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イネからでは判別できず

Accurar 35mmF2.8
その地域で何を主食に食べているかを色分け表示した、世界主食地図という資料があります
小麦、コメ、トウモロコシ、イモ類、肉類、雑穀等の主食分布を見ると、なるほどと納得することが多く、世界夢想紀行食事編ができそうな気分になります。

世界の主流はパンや麺類などの小麦かと思っていましたが、この地図では中国北部から中央アジア、アラブ地域、北アフリカ、ヨーロッパ、飛んでチリとエリアとして多いもののそうでない地域の方がはるかに多いことに気付かされます。
穀類が育たないからかユーラシアの北部、アメリカ大陸北部のおそらくツンドラ地帯は主食が肉類となっていて、極端ですがエスキモーがアシカの肉を蛋白源にとせっせと食べている姿に思いをいたしました。
太平洋の島国や中央アフリカはイモ類となっていましたが、むかしTVで見たパプアの人々が大好きなサツマイモを思い出し、他はおもにキャッサバが主食なんだろうと想像します。
中米全体と南米のアンデスやブラジル東部、アフリカの一部では、トウモロコシが主食ですが、この分野はタコス以外なじみが薄く、中米を旅しているときはポテトが主食代わりのようなところもあって、もっといろいろ食事すべきだったと後悔しました。

コメについては、饅頭や麺が主食の中国北部や西アジアを除いたほとんどをカバーしていますが、他のエリアは飛んでトルクメニスタンの一部とマダガスカルしかありません。
アジア限定主食のようなものなので、詳細なアジアコメ分布地図はないかと探しましたが見つかりませんでした。
コメの種類にはジャポニカ米、インディカ米のほかにジャワ島などで食べられているジャバ米というのがあるそうですが、ラオスや北タイで主食として食べられるもち米を入れて、4種のコメの主食分布が知りたいなあと考えます。

今回の旅も、去年ラオカイ~サパ~ハノイと旅した時も、ベトナムで食べたコメはすべてジャポニカ米だったのですが、東南アジアでの主力はインディカ種のタイ米ですし、香港や中国広東省の多くがインディカ米を食べています。
米辞典というサイトでは、インディカ米のところにベトナムが記載されていて、ジャポニカ米の方にはベトナムはなく、これを見る限りベトナム人が食べるのはインディカと読めるのでとても不思議です。
フォーや春巻きのライスペーパーはインディカ米が原料と同サイトに記載されていました。
主食として食べたご飯はみな日本と同じように炊いていたことを考えても、主食はジャポニカ、加工用はインディカと使い分けているように思われ、機会あればベトナムの友人に確認してみたいと思います。

さてさて、作例ですが、ホイアンの田園風景です。
田植えは女性の仕事なのか、女ばかりのこんな光景を何回か見ました。
6月末に田植えというのは遅いように思いましたが、このあたりは米を三期作もするそうで、恐らくこれが二期目の田植えなのでしょう。
コメの質では日本にはかなわないかも知れませんが、年に3回も新米が食べられるベトナムもかなり贅沢な米食人類といえるのと思います。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/04 Mon

少ないようで多かった

Accurar 35mmF2.8
世界の国を人口順に並べると、1.中国、2.インド、3.アメリカ、4.インドネシア、5.ブラジル、6.パキスタン、7.ナイジェリア、8.バングラデシュ、9.ロシア、10.日本、というようになるそうです。
アジアばっかりかあ、ナイジェリアってそんなに人口が多かったの、ロシアは意外に人が少ないんだ等、様々なリアクションがあるでしょう。
11.メキシコ、12.フィリピン、13.ベトナムと続いていて、わたしにとってはこの3国が上位に入っていることが意外でした。
特にベトナムがそんなにも大きな国という感覚はありませんでした。

