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大きくて小さいフォーマット

Voigtlander 12cmF3.6
旅の話から少し外れますが、先日、大判に初挑戦したので、今日はそのことを書き残しておきたいと思います。
ペッツバールで遊び出してからすぐに思ったのが、レンズ本来のフォーマットのカメラでの撮影でした。
像面湾曲がペッツバール最大の収差なので、それが現れる周辺部分を使わないフォーマットの撮影ではレンズの特徴が分からないと考えるのは当然のことです。
最初に入手したダルマイヤーのペッツバールの焦点距離が12cm弱で、この5inch前後のものはその後も何本か入手しましたが、これらは4×5用のレンズだということでしたので、ピッタリのカメラがありました。
スピードグラフィックです。

スピードグラフィック(以下スピグラと略す)は製造期間が長くバリエーションが多いのでどのタイプと言わなくてはいけませんが、旅先でその辺が調べられないことをご容赦ください。
ペッツバールを使用するうえで重要だったのはカメラ本体にフォーカルプレーンシャッターの付いたタイプでした。
使いたいレンズは何本も持っていますが、その都度シャッターを付けるよりレンズボードに付ける手間だけでシャッターはカメラにあればずっと楽に撮影できます。
製造数の多いスピグラを探すのは簡単ですので、せっかくだからと米軍仕様のオリーブ色で三脚やストロボガンその他がケースにセットになったものを購入しました。
送料だけで1万円かかってしまいましたが、さらにシャッターが壊れていて修理に出さなくてはならず、中国の順平さんのところに持って行ったので時間がかかったもののようやく修理完了し、半ばあきらめていた連動距離計はやはり直せないとのことでした。

三脚付と書きましたが、わたしがやりたいのは大口径のペッツバールでカメラにシャッターも付いているのですから手持ち撮影です。
Ksmtさんは、8×10をものともせず、三脚にレンズキャップで1秒シャッターを切る豪快な撮影法を駆使していて、なるほど大判では大仰なほど好いのかと気付かせてくれました。
しかし、報道カメラマンがストロボも使いながら手持ちで撮っていたスピグラでは同様の撮影法で頑張ってみたいと考えました。
あいにくカメラが修理から帰って来た時には旅が始まっていて、フィルムや現像システムの準備かできなかったのですが、すでに初心者の域を抜けて順調に撮影活動していたksmtさんがそれらを用意してくれました。
ちょうどknpmさんも時間がとれるというので、3人で古典レンズを楽しむ会的な撮影に繰り出しました。

knpmさんは最近入手したという幻のゴーダンのペッツバールをペンタックス6×7で、ksmtさんはジャマンのコーン型ペッツバールをディアドルフ8×10で、わたしはフォクトレンダーのペッツバールをスピグラ4×5でと、このメンバーで初めて全員がフィルム撮影するという記念すべき日になりました。
3人とも人物撮影ですので、バラバラに行動するより一緒に撮影する方が効率的です。
大判や中判はかなりの手間がかかりますし、撮影後に同一被写体をそれぞれのレンズやフォーマットで比較する楽しみもあります。
こんな奇妙なカメラ集団がいたので、人が集まったり、撮影の仕方を理解してもらえずで苦労しましたが、さすがに被写体選びは楽勝で、みなさん喜んで協力してもらえ、フィルムがアッと言う間になくなってしまいました。

スピグラの撮影法ですが、自分への備忘録も兼ねて以下に書き出しておきます。
レンズやフィルムはセット済みの状態です。
① シャッターを開けてピントグラス越しに肉眼でピント合わせ
② ピントが決まったと思ったら念のためルーペで確認
③ カメラを動かさないままでシャッターを巻き上げ
④ フィルムホルダーをカメラにセット
⑤ ホルダーの引き蓋を抜く
⑥ ピントグラスのフード部分を畳む
⑦ 縦位置で撮る場合カメラを寝かせる
⑧ ボディのファインダーで最終フレーミング
⑨ (被写体に声をかけてから)シャッターを切る
ただでさえ物覚えの悪いわたしはこの行程をやりきる自信がなかったのでそれなりに練習していました。
おかげで1枚を除いて何かを飛ばしてしまうような失敗はなかったのですが…。

