いぶり漬けされてしまいました

Darlot(N.N.)7cmF2.3
かなり昔の話ですが、1等当選が何本も出たというので話題になった百貨店の宝くじ売り場に行って、宝くじを買ってきてもらえないだろうかと頼まれたことがありました。
仕事を終えてその百貨店に行くと、みな同じ時間帯に人が集中するからでしょう長蛇の列ができていました。
これは30分待ちくらいかと行列の嫌いなわたしはゲンナリしましたが、先頭の方を見るとどうも様子が不自然です。
窓口が2つあって1つには列が並び、もうひとつにはたまに買う人がいる程度なのです。
当選くじが出たのはそちらの窓口なんだろうなあと感じつつも、依頼した人には申し訳ないですが、面倒なので列の無い窓口の方で購入しました。
その後、そのくじが当たったかどうかは聞いておりません。

実は、その時の対応してくれたのはいかにもおしゃべり好きそうなおばちゃんだったのですが、列ができている方はきれいなお嬢さんでした。
宝くじの当選って、その店で販売されたというのは分かるでしょうが、どちらの窓口から売られたものだというところまで管理されているのでしょうか。
もしそうだとしても、わざわざ店で左の窓口で1等賞とまでは言わないでしょうから、言ったとすれば買った当人です。
そんなことを公表する場と言うものもあるとは思えず、その時のわたしの結論は、どうせ買うならきれいなお嬢さんの方から買うべしという人が多く、いつの間にか訳の分かっていない人までこちらの窓口だと右ならえしてしまった結果ではないかということでした。
本当のところはどうなんでしょう。

若い頃にはそういうことに鈍感でしたが、おじさんのベテランになった今では、どうせならきれいなお嬢さんからという行動が当たり前になってしまいました。
例えばスーパーで買い物するときは、レジが何か所かあるとさっと見て少なくともお嬢さんと言えるような女性がレジ打ちしているところで会計するようにしています。
おばちゃんから買っても値段は同じですが、若い女性から買うと少なくとも気分は違います。
そんなことを考えたりスーパーのレジで実践する中年男性ってわたしの経験ではけっこういるような気がします。

いや、そういえば学生の頃、どこそこの喫茶店には可愛いウェイトレスがいるとか、あそこの食堂の娘が意外に美人で毎週何曜の何時頃に行けば会えるとか、そんな話はいくつもあったので、少なくとも仲間内では若い頃からの行動パターンに大きな変化なしというこは言えそうです。
それならもはや言うまでもなく、きれいなお嬢さんの店員がいれば、そうでない店員さんよりも売り上げに貢献している訳ですね。
看板娘という言葉もあることですし。

東京ドームのイベントに美人が多くて、みんな愛想が良くて写真も撮らせてもらえたのはそういう理由なのでしょうか。
最初の日に書きましたが、このイベントすごい集客力のようで人いきれで疲れてしまうほどの混雑具合でした。
人気のどんぶりとか、スイーツとかには長蛇の列は当たり前です。
わたしは並ぶのが苦手なので、そういうところを避けて食べ物を購入して食してみたわけですが、旨いと言えるものには巡りあうことができなかったですし、しかもことごとく高くて、都内のランチがサラリーマン・OL向けに安くておいしいランチを提供している中で、それはないんじゃないのと文句をつけたくなるような質と価格にがっかりしました。

ブログやツイッターの時代だとどこが美味しいとかそうでないなどの情報はオンタイムで流れてしまいますので、地方から出店して来て閑古鳥にならないようにするためのもっとも手軽な手段はきれいなお嬢さん店員を雇うと言うことでしょう。
みんなそれに騙されてしまう。
と言っても、今回登場の少なくとも3人は、食事処ではなく物販のブースにいた女性たちで、そこで試食したものはみなとても美味しかったです。
その3ヶ所ともでわたしは購入しています。
もちろん今日の作例の秋田のいぶり漬けも。
別に、その女性が好みだったからとか、写真を撮らせてもらったお礼にと言うわけではありません。
あくまで美味しかったから買ったまでです。
【Alpha7/Darlot(N.N.)7cmF2.3 F2.3】
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thema:ペッツバール genre:写真
Darlot(N.N.) 7cmF2.3 | trackback(0) | comment(0) | 2015/01/28 Wed