わたしはベトナムを数回訪れましたが、いずれも滞在は1週間以内の短期で、訪れたのもホーチミン、ハノイ、ハイフォン、ダナン、フエ、ラオカイ、サパのみ、ベトナムの町の多くを知っているわけはありません。
ホーチミンについては人口密集の大都会との印象がありますが、首都ハノイは都会ではあっても人口のとても多いという感じはなく、他の町ではより牧歌的な空気が漂っています。
人口の多い国というよりは、のんびりした田舎というイメージしかなかったのですが…。

気付いたことは、わたしが長らく中国を歩いていた影響ということです。
あの国では大都会はもちろん、地方のちょっとした町ですらまとまって人がいて、そんなのを行く先々で見続けることで、アジアの町の人口規模が中国基準で頭の中に刷り込まれてしまったようでした。
中国には人口100万人以上の都市が150もあって、農村に比べて都市部の人口密度の高さが尋常ではないうえに、人口に含まれない農民工などの出稼ぎ労働者がいるわけですから、世界基準とは違う物差しで測っていたということなのです。

ベトナムは、ホーチミン716万人、ハノイ645万人、ハイフォン184万人、カントー119万人までが100万人超えで、20万人以上は16市、10万人以上が37市と、やはりそれほど人口の多い国ではないという印象を裏付けているような数字です。
町村がとても多くて国全体の人口数を押し上げているのでしょうか。
ホイアンの歴史的エリアはものすごい人が町を埋め尽くしていましたが、ほとんどが中国からの観光客で、人口で言えばけっして多いと感じるものではありませんでした。
しかし、その観光客密度は市民で混みあう中国のちょっとした町の繁華街と同じレベルです。
ホイアンに着いてうんざりしたのは、そんな記憶が呼び覚まされるからなのでしょう。
かつて中国を旅していた時代は雑踏も人の塊も平気でしたが、今ではもう耐え切れなくなってしまいました。

さて、作例は、ホイアンの市場です。
歴史的建造物エリアから近く、観光客と地元の人がごったになって賑わいはなかなかのものでした。
ホイアンにはスーパーマーケットがなく、野菜や肉は日々、市場で買う人がほとんどのようで、店主と客が顔見知り同士で市場らしいネゴのようなものもなしに買い物している様子に見えます。
わたしたちはマンゴーを求めてやって来ましたが、まだ混雑しているもののピークはとうに過ぎているようで、あまりせわしないということもなく食事しながら営業している人がちらほら見られました。
広げられた野菜の残り方を見ても、彼女にとって今日の仕事は長期戦なのでしょう。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/07/03 Sun

海と雲の峠

Accurar 35mmF2.8
旅行中何度か言及したベトナムを南北に分かつハイヴァン峠が今日の作例です。
峠は海岸に面していて、車を降りて高台に上がると左右両側に海が広がる絶景が見られます。
南側は作例にも写っているダナンの長いビーチ、北側はこのあたりでいちばん美しいと言われるランコー村の緑の海と白い浜のビーチです。
そのため、作例のように左右双方にカメラを向ける人がいて、その様子がユニークでした。

しかし、この作例をよく見ると左下が激しく流れています。
この不自然さは偏ボケでしょう。
もともとガラスの質が悪くて偏ボケしてしまったか、オーバーホールか何かのおりにきちんとレンズを組めなくて偏芯してしまったかのどちらかだと考えられます。
前者なら製造元が自社品ではないからと製品管理の手を抜いたか、自社の製品に使えないとB級品を安く処分したのではと心配になります。
後者では鏡胴のほうが手抜きで1度ばらすと元通りにならないような粗悪品だったのかも知れません。
メーカーの素性のわからないディストリビューター製品にありがちな問題ではないかと思われます。

作例の道路が濡れているのは、直前まで雨が降っていたからで、ハイヴァン峠と周辺の山は常に雲がかかっていて、平地が晴れていても周囲は雨がちなようです。
ハイヴァンは漢字で海雲と書くようで、この土地の位置と気象を示すような地名が付けられたことが分かります。
海雲関と書かれた古い建物は、昨年の旅行で訪れた中国山西省の娘子関の万里の長城の遺構を思い出させました。
まさか万里の長城ってベトナムまで延びていたということはないですよね。