今日の作例は、その中のいちばんよく撮れた1枚です。
マニラから留学に来ていると言う女の子で、名前を聞き忘れましたがロリータという文字の入ったネックレスをしていたのでロリータちゃんと呼ぶことにいたしましょう。
これはどうにか見られますが、とにかくピントが外れていたので、③以下の行程でカメラを動かしてしまうようです。
三脚がイヤなら一脚で軽量のものが出ているのでどうかとのアドバイスをもらったので、次回は一脚使用を検討します。
新しい挑戦は6打数0安打1エラー出塁という程度の結果で、現像してもらっているのに申し訳なかったのですが、逆にこの結果が闘志に火を付けました。
また旅から戻ったら再挑戦したいですし、いずれは旅にスピグラを持って行けたらとも考えています。
デジタルがどれだけ高性能になっても、未だ古い大判を愛好する人の気持ちが少しだけ理解できたような気になれた1日でした。
【Sped Graphic/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
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thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(10) | 2015/05/13 Wed

皮包来了

Voigtlander 12.5cmF3.6
先々週のことでしたが、嬉しい一報が届いて鎌倉まで行ってきました。
以前、書いたことがある、トートバッグ型の革製カメラバッグをオーダーしていたのですが、それがついに完成したとの知らせを受けて、鎌倉の店まで取りに行ったのです。
気が急いてしまって開店の1時間以上も前に着いてしまい、仕方なく時間つぶしのために散策したところ、昨日の作例のインド女性を撮影する幸運に恵まれたのですが、帰宅ししてよく見るとピンボケしていて幸運とは言えない状況に転じてしまいました。

それはともかく、バッグは期待通りの素晴らしいできでたいへん気に入ったのですが、これも帰宅してからよく考えると問題があることに気付いて少し頭を痛めています。
問題はずばり、モノが良すぎて、今までのようなタフな使い方はできないということです。
例えば想定していた中国の農村の少数民族の村に泊めてもらうとなると、1発で取り返しがつかないくらい汚れてしまうだろうし、またそれを恐れつつ持って行ったのでは機動力が削がれてしまうだろうなと考えると、そういうハードな旅に持ち出すことはできないと思わざるを得ません。
それどころか、わたしは汗っかきなので、夏の近場の短時間撮影でも革に大量の汗でシミを作ってしまうでしょうから、国内においても季節限定にしないといけない…。

問題はもうひとつあって、重厚な作りに機能を持たせるという無理をお願いしたため、恐れていたとおりかなりの重量になってしまったということです。
現在使用しているf64のトートタイプのカメラバッグが、やがて近いうちに寿命を迎えるだろうと悩んだ末のオーダーだったのですが、そのf64はバリスティックナイロンの軽量カバンなので、革バッグの重みは肩に堪えそうです。

それならもうひとつ計量バッグを買ってタフな旅や夏場、荷物が多そうなときなどはそちらを使い、それ以外では革バッグに活躍してもらうというのは、わざわざいろいろなことを想定してオーダーした意味がなくなります。
どこかで踏ん切りをつけて、美しい革バッグと言えどもタフに使いこなし、荷物の工夫で重量を落として、同時に肩を鍛えることで重みを感じないような筋力アップ&体質改善も諮るのが正しい考え方でしょう。

さて、もう当分バッグはいらないだろう、少なくとも2~3年は買わないはずと考えていたのですが、その考えはわずか1週間で断ち切られることになりました。
トランクを買ってしまったのです。
紙製のかなり高価なやつが年に1度のセールと言うので、半額以下になっていたので…。

なぜにトランクかといえば、これから冬に向けて、しながわ宿場祭りとか与野大正時代祭りといった歴史祭りのようなイベントが各地で開催されますが、そこで古い衣装を着た人たちを撮影させてもらうのに、だったらこちらも古い恰好をした方が愉しいんじゃないかと考えたからです。
古いかっこうとカバンは関係ないのではと言われそうですが、そういうスタイルになるからには肩から現代のバッグを提げていてはいけません。