気持ち揺さぶるアイドル

Darlot(N.N.)7cmF2.3
ペッツバールは一般には逆光に弱いレンズです。
当時は、スタジオでの人物撮影を主眼に製造されていたので止むを得ないことかと思っていましたが、同時期の風景用のレンズは逆光に強いとも思えないので、内面反射防止がまだまだ完璧ではなかったということでしょうか。
とは言え、1840年代製造のペッツバールでも鏡胴の内側は艶消しの黒塗装が為されていて、写真レンズは登場と同時に内面反射を問題視していたことをうかがわせます。

わたしの使用体験では、逆光で撮影しようとするとコントラストが大きく落ちてしまいますが、これはハレ切りによって概ねコントロールできます。
それらから得られる解答は、むしろペッツバールは逆光に強いじゃないかということです。
ハレ切りで逆光を免れられるということは、フードを延長すれば逆光に影響されないレンズということになるでしょう。
さらに内面反射と言うことであればコーティングが力を発揮するでしょう。
ペッツバールに光学計算されたフードとマルチコーティングで、光をものともしないレンズにすることができるような気がします。

さて、今日の作例のように、東京ドームの強い照明が原因と思われるフレアが出現してしまうケースが何枚かありました。
いずれも下3分の1程度が影響を受けてしまっていますが、あおりを受けて人物の立体感もなくなってポスターを撮ったようなまっ平らな写真になってしまうのが奇妙な感じです。
下がフレアと言うことは、撮像素子の上部にフレアが出ているということですので、レンズの下部から入った光が影響しているということになるでしょうか。
強い光線がフードの下部に当たって、鏡胴内部にて乱反射しているような状態を想像してしまうのですが、実際にどうなのか光線追跡などが必要で、わたしには判断できません。

ところで、ペッツバールレンズの外観上の代名詞のようになっているのが、ピント調節機構のラックアンドピニオンです。
ペッツバールは内筒と外筒の二重構造のようになっていて、外筒に付けられたハンドルを回すことでハンドルの先端のギアが内筒に付けられた溝を回転して前後に動かす仕組みになっています。
このラックアンドピニオンは消失しているケースが多く、付いていても経年によってスムーズさを失っていたりすることもあって、デジタルで使用する場合は別途ヘリコイドを挿入させてピント合わせに使用してきました。
当時の木製カメラの蛇腹でピント合わせするようなものですね。

しかし、この7cmF2.3の改造ではバックフォーカスが短いこともあって、初めてヘリコイドを噛ませずラックアンドピニオンのみでピント合わせする改造が試みられています。
今回初挑戦してみたわけですが、親指と人差し指でハンドルをつまんでのピント合わせは、慣れるととてもスムーズで、操作性の楽しさがたいん気に入りました。
右手がカメラをホールドして、左手がレンズの下部を支えながら親指と人差し指でピント調節します。
ハレ切りは、その要領でピントを合わせたらそのまま左手をレンズ上部にかざすという一連の動作をするイメージです。
7cmレンズはさすがに10cmと15cmと比べてずいぶんと小さいのでこの辺の動作がやりやすいのがいいです。
20cmくらいになるとハレ切りもかなり前方に手を伸ばさなければならず、右手だけのホールディングはとても不安定ですので。

さてさて、作例の美少女ですが、岩手県久慈市のご当地アイドルあまくらぶのひろみちゃんです。
名前の通り、歌って・踊って・潜っちゃう、がキャッチフレーズの5人組アイドルのひとりです。
NHKのあまちゃんと関係があるそうで、ファンだという女性が一緒に写真を撮ったりして盛り上がっている場面に遭遇したりもしました。
5人ともタイプの違う可愛らしい女性で、好みが分かれるところだと思いますが、わたしは親切にしてもらったしおんちゃんという女の子のファンになったのですが、フレアの特徴がはっきり出た作例のひろみちゃんに登場してもらいます。
詳しいことは分かりませんが、彼女たちは震災で疲弊した地元久慈を盛り上げようと志願して頑張っている健気な少女たちで、この日は歌のステージがあったのですが、それ以外の時間は久慈の特産品の販売に声をからしている姿が印象的でした。
この3月には卒業してしまうとなっていたので5人組での活動はあとわずかなのかも知れません。
影ながら彼女たちのように声をからして応援したいと思います。
【Alpha7/Darlot(N.N.)7cmF2.3 F2.3】
thema:ペッツバール genre:写真
Darlot(N.N.) 7cmF2.3 | trackback(0) | comment(0) | 2015/01/27 Tue

酸っぱいはレモンのみならず

Darlot(N.N.)7cmF2.3
東京ドームにはラオスの撮影に使用したドゥロジーのペッツバールを持参しました。
わたしのドゥロジーはたいへん重厚な作りで、ドゥロジー独特のマークも輝いていて、撮影させてもらう人によく見せてその素晴らしさを共有することで、気持ちよくモデルになってもらおうと意図してのことです。
しかし、実際に当日のイベントで使おうとすると焦点距離15cmはあまりに長く、撮影するときはかなり後ずさりしなければならず、混みあったドームのイベントでは他の人の邪魔になるばかりです。
もうひとつ、階上が暗くF4クラスのレンズでは厳しいという問題もあって、レンズ選択の失敗を痛感しました。

撮影を諦めようかとも思ったのですが、途中から合流したksmtさんが、以前わたしがお願いしたペッツバールの改造を終えてわたしに手渡そうと持ってきてくれていました。
70mmF2.3と焦点距離、明るさともわたしの願いが通じたかのような理想的なスペックで、これに切り替えることで撮影続行を可能としてくれました。
ksmtさんには二重、三重に助けられた格好です。

"Darlot(N.N.) 7cmF2.3"としたこのレンズですが、ダルロー製であることは証明されていない無銘レンズです。
このレンズを入手する直前に、同じく無銘の5.8cmF2.3というよく似たレンズを手に入れていました。
レンズを譲ってくれたイギリス人によると、以前、まったく同じ外観のレンズを持っていて焦点距離等も同じだったが、そのレンズには"Darlot Paris"と刻印されていて、無名のわたしのレンズの倍の価格で売ったとのことでした。
だから、このレンズもダルローの可能性が高いと思うとのメールをもらっていたので、さらにその後に手に入れた70mmF2.3もダルローの可能性があるだろうとの希望的観測を書き入れたというだけに過ぎません。
ちなみに"N.N."は、ノー・ネームの意味です。

それにしても7cmF2.3というのは魅力的なスペックです。
35mmフォーマットは余裕でカバーしますが、ペッツバール型独特の周辺部の像面湾曲と非点収差による乱れが顕著です。
一方で、中心部はシャープですので、被写体は常に真ん中に置かなくてはいけません。
これはまさに、19世紀半ばにヨーロッパやアメリカで撮影されたペッツバールレンズによるダゲレオタイプのポートレイト
写真そのもののスタイルです。

これまで使用して来た125mmとか150mmのペッツバールというのは、いわゆるクォータープレートサイズで35mmよりだいぶ大きなフォーマットサイズです。
だからこそ画面全体を均質に撮影可能なのですが、それではペッツバールらしさが得られないという考え方もできます。
100mmクラスですとごくごく周辺に収差が現れてくるというところなので、このあたりが面白いと感じることが多くあります。
しかし、さすが70mmF2.3は、よりペッツバールらしさを味わえる楽しいレンズだということが分かりました。
この写りだと、もはやポートレイトかせいぜい中心に主題を置いたスナップしか使えず、風景を撮ろうなどと考えることがなさそうなのがまた好いと言えます。

今日の作例は背景が無く、レンズの面白さを十分に伝えられていないのが残念ですが、昨日と同様にピントが合っているのかいないのか微妙な感じに美しい女性を捉えたわたし好みの絵になっています。
昨日より照明があるのはありがたいのですが、斜め上からの光で目などに影ができてしまったのは残念です。
帽子にトマト梅と書かれているのがかすかに判別できますが、トマトとともに漬けたという梅干しの試食をさせてもらいました。
梅干し好きのわたしには新境地の味でしたが、おにぎりやご飯と供にというよりはフルーツのような感覚で楽しめる不思議な食べ物でした。
それでも、こんな可愛い女性が提供してくれるのでなければ、わざわざ並んで試食はしなかったでしょうから、素敵な人が販売したりすることがいかに効果的かをよく知らしめられたような気がします。
【Alpha7/Darlot(N.N.)7cmF2.3 F2.3】
thema:ペッツバール genre:写真
Darlot(N.N.) 7cmF2.3 | trackback(0) | comment(0) | 2015/01/26 Mon