海雲関はベトナム語でハイヴァンクアンと読むようです。
中国語の読み方だとハイユィンクアンなのでよく似ています。
警察は公安でコンアン、注意はチュウイーとやはり中国語にそっくりですが、わたしはむかし中国語とベトナム語は似ていると思って、ベトナム語を勉強しようとテキストを買ったことがあります。
しかし、似ている言葉、つまりは中国語起源の単語はごくごくわずかだと巻末の単語索引で分かって、学習することなくベトナム語挫折という苦い思い出になりました。
日本語でも海雲関はかいうんかんと読むので中国語と少し似てますが、それぞれはうみ、くも、せきと日本起源の言葉があるように、ベトナム語で海はハイでなく、雲もヴァンでないということだと理解したのです。

ホーチミンは胡志明、ハノイは河内と書くように、人名や地名には中国語の影響はそのまま残っています。
ベトナムではもともと漢字が使用されていましたが、フランスの植民地になった時に漢字の使用が禁じられてアルファベット表記に改められました。
今では、一般に漢字が書けるベトナム人は皆無ですしフランス語もほとんど通用しないそうですが、第二次大戦まで植民地支配を受けていた影響で高齢者の中には流ちょうなフランス語を話す人がいます。
ベトナム戦争下では英語が一般化しましたが、教育には取り入れられているものの、未だ多くの人がベトナム語以外さっぱり通じないというのが現状です。
そういえば、行きに奈良からバスに乗って関西空港に向かうときに河内の地名表記があり、河内から河内を旅するのだなと妙な感じがし、奈良へ来るときも東名大和バス停から乗車しているので大和から大和へだと言っていたことを思い出しました。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/29 Wed

やじろべえさんの雨

R-Serenar 5cmF1.5
ホイアンにはもう1泊して明日の朝の便で帰国の途につくので、今日は実質的に旅の最終日です。
ベトナムでやり残したことはないかとか、人の少ない早朝のうちにホイアンを散策しようとか真面目な旅人なら発想しそうなところですが、わたしたちは何も考えずに1日過ごしました。
ホテルで1日200円で自転車を貸してくれるというので。海まで行ってみようと計画しました。
まず市場に寄って、南国フルーツを仕入れて海辺で食べようと見て回ると、濃厚なオレンジ色をした見るからに完熟のマンゴーを手に入れて上々の滑り出しでした。

海までは一本道ですが、交通量が多い通りで車やバイクが追い越していく中を自転車で行くのは少々危険ですし、田園地帯の農道のような道の方がいかにもベトナムらしい風景が見られて楽しいだろうと地図を見ながら裏道を進みます。
進路を川に遮られたり、大きなホテルの敷地に入りそうになって警備員に追い立てられたりしながらようやく待望の海に出ました。

掘っ立て小屋のレストランがあったので、ちょっとしたシーフードとビールで乾杯しました。
日本の海の家のような施設でしたが、メインの海水浴場からだいぶ離れてしまっていて、重機が入った護岸工事まで行われていて泳ぐ人もありません。
ボゴタですっかりお気に入りになったモヒートをおかわりで飲みましたが、いま考えるとミントの代わりにパクチーが入っていたかも。
市場で手に入れたマンゴーとパパイヤは、さすがにここでは広げられないので、少し歩いて波打ち際近くに腰掛けてぱっくぱくと食べまくりました。
完熟マンゴーは期待通りの美味で、この国の大地の恵みに感謝せずにいられません。