実は肝心の服の方がまだで、江戸時代の祭りが多いので着物を探そうと思っていたのですが、サイズが合うのが見つからず、19世紀ヨーロッパの写真師のスタイルの方が良いが鎖国時代にそんな格好の人はいなかっただろうからなどと悩んでいました。
いずれのスタイルにしてもバッグは現代という訳にはいかず、トランクなら双方に合うだろうからと考えて、このまま動かないと服も用意できないだろうからと思い切ってトランク購入してしまったという次第です。

勢いをかって、これまた激安のトップハット(シルクハット)も買ってしまいました。
これによって方向性はヨーロッパの写真師風に決まりました。
弊ブログでも書いてしまったことでますます自分への縛りになりましたので、当時の写真やイラストを参考に上着、シャツ、チョッキ、コートなどを揃えていくことにします。
今月末にはさっそくイベントがあるので、それがリミットです。
もしかしたら、それがきっかけで趣味はレンズからコスプレに変わっているのではないかと、少々不安になって来ました。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/09 Tue

意大利的汽車

Voigtlander 12.5cmF3.6
α7というミラーレス一眼レフをわたしの最初のフルサイズ・デジタル・カメラとして期待をもって購入してから早くも10か月が経ちました。
バッテリーの持ちとか、ISO感度その他がいつの間にか変わってしまっているなどの細かい問題がないわけではありませんが、概ね好いカメラであると満足しています。
むしろカメラに不満が大きければ、再度ライカMを検討することも考えないではなかったのですが、もはや超高価なカメラは不要と見切りをつけることができました。
それについては、むしろペッツバールばかりを使うようになって、距離計カメラの意味がなくなったということの方が大きいですが。

満足していると書きましたが、α7でひとつ不安に感じていることがあります。
ピント合わせです。
ライカの二重像合致式の距離合わせにずっと慣れ親しんでいたので、一眼レフ式のファインダー内でピント合わせがうまくできません。
それを示すための今日の作例ではありませんが、これまでにもピンボケ作例は何度も出ているので状況は理解いただけるでしょう。

もともと乱視なのでピント合わせは得意ではないのですが、そのくせ大口径とか長焦点のレンズを開放で使うというのが倭をかけてまずいとは承知しています。
しかし、レンズの開放描写の愉しみが写真を撮っている理由なので絞るより、カメラのMFアシスト機能に頼ることになります。
時間が比較的あってこの機能が使えるときは、だいたいピントを外すことはないと思います。
スナップ的なシチュエーションだったり、これなら外さないだろうと過信してMFアシストを使わなかったときに、ピンボケがしばしば出現してしまいます。

それ以外にも、ピントを外すケースはいくつかあります。
今日の作例でもそうですが、シャツのFIATの文字のようにコントラスト差があるところがくっきり見えるので、ピントがあっていると錯覚してしまい、気付かずにそのまま撮影してしまうケースがそのひとつ。
もうひとつはマレーシアでかなりソフトなコーラのペッツバールを使ってピントに苦労した後に、今回のようにシャープなフォクトレンダーのペッツバールを使用すると、シャープネスとコントラストの良さからやはりピントが合っているという錯覚を作り出してしまいます。

基本的にポートレイトを撮るときは、対象の顔だけを見て、目の白黒のコントラストに騙されずに冷静にピント合わせをするということを習慣付けないといつまでたってもMFアシストから卒業できないでしょう。
先に書いたことと矛盾になってしまいますが、このままでは何年か待ってライカMかM9の中古格安モノを手に入れて一眼レフから足を洗う時が来るのかも知れません。
そうなるとペッツバールからの決別も意味しますので、それだけは絶対に避けたいですが。

さて、撮影させてもらってたいへん申し訳なくなってしまった今日の作例ですが、鎌倉のイベントでアンケートに協力と引き換えに撮った女性です。
フィアットのイベントだったので、イタリア人ですかと聞いたところ、よく言われるんですが実はインド人なんですとネイティブの日本語で答えてくれました。
レンズに興味を持ってくれたのでペッツバールの話をしたところ、カメラもライカなんですねと突っ込まれてしまいます。
SONYのSOの上にライカロゴのステッカーを貼っていたのですが、そのことに気付かれたのはベトナムのアメリカ人以来2回目です。
このライカシールは、別に樹ほどのライカ回帰するとは関係なく、単に"Leica NY"となることからライカ・ニューヨークと呼ぶためだけのものですが、受けはいまひとつです。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/08 Mon