今年は北陸

Darlot(N.N.)7cmF2.3
真夏もそうですが、寒い冬に戸外で写真なんてあまり撮りに行きたくはありません。
しかし、年末年始以外は毎日更新をムキになって続けているので、わがままを言うこともままなりません。
わたし自身は寒さに強いので、外出することは厭わないのですが、撮影するものが無いという問題があります。
苦慮の末見つけたのが、東京ドームで行われた「ふるさと祭り東京」というイベントでした。
屋内で寒くないし、人も集まっているし、これなら何かしら撮影のネタはあるだろうと出掛けてみることにしました。
今日から数日はその時の作例を出させていただくことにいたします。

ふるさと祭りという看板を掲げていますが、なぜかこのイベントのメインは全国から出店しているフードブースの食事のようです。
お祭りでは入場者数を稼げないので、抱き合わせでやっているのでしょうが、タイトルに偽りありと首を傾げたのはわたしだけではなかったことでしょう。
実際、日本各地の美味しいものを食べられ、合わせてお祭りの熱気も楽しめると期待して入場した人は多かったと思います。
東京ドームはたいへんな人出でごった返していましたし、人気ブースには長蛇の列ができて1時間待ちとか90分待ちの表示が出ていたくらいです。

人の多さにすっかり食事の方は戦意を失いましたが、撮影の方はどうにかなりました。
全国から集まるイベントでしたので、多くのミス○○や△△観光大使のような美人も集結していたからです。
一方で、懸念されたゆるキャラがほとんどいなかったのが幸いでした。
一般にゆうキャラは巨体な分だけ望遠レンズではかなり後退しなければなりませんし、のっぺりした顔付はレンズの特徴を見るには不向きで、わたしにとってはまったく歓迎されざる存在です。
撮影するなら老若男女問わず、表情のある人間を撮るのがいちばん面白いと思うので、ゆるキャラ不在は大いに助かりました。
人の多いイベントなので、視野の狭いゆるキャラがうろうろしていては邪魔ですし、事故を起こしては大変だとの配慮があったのかも知れません。

ミス○○や△△観光大使は、撮影してもブログなどに画像が好意的にアップされる分には、観光PRに寄与できるということからか、撮影拒否されるということは今までありません。
今回も多くのミスや大使を撮影させていただいたのですが、販売で参加している美女たちも、お願いするとほぼ全員が撮影を許諾していただけました。
大盛り上がりのイベントでノリがよかったということがあるでしょうが、やはりここでも150年ほど前のペッツバールを使用していることが功を奏したのは間違いありません。
今回は、敢えてそういうミスや大使でない美人の作例だけを続けてみようと思います。

今日の作例は、法被が高岡の商工会議所のものですので、商工会議所が雇ったのかもしかしたら会議所の職員かも知れませんが、笑顔が素晴らしく初日の作例に即採用決定しました。
高岡はラーメンのブースを出していたようでラーメンメニューを手にされていましたが、すみませんがそれを持っていないカットを出させていただきます。
作例の笑顔は、営業スマイルではないことを祈るばかりです。

いま、北陸新幹線が3月に開業するとJRのコマーシャルをしきりに流しています。
レンズ仲間との旅に利用してみたいなどと考えているので、高岡も含めて候補地にしたいなどと考えを巡らせているところです。
さて、その北陸新幹線ですが、3月に長野~金沢間が延伸されて開業するのですが、たぶんこの区間だけだと思いますが、営業はJR西日本になるのだそうです。
長野、新潟、富山、石川が西日本と言うのがすでに違和感を強く感じさせますが、そのJR西日本のコマーシャルが物議を醸しているらしいです。
コマーシャルは3種類あって、五箇山の富山編、金沢の石川編、永平寺の福井編なのですが、今回開通するのは前述の通り金沢までで、福井開通は2025年予定でつい先日前倒しするとかニュースになっていましたが、少なくとも今回は金沢までで福井県まで行きません。
これに噛みついているのが新潟県民で、なぜ今回開通した新潟県上越市はすっ飛ばして、福井県を宣伝するのかと怒り心頭なのだそうです。
もっとも福井県もあのコマーシャルではあまり宣伝効果は望めないような気がするので、JRにまかせず北陸+新潟で大いにPRされてはいかがかと思います。
【Alpha7/Darlot(N.N.)7cmF2.3 F2.3】
thema:ペッツバール genre:写真
Darlot(N.N.) 7cmF2.3 | trackback(0) | comment(2) | 2015/01/25 Sun
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