7.5折化粧品

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華強北は深圳市の地名ですが、同時に、かつての秋葉原と同様、そのまま電気街を意味しています。
ただ、秋葉原がメイドカフェなどのサブカルチャーによってオタクの町へと変貌したのと同じように、華強北も女性の町を目指しているようなところが見られます。
女人世界という名前の全館女性向けファッションオンリーのビルがあったのがその理由ですし、作例のようにモデルや街ゆく人にメイクを施す化粧品メーカーのPR活動などが頻繁に行われているからです。

作例では分かりませんが、これは華強路というメインストリートの歩道のど真ん中で行われています。
メイクを施しているのは、左に写真入りで紹介されている著名メイクアップアーチスト(?)のようです。
ここはステージのようになっていて、背中を向けている人が実況中継しながら、群がる女性たちをアオルように盛り上げていました。

7.5折とあるのは、日本語でいうところの75掛け、つまりは25%OFFの意味です。
日本では、化粧品はかつて再販価格維持制度の対象だったせいかあまり値引きしないものなのではと思いますが、中国では定価自体があるのかないのか分からないですし、例えばコンビニでは普通より物が若干高く売られてもいます。
そういったことを見極めたり、自分の懐具合と相談したり、中国女性は価格に対してとてもシビアなのが頷けました。

また、化粧品などはニセモノの宝庫だということもあります。
値引きがあるというのは却って怪しい感じがしますがいかがなものでしょう。
日本製と書かれているのに説明文に「し」と「レ」を間違えているものなど、あきらかにおかしな商品は未だにあります。
価格以上に本物か否かを見極める目が大切ということですね。
中国では、すっぴんというかノーメイクというか化粧品に縁のない女性が多い理由が分かったような気がしました。

さて、作例では顔ではなく足にピントが合っているように見えるのは、意図があってのことではありません。
どうも前ピンになってしまったようですが、見づらい二重像の合致がずれていたのか、カメラの距離計そのものがずれているのかは分からないままです。
M8が復活するかどうか分からない状況で、NEXやX-Proなどの液晶ピント合わせ機も候補にすべきなのかと優柔不断が発病するのを感じてきました。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F1.8】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/10 Sun

又買平板電脳

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大鵬に泊った翌日、久し振りに深圳の電脳街である華強北に行ってみました。
あいかわらずかなりの人が歩いていますが、店に入ってみると実際に買い物をしている人は少なく、いまひとつ活気を感じることができません。
その分探しものは見つけやすかったものの、余計なものを押し付けられるマイナスもあって良し悪しです。

そんな空き具合だからこそ見つけたものがありました。
いや、ものではありません。
深圳では久しく見かけることがなかった美女です。
思わず目が合ってしまい、何か声をかけられたので、吸い寄せられるように彼女のもとへ行きました。
小さな露天のようなブースで、PCや関連パーツを売っているようです。

この建物そのものは、電脳系の小さな店が無数に集まる巨大コンプレックスビルで、1階こそメジャーメーカーのコンピューターや携帯が売られているものの、階を上がるごとにマニアック度を増していくという、以前(いまでも?)秋葉原に存在していたような雑居ビルがイメージされます。
しかし、この建物は去年できたばかりの近未来デザインの外観をしていて、中の店舗とのあまりのギャップがいかにも深圳的な二重構造です。

彼女はタブレット端末はいかがかと見せて来ました。
12月に某タブレットを買って写真を取り込めないことに失望していたので関心はありますが、日本語が入力できなくては意味がありません。
するとOSはアンドロイドの4.いくつかだかで、日本語での入力は可能、SDカードからUSBを経由して簡単に写真も取り込めるとこともなげに説明します。
試しにええっと抵抗する彼女を撮らせてもらったカードを渡すと、たちどころにその写真をタブレット上に提示してみせてくれました。

ちょっと触らせてもらうと、液晶は荒いですし、動きもさくさくっとはしていないどころか、縦横の認識が遅くていつまでも画面が横向きのままということもあったりして、いかにもななんちゃってタブレットです。
しかし、値段は450元と聞いたので、まあいいかと勢いで買ってしまいました。
壊れたらどうすればいいのと聞くと保障は1年あるのでここに持ちこんでと言うことです。
日本に住んでいるので簡単には持って来れない、電話番号を教えてとお願いすると、携帯番号をくれました。
名前は、麗旋ちゃんと言うようです(旋という字をどう読むのか聞き忘れました)。

今日現在、タブレットはまともに動いていて故障はしていないようですし、ちゃんと写真も取り込めています。
困ったのは、1回充電で4時間駆動するはずが、1時間ほどでバッテリー切れになってしまうことで、そればかりか電源OFFでも電池が少しずつ消耗するようで、毎日充電しなければいけません。
次回訪問時は、この点の不満を言いに彼女のところに行かなくてはならないと考えています。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F1.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/09 Sat

米国拍買

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アルパの重さ大きさに閉口したわたしは、マクロスイターをライカに付けるアダプターに出合い一端は満足したものの、今度はマクロスイターの重さとオート用の出っ張りを不満に思いだしました。
不満に思っても変わるものがなければ諦めるだけの話しですが、よりによってオート機構の付かないスイターと言うレンズがあって、レンズ構成はまったく同じで、オートでないために絞り羽根が6枚多い15枚あると聞き、このレンズの捜索にのりだしました。

アルパ自体製造数の少ない高級カメラでスイター、マクロスイターというレンズもさらに製造本数の少ない稀少レンズです。
スイターにはオート付きのものがあって、マクロスイターにはF1.8タイプの他にF1.9の後期タイプがあります。
アルパブックというアルパのボディやレンズの機種を詳しく解説した本があって、製造本数についても細かく記述があります。
F1,8のマクロスイターは10329本、F1.9は6303本、オート付きのスイターは5785本製造されたとあって確かにいずれも製造数の少ないレンズですが、けっして入手困難を思わせる数ではありません。
しかし、どうしたことかわたしの欲かったオートでないマニュアルのスイターは1526本となっていました。
これとて入手不可能な数字ではないものの、相当に見つけるのが難しいと実感させる製造数です。

ところが、このときアメリカのネットオークションサイト、eBayの存在を知ります。
数ヶ月の間に上述のレンズはすべて見つかりました。
F1.9のマクロスイター、オートのスイター、クセノン50mmF2、オールドデルフトの50mmF2.5、アンジェニューの28mmF3.5などを次々と落札しました。
eBayは未だアメリカの一部でのみ知られる存在のため入札が少なく値段がなかなか上がりませんし、アルパのレンズなど自分以外に入札者なしというケースも多かったのです。

案外とあっさりマニュアルのスイターが出品されているのが見つかりましたが、これも結局入札者はわたしひとりで、拍子抜けするくらいあっさりスイターが手許にやって来ます。
確か落札金額300ドルに送料25ドルを足した程度の金額で、到着したレンズには説明になかったUVフィルターまで付いていました。
今度こそ目的が達成されて、もうこれ以上のレンズを買う必要はなくなりました。
いや、確かに必要なくなっていたはずだったのですが、これほどまでに安くレンズを入手できる宝の箱を前にそれに手をかけることなく、優れたレンズの話を聞きながらそれを手に入れることなく、これまで手に入れたレンズだけでもう他には何も要らないというわけにはいかなくなってしまっていたようです。

マニュアルのスイター、オートのスイター、F1.8のマクロスイター、これら3本をポジ撮影してルーペで比較してみましたが、わたしの目には4本にまったく描写の差は見つかりませんでした(F1.9のマクロスイターは構成が違いますし、F値が微妙に違ったため露出もわずかに変わって比較しにくく除外)。
構成は3本とも同じ5群7枚ですが、他には例のないスイター独特の並びをしています。
形で見れば1群目、5群目が両凸で中間の3群目が両凹ですのでトリプレットの系列と判断できます。
2群目に貼り合わせのメニスカスがあることでいえば、エルノスターということができると思いますし、スイターの75mmは完全にエルノスターの形をしているので、わたしは以前からマクロスイターをエルノスター発展型と呼んでいました。
それが正しいとの確証はありませんが、色抜けの抜群に好い描写が証拠になっていると思っています。


