとわたしは考えています。
ふわー、ふわーと宙を浮きながら歩いているような錯覚さえ感じるのですが、残念ながら30分もするとその感覚は消えてしまいます。
一般的な按摩でよくある揉み返しは、足浴にはありませんので、このはかない浮遊感覚を存分に味わってもらいたいものです。

さて、今日の作例ですが、足浴員の女の子に頼んで写真を撮らせてもらいました。
この夏学校を卒業して、四川のいなかから大都会・深圳まで出てきて選んだのがこの仕事です。
年齢を聞けば16歳というので、日本で言えば中学を卒業後すぐ上京して来たというところです。
個室での足浴の楽しみのひとつは彼女たちとのコミュニケーションで、運がいいと可愛い子が来てくれて、話も盛り上がったりするという副産物があることだったりします。
もちろん番号は控えたので、次回訪問時に指名があるかと聞かれれば、彼女の番号を伝えるつもりです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/03 Sat

又来深圳

M8/Canon 35mmF1.5
立て続けになりますが、用ができたためまた深圳に出掛けました。
いつもより滞在日数が短かく、ほとんど自由な時間がとれません。
無理しても2日目に3時間、3日目に1時間半ほどで、どこかに行くとか何かするというほどまでの時間は取れません。
普通であれば、何かするとかあきらめて、カフェで休憩とかそんな過ごし方を考えるところです。

ただ、それでは当ブログの毎日更新が途切れてしまいます。
深圳なら何を撮っても絵になるので、どこでもいいから歩けばなんとかなります。
そこで2日目は行き慣れた大芬油画村へ、3日目はやはり毎度出掛ける東門界隈へ出向き、時間いっぱいスナップを撮って歩くことにしました。
新規開拓も考えましたが、なかなか好い場所が見つからないので、時間の制約も考えると行き慣れたところでよしとします。

大芬油画村は、数ヶ月前に連続で出向きましたが、午前中の短時間を過ごしただけでしたので、今回午後の3時間を歩けたのはここの面白さを人々に堪能させられました。
やはり午前の閑散の中より、午後の活気の方が大芬らしく楽しめます。
絵の好きな人、仕事で絵を探す人、外国人観光客、ここに暮らす子どもたち等々、スナップの彼写体には事欠きません。

もちろん最良の彼写体はここで働く人たちです。
到着してまず目に留まったのは、カフェ兼ギャラリーの細身の美女です。
中国の自己主張の強い女性らしく、やはり自己主張の強烈な服に身をまとい、ポーズを決めているかのような雰囲気です。

話しかけるには絶好のシチュエーションでしたが、今日はスナップだけと決めていたので声をかけるのはやめました。
前に利用してこのカフェが高いのは知っていましたし、外国人、とりわけ欧米人が多く来ているので、日本人ははなから相手にしてくれない可能性もあるからです。
英語の勉強の相手にさせられるかも知れません。

時間のないこの日は、話しかけるとすればもっと地元っぽい雰囲気の人がよいです。
知り合いもいなくはないので、近況も聞ければと思います。
特に着いて早々は、先を急ぎたくなるものです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(1) | 2011/11/28 Mon

瞿麦

M8/Canon 3.5cmF1.5
もう1枚だけエイサーです。
昨日と同じ位置からですが、この会場では演ずる時間は20分で、次々とチームが替わりますので、いろいろな演目が楽しめるメリットがあります。
このチームは、力強さと安定感かありました。

それにしても、サンバ、阿波踊り、エイサーといずれも女性の活躍が目につきます。
お祭りというと男性による勇壮な姿がメインにあって、女性がそれに花を添えるというイメージがありましたが、それはもう遠く過去の話のようです。
なでしこジャパンではありませんが、もはや日本は女性社会が確立しているようです。

よく聞く笑い話にこんなのがあったかと思います。
男として最高なのは、フランスの家に住み、アメリカの会社で給料をもらい、中国人のコックを雇い、日本人の奥さんを娶るというものです。
反対に最悪なのは、日本の家に住み、中国の会社で給料をもらい、アメリカ人のコックを雇い、フランス人の奥さんをもらう…(ちょっと違っているでしょうか)。