帰りもまた道に迷いまくりながら、それでもかまわず田植え風景を眺めながら適当な道を漕いでいると。道端に古びた碑を見つけました。
何やら英仏日の3ヶ国語で記してあって、薄れた日本語は読めないので、英語の方をみると400年前の日本人の墓が田んぼの真ん中にあるようです。
江戸幕府の鎖国令にしたがって帰国しかけたものの、残してきたホイアンの恋人のことが忘れられずに舞い戻ってこの地に骨をうずめた谷弥次郎兵衛という貿易商の墓だそうです。
この碑を読んでええっ?と思ったのは、ホテルの髭のマネージャーがタニという名前だったからです。
今朝、あいさつに来たとき、タニと自己紹介するので冗談で日本人かと聞いたのですが、笑いながら近くの町で生まれたベトナム人と言っていました。
本人も知らないけど、実はやじろべえさんの祖先なのかも知れません。

ホテルへ戻って落ち着く間もなく、激しいスコールがやってきました。
隣室のアメリカ人とすごい雨に興奮して、バルコニーから繁華な通りを観察しました。
10分もしないうちに道は川になって気温が下がり、ほとんどの人は軒先に立ち尽くしながら雨宿りしています。
するとどこからともなくかっぱ売りが何人もやって来ると、雨がっぱは次から次へと飛ぶように売れていきました。
人々はかっぱを着るや一目散にそれぞれの宿へ戻っていくのですが、赤青黄色とカラフルなかっぱの行きかうさまは、まるでもうひとつのランタン祭りです。
タニさんによれば、今は乾期で雨が降ることは珍しいそうで、こんな大雨が降るなんてねえと驚いていました。
偶然墓前に現れて手を合わせていったわたしたちを喜ばせようと、やじろべえさんが降らせた雨なのかもとわたしはぼんやり考えました。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/25 Sat

みなかみではありません

Accurar 35mmF2.8
貧乏性ツーリストを自称するわたしが、水上コテージに泊まったと言っても信じてもらえない可能性があると思い、宿の作例写真を証拠にすることにしました。
超高級リゾートではありませんが、わたしがよく利用する目の前が砂浜のバンガローとはあきらかにランクの上な水上コテージです。
ジャングルのような木々の中からオレンジ色の屋根が見えていますが、あちらは同じリゾートの見晴らしのいいヴィラです。
残念ながら水上コテージ周りの水は濁っていて泳ぐ気になりませんが、ヴィラの方はプライベートプール付きなので欧米人にはそちらの方が人気があるそうです。

ホテルの名前にラグーンという文字が冠されています。
かつてGTフィッシングに行ったモルディブではラグーンと言えば、サンゴ礁に囲まれた環礁のことを意味していて、そのドロップオフに大物が潜むなどと船を走らせた記憶から外洋に面した海を想像したのですが、ラグーンにはもうひとつ外海から砂州で隔てられて湖沼化した地形という意味もあるのだそうで、秋田の八郎潟などと同様、このホテルも後者の意のラグーンの
前がロケーションだということでした。
湖沼化といってもわずかの部分で海とつながっていて、水を舐めると塩辛いので淡水化はしてないようです。
水がきれいとは言えないのは、漁村の排水が流れ込むからでしょうし、一体でエビの養殖をしていることと関係がありそうです。

おもしろく感じるのは、ホテルはできて数年で、その頃はすでにラグーンの水は今と変わらずきれいに澄んではいなかっただろうということです。
床の一部がガラス張りになっていて四六時中透明度の高い海の中が見渡せるとか、朝食のパンを窓からぱらぱら撒くと魚がわっと集まってくるとかいうのが水上コテージだと思ってましたが、そればかりじゃないということなんですね。
去年、マレーシアでツリーハウスという木の上の建物に寝泊まりする体験をしましたが、あそこだって特別な森ということではなかったですし。
ツリーハウスでは自然と共生する人や森の生き物たちに思いを馳せたりしたように、水上コテージでも漁村の暮らしや海をいかにきれいに保つかなど、誰でも自然に考えるようになるとかリゾートでは考えたのでしょうか。