さて、南澳ではしばらく散策し、尖閣のようなかたちの島を眺めて市場の方へ戻りました。
店を撮影したり話を聞いたりしているうちに、活魚はともかく、日本よりずっと安価で魚種も違っている干物はおみやげにしてもいいかなと思えてきました。
買ってみたのは干し柿ならぬ干し牡蠣(?)と今日の作例のさきいかです。
魚まるまる1尾では持ち帰りがそれなりにたいへんですので、小さなものを選んだのですが、どちらもやや高価でした。
さきいかは試食しておいしかったのですが、牡蠣はまだ食べておらず、いまとても楽しみにしています。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F1.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2013/02/01 Fri

瑞士制造

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ライカからスタートしたわたしのカメラ趣味ですが、いつの間にか大きくレンズ方向にシフトして、ついにはこんなブログを続けているようなことになっています。
きっかけになったレンズはいくつかあります。
原因になったカメラはただひとつしかありません。
それがアルパです。

アルパは、すばらしいレンズ群の揃った最高のメカニカルカメラだ、使いづらいという欠点さえ克服できればとの但し書き付きでし紹介されるカメラです。
興味を持ったのはこの時点ではカメラの方で、やはり使いにくいと言われるバルナックライカをメインにしていたのでアルパもどうにかなると思っていました。
手に入れたのは11elという後期タイプだったので、実際に使いにくいというほどのことはありません。

何より痺れたのがマクロスイター50mmF1.8の描写でした。
例えば、マゼンタの発色がとても鮮やかなこと実物以上に思われ、開放でも絞ってもすごく立体感をともなって写ります。
廉価なカラーネガで撮って、ポジをルーペで見るような絵です。
宝物を手に入れたような気持ちになりました。

ところが、やはりアルパのボディは問題がありました。
あまりに重くてパルナックライカはもとよりM6と比べても、少なくとも旅に持ち出す気持ちにならないカメラと感じたのです。
ストラップや交換レンズが手に入らなかったのも問題でした。
アルパのストラップは専用のプラグがないと付けられず、これはどうにか木ネジで代用できたものの、インターネットで海外からカメラやレンズを購入するというのがまだまだマイナー手段だった当時では、銀座や新宿などの中古カメラ店を何度も訪問して探さねばならず、クラシックカメラ初心者の青年には簡単なことではありません。

では、どうしたかといえば、マクロスイターのようなライカで仕えるレンズを求めて探しもとめることになったのです。
そこで買ったのが、ヘクトール、ズマール、ズミクロン、ゾナー、ニッコールなどです。
標準レンズばかりですが、それもこれも、もしアルパが旅で使いやすいと思えるカメラであれば、わたしのレンズはマクロスイターで完結し、せいぜい日を追ってアンジェニューやオールドデルフトが追加されるに過ぎなかったでしょう。

ライカで仕えるマクロスイターに匹敵するレンズは見つかりませんでしたが、それよりももっと好いものがあることが分かりました。
マクロスイターをライカで使うためのアダプターです。
かなり高価でしたが、そのまま改造なしにライカで距離計連動するという魔法のアダプターです。
即座に入手し、わたしの夢は現実のものとなりました。
アルパを入手したとき以上の喜びです。
当然に満足して、わたしのレンズを求める旅は終結したはずだったのですが、どうやらそうはならなかったということのようです。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F1.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2013/01/31 Thu

好久不用

RD-1/Switar 50mF1.8
桂林の旅でライカM8のシャッターが壊れたことを書きました。
そこで今回持ち出したのが長らくお蔵入りしていたエプソンR-D1です。
M8を購入した元R-D1ユーザーの多くはそのR-D1を売却してしまったと思われ、手許に残した人のほとんどはM8と併用していたことと考えられます。
わたしのように使いもせずに飼い殺しにしたR-D1ユーザーは珍らしいと自覚していましたが、M8のトラブルによって少なくともブログの継続のためには役に立ったようです。

R-D1を最後に使ったのは2008年12月のことで、何とまる4年間のご無沙汰でした。
使い方の単純なレンジファインダーカメラですので、直前まで準備を怠っているといくつかの問題が発生して慌てさせられます。
まずSDカードをどこに挿入するのか分からなくなっていました。
見つけるまでに30分近くかかり、こんなとこだったっけと発見してからも俄かには信じられず、あげくに自分の記憶力を呪うことになります。

