面白い話と美味しい珈琲と

Kino-Plasmat2inchesF1.5
津市一身田
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
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Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/06 Sat

津に環濠集落を訪れる

Kino-Plasmat2inchesF1.5
津市一身田
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/05 Fri

富士フイルムの方がドリルで

Kino-Plasmat2inchesF1.5
松阪市市場庄
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/04 Thu

表札が電話2番

Kino-Plasmat2inchesF1.5
松阪市市場庄町
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/03 Wed

松阪の武家長屋

Kino-Plasmat2inchesF1.5
松阪市殿町
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/02 Tue

無限ピンボケ謹賀新年

Kino-Plasmat2inchesF1.5
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

本来なら、帰省途中の三重の町並みを取り上げる予定でしたが、実家の窓から見えた富士山とン真っ青な空があまりに見事だったので、元日らしい写真に変更いたしました。
しかし、微妙にアダプター側のヘリコイドが動いていたらしくピンボケ、気付いてピントを合わせ直して1枚、無限遠でキノは厳しいかとン少し絞ってもう1枚撮りました。
同じ構図の3枚を見比べると、このピンボケのが水彩画のようでいちばん好い感じなのですね。

というように、今年も自由気ままにブログを毎日更新していこうと、少しは溜まったのを一気に出すこともあるかも知れませんが、考えております。
レンズがお好きな方は、よろしければ時々お立ち寄りくださいませ。

藤沢市用田
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2018/01/01 Mon

手みやげは中将餅で

KinoPlasmat 2inchesF1.5

29日に年内の仕事が終わり、奈良から藤沢の実家まで帰省することにしました。
オーソドックスに新幹線で、昨年のように夜行バスで、早めに予約するとそれらより安い航空便でと選択肢はいろいろですが、急ぐ必要がないからと在来線で帰ることにしました。
まっすぐ帰るならバスの方がまだ好いくらいで、あえて鉄道を使うのはあちこち寄り道したかったからです。
伊勢に古民家のゲストハウスがあってなかなか好いと聞いたので、初日に奈良から伊勢、2日目に伊勢から藤沢というプランを考えましたが、宿は満室でした。
古民家に限定しなくても伊勢の安宿に空きはなく、範囲を広げて松阪、津、鳥羽と調べたもののやはり空室がありません。
こんな寒い時期に伊勢周辺がいっぱいになるのは初詣にお伊勢参りをするからでしょうか、観光ホテルなどには空室がありますが、混む時期にひとりは嫌われるし、そもそも高くて途中下車しながら実家をめざす帰省目的の旅には無駄な出費です。
半ば諦めていたところ、意外なところに古い町並みがあり期待できそうな古民家ゲストハウスまであって、ドミトリーに余裕ありだったので予約を入れました。

奈良から京都方面の北上する一般的なルートではなく、南下して大和八木乗り換えで三重方面へ進み、松阪まで来ました。
ここまで順調でしたが、松阪に到着して以降、次々と想定外のできごとに見舞われます。
まずは、松阪駅の観光案内所が年末年始の休暇に入ってしまっていました。
よく考えれば観光案内所も役所の出先のようなものなので、休みでやって来る観光案内客のことより、自分たちの正月休みの方が大切ですね。
観光のための施設が官公庁と同じ休みだなんて想像もできず、あてにしていた荷物預かりとレンタサイクルがダメになってしまいました。
格子の町並みとして知られる古市場へは、5キロの道のりを歩かなければなりませんでした。
5キロはそれほど大した距離ではありませんが、格安で松阪牛のランチを食べられる店がその先にあり、15時のランチ営業に間に合わせるためにかなりの早足で歩かなければなりません。
ところが、到着してみるとこの店はラストオーダーが14時までで、努力の甲斐なく生涯最初の松阪牛は目前でわたしの胃に入ることを拒んだのです。
そこからそう遠くないところに、阿漕という不思議な名前の町があって、駅のそばに阿漕食堂という店があったらしく、せめて話のネタにそこで食事できればよかったのですが気付かずに結局昼食抜きになってしまいました。

