誰是最漂亮

M8/Canon 35mmF1.5
今朝、今年最大にして最後の関心を寄せるべき時を、幸福に過ごすことができました。
我がFCバルセロナが敵地でレアルマドリードと対戦する伝統の一戦、エル・クラシコがおこなわれ、逆転でバルサが勝ち点3を手にしたからです。
シーズン前からバルサ追撃に全力を燃やすレアルは、勝ち点差を6に広げて首位にいて、一部マスコミにもバルサ以上だと言わしめているサッカーを展開していただけに、それが現実になるのではとの恐れを見事に一蹴してくれ最高の気分をもたらしました。

これによって彼らは高いモチベーションを保持したまま来日することができます。
ナイトゲーム終了後、バルセロナに戻らず直接日本行きの航空機に乗ってやってくるそうです。
震災直後の試合で「頑張れ、日本! 僕らは君と共にいる」という横断幕をかかげた彼らに対して、わたしたちは「頑張れ、バルサ! 僕らも君たちと友にいる」と歓迎しないといけません。
いよいよ、自分の目の前で世界一になる瞬間は1週間後に迫りました。


さて、深圳シリーズの最終回は、お決まりの現地の美少女(?)で締めたいと思います。
彼女たちは、知り合いでもなんでもなく、例の腰だめスナップ行で深圳の町中を歩いていた時、ふと目に入った雑貨屋さんでひとりの女の子を撮ったのがばれてしまい、お詫びのしるしにそこで買い物してさらに撮らせてもらったという説明していて訳が分からなくなるシチュエーションのものです。

どういうことかと言えば、面白くて撮ったのが見つかってなぜ撮るのか聞かれて、美人を撮影していると答えたばっかりに、わたしも撮ってとなったというパターンです。
この子たちは撮らせてもらったのに丁寧にお礼まで言ってくれたので、sumimomuさんのモデルを依頼すれば喜んで受けてくれそうです。
問題は彼のモデルの規格に収まるかですが。

最初は普通に全身くらいの距離で撮っていましたが、最短距離でも撮ってボケを見なくてはと突然思い立ち、接近して構えました。
ピントを合わせるのですが、真ん中の子で合わせればいいものを、なぜか本能で左の女の子にM8の距離計を向けてしまいました。
親しくなったのは右の子で、実際、彼女もかなり可愛いと思います。
よくよく見れば、わたしのピント合わせは誰に向けたかは明白になってしまうのですね。
レンズは実に正直とは、よく言ったものです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
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Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/11 Sun

全食月食

M8/Canon 35mmF1.5
今夜、皆既月食が11年ぶりに日本で見られるとニュースで知りました。
すぐに思い出したのは、2009年7月22日の皆既日食です。
この日、中国の広い地域で皆既日食が見られると話題になっており、中国旅行のついでに日食も楽しもうとその日を心待ちにしました。
ところが、安易に奇跡の天体ショーを見ようという心掛けが悪かったのでしょう、当日は分厚い雲に覆われてしまい日食を堪能するにはいたりませんでした。

それでも、皆既日食のあいだの3分間は周囲が真っ暗になり、その場の空気すら変わったかのような独特の空間にいるという体験ができました。
皆既月食はまた別物ですが、今回は、わざわざ出掛けて行かなくても、向こうからやって来ます。
ニュースの直後に玄関を出るとそのちょうど真上に満月が見えました。
全般に曇ってますが、月のまわりはきれいに晴れています。
日食のリベンジではないですが、今日こそはこの目で見届けてやろうと思いました。

結果はニュースでも放送されていた通りです。
わたしも防寒対策ばっちりで、月の食を見続けることができました。
しかし、テレビで早送りで見るとその様子はよく分かったと思われますが、目の前で見るのはたいへんでした。
なにしろゆっくりなので、目の前で変化しているという訳ではないのです。
しばらく経って、ああ、少し削れてきたなと気付く程度です。