ホテルのスタッフの多くは近くの漁村で採用されたようです。
掃除やメンテナンスのスタッフなど英語はあまり得意でないと言いつつ、出身を聞くと近くの村だなどとみな笑顔で答えて、地方に生まれ育ちながらインターナショナルな仕事をしている自負が伝わってきました。
もちろんレセプションやウェイトレスなど会話の機会の多いスタッフは、大学で英語を専攻したなどわたしよりよほど語学力があるくらいです。
そんな彼らが、常に笑顔で丁寧だけどへりくだらずに接してくれているところが、ベトナム的なようで気持ちよく感じました。
例えば、ヨーロッパで高価なホテルだとドアマンからベルボーイ、レセプションと冷淡にも見えるような人たちが慇懃に接するので疲れてしまうところ、家族経営のペンションでお客として遇するけど連泊するうちにあなたは家族みたいなもんだと打ち解けていくような感じに似ているでしょうか。
こっちは金を払ってるんだ黙って言うとおりにしろ的な旅は絶対にイヤです。

このホテルで唯一残念だったのは、食事のことでした。
ベトナムの庶民的な食堂などの味に慣れてしまうと、ホテルのレストランのベトナム料理は上品すぎるというか、欧米人に迎合した味だからか、どうもベトナムベトナム料理を食べている感じがしないのです。
レストランが悪いというわけではなかったのは、ステーキやスパゲティを頼むと逆にヨーロッパの庶民的な食堂で食べるよりずっとおいしかったことで理解できます。
今夜は滞在最終日ですので、国道のところまで行って適当な食堂に入ってることにしてみました。
メニューがなく、言葉が通じずで何をどう頼めばいいか分からずに厨房に入って食材を見るも、ますますどうすればいいやら途方にくれました。
おばちゃんが何やらいうのをOKして出てきた料理は、厨房の食材がすべて少しずつご飯に乗っかったものでしたが、それがまたとってもうまいんですね。
お会計すると、1食100円以下でビール50円と、ホテルで食べる10分の1。
安い食堂のおばちゃんにも、抜け駆けしたホテルにも申し訳なくなってしまいました。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/23 Thu

だからこそバイクに乗る

Accurar 35mmF2.8
ベトナムは日本列島と似た北東から南西に伸びる縦長の国土ですが、民族や習慣、言語など、南北で違いがあるようです。
旅行者の視点でも、北の人は中国人と似て見えるし、南の人はいかにも東南アジア的な風貌に感じられます。
その南北を分かつのが、ベトナム中央部のダナンという都市の北にあるハイヴァン峠という山の頂のところだと聞きました。
昨日はレンズのことに夢中になって書き漏らしましたが、わたしたちはハノイから国内線でダナンへ飛び、ホテルの車でハイヴァン峠から古都フエに近い海辺の町にやって来たのでした。

少しはリゾート気分を味わいたいと、ベトナム中の海辺のホテルを調べ尽くして、特徴があってコストパフォーマンスの高い宿を選びました。
リゾートタイプの水上コテージなのに近くには漁村があって、リゾートとアジア旅の双方を満喫できそうです。
わたしのように、リゾートにはぜひとも滞在したいが、それだけじゃあ退屈というじっとしているのが苦手な貧乏性の旅人には理想的なりそーとホテルです。

どの土地でもアクセス不便なほどよい宿があるものですが、ここもフエ空港から1時間車に乗る必要があったところハノイからの利便性でダナン空港へ飛んだところ、ホテルの車で1時間半もかかりました。
しかし、そのハノイ‐ダナンで利用したLCCのベトジェット航空は、4000円ほどと安く、フライトアテンダントのお嬢さんが離陸前の安全デモンストレーション終了時にかわいくおまわりさんの敬礼のようなポーズをしてくれて、それだけでも4000円の価値ありなのでした。
なんでも就航間もないころ、機内でアテンダントの水着パフォーマンスをやって大好評だったものの、ベトナム運輸省からペナルティを課せられたとの逸話がある、すばらしい航空会社なのでした。