本当に困ったのはこのあとで、R-D1は2GB以下のカードでないと使えないようなのです。
もはや4か8GBのSDカードしか使っていなかったので、これは大いに困りました。
中国に着いてから買うしかないかと思ったものの、検索で様子を探ると、すでに世の中では2GBのカードはレアアイテムになっているとの記載があります。
そうだと思いだしたのは、いま使っていないコンパクトデジタルのことで、これをゴミの山から見つけ出して祈る気持ちで開けてみると、幸運にも2GBのカードが入っていてそのまま使うことができました。

間抜けだったのは、R-D1には28、35、50mmの3つのファインダーフレームしかなかったことで、今回は85mmをメインに使うつもりだったので当惑すること甚だしい。
さらには、持って行ったレンズ2本にはわざわざ、UV/IRフィルターを付けてしまっていました。
4年間の習慣は簡単になおるものではないようです。

こんなことを延々書いていたらキリがないくらいなので、今日の作例でも、あきらかな致命的ミスに言及するに止めましょう。
ホワイトバランスですね。
これがどのように調整するのかまったく思い出せず、あちこちぐちゃぐちゃ動かして違う設定をどんどん変更してしまったようです。
使用したスイターでは、発色のすばらしさを取りあげるつもりだったのですが。

シャッタースピードが1/2000までしかないので、日中レンズを開放で使えないという大問題もありました。
開放が使えない場面ではF4に絞ることだけを決めます。
そのおかげで、少年の顔とスミイカ、それに彼の小さなスミイカの3つが識別できる作例になりました。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2013/01/30 Wed

吃海鮮去海辺


今回、まず足を運んだのは深圳東南部にある南澳という海の町です。
前回は冬休みで桂林まで行くことができましたが、今回は1日半の空きがあったものの遠出は避けて市内を歩くことにして南澳に行ってみることにしたのです。
よく出掛ける大鵬へはE11という快速バスを利用していますが(EはEXPRESSの意味だと思われますが、香港などではXを使っていてこれが一般的なので違和感があります)、その終点が南澳で、海鮮料理が有名と聞いたことがあったので、お昼をここで食べて大鵬に向かう計画でした。

土曜の午後、市街からバスに乗ってE11に接続できる帝豪酒店まで行き待つこと数分でE11がやって来ました。
この先4つほどのバス停で満席になり、そのまま高速に乗ってノンストップ走行します。
並行して走る一般道を行くバスもありますがそれでは2時間かかるのですが、さすがE11は1時間かからず大鵬に到着します。
いつもならここで降りるのですが、今日はそのまま乗り続け、およそ15分後に南澳に着きました。

終点ですがターミナルにはなっておらずバス停の表示があるだけです。
ただ、脇の道の先には市場が見えていて、まずはそちらを目指せばいいということが分かりました。
この市場のことは後日記すつもりですが、肝心の海鮮レストランが見つかりません。
ぼんやり立っていた警備のおじさんに聞くと、海鮮レストランに行くなんてもったいない、市場で魚を買ってどこか食堂へ行けば安くあがりだと言ってまともに取り合ってくれません。
別のおばさんに聞いても同じ回答で、勘で探すことになりました。

地元の人で少なくとも庶民は利用していなさそうな様子なので、そういうエリアを歩いても海鮮レストランは無いでしょう。
幹線道路に出てみると思った通り、レストラン通りになっている一角があり、ここだと観光客相手かなと感じつつ、中ではいちばん地味な外観の店で食事しました。
確かに美味しくはありましたが、せっかくここまで来たからといろいろ頼んしまい費用的にはけっこういってしまいました。
深圳市内にも海鮮レストランはいくらでもあるので、それらの店と比べてどれだけ安いのか見当もつきません。
こう言っては身も蓋もありませんが、わざわざここで食事した意味が分からなくなりました。

レストランの前は道路を挟んですぐ海だったのですが、その鄙びた港の様子を写したのが今日の作例です。
前方の島が何かに似ているような気がします。
もしかしたら、深圳の人はここが尖閣だと誤解しているんじゃないかと思いました。
【R-D1/Switar 50mmF1.8 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2013/01/29 Tue

瑞士巻之旅

M8/Switar 50mmF2
もう10年以上も前のことになりますが、友人と冬のヨーロッパを旅行したことがあります。
フランスとスイスを1週間ほど巡る旅を計画しました。
詳細なルートは忘れてしまいましたが、リヨンあたりの空港からレンタカーを借りて、ジュネーブに入りスキーして、その後は南下して温暖なプロバンスを楽しんでから、マルセイユからTGVに乗ってパリに出て帰国、というようなものだったと記憶しています。

車はわたしが運転しましたが、冬のヨーロッパなんて初めてですし、ましてやスキー場に向かうドライブということでかなり緊張しました。
助手席の友人がそんなわたしをリラックスさせるべく気遣ってくれるし、ミシュラン地図もきちんと読みこなして優秀なナビゲーターを務めてくれたおかげで、無事目的地に近付いて行けました。

しかし、スイスとの国境で驚くべき事態が待っていて、結局わたしたちはスイスに入国せずにフランスに逆戻りすることになりました。
実は、この友人は在日韓国人で韓国籍だったのですが、韓国人がスイスに入国するには事前にビザを取得しておかなければならなかったのです。

日本人はビザ不要でそれが゛当たり前と思っていたので韓国人にビザがいるかどうかなんて発想が起きませんでしたし、友人は友人で航空券から旅程までわたしに一任していたので寝耳に水の話です。
わたしは友人に詫びて、友人はしようがないと言いましたが、その後の車内の空気はかなり重いものになりました。

こんなことはわたしたちだけかも知れませんが、(西側の)ヨーロッパはひとつであると考えがちです。
ドイツやフランス、イタリアなどの周辺国とスイスが違うなんて考えてもみませんでした。
そういえば、小学校の社会科だったか、スイスは永世中立国だと習ったような気がします。
やはりEUにも加盟していないし、現地通貨はスイス・フランが使われ続けているのを確認したのは、ずっとのちのことです。

山手西洋館のエリスマン邸ではスイスをテーマにしたクリスマスのデコレーションが鮮やかでした。
白い雪と赤い屋根や花が、国旗をも象徴しているのでしょうか。
ホワイト・クリスマスの世界ですから、子どもたちにもいちばん人気だったようです。
わたしがそんな様子を見ながら思い出したのが、むかしの旅のことだったという訳です。

さて、友人の希望だったスイスでのスキーはかないませんでしたが、フランス側のスキー場でじゅうぶんに楽しむことはできました。
ランチでも、定番のチーズフォンデュをいただきましたし、ロッジ風のホテルに泊まれてヨーロッパ式のスキーライフの一端は味わえたと思います。
その後もシャトーヌフ・デュ・パープのワイナリーを訪れたり、少し前にはやったプロヴァンスの空気にも触れたりと友人にも満足してもらえる好い旅になったと思っています。

その後、何度かヨーロッパに出掛けましたが、残念ながらその友人と出掛ける機会はありませんでした。
スイスにも足を踏み入れていません。
【M8/Switar 50mmF1.8 F1.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(0) | 2010/12/23 Thu

大鵬所城的生活~⑦許願

R-D1/Kern Switar 50mmF1.8

東門のすぐ脇に大きな木があって、その名も許願神樹というそうです。
願いをかなえる神の木、です。
東門の2階に昇って願掛けをするわけです。
まずは線香を供え、願い事をひものついた紙に書き、そして一礼のあとおもむろに木に向かって神を放り投げます。
神が木の枝にかかれば願い事はかなうが、それも高い位置にかかるほど、確率が高くなるということのようです。

王老師、さー、振りかぶって投げました。
あっ、かなり上に乗った、と思いきやすとんと下に落ち、かなり下の方でどうにか今度は引っ掛かりました。
ここを取り仕切る親父さんの解説では、願い事は一旦挫折するものの、その後どうにかかなうということじゃないか、はっはっはっ、と多分こんな風に言っていたようです。
何をお願いしたのかが、気になるところです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kern Switar 50mmF1.8 | trackback(0) | comment(2) | 2007/10/30 Tue
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