ただ、皆既の少し前で、月が陰っていた部分も赤茶色く見えてきたのがなんとも神秘的でした。
皆既に入ると完全に新月のようになるのかと思っていたのですが、やや薄くなった円がそのまま残っているようだったのもまた不思議な感覚でした。
いずれも不勉強で、結果も不完全ですが、皆既日食、皆既月食の双方を体験でき、天体ファンでも何でもないわたしも大満足です。
次回、何かがあるときもぜひ積極的に関わりたいと考えますが、ずっと上を見ているのは首が疲れると気付きましたので、その対策として首の筋肉を鍛えておきたいと思います。


さて、きょうは腰だめではなく、普通の作例です。
ずっと腰だめで来たせいか、ファインダーをのぞくのに力が入って、かえって平凡なフレーミングになってしまいました。
この高層オフィスビルに勤めるOLだと思いますが、携帯に夢中になっているとこのくらいの距離で撮影してもまったく気付かないのは日中の女性に差はないようです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
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Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/10 Sat

丁丁

M8/Canon 35mmF1.5
そういえば、この日の夜は、現地の知り合いに映画に誘われていました。
映画でなくてもよかったのですが、彼女の仕事が終ってからとなると、深圳ではショッピングか食事を除けばせいぜい映画を見に行くくらいしかすることが思いつかないのです。
そんな具合ですから、映画は深圳での娯楽の王道で、映画館がけっこうあります。
上映本数がいちばん多いということで、シネマコンプレックスが入っている巨大ショッピングセンターに行くことにしました。

中国での映画の料金は全国一律ではないようですし、そればかりか映画館によっても深圳市内で勝手に価格設定さけているようです。
わたしたちが出掛けたのはいちばん高い料金設定になつているようで、どれもひとり100元以上になっています。
客の入りがライバル映画館に負けているのかときどきプロモーション料金を打ち出していることがあって、この日もふたりで200元のところが、150元プラス入会金無料で会員になれるという映画があったのでそれを見ることにしました。

タイトルは「丁丁」。
1丁目の丁の字を2つ続けて、発音は「ティンティン」、原題は「THE ADVENTURES OF TINTIN」というタイトルから冒険ストーリーのようです(日本では「タンタンの冒険」というタイトルのようです)。
英語で放映され、中国語の字幕とありますが、どちらもあまり得意でないですが、互いを補完すればどうにかついていけるかという理解度で見ることになります。
スピールバーグ監督と読めますが、難解な映画でなければいいのですが…。

映画は、まったくの子供向け。
それでも面白ければ、童心にかえってわくわくできるのでしょうが、わたしにはこの映画で楽しむことは不可能でした。
映画をずっと楽しみにしていたという知り合いの評価も、イマイチ、でしたし、館内もすごく盛り上がっている感じではありません。
初めて見る3D映画だったので、期待度が高い分失望感も大きかったというところでした。

ところで、この映画を見たことは直後からすっかり忘れていましたが、今日、別の知り合いからこんなニュースがあったと教わり、ああ、それはわたしも見た映画だと思い出させてくれました。
そのニュースというのは、西安の映画館で「丁丁」を上映していたところ、ラストのところで機器のトラブルがあって最後まで放映できなくなりました。

そこで、係員が出てきてトラブルの状況を話したうえで、なんと、残りのストーリーを説明してしまったというのです。
ところが、なんて余計なことを話すんだ、なんて誰ひとり思うことなく、観客はみな納得して帰っていったということです。
映画館の方のトラブルですからチケットを渡すなりして、後日、再入場してもらうかするのが筋のように思うのですが、放映できなかった部分を係員が説明して終わりにしてしまうのが中国流ということなのでしょう。
この映画を見たわたしの意見は、映画がつまらな過ぎて説明を聞けば十分だと皆が考えたというものですが。


さて、ほんじつの腰だめ、です。
東門の中心とも言える太陽百貨店の石段のところに、何やら女の子たちが集まっています。
顔の感じや垢抜けない服装を見る限りどこか遠方から出て来たことは明らかですが、いったい何のグループが何の目的で集まっているのか皆目検討がつきません。

だいたい東門は中国ファッション発信地のひとつになってますので、ここを訪れる女の子はみな嬉々としているものですが、彼女たちにそんな気配は見られません。
むしろ、長時間ずっといて待ちくたびれたという雰囲気です。
太陽百貨店の上階にも映画館がありますが、まさか彼女たちも「丁丁」を見た直後ということはいくらなんでもないでしょうね。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/09 Fri