世界の共通認識として、日本の女性は優しくおしとやかで可愛らしい上に男性をたてるということですこぶる評判が良いようです。
日本人男性でそれに同意する人がどのくらいいるのか分かりませんが、確かに相対的な話とするならば他国の男性が日本人女性を評価するのはよく分かるような気がします。

話に聞くところでは、最近では日本のAVは世界で評判をとって、日本人女性はナイトライフもすばらしいと美点が加わったそうです。
そして、先の女子ワールドカップでの優勝があります。
大柄な相手でも屈しない体力と精神力は、ついに日本人女性を世界最高と認めさせることに成功したかも知れません。

われわれ男性陣はどうすればよいのでしょうか。
もはや男女差は限りなく開いてしまって、わたしたちが生きている間にはその差が劇的に縮まることはないでしょう。
しからは、それぞれの分野で、日本の誇る女性の引き立て役に徹するのが良いのかも知れません。
レンズ趣味のわたしは、女性の写真を撮ることに徹したいと思っているところです。
【M8/Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/08/07 Sun

在沖縄釣魚

M8/Canon 3.5cmF1.5
川崎大師のサンバ、大和の阿波踊り、と続いて今度は、先週土曜に開催された新宿のエイサーまつりです。
連綿とシリーズのように続けて、盛り上がりを形成したつもりでしたが、さすがにここまで来るとしつこいですね。
新宿でのエイサーは今年で10回目だそうで、日中の新宿通りではすごい熱気だったそうです。

わたしは例によって出先から寄ったかたちなので、メインの新宿通りには間に合わず、新宿郵便局脇の狭いエリアでの見学につきました。
写真で見てもあまり感慨もないかも知れませんが、やはり眼前で展開されるのを見れば気持ちはかなり高まります。
中でもノリの良い少年のいたチームは、創作性の強い踊りを見せて、観客の支持をいちばん受けていたように思います。

ところで、向かいにあるお店は、その名を知られたルアー&フライ専門店の老舗です。
実は、レンズ趣味にはしる前、わたしがまだ若かった15年くらい前ころは、海のルアーフィッシングにはまっていて、この店にはたいへんお世話になっていました。
エイサー会場に到着した時は、まだ、開始前で人もまばらでしたから先頭側のよいポジションに陣取ることも可能でした。
実際、その後キヤノン5D持参の年季の入ったカメラマンはそのあたりの場所をキープしていましたが、わたしは
懐かしのこの店を背景に撮影しようとあえて地味な位置に立つことにしました。

エイサーは沖縄の伝統的な盆踊りのことを言います。
十数年前、わたしは仲間とともに、お盆休みに沖縄県の宮古島に釣りに行ったことを思い出していました。
この店の支店が地元に近い中央林間にあって、その店員さんに勧められてのことです。
狙いは、ジギングによるカンパチとイソマグロ。
仲間の3人で小型船をチャーターして未知の海に繰り出します。

結果を言えば、わたしたちはあまりに不運でした。
海が悪く、船で行ける釣り場が限定されてしまいました。
なかなか反応はありませんでしたが、わたしにチャンスが訪れます。
ジグと呼ばれる200グラムもあるルアーを海底に沈めてから巻き上げてすぐ、いきなり魚信が竿に伝わります。
一瞬緊張
すると竿がぐーっと曲がり、わたしは力強く4回、5回と合わせをくれてやりました。
もしカンパチなら、強い合わせをしないと口周りが固くてフッキングしてくれないことがしばしばあると聞いていたので、魚が食って来た時のイメージができていたからです。
そして、針がかりしたのを確認してから、ヒット!、と叫びます。
大物だとすれば、左右に走られて、他の人と仕掛けがからまりバラしてしまうことがあるからです。