滞在型ホテルの多くで実施されているように、ここでも無料のアクティビティがいくつか用意されていたので、2日目の滞在になる今日は、フエのフリーツアーに参加してみました。
朝9時にホテルを出発して3時に集合場所でピックアップしてもらうまで自由行動というプランです。
大型のワゴンに乗り込むと香港からの家族連れと韓国からのカップルの2組も参加で、宿泊者の中に何組か見た欧米人はいませんでした。
フエは、19世紀に首都が置かれたベトナムきっての古都で、王宮をはじめとした歴史的建造物で有名でしたが、暑さ厳しくカフェやスーパーで涼んでばかりのだらだらツアーになってしまいました。

本日の作例は、扇風機のカフェでまどろんでいたときの情景です。
松葉杖をついて買い物していた女性がバイクに乗ろうとしたので驚いたのですが、なんともないように松葉杖をサイドに置きながらまたがって、颯爽と立ち去っていきました。
よく見たら3輪仕様に改造してあって、ベトナムで生きていくためにはバイクが切っても切り離せないものなのだと教えてくれているようでした。
すっかり感心しながら集合場所にもどってみると、我々3組ともが同じ大型スーパーの買い物袋を提げていたのでみんなで大笑いになりました。
みな観光はそこそこに同じスーパーでの買い物に時間を費やしていたのですね。
日韓港と性格の違う人種のように見えて、アジア人の行動パターンはさして違わないということのようです。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/21 Tue

恐怖の交差点

Accurar 35mmF2.8
アキュラー35mmF2.8というレンズの製造数はどのくらいだったのでしょうか。
わたしの製造番号は1006Kで、検索したら1008Kというまったく同じ外観のアキュラーが新宿のカメラ店で販売された実績があることが分かりました。
他に情報はなくこの2つだけだと製造数10本かもと驚きますが、50本かも知れず、100本の可能性もありますが、100本以上販売されたレンズならもう少し別の個体が見つかってもよいように思います。

製造番号のKはコーワを意味すると聞きましたが、その信憑性を疑っていいものでしょうか。
日本でライカマウントの35mmF2.8を製造したメーカーを列挙すると、キャノン、トプコール、三協光機、共栄光学、田中光学などがありますが、共栄光学は頭文字がKですし、三協光機のレンズ名もコムラーなのでやはりKです。
さいわいコムラー35mmF2.8を所有しているので比べてみることにします。

両者は鏡胴デザインや最少絞り値が違いますが、そこはコストダウンのための変更など理由を考え得るので無視することにします。
構成は両者とも4群6枚のガウスタイプで、コーティングもシアン・紫系でよく似ています。
しかし、前玉後玉とも直径はコムラーの方が1mm近く大きく、蛍光灯を反射させて動かすと微妙に反射と動き方に違いがあるので、ガラスの厚みや曲率が違うと判断できます。
したがって、この2つは同一の設計ではないと結論付けられます。

共栄光学は、三協光機が分裂してできた会社で、ほとんどのレンズが三協光機の設計そのまま、あるいはガラスや部品はコムラーのものを使って刻印だけ変えていると言われてますので、これもアキュラーとは違いそうです。
あるいは、別のK始まりのメーカーがレンズシャッターカメラ用に35mmF2.8を製造したものをライカマウントに仕立てたのかも知れませんし、そもそもKがメーカー名を表していなくて実はトプコールと同じレンズだったということもあるかもしれません。
ただ、コムラーではなかったことで、やはりコーワ製である可能性が少し増したのではとほくそ笑んでいます。