奧克蘭市隊

M8/Canon 35mmF1.5
今日、サッカーのクラブワールドカップが開幕し、最初のカード、柏対オークランドシティ戦が行われました。
バルセロナびいきのわたしが、対戦の可能性がほとんどないこの両チームには興味を示さないだろうという読みはほとんど正しいのですが、今回だけはちょっとだけ違っていました。
実は、オークランドシティを密かに応援していたのでした。

アジア代表枠で出る権利があるのに、各大陸1クラブしか出ていない大会でなぜか開催国枠という理不尽な出場に怒ってオークランドを応援するわけではありません。
オークランドの選手に知り合いがいるのです、と書くとウソになりますが、選手と立ち話をしたことがあるのです。
この深圳の旅から帰る香港から成田への機内に、彼らが勢ぞろいしていたのです。

なぜ彼らが自国の航空会社でなく、日本のナショナルフラッグでもなく、香港経由で日本に来たのか分かりません。
座席数の多くないビジネスクラスの大半を埋め尽くすように、オークランドシティと書かれたシャツを来た青年が並んでいるのは壮観でした。
最初、オークランドとあったので、ラグビーチームが来日するのかと考えましたが、ラグビーにしては体の線の細い男たちばかりです。
すぐに、クラブワールドカップのオセアニア代表で来たんだと気付き、ヨーロッパ代表バルセロナを熱愛するわた
しはこの思わぬ呉越同舟に思わず興奮してしまいました。

残念ながらわたしはいつもエコノミークラスなので彼らとは隔たった位置にいたのですが、いつも最前列に座っているので、成田で降機して歩き出すとすぐに彼らに追い付き、サテライトから入国審査ビルまでの移動電車の中で彼らに囲まれるようなかたちになりました。
そのときに、目があったとても若い選手に、思わずこう言ってしまいました。
わたしは申しわけないが、ずっとバルセロナファンを続けていて、今回も準決勝、決勝のチケットを購入してある。
今回はいっしょのフライトだったので、あなたたちのことも応援するので、ぜひ決勝までがんばってバルセロナと対戦してほしい、と。
彼は、聞き取れない言葉を言ってから、最後にサンキューと付け加えました。

わたしの語学力の問題もあって、会話はこれきりでした。
さて今夜、彼らはわたしとの約束を果たすべくがんはりましたが、柏のホームアドバンテージもあってか実力差はほとんど感じられない内容だったものの0-2で散ってしまいました。
実況の中でもとバルセロナに所属していた選手がふたりいたと知り、ここでも因縁を感じただけに残念です。


さて、本日の腰だめです。
東門のいちばん賑やかな通りまで歩いてくると、異彩を放つ4人組が歩いています。
180センチ近い長身外国人美女が、スーツケースを転がしながら歩行者天国の真ん中を堂々闊歩しています。
モデルか何かのように見えますし、何かの撮影中かとも思ったのですが、そういう器材は一切見られません。
ただ、歩き方がファッシンショーのようにゆっくり肩で風を切るようにしているのも、この町にはあまりにそぐわず不自然過ぎでした。

さらに自然さから遠ざけているのが、どうも国籍というか出身というかが4者4様のように思えることです。
金髪北欧風、中南米ラテン系風、韓中タイプ東洋風、アフリカ系アメリカ人風です。
あまりに目立ち過ぎていて、通りかかる人はみな目を剥いて見つめています。
男性は食い入るように見るものすらいます。
たいへんな見世物でした。

腰だめには格好の被写体です。
4人はゆっくり歩いているので、サイドを早足で歩いて先回りして、モニュメントのようなところで撮っているのがばれないような態勢になり左腰骨にカメラを押しあてて撮りましたが、角度の関係でアメリカ人風は死角になってしまいました。
いま振り返ると、早歩きして突然立ち止り隠し撮りしているわたしは、不自然な彼女たち以上に不自然な行動をしていたということですね。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
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Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(1) | 2011/12/08 Thu

歓迎再来

M8/Canon 35mmF1.5
kinoplasmatさんから小さな朗報が届きました。
長らく休止状態になっているウェブサイトを、久し振りに更新したということです。
といっても、今回だけの単発更新のようですが、それでも活動そのものを停止しているのではなく、サイトの更新をお休みしているだけだということが再確認できて嬉しくなります。