最後の想定外は、一身田という駅に着いてここの寺内町を見ようと歩き出したところ、レチナを持った男性とすれ違い、この方に一身田をじっくりと案内いただいたことでした。
先々週の奈良のおん祭のときも小さなクラシックカメラ、レチナで撮影している人がいてあいさつしたのですが、今日もそんなちょっとしたあいさつがきっかけでカメラやレンズの話に花が咲き、国宝の専修寺のお堂と山門や一身田の古民家、環濠などを案内いただき感激していると、珈琲の販売をされているご自宅にお招きいただき、まったくクセのないおいしいコーヒーまでご馳走になってしまいました。
散々歩いた挙句、昼食も食べられなかったことも報われた出合いでした。

この旅で使用したレンズは、フーゴ・マイヤーのキノ・プラズマート2inchesF1.5です。
今日はまだ2017年最後の日ですが、2018年は毎月テーマを決めて、昨日までコンタックス広角レンズ特集と銘打って週替わりでレンズを変えたように、毎週のレンズを選択しようと考えています。
1月は、早春のイチゴ特集というタイトルで開放F値1.5のレンズを5本取りあげるつもりです。
わたしのキノ・プラズマートは残念ながらオリジナルのライカマウントではなく、シネ用と思われるレンズヘッドを購入してライカに距離計連動するよう改造してもらっています。
ツァイスを退社して悠々自適の生活を送っていたルドルフ博士が第1次大戦によるドイツ・マルク暴落で再就職しなければならなくなり、大会社のツァイスよりも小さな光学メーカーの方が性に合っているとマイヤーを選んだのは有名な話です。
このことによってプラズマートが生まれたことを考えると、マルク暴落という経済の力が名レンズを作らせたユニークな事例と言えるかも知れません。
4群6枚のプラズマート型と呼ばれるほぼ類例のないレンズ構成で、わたしのレンズは製造番号432498、1928年か29年の製造のようです。

さて、本日の作例ですが、帰省のみやげをもとめて立ち寄った当麻のよもぎ餅屋さんの外観です。
中将堂本舗の中将餅。
弊ブログにはぴったりの名前ですが、スウィーツの名品を集めた書籍の表紙を飾るほど評価が高く、この時も開店前に10人近くが並んで買い求めていたのには驚かされました。
甘さを抑えた中将餅に比べると、キノ・プラズマートはハイライトが滲み中央部以外が崩れる大甘な描写ですが、逆にその甘さや周辺部の破たん、何よりその希少性によって類例のない幻のレンズのような扱いを受けていることはよく知られています。
わたしが購入したのはおよそ10年前で、デジタルのレンジファインダーカメラが出る前のため、各種レンズヘッドやマイナーなライカマウントレンズが安く買えた幸せな時代でした。
それでも当時25万円くらいもして清水から飛び降りる思いでしたが、今では100万円オーバーの値札が付いていることも珍しくないことを考えれば、未だ思うように使えるようにならないものの手に入れておいてよかったと思えるレンズです。

葛城市当麻
【Alpha7II/KinoPlasmat 2inchesF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/12/31 Sun

写真師復権

Kino-Plasmat 5cmF1.5
日本、中野
【Alpha7R/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/01/06 Wed

美女もやはりキノで

Kino-Plasmat 5cmF1.5
日本、中野
【Alpha7R/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/01/05 Tue

美少女を敢えてキノで

Kino-Plasmat 5cmF1.5
日本、中野
【Alpha7R/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/01/04 Mon

梅原盛開

Nex-3/Kino Plasmat 5cmF1.5
久しぶりにキノプラズマートを持って来ていたので、ダルローのソフトレンズから交換してみます。
背景が収差でたいへんなことになっていますが、もともと少なかった梅の花が流れたり滲んだりすることで満開になっているように錯覚する効果があるかも知れません。
言うまでもなくこのレンズの本質は周辺にではなく中央部分の描写に現れるのですが、そのぬめっとした独特の表現は強い太陽光のもとでは消されてしまって、ボケばかりが目立っています。