さて、本日の作例は、大阪の天神橋筋商店街からです。
とても長いアーケード商店街で、外国人の人気観光地にもなっているというので連れてきてもらいました。
なるほど、平日の昼間だというのに多くの人出でにぎわっています。
しかし、これだけの人なのにさすが大阪、自転車は降りずに通行しています。
さらには電話しながらベビーカー押す人、スーツケースの旅行者があっちからそっち、ここから向こうと無秩序に行きかいます。
一見危なく見えるのに、ぶつかったりとか転倒したりなんてないようです。
ここを訪れる外国人旅行者の目的は、買い物じゃなくてこれを見るためだったりして…。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(0) | 2016/06/15 Wed

ぶち壊しカメラマン

Accurar 35mmF2.8
何だか怪しげなレンズを手に入れました。
ライカマウントの広角レンズで、アキュラー35mmF2.8という国産レンズです。
アキュラーはACCURARと綴りますが、恐らくアメリカ市場でレンズやカメラ用アクセサリーを販売したACCURAの製品ということを示しているようです。
ACCURAの正確なことは分かりませんが、販売組織力のある会社が1960年代頃に日本の光学メーカーにレンズを製造させて自社ブランドとして売り出たせたディストリビューターだったと思われます。

見た目もスペックも地味で素性の知れないレンズなんて普通の人は見向きもしないと思いますが、アキュラーという名前がアキラという名前のようで面白いですし、何より製造番号が1006Kというのに惹かれました。
以前このブログで、ソリゴールというやはりディストリビューターの日本製35mmF3.5レンズを紹介しましたが、その製造番号も1134Kとなっていました。
当時、Kの意味が分からず、プロトタイプの製品に対して非正規の製造番号の意味でKを付けたのかと想像しましたが、その後KOWAが製造したので略号に頭文字Kを使ったとの情報をいただきました。
今度はSOLIGOLではなくACCURAですが、両者とも同様のディストリビューターなのですから、Kが付けばKOWA製と考えられるので購入に踏み切ったのです。

コーワで35mmF3.5のレンズを製造していた痕跡は見つけられませんでしたが、35mmF2.8なら有名なライカマウントのレンズがあります。
コーワのプロミナー35mmF2.8は高性能な上に製造本数が極端に少なくて、入手困難なレンズとして知られています。
今回のACCURAが同じレンズであれば、ずいぶんと安価に同じものを入手したことになりますし、偉大なる発見かもしれません。
入手間もないですが検証できないかの思いもあり、さっそく、今回の旅に連れていくことにしました。

言うまでもなくプロミナー35mmF2.8は持っていませんが、「世界のライカレンズPart 3」に掲載されています。
1959年くらいに短期間販売された4群6枚のダブルガウスレンズと書かれていました。
描写についてはこまやかさを持ったシャープなレンズと高く評価しています。
アキュラーも同じ4群6枚のガウスタイプで、クロームとブラックのアルマイト加工された鏡胴は1950年代後半頃のそれを想像させます。
描写も繊細かつシャープな印象です。
それらは、同じレンズであることを否定はしませんが、当然ながら断定するだけの要素とは言えません。
可能性は残したと言っておくしかないでしょうか。

さて、本日の作例は、奈良の元興寺で開催された室内楽のコンサートの余韻です。
ムジークフェストという奈良市民のための音楽祭の公演のひとつとして、お寺のお堂のような建物で弦楽四重奏を聴いたのですが、これが驚くほどすばらしい演奏でした。
平日の昼間の有名でない弦楽四重奏演奏会に人なんて来ないのではとの心配をよそに、100人近いファンが集まっていたのには、奈良の方の民度の高さを知らされました。
撮影禁止とのアナウンスがあり、狭い会場での室内楽では当然と思ったのですが、主催者でしょうか安っぽいミラー音をパッコンパッコン響かせて、演奏中間断なくあちこち移動しては撮影している大ばか者に集中力を削がれて音楽を楽しめません。
最高の演奏、すばらしい聴衆、主催者だけが音楽には無関心。
そんな演奏会でした。
【Alpha7II/Accurar 35mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Accura Accurar 35mmF2.8 | trackback(0) | comment(2) | 2016/06/14 Tue
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