カンパチには首を左右に振って抵抗する習性があって、わたしはすぐにそのカンパチが来たのだと悟りました。
仲間が駆けよって来て、でかいかと聞きます。
20キロ級が来ることを想定してのヘビータックルでしたが、それにはものたりない引きです。
恐らく10キロまでもないと直感しますが、わたしが掛けたカンパチの中ではいちばんでかいのは間違いありません。
にも関わらず、この極限状態で、ちっちゃい、ちっちゃい等と笑って、余裕があるフリをしたりします。
しかし、現実には、顔は引きつっていただろうと思われます。
大型ではありませんが、関東周辺では10キロ未満のカンパチだってなかなか釣れるものではありません。

かけた直後こそ、リールのドラグを若干鳴らしましたが、その後はそこそこの抵抗があるもののタックルがタックルなだけにゆっくりと上げてこれました。
その間も首をゴクゴクと振って逃げようとするのが竿から伝わってきますが、それを感じながらゆっくりとリール歩巻き上げるのは至福の時間です。

水深は確か120メートルくらいだったかと思いますが、たぶん5分ほどで澄んだ水の先に魚影が見えてきました。
よし、あとちょっとだと声がかかります。
さらに、もう少し巻いたところで、魚影の異変に気付きました。
あれっ? 魚が2匹いる!
一瞬、夫婦もののカンパチで、愛する相手が釣り上げられそうになって付いて来たのかと思いましたが、そんなはずはありません。

船長が、サメだ、早く巻けと叫びました。
また一瞬えっとなって、ようやく事態を呑み込み、必死にリールを巻こうとしましたが、手遅れでした。
カンパチは推定7~8キロサイズでしたが、現れたサメはそれをひと呑みして行きましたから、3メートルとかそんなでかいヤツだったのでしょう。
急に軽くなってしまったカンパチを一気に上げると頭部分だけになっていました。

ついにかかった高級魚カンパチは、われわれの眼前で憎きサメに横取りされてしまったのです。
その後カンパチからのアタリは2度と来ることはありませんでした。
翌日も惨敗で、わたしたち3人はうなだれるようにして、宮古島を後にしたのです。

エイサーの少年も、何年かして、何かをきっかけにこの日の踊りのことを思い出すことがあるでしょう。
わたしのように、情けない話ではなく、彼の人生にもきっとプラスの思い出として。
【M8/Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2011/08/06 Sat

看不見干什么

M8/Canon 35mmF1.5
屋台が一列になって、町中を練り歩き始めました。
これは、夜に行われるねりとはまた違うようです。
町ごとにある屋台は全部で14台になりますので、すべてを見るとかなりの迫力を感じます。

確認した訳ではありませんが、屋台に乗る人引く人、お囃子は、毎回メンバーが変わっているようです。
華やかさが目立つ日中は若手中心、夜のねりは百戦錬磨のベテランというように、大雑把に役割分担があると考えるのが普通です。
このとき見た屋台は若い人が多く感じられましたが、責任ある地位の方は屋台のいちばん上に乗って、全体をコントロールしているように見えました。

しかし、エネルギーにあふれてしまうのか、どこかが止まって並んで動いている全体も停止するという場面がありました。
わたしは通りの片隅に座って、迫力の屋台の更新を低い位置から眺めていましたが、そうすると何かが起きても身動きできず状況が掴めなくなったりもします。

停止時になんだなんだと人が集まったシーンですが、わたしには何が起こっていたのかはまつたく分かりません。
人々の表情からは、興味深さは伝わりますが、それほどの深刻さは感じられません。
ところが、ひとりの少女が下から覗きこむようにして見入っているのを見ては、なんなんだろうかと気になって仕方なくなります。
そこで、彼女にピントを合わせてシャッターを切らしてもらいましたが、やはり今見てもなにをやっていたのかさっぱり分かって来ません。

ヘリアーの紹介に続いて、今日は、もう1本持参した広角レンズのキヤノン35mmF1.5について書き記したいと思います。
と言っても知っていることは何もありません。
大口径広角レンズなので、ファンはそれなりにいると思われますが、どうもキヤノンのレンジファインダー用レンズ自体が不人気なので、あまり評判を聞くチャンスがありません。