先にレンズを交換したと書きましたがこれはウソで、実際に交換したのはカメラの方です。
新年早々ライカM8が壊れたショックが癒えないうちに、今度はR-D1、いえR-D1そのものではなく、R-D1のバッテリー充電器が壊れて動かなくなってしまいました。
前夜どうにもならなくなって、前回充電した残りのバッテリーを入れたR-D1を持ってきてみましたが、寒さのせいか10枚も撮ったところでバッテリー切れになり、カメラ交換を余儀なくされたのです。

R-D1は好きなカメラなのでちょっとした欠点には目をつむることができますが、致命的欠点であるバッテリー寿命の短かさはいかんともしがたいものがあります。
新品の純正品であればもっと好いはずですが、前々回、前回と使った3本のバッテリーはいずれも100枚撮らないうちに切れてしまいました。

そこに充電器故障の追い打ちを受けてひとつの決断をすることになります。
M8は中国で修理依頼中でもしかしたら完治するかも知れません。
R-D1の充電器は安いのを買えばよいだけの話ですが、バッテリーの寿命の短かさはどうにもなりません。
今回も使用したNEX-3はいろいろな意味で仕えるカメラではなく、少なくともファインダーが付いていないとわたしはあまり使う気になれません。

結論は、ライカMを先送りして、M8が直ってもメインになりうるあまり高くないファインダー付きのミラーレス機の購入でした。
ライカレンズを使うのでフルサイズがあればありがたいですが、APSサイズでも我慢することにすると自然と候補は2機種に絞られました。
フジのX-Pro1かX-E1です。
NEXの系列はサイズが小さすぎて、わたしの手の大きさでは操作性が悪すぎ候補から消えましたが、これは性能に関することではないのでご理解のほど。

さて、X-ProとX-E1ではどちらの方が好いかといえば、これはスペックを見てたちどころに判断できます。
シャッタースピードの最高速は同じ1/4000ですが、後発のX-E1には感度設定が1段暗いISO100からあります。
ファインダーも簡略化されていて価格も安く設定されているようですし、シルバーの設定があってこれがクラシックカメラの風貌をしていて外観的にも魅力がありそうです。
あまり考え過ぎても体に悪そうなので、思い切って買ってしまいますか。
【NEX-3/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/19 Tue

沈先生的肖像

M8/Kino Plasmat 5cmF1.5
東莞駅には無事携帯電話が届けられていました。
わたしが中国で携帯を紛失するのは、今回で4回目です。
うち1度は、日本の携帯を深圳の繁華街でスラレたもので、あとは地下鉄の中で1回と、気付いたらなくなっていたというのが1回あります。
当然、一度も戻って来たことはありませんでしたので、今回返って来たのは初の快挙と言うことになります。

うっかりなくした今回の件は弁解の余地のない自分のミスですが、まったく巧妙な中国人スリのテクニックが発揮されたものだと思っています。
いずれのケースでも、鞄の中にしまっていましたので、いつどのようにして盗られたのかまったくの謎です。
すべて安物ですから被害は大きくありませんが、精神的なダメージというか、見えないものの恐怖みたいなことはけっこう感ぜずにはいられませんでした。

ポケットに入れていた財布を盗られたということは一度もありません。
それで、むしろポケットの方が安全なのかとポケットに入れるようにし、その後はわずらわしいのでベルトを通す革ケースを購入して持ち運ぶようにしています。
実は、これが今回の災難の原因で、お腹の調子が悪くて列車のトイレを利用する際、ベルトから携帯が抜け落ちたりしたらたいへんだと外して手に持ってそのまま座席まで来たため、1等車でベルトを外したりはみっともないかと一時的に座席に置いたまますっかり忘れて下車してしまったといのが真相です。
お腹を壊してトイレへというのを書くかどうかためらいましたが、隠し事はせず、正直に記すことを拙ブログのモットーとすることをこの場で再確認させていただきます。

高鉄に乗って深圳に戻ったのは思いのほか早い時間でしたので、時計の調整をしてもらいに修理店に向かいました。
そのあたりの経緯や飲みに行ったことなどは数日前に書いたとおりです。
酒豪揃いの中で、何回か乾杯をしてしまい、かなりへべれけになったのは覚えていますが、事は記憶についてはかなり怪しいところがあります。

帰国後しばらくして、撮影した画像を見ていたところその時撮ったと思われる沈さんの顔があったのでびっくりしました。
顔つきからすると誰かの話に集中しているときにこっそり撮ったもののようです。
ゴツゴツっとした沈さんの顔は、自身の体ひとつで頑張って来た苦労人に見えるでしょうか、それとも時に悪事まではたらいて成功を掴みとったやくざ者に見えないか、こんな写真なので心配です。。

今回、キノ・プラズマートで数十枚撮りましたが、ピントがしっくり来なかったのが多かったです。
それに夜間の野外撮影でぴったりとまったくブレが見られないのが不思議な気がします。
わたしの場合、酔っ払っていた方が、よほど結果が良いということなのでしょうか。
今回のいちばんのお気に入りになってしまいました。
【M8/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/11/20 Sun

喜歓、喜歓、喜歓

M8/Kino Plasmat 5cmF1.5
まだ時間はありましたし、これから夕方にかけては撮影には絶好ですが、気分が乗らず帰ることに決めました。
それに東莞駅に紛失した携帯電話が戻っているはずですので、早めに取りに行かないと駅員が後退するなどして再紛失されてしまうかも知れません。
明日、また来いと言われても辛いので、早いところ駅へ駆けつけたいです。

村からバス通りまでの道を聞いて歩き出すと、案外近く10分もかかりません。
バス停もその交差点にありましたが、どちらの方向のバスに乗れば戻るのかが分かりませんでした。
そこらの人に聞いてもよいですが、近くにドリンクスタンドがあったので、喉を潤しつつ聞くことにしました。

このドリンクスタンドですが、なんと呼ばれているのか分からないのでこう書きましたが、ここ2~3年広東エリアに急激に増えた、特に若い女の子たちに人気のテイクアウトの飲み物の店です。
本家は台湾にあって、ひとつは新鮮なフルーツを売りにした店で、そのままフレッシュジュースとして飲むか、牛乳を混ぜてシェイクにしても旨いです。
もうひとつは、珍珠奶茶等のお茶系ドリンクで、奶茶とはミルクティを意味し、中にタピオカのぷよぷよした玉ころがたくさん入った飲み物です。

中国のドリンクスタンドではその双方を扱っている店が多く、台湾スタイルを堅守している店もある一方で、怪し気な雨後のタケノコが跋扈しているのも事実のようです。
中国国内報道でも、記者が取材した店の中には果汁の入ったジュースもお茶の入った珍珠奶茶も皆無で、1杯原価が5円のものを120円で売れ、2坪程度のスペースでオープンできるこのような店が次々とできていると警鐘を鳴らしていました。

この時、飲んだ木瓜牛奶も残念ながらそんな果汁0%の飲み物でしたが、さすがに毒までは入っていないでしょう。
ファンタかサイダーを飲んでいると思えば仕方ありません。
広東ではフルーツが安いので、料金が多少上がってしまってもいいので、木瓜(パパイヤ)や芒果などは本物を用意してもらいたいものです。
先述のとおり、そういう店はちゃんとあるので、探して利用すれば問題ありませんが、初めての土地ではなかなかそういう訳にもいきませんし。

さて、今日の作例ですが、そんなドリンクスタンドのそばで見かけた不思議です。
好き、好き、愛してる、と聴こえてきましたが、それはもちろん写真の女の子が言ったものではありません。
この遊具に乗るとかかる音楽が懐しの一休さんで、この子が乗っている間、一休さんの歌が日本語で流れていました。
アニメの一休さんは、恐らく90年代の中国でも放送されていたそうで、大変な人気だったと聞きます。
放送は当然中国語の吹き替えだったと思われますが、例えば「この橋わたるべからず」の解決法をどのように中国語に訳したのか気になるところですが、日本アニメが国外輸出されたときの常で、テーマソング、エンディングソングは日本語のオリジナルが流されます。

ですから歌詩が分からずとも、メロディはそれなりの中国人に親しまれているとは想像できます。
とはいえ、オリジナルの放送が1970年代のとても古い外国語の曲を、子どもの遊具で流す必然性が分かりません。
コインを入れるとゆったりと上下に動く一休さんの遊具スーパーの店頭などによくあって、深圳などで何度も見かけます。
一休さんが流れる度にかつて見ていた頃の懐しい気持ちになるかと言えばそんなことはなく、なぜ、いま、中国でと、ただただ不思議な気持ちになるばかりなのでした。
【M8/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/11/19 Sat

電線村

M8/Kino Plasmat 5cmF1.5
径聯村のことを書くのを忘れたわけではありません。
魅力のない村ということでもないですし、村人と会話する機会も持てました。
それでも何か物足りないというか、心躍る瞬間が訪れなかったという印象です。
村に魅力自体を感じなかったのではないので、自分自身の疲れとか、古鎮巡りに飽いてきたとか、そんなことが影響したのかも知れません。

おとといの写真は、一貫して廃品回収の仕事を続けてきたが、今が景気のいちばんいい充実した毎日だよと笑っていた、江西省から出てきて十数年という親父さんの明るく働く姿です。
昨日の写真は、池塘で釣りをしていると、あたりはしょっちゅう来るのに針がかりせずでいらいらしているところにカメラを持った大人が来たので、恥ずかしくて隅に移動してしまった少年たちです。

他にも、よちよち歩きの孫と散歩するおばあちゃん、暗い古民家のなかではなく家の前に道具を出して電子部品の組み立て仕事をするおばさん、昼間っから路上で麻雀する男女混合チームなどなどいろいろな人々を見かけます。
ところが、彼らはみな地元の出身者ではありません。
この周辺にはたくさんの工場が古くから進出していたので、安定した収入を求めて中国各地からやって来た農民たちが、この地に定住してできたコミュニティのようなものなのです。

古くて使い勝手のいいとはいえない古民家は家賃が安い上に、夏場は案外ひんやりしていて、いくつかの不便を除けば暮らしやすく、現金の蓄えもできたことで田舎の家族や仲間も呼び寄せたりしたことで、住民が入れ替わりながら径聯村は新たな繁栄を始めたということのようです。
村はけっして侵略されたわけではありませんが、村の歴史が寸断されたというか、どこかでリセットされたようになっているのは事実と言えるでしょう。
村が荒廃してしまったり、ひいては消滅してしまうよりはずっと好いとは思いますが。


さて、今回、久々にキノ・プラズマートを持ち出してみました。
半逆光下でこのレンズにとってはたいへん厳しい条件ですが、やはりフレアや建物周辺の倍率色収差の出現はM8で撮った時とくに顕著です。
多くのオールドレンズでは、光線条件によって優劣の差が極端になってしまうのは避けられないことです。
デジタルなので撮影後にそれらを補正することは簡単なのだと思いますが、確かに好い写真を見せるためのブログをやっているのであれば、そういうことも好いことなのでしょう。

しかし、わたしの場合はあくまで、レンズの美点・欠点すべてを見たいという欲求がありますので、むしろ欠点が出ているものの方がレンズ固有の収差を考える上ではむしろありがたいことです。
少なくとも自分の写真やレンズをより良く見せたいがために、事後補正する必要は少なくともわたしにはありません。
そうであれば、最初から高性能の現代レンズを使った方がよほどいいです。
ただ、フレアの場合は、画面を見づらくするために肝心の収差が隠れてしまうということがありうるので、やはり取り払うべきとの考え方もあることも付記ておきます。

カメラで撮れば一瞬でその風景を完璧に切り取ることができますが、それでも長時間かけてスケッチをする人がいます。
そして多くの場合、忠実に再現された写真より、シンプルなスケッチの方に惹かれるということの方が多いのは事実です。
同様に、まったくの無収差の写真よりも、収差は顕著でもそこに何かを見出せるものの方に魅力を感じるという人がいても、それはおかしなことではないと思います。
【M8/Kino-Plasmat 5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/11/18 Fri
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