航空公司的幇助

Voigtlander 12.5cmF3.6
スーパーよさこいでの最後の1枚です。
作例を見て、日本人のようで、どこかそうではなさそうと直感されるようならかなり鋭いと思います。
彼女もハノイからの留学生でした。
昨日の作例の女の子たちを撮ってしばらくして、よさこいリハーサル&休憩中の若者たちがいて、何やら中国語で話しているように聞こえたので、声を掛けたところそれは中国語ではなくベトナム語だったという展開です。
わたしが、ほとんど唯一知っているベトナム語でのこんにちはと言うとそれが受けて、いろいろと話を聞くことができました。

彼女たちは、ハノイ1000年よさこい連というハノイの大学生からなるチームです。
もともとハノイで催された日越友好の行事をもとに結成されたと言いますが、あっと思い出したのは、年末年始にハノイを訪れたときたまたま通りかかった幼稚園で、交流ある日本の幼稚園とのイベントのリハーサルで桜を飾ったり日本の踊りを踊ったりしているのを見学させてもらったのですが、その時の日本の踊りがまさによさこいでした。
恐らくはハノイ1000年よさこい連の指導の下に、幼稚園の先生たちもよさこいをマスターしたに違いありません。

それにしてもハノイの大学生が大挙して来日と言うのが不思議だったのですが、ベトナム航空が全面的にバックアップしていると教えてもらいました。
もともとメンバーは日本文化に興味があって参加している若者たちだと聞いたので、これをきっかけに両国の懸け橋になってくれることを期待しないではいられません。

作例の女性はグエンさんという留学生で、彼女もこのグループへの参加から日本留学へと至ったようですが、先行して日本の大学に通う彼女が同世代の仲間たちの今回の来日に際して、すべての手続きをこなしたと言うので、すでに交流のために力を尽くす人ができてきているということなのです。
昨日の作例のふたりもこの後やはり合流して、よさこにの舞台に立ちましたが、早々に引きあげたわたしはその姿を生で見ることができなかったものの、YouTubeによってその雄姿を観ることができました。

彼らの滞在は短いものだったかも知れませんが、日本の大学生と交流したり、あるいは日本の文化に直接触れることで、今後の彼らの人生を動かすだけのものを得られたのではないかと思わずにいられません。
そういえば、今度またベトナムに行ってみたいと考えていると話したところ、その時はぜひ連絡くださいとメールアドレスをもらったりもしました。
日本文化に興味ある彼らですから、今後も交流することができればよいと思います。
それに来年もまた来てくれるでしょうから、次回はわたしがより積極的に交流するようにしなければいけません。

唯一心配なのが、撮影した場所がニュースで殺虫剤を噴霧していた、デング熱感染者発生エリア付近だったことです。
みんなその藪の芝あたりに腰掛けてお弁当を食べていたのですが、何事もなかったことを祈ります。
デング熱患者が多く出ているだろうベトナムに住んでいて観戦したことがなかったのに、日本でデング熱感染では逆輸出のようで冗談にもならないではないですか。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/07 Sun

回家種田

Voigtlander 12.5cmF3.6
まさか、またベトナムに行ったのでは?
今日の作例を見て、そう心配してくれる人がいるかも知れません。
しかし、安心してください。
確かに紅白のアオザイを着たふたりは確かにベトナム人ですが、この写真もよさこい会場の代々木公園で撮ったものです。
よさこいにはこの日のためにはるばるハノイから参加した連があったのです。
間もなく自分たちの踊りが始まるという緊張感の中で、撮影に応じてもらいました。

ところでベトナムといえば、昨年、初めてハノイを旅した時に知り合った女子大生がいました。
フオンという名のハノイの大学で英語を勉強している女の子で、その時4年生で8月の卒業と就職活動を控えていました。
そういう不安から来る現実逃避があったからか、単に初めてできた外国人の知り合いだからか、フオンは熱心に毎日メールをくれ、厳しい就職活動のことを書き綴り、わたしや日本のことを質問攻めにしました。
どこまで本当かは分かりませんが、それによれば彼女が少数民族なために学校の成績や就職で一般のベトナム人と差別されていると訴えることがときどきありました。