このレンズの不人気の理由のひとつは、これはキヤノンのレンズ全般に言えることですが、どうも鏡胴デザインが洗練されていないというか、オールドレンズの品格を失って大量生産商品でござい的な投げやりな雰囲気が全面に出てしまっていることが上げられます。
鏡胴は必要以上に太く、大きさの面からも、全体の雰囲気からもライカなどの高級機にフィットしないのです。

ただ、太い分、操作性はいいと思います。
フォーカスレバーが付いていますがそれは無視して、フォーカスリングを直接掴んで回すことで、左手の親指と人差し指の第二関節あたりだけで軽くスムーズにピント合わせできるというのが軽快でよいです。

レンズ構成は8枚で、発売が1958年なのですが、これは初代ズミクロン35mmF2とまったく同じです。
ズミクロンはダブルガウスの内側にそれぞれ外向きにメニスカスを2枚入れた6群8枚です。
一方このレンズは1群目を貼り合わせにして、3群目は3枚貼り合わせにした4群8枚です。
どちらも、ダブルガウスの変形ということでは間違いありませんが、あまり類例のない変形ということでは共通しています。

設計は、向井二郎氏です。
伊藤宏氏があまりに有名で、やや影が薄いですが、キヤノンでは多くのレンズを設計していて日本を代表するレンズ設計者と言えます。
35mmF1.8、35mmF1.5、35mmF2の3本の35mmレンズはいずれも向井氏の設計ですが、3年間隔で発表されるたびにいちじるしく性能が向上しています。
相当に研究して、一度取り組んだものを徹底的に改良する姿が想像されます。

35mmF1.5は、当時では驚異的なハイスピードですが、それでいて開放からかなりシャープな描写をすることに驚かされます。
発色も良いのですが、枚数を使いながら色ヌケが優れているのかも知れません。

一方で、開放ではピントの合っていないハイライト部分が非常に滲みます。
撮り方によってはソフトフォーカスレンズのような写りになることもあるくらいです。
クセ玉と言えるレベルではないかと思うのですが、なまじシャープなだけにそれがよく目立つのが微妙なところでしょう。
さきほど同枚数、同年発売ということで初代ズミクロンを引き合いに出しましたが、性格的にはやはりズミルックスの方によく似ていると言えます。
【M8/Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2010/11/14 Sun

吹笛的美人

M8/Canon 35mmF1.5
自宅からはかなり遠方になるまで行くきっかけは、川奈の万灯のことを教えてくれた知り合いの推薦によります。
りは、一般的な4輪山車ではなく、牛車が使われているのが特徴で、この動きこそ一見の価値があるとの推薦の言葉でした。

この牛車は、地元では、牛車でも山車でもなく、屋台という名で呼ばれています。
遠州方面では広くこう呼ばれるそうですが、佐原の大でも屋台という言葉を使っていたことを思い出しました。
その形状がよく分かる写真を昨日掲載しました。
2輪で、その車輪のサイズが非常に大きいことがご理解いただけると思います。

朝早い時間でしたので、屋台の前方には誰もいませんが、後方にはお囃子の奏者が乗っています。
このお囃子にも特徴があることがすぐに分かりました。
そこで今日の作例です。
屋台にはどーんと大太鼓が鎮座していて、笛も巨大サイズです。

当然のことながら音量もでかいのですが、お囃子の話は、また明日書くことにします。
ネタに行き詰っているということもありますが、今日の作例では、モデルのようなふたりの美女の方がよほど気になって、お囃子のことなんてどうでもいいと言われてしまいそうです。


話はまったく変わりますが、最近、レンズをこうもだらだらと集めることになった原因は何だったのだろうと考えることがあり、それを後押しする記述にも出合ったので、そのことに言及しようと思います。
わたしが、レンズに嵌ってしまうきっかけとなったレンズは、先週の澳門・香港で使用したジュピター50mmF1.5だったのは間違いありません。
レンズ描写という概念に、眼を向けさせる根本原因はこのレンズだというのは事実です。

しかし、それでもわたしは、当時流行していたクラカメ本などの影響で、クラシックカメラで手に入るものを少しずつ集めるような方向を歩んでいました。
そんな中の1台、見てくれの格好よさとツァイスの最高級でありながら案外廉価だったという理由で買ったコンタレックスに付いていた標準レンズ、ブラナー50mmF2に深くのめりこむことになります。
なんとも滑らか上品で、実物を美化するような描写に感じられます。

ジュピター50mmF1.5体験から2年ほど経過していましたが、ジュピターショックが甦りました。
写真の愉しさは、レンズこそがもたらしてくれる。
だいいち、いろいろなカメラを買ってもメインで使っているのはライカなのだから、カメラを集めるよりも、ライカで使えるレンズを集めた方がずっといいじゃないか。
クラカメ本で紹介されたカメラはどれも高価だし、みんな所有しているが、レンズの方は掘り出し物がいっぱいあるのではないか…。

いま現在、レンズがこれほどまでに溜まってしまうと、そのきっかけになったと言えるブラナーは、人生のターニングポイントと言えるくらいの存在だったのだと考えるに至りました。
そして、そんな矢先に、コンタレックスのブラナーがやはり重要な位置を占めているということを、今日のホロゴンさんのブログを読んで知りました(http://ultrawide.exblog.jp/15431118/)。

あらゆる面で共通点の見出しにくいホロゴンさんを無断て引き合いに出すのは心苦しいですが、偶然の一致のような事柄は、その驚きをすぐに書き写しておかないと、すぐにも鮮度を失ってしまいます。
備忘録ではないですが、こんななことはすぐにも書きとめておかないとと思った次第です。
【M8/Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2010/11/09 Tue

中国和届会

M8/Canon 35mmF1.5
中国シリーズの次は、おりシリーズになるのでは。
そんな予想を裏切ることなく、1週間おり写真を続けることになります。
もう、中国もおりも飽きたよ。
そういう声が聞こえていなくはないのですが、ネタの限界としては仕方ない部分もあります。

同じ場所へ通って定点観測することで、季節毎の変化を楽しむという手法がありますが、新鮮味という点ではもの足りないものがありそうです。
いろいろなりに顔を出すことも同様のようですが、一方で地域の特徴のようなものがくっきり浮かびあがったりしますので、そういったことを新発見するような楽しみがあります。
アップされる写真は似たようなものばかりに見えるかも知れませんが、撮影者のテンションは意外に上がっていることが多いのです。

今回訪れたのは、りです。
町といって分かる人がどのくらいいるか分かりません。
新幹線だと掛川駅で降りて、天竜浜名湖鉄道に乗り換え20分ほどのところになります。
静岡と浜松のだいたい中間くらいで、だいぶ山側に寄ったところと言った方がだいたいの位置は分かるでしょうか。

町は、古い町並みがそこそこ残っていて、小京都などと呼ばれることもある、ちょっとした観光地です。
機会があれば行ってみたいとは思っていましたが、町だけにわざわざ出掛ける価値があるかは判断分かれるところです。
東京・神奈川からですと、伊豆やせいぜい静岡市あたりまでは、日帰り圏というか出掛ける気持ちになりますが、静岡以縁になるとだいぶ遠くなるという感覚があります。
ちょうど浜松あたりは遠州と呼びますが、確かに遠いというイメージです(本来は京都から遠いという意味です)。

しかし、先日の川奈の万灯を教えてくれた静岡県在住の知り合いが、りといえばここ町と横須賀だねと教えてくれました。
掛川の隣の菊川の近くに横須賀というところがあって、町を含めたこのエリアの祭りの総本山的な存在だということでしたが、ここは以前から旅する機会をうかがっていた森町にまずは行ってみることにしました。

小田原からこだまに乗るとちょうど1時間で掛川着、乗り換えもスムーズでさらに30分で遠州森駅に着きます。
自宅を出てから2時間半強といったところで、日帰りするにはこのへんが限界かなと思わせる目的地でした。
着いてみれば天気も上々です。
1日のんびりとこの町で過ごしてみたいと思います。
【M8/Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2010/11/08 Mon
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