さっそく訪問してみると、ホロゴン15mmF8で撮った写真がたくさんアップされていました。
このホロゴンはウルトラワイドというツァイスのカメラに固定されたレンズと同じものですが、使われているのはライカMマウントのもので、たいへん稀少なレンズとして知られています。
ヘリコイドも絞りも無いレンズなので、距離と絞りは固定でシゃッタースピードによって露出を調整して撮影します。
ただ、レンズキャップよりも薄いというか、レンズがカメラに引っ込む形の超広角なので、普通にカメラをホールディングすると指が写り込んでしまうという取り扱いのやっかいなレンズだと聞きます。

後玉が引っ込んでいるため、M6やM7のAEが効きませんが、このレンズの作例はいろいろなところで見ることができます。
ファンの多い、惚れこんで使っている人が多いレンズですからそれも当然のことです。
ただ、M8、M9のデジタルではシャッター幕が干渉してしまうそうで、装着不可とされていました。
しかし、今回、kinoplasmatさんは独自の工夫によってそれを克服し、そのM9で撮ったホロゴンの写真を発表されました。
もしかしたら、デジタルによる世界初のホロゴンの画像ということになるのかも知れません。

フィルムと比べてデジタルでは落ち着かない描写と書かれていますが、やはり現行のレンズにはない独特の表現をしていることは間違いなく、興味深く拝見できました。
kinoplasmatさんの期間限定復活とホロゴン初デジタル画像(未確認)に思わず筆をとらずにいられなくなったという次第です。


さて、今日の腰だめですが、深圳のナチュラル小学生たちです。
アンダーでピントが怪しく、右側の後向きの兄さんがあまりに邪魔ですが、他にネタもなくなってきたのでそのまま採用します。
左の女の子がこちらを見ていますが、わたしが目測するための距離をとるのに彼女を見ていたので目があってしまったのでした。
肌が透き通るように白い、将来美人になることが約束されたような女の子でした。

先日のひまわりの種少女の制服に比べると格段に洗練されているのが分かります。
買い食いして我慢できずに歩きながら食べちゃう垢抜けない女の子と、上品な学園生活をエンジョイしていますと全身で表現する女の子たち、どちらも深圳です。
この二面性が中国らしいと言えます。

ところで、腰だめと書きながら、この作例では女の子たちの身長にあわせて膝の上くらいの位置に固定しています。
前にも書いたように腰だめの腰は広い範囲を差していて、胸から膝まで、つまり野球のストライクゾーンの高低はすべて腰だめと称しています。
そういえば、ホロゴンで撮っているときkinoplasmatさんも腰だめだったのか、まだ聞いていませんでした。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(16) | 2011/12/07 Wed

賣大蒜

M8/Canon 35mmF1.5
昨日、腰だめという言葉が気に入って使わたせていただいている旨、お知らせしましたが、これを教えていただいたご本人から使用許可を、事後で、頂戴しました。
これからも遠慮なく使用すると同時に、腰だめという言葉や撮影法を普及すべく微力ながら努めていきたいと思います。

半分冗談な大上段からの書き出しになってしまいました。
そもそも腰だめという言葉の意味が不明瞭です。
これは、ノーファインダーで撮影する時カメラを自分の体に押付けて固定しますが、これを腰位置にするのが腰だめです。
腰というとBWHのW、つまり腰のくびれている部分を連想しがちですが、もっと広い意味で胸あたりから太ももくらいまでの位置にカメラを固定していれば、それは腰だめと呼んでいいのではないかと考えます。

だいたい、ローライフレックスなどのファインダーをウェストレベルファインダーと呼びますが、カメラ位置が腰のくびれあたりだと相当体のやわらかな人でないとファインダーを覗けません。
無理すればぎつくり腰になってしまいますので、胸位置あたりにカメラがあってちょっとお辞儀するような姿勢になるのが、正しいウェストレベルファインダーです。
ですから、ウェストといってもアイレベルよりは下であればよいと定義しても好いのでしょう。

腰という字は、体のかなめと書きますので、腰だめの腰は自分の体のかなめとなる部分だと考えれば合点がいきます。
むしろ、ための方に力点があるような気がします。
溜めるというのは、そこに神経が集中して、指先にぐっと力がこもる瞬間を連想させます。
ファインダーを見ながらそこから得られる情報を計算しつつフレーミングを厳格に撮る方が、ノーファインダーの撮影より気持ちがこもっているように考えられがちですが、腰だめのだめという言葉が、ファインダーを見ずとも全身を集中しさせて撮っているので質的に劣っているものではないことを裏付けてくれるよう感じられるのです。
もちろん、腰だめで撮るのだって、フレーミングこそ不完全かも知れませんが、目で見て撮っているのに変わらないということは強調しておきたいと思います。


さて、今日の腰だめですが、東門からまだ離れたところで野菜を売る女性です。
もう少し繁華街に近づくと公設市場があって、野菜売りもたくさんいますが、そこの家賃が高いのか、空きがないのか、このあたりは路地に沿って野菜売り、果物売りが並んでいました。
人通りはそこそこありますが、なかなかお客さんは現れません。
やはり公設市場の方が、安心ということがあるのでしょうか。

余った時間は、にんにくの皮むきに費やされるようですが、これだけむいているところを見ると、かなり時間を持て余しているのでしょう。
少し気になるのが、売り物を直射日光に晒していることです。
夏の日差しではありませんが、新鮮な野菜が痛んだりしないものでしょうか。
それとも、強い農薬を飛ばすのにちょうどよいくらいなのかなと考えたりもしてしまいました。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2011/12/05 Mon

新旧貨高価回収

M8/Canon 35mmF1.5
翌日の午後、またライカM8を持って深圳の町に飛び出しました。
前日はレンズを総動員しましたが、今度も短時間ということもあって、レンズはキヤノンの35mmF1.51本に絞りました。
レンズ交換の時間も惜しんだということでもなく、ノーファインダーのスナップだけで行こうと考えたからでした。

もともとわたし自身ノーファインダーをしばしば使っていましたし、恐らく写真家や報道などでもキャンディッドフォトは不変の手法だと思われます。
ただ、ノーファインダー=あてずっぽう撮影法のイメージが強くて、より意図を押し出す手法であることを自ら確立したいと思っていました。
そんな中、Sha-sindbadさんが、腰だめで撮ると表現されていて、この言葉がまさにわたしが目指すところを表現しているように感じられて、ご本人には無断で借用させてもらうことにしました。

昨日のフットマッサージは日本でいう女子高生に施術してもらいましたが、確かに技術レベルは低かったもののその分かなり丁寧に足裏を押してくれていたおかで、翌夕方も足が絶好調でした。
さわやかな天気の中、散策を味わいながら腰だめを楽しみたいと思います。

そんな発想ですので人通りの多い東門方面を歩くことにしましたが、同じところばかりを歩いてもつまらないので、半分くらいは初めての道にしようと考えます。
バスを東門のひとつ手前で降りてみました。
満員のバスから降りたのはわたしひとり。
大半の乗客は次の東門で下車したことでしょう。

もともと東門は大きな市場で開けたところですので、その周辺もかなり庶民的な生活の匂いがあって、何があるというわけではありませんがこの選択は正解でした。
作例の女の子もこの垢抜けない雰囲気が最高です。
1キロ離れた東門の繁華街ではちょっと目にできないセンスのない中学校(?)の制服に、後方のガニ股歩きのおっさんが花を添えます。
その制服を画面に溶け込ませるかのような、同様の水色があちこち点在しているのも偶然の効果です。

彼女、たぶんヒマワリの種をかじっているのですが、種を前歯に立てるようにセッティングした瞬間の種を割ることに集中したどこかしまりのない顔をしています。
たまたまフレーミングを失敗して、頭と足を均等に切り取るようなかたちになってしまいましたが、彼女の表情は、その上下からの圧迫感を嫌っているようにも見えて、妙なまとまりを感じました。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(3) | 2011/12/04 Sun

到中国要去足浴

M8/Canon 35mmF1.5
毎度訪れる深圳には、わたしには密かな楽しみがあります。
夜、ひとり受付に赴くと薄暗い個室に案内され、ややあっておとなしい少女がやって来てズボンをたくし上げるよう指示されました…。
ちょっと意味あり気に書きましたが、そこは確かに奇しい雰囲気がなくもありません。
ただ、期待させて申し訳ないですが、これは中国語で足浴、日本では足ツボマッサージと呼ばれる深圳ではほとんどどこでも見かける普通のフットマッサージ屋さんです。

足浴のことは何度か書いたことがあったかも知れません。
一般的には大庁と呼ばれる大部屋の方が安くすむのですが、中国人に囲まれた環境だと煙草をかまわず吸われますし、声がでかいのがいれば落ち着かないですしで、個室に行くのが正解となります。
わたしがよく利用する店では個室は5元高くなりますが、ドリンクが付いてくるのでもう元がとれているとも計算できます。

料金は店によってだいぶ差があります。
ホテルに入っている高級店などでは1時間100元(1200円くらい)以上もしますが、平均的な店では20~30元(250~350円くらい)というところです。
たとえば、夏場の日中、涼をとるために利用したとしても日本でスターバックスに入るのより安いというのが、お得感をあおります。
チップをねだるような店もありますが、まともな店では従業員教育を徹底しているので、そういうこともありません。
足浴店ではだいたい店頭に料金を表示しているので料金面でのトラブルということもほとんどないと言えます。

店に入って個室をと依頼すると係員が部屋まで案内し、指名はあるかどうか聞かれます。
お気に入りの足浴員がいればその番号を告げると、空いていれば呼び出してもらえます。
指名はないと答えると、続けて男がいいか女がいいかと聞かれます。
どうぞ、男なり女なり、お好きな方をお願いしてください。
どちらでもいいと言えばだいたい男の人がやってくるのは、利用客の多くが男性なのでみんな女の人をお願いするからでしょう。

しばらくすると足浴員がお湯の入ったたらいをもってやって来ます。
中に薬液を入れると足をたらいの中に入れるよううながされますが、これが足浴という名前の由来のようです。
洗脚という別名もありますが、普通は足を洗うということはなく、ただ薬液入りのお湯の中に浸すだけです。
2~30分ほど足はそのままで、上半身のマッサージをしてくれます。
力加減はどうかと聞かれますので、そのままでOKとか、痛いのでもつと弱くと告げれば調整してもらえます。
この按摩の間に薬液で足もほどよくほぐれるのでしょう。

いよいよ足の按摩ですが、この感じ方は人によりさまざまかも知れません。
多くの人が気持ちいいと答えますが、中には痛いだけだという人がいて、力を抜いてもらったりすると、マッサージ効果はうすれてしまうような気がします。
反射区という言い方をして足の裏などの痛い部位が体の他の部位の問題がある部分を示しています。
例えば、指先付近に眼の反射区がありますが、わたしは寝不足で足浴に行くといつもそこにひどい痛みを感じるという具合です。
また、お酒をかなり呑んだ翌日は、だいたい足中央外寄りの胃の反射区を押されて痛いっ、となります。

1時間たっぷり足裏を押されてから終了だと立ち上がると、体重が半減したのではないかと思えるくらい、足がふわっと軽くなります。
この感覚こそ、足翌の醍醐味だとわたしは考えています。
ふわー、ふわーと宙を浮きながら歩いているような錯覚さえ感じるのですが、残念ながら30分もするとその感覚は消えてしまいます。
一般的な按摩でよくある揉み返しは、足浴にはありませんので、このはかない浮遊感覚を存分に味わってもらいたいものです。

さて、今日の作例ですが、足浴員の女の子に頼んで写真を撮らせてもらいました。
この夏学校を卒業して、四川のいなかから大都会・深圳まで出てきて選んだのがこの仕事です。
年齢を聞けば16歳というので、日本で言えば中学を卒業後すぐ上京して来たというところです。
個室での足浴の楽しみのひとつは彼女たちとのコミュニケーションで、運がいいと可愛い子が来てくれて、話も盛り上がったりするという副産物があることだったりします。
もちろん番号は控えたので、次回訪問時に指名があるかと聞かれれば、彼女の番号を伝えるつもりです。
【Canon 35mmF1.5 F1.5】
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Canon 35mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/03 Sat
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