少数民族差別といえばまずは中国のことが思い浮かびますが、イラクのイスラム国関連でもマイノリティ駆逐が米軍の空爆の建前で、そのアメリカでは先住民差別の問題が根深くあり、日本にだってついこの間北海道道議がアイヌはいないという暴言を吐いたり、世界中でなくなることがないことを考えると、ヒトスジシマカのように駆除しなくてはいけない問題なのでしょう。
いや、これは誰が言っていたか、人間に例えば食べ物に好き嫌いがあり、好きなタイプの異性が存在する限り、厳密に差別をしないということはあり得ない、ただ、差別はしていませんと装うことしかできないというのが正しいようにも思えます。

そういう意識があるからでしょうか、数多く企業をあたらないとダメだとか、英語が得意なんだから進出して間もなくあまり知られていない外国企業を狙えとか、自分は日本に親しい友人がいるので日本の習慣など詳しいと言って日本企業を片っ端からあたれとか、あまり役立ちそうもないアドバイスにはほとんど無反応で、いじけてしまっているようにも見えました。
そのくせ、仕事が見つからなかったらどうしようと書かれたメールは何度も受け取りましたが、わたしにはあせりというよりは、もはや悲壮感が漂っているような気がして、同じような気の利かないアドバイスを繰り返すばかりです。

それでも経済発展著しいベトナムのことですから、不本意ながらもどうにか職を得ることができたと、そのうちにメールが来るだろうと思っていました。
それが何の予告もなく1か月近くも音信がなくなってさすがに心配になったころ、1通のメールが届きました。
いま実家に戻っていて、農家である家の仕事を手伝っているが、農作業はたいへん厳しい、いまはもう就職活動はしていない、と。

ベトナムの地方の少数民族である彼女の実家は農家で、両親はハノイと言う都会で一生懸命勉強して好い仕事を得てほしいと、希望を娘に託したのではないかと容易に想像てきます。
娘を大学にやるために借金したりとか、生活の質を落としたとか、無理に働いて体を壊したとか、そんな姿を考えずにはいられません。
娘が無事就職を果たせばそれも報われたのでしょうが、結局、4年経って戻って来てしまったとなると、切ない気持ちにならずにいられるでしょうか。

だからといって、わたしに何ができるわけではありません。
少し前に調布のイベントで会ったベトナムの女の子たちが、日本の研修制度で来日して働いていると聞いたので、こちらである程度面倒を見るから同じように日本の会社で働いてみないかとも誘ってみましたが、これについても無反応でした。
ハノイに住んでいた時はWiFiがあってそれこそ毎日メールしてきましたが、PCはあっても田舎にはそういう環境がないはずでどのように連絡してきているのかも気がかりです。
どうにかしてあげたいのですが、もう、どうにもできなくなってしまいました。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/06 Sat

高知練習

Voigtlander 12.5cmF3.6
高知のよさこい祭りの東京開催版であるスーパーよさこいは、大型台風によって開催がぎりぎりまで決定できなかった高知同様の悪天候に悩まされました。
予報は悪くなかったのですが、わたしたちが来場してしばらくするとかなり大粒の雨が落ちてきます。
傘は持ってきていましたが、knpmさんとふたり屋根のあるところに緊急避難しましょうということになりました。
ちょうど高知市観光協会のブースがあって、よさこいはさすが本場高知から来た連が去年は圧倒的にすごかったという話をしたり、カメラに関心があるというミス高知にペッツバールの自慢をしたりして時間をつぶします。

その後も降ったり止んだりの状態で、傘を差しながら、踊りを見ながら、写真を撮りながらという面倒がいやで、早めに代々木公園を切り上げることにしました。
結果的には、この悪天候のおかげで蚊に刺されることがなかったということかも知れず、1日好天だったらいまごろ病院のベッドの上でもんどりうっていた可能性があります。
ただ、今年は高知の連を見ることができなかったのはとても残念でした。

その後向かったのは、よさこいを見終わって時間があれば行ってみましょうかと話していた同じ渋谷区にあるカメラ店でした。
わたしは別の友人から誘われていたものの機会なく初訪問でしたが、knpmさんはできて間もないこの店にすでに3回目だというのでさすがだと思うと同時に、この店の実力をうかがい知ることになりました。
knpmさんは興味あるレンズがあればどこへでも行ってしまう猛者だとわたしは思っていますが、忙しいだけにそこには期待できないと悟ると足を向けたりもしないはずです。
そして、実際に行ってみると期待通りで、knpmさんはもちろん、金欠で今月の買い物は控えようと思っていた私にもリーズナブルな掘り出し物がいかがかとばかりに待ち構えてくれていました。

それは状態があまりよろしくないペッツバールで中途半端な焦点距離で大判愛好家も手を出しかねる代物でしたが、わしにとっては以前から探し求めていたメーカーだったので、一も二もなく買い求めることにしました。
それ以外にもたいへん興味深いレンズが3本ほどありましたが、もはや手が出ないのでそれらは諦めざるを得ません。
少し残念だし、若き顔見知りの店主にも申し訳なかったのですが、そこは細く長いお付き合いをと言うことで容赦してもらいたいと思います。

それにしてもこの店長はその若さにも関わらずとても勉強熱心な青年で、かなりマニアックな領域までいろいろなことを知っています。
それに店にあるレンズはその特徴をよく掴んだ作例を撮っていて、レンズの素性を話していれば説得力があるところ、黙ってその作例を見せても、そのレンズがどういうものなのかを理解させられるという特技を持っているようです。
閉店後にちょっと飲みにでもと言ってレンズ話しでもしていれば、一晩中話を聞いていられるんじゃないかと思えるそんな店主さんです。

もうひとつは品揃えのすばらしさで、オーソドックスなレンズもあることはあるのですが、半分以上は知る人ぞ知るというレンズばかりなのではないかというものが並んでいます。
申し訳なかったのですが、ついついあれ見せてこれ見せてとお願いしながら全然買わずで、わたしは良いお客とは言えない存在でした。
いまこれだけの円安で、レンズ価格も高騰してしまっているご時世にどうやってこれだけのレンズを集めたのか、その謎にもいつかメスを入れなければなりません。

レンズ話を続けていると、この日所用で参加できなかったksmtさんから連絡が入り、新宿で落ち合って食事でもしましょうということになりました。
なぜ新宿かといえば中古カメラ市をやっていたからですが、直前に欲しかったレンズを手に入れ、たっぷりと希少レンズを見てきたわたしの目には、終了日の近づいたカメラ市は残念ながら魅力的なところはありません。
以前に何本もレンズを買っている外国から出店している社長をつかまえて質問攻めにしてしまい、申し訳なく思っています。
ドイツ語ではライカ・ズミクロンと発音しますが、オーストリアのドイツ語ではスミクロンというと聞いてああやっぱりと納得して終了です。

そして、購入したばかりのボロいペッツバールはksmtさんの手に渡すことができ、このレンズはやはり素晴らしいものだと判明しました。
この日のあいにくの雨は、デング熱から守ってくれただけでなく、思わぬ贈り物をももたらしてくれたと感謝しなくてはなりませんでした。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/05 Fri

法国快10年

Voigtlander 12.5cmF3.6
代々木公園に行った8月23日はスーパーよさこいの見物に出掛けていました。
スーパーよさこいは本場のよさこい祭りに次ぐ大きなよさこいで、主催者発表では踊り子6000人、観衆80万人というので、
政令指定都市の人が狭いところにどっと集まったような集中具合です。
これだけの人々が、その時まだデング熱報道がなかった無防備状態で、ヒトスジシマカが待ち構える公園付近に集まったのですから、残念ですが確率の問題としてこの中からデング熱に感染してしまった方もいるのは仕方ありません。

最初のデング熱国内感染者の報道があってからしばらく経ちますが、依然、ニュースではこの病気の詳細が語られないのが気になります。
NHKのニュースでは、すでにフランスでは10年も前にデング熱ウイルスキャリアの蚊の生息が確認されていて、その生息範囲も年々拡大されていることが確認されていると説明していました。
フランスでその状態なら、日本も時間の問題だったということを示しているようにも捉えられます。

南フランスに拡大している生息確認地域を知ると、アフリカから貿易の船などでやって来た蚊なのだろうかと想像しますが、もともとデング熱の発生源は東南アジアと南米で、アフリカには遅れて広がって行ったと言われています。
そういえばデング熱騒ぎの初期の報道で、代々木公園ではタイやアセアン地域のイベントがあったので、その資材運搬時に荷物に観戦した蚊が紛れていたのではと憶測を流していましたが、むしろ訪れた人の中にウィルスキャリアがいて日本の蚊に刺され、その蚊が日本人も次々と刺したりしたと考える方が自然ではないでしょうか。
しかし、国内のデング熱感染者がこれだけ多いということは、感染源がひとりとは考えにくいでしょうから、持ち込まれた絵北物にキャリアボウフラが何十匹と含まれていたと考えるのが自然でしょうか。

いや、原因にしろ対策にしろ素人が余計な憶測をするのは慎むべきかも知れません。
件のフランスのケースでは、パスツール研究所の研究員がデータをもとに解説していましたが、日本にも国立感染症研究所があるのですから、ここからのみ情報を発信すべきです。
もう当然ホームページなどには、最新情報がトピックスとして出ていると思うのですが、わたしの検索が甘いようで見つかりませんでした。

見つけられなかったことで、知り合いの医師に聞いたり、デング熱の記載あるサイトなどで調べてみました。
まず、これは報道されていることですが、今のところ保険照覧されているデング熱の治療薬は存在せず、発症して入院したとしても病院でできるのは対症療法だけだということです。
デング熱は高熱やいろいろの症状が続きますが、1週間でほぼ完治するので、よほど体力の落ちている高齢者や乳幼児以外それほど危険がないとされていて、ニュースでも、だから必要以上に心配しないでと呼びかけるようなところが感じられます。

確かにその部分はそのとおりなのかも知れませんが、デング熱に罹った人はわずかの確率でデング出血熱に転じる可能性があります。
デング出血熱は生命の危険のある病気で、東南アジアで死者が出ているほとんどがこのケースのようです。
デング熱患者が快方に向かう直前に血漿が血管から漏出するなどの症状が出るのに始まり、各部から出血すると言います。
致死率は1~せいぜい数%なのだそうですが、デング出血熱に罹った100人に数人は亡くなっていると考えると恐ろしいことです。
治療薬がないのですから、デング熱にはならないために戸外では絶対に蚊に刺されないよう努める必要ありです。

医学界では、蚊除けのスプレーが最大の効果があると推奨しているそうです。
ただ、これも明治神宮で用意したスプレーを吹き付けるニュースの映像を見ますが、あのかけ方では不十分でニュースで流すことであんなものでいいのだとの誤解を与える逆効果が心配になります。
露出している手足にしっかり吹き付けるのはもちろんですが、衣服にもしっかり吹き付けること、忘れがちなのは日焼け止めクリーム等を使った場合その上から吹き付けることで、後者の場合順序が逆だと効果がなくなるので要注意です。
スプレーの効果は5時間ほど望めるので、これより短い外出には確実な効果があるとのことです。

以上はわたし自身が確認したことで、自分の蚊対策として実践するつもりですが、これが100%正しいと言えるのかと問われれば自信はありません。
ですから、先に書いたように、国立感染症研究所が真っ先にニュースリリースして国民に正しい知識を身に付けてもらうよう対応すべきです。
保健所などには毎日問い合わせが殺到しているようですが、情報提供により必要以上の心配から解放してもらえます。
災害が起こりそうな時の避難命令の発動タイミングの問題や、小保方さんの問題などで、公的機関が公に物を言うのに尻込みしてしまつているのでしょうか。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/04 Thu

他叫邁克爾

Voigtlander 12.5cmF3.6
ここのところよく散策に出掛けていたところが大変なことになってしまいました。
代々木公園です。
先々週の土曜は、よさこいを見に行っていましたし、来週はベトナムフェスティバルがあるというので覗きに行ってみるつもりでした。
週の途中からになりますが、今日からは代々木公園付近でよさこい見物の合間に撮った作例をアップすることにします。

代々木公園は、原宿が最寄り駅で、明治神宮と背中合わせに存在し、さらには代々木体育館と隣接しているという立地条件から多様な人が訪れています。
最初に見つかったデング熱患者はダンスの練習をしに、代々木公園に来ていたと伝えられていました。
なるほど土日に代々木公園に行くと若者たちが熱心にダンスの練習をしている姿はよく見ます。
それと楽器の練習をしている人もとても多い。
普通にギターやサックスは当たり前で、ヴァイオリン、ケーナ、オカリナ、ハープ、スティールドラムとあまりなじみのない楽器を生で聴くことができるのですが、遠くで不思議な音が鳴っているとその方向へ歩き出し、どんな楽器だろうかと想像するだけでも楽しいことです。

ドッグランという犬を運動させるスペースがあります。
犬の運動ならわざわざここまで来なくてもと思うのですが、人のいるところではリードを掴んでいなければならず、ドッグランのように犬が自由に走り回れる場所の方が、彼らのより幸せそうな姿が見られて好いということなのでしょう。
敷地内には初対面同士の犬が鉢合わせになりますが、よく訓練されているので吠えたりということはないのですが、やはり犬がぎこちなく振る舞ったり、いきなり仲良くなったり、人間のような彼らの行動を何気なく見ていても意外に楽しんですね。

もちろんペットではなく自分自身が運動をするために来ている人は大勢います。
公園はとても広くて景色の移り変わりやや若干のアップダウンなど変化に富んでいますし、近くの道路を走ろうと思うと危険度が増しますし、信号待ちでいちいち止まったり車の排ガスを吸ったりする必要も無く、ジョギングには最適な場所でしょう。
外国人で走っている人が多く、どこ出身かは分からないにも関わらず、ニューヨーカーだと勝手に決めつけたくなります。
作例のように、目の不自由な方が伴走者とともに走っている姿を見るのも珍しくありません。
実際には、伴走者が不足しているとも聞きますが、ハンデのある人もない人もともに楽しめる公園だということを象徴する姿だと思います。

他にも多種多様な人が来園しているのですが、もうひとつだけ例をあげるならわたしも含めた撮影に来ている人たちがいます。
ミラーレスが似合うカメラ女子やモデル撮影をやっているグループは公園の定番商品のようなものです。
わたしのようにペッツバールで撮影と言う人はまあいないでしょうが、クラシックカメラの出現率はかなり高いです。
ライカやハッセルブラッド、中判蛇腹に二眼レフはしばしば見かけます。
しかも意外に若い人が使っています。
わたしもその一群かなとも思いますが、手に入れた古いカメラの練習を兼ねて撮影に来ている人が多いのではないでしょうか。
練習だけならどこでもできますが、公園には花や緑があって、さらには今まで書いた多種多様な人々がいて被写体に事欠きません。
絶好の練習場です。

わたしは公園で撮影なんてと少し馬鹿にするようなところからスタートしていますが、少しずつ代々木公園のバリエーション豊かな魅力に取りつかれて、月に1回くらいのペースで来たいと思っていました。
ところが、今回のような事態になってしまい、とても心配しています。
公園を管轄するのが東京都なので対応は都の保健所などがあたっているようですが、対応が緩いようにみえてなりません。
デング熱が発症しても高熱が続くものの1週間程度で集結するのでそれほど心配はいらないと、これはパニックにならないよう先手を打ったコメントだったはずですが、それがひとり歩きして、デング熱は大したことがないとの東京都の見解に変じてしまったかのように思われます。

そのくせ報道は中途半端で、東南アジアでは死者も出ているケースがけつして少なくないことは報じていませんし、蚊を媒介とする伝染病対策に先進的なシンガポールの対応などを紹介するなどのニュースも見ません。
もちろん、必要以上に恐れることはないのですが、その必要というラインが見えてこないのは、すぐにも指針を示さない厚労省に問題があるのではと難癖のひとつも付けたくなるというものです。
乳幼児や妊婦の場合どうなるのかとか、疑いがある症状が出た場合どの医療機関にかかるべきとか、研究データはいくらでもありそうなものなのに、情報があまりに少なすぎだと思います。
代々木公園を安心して利用できるように、何が必要かを情報発信するのに自分の力を発揮する絶好の機会だと、新しい厚労大臣が考えることはないのでしょうか。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/09/03 Wed

世界杯決勝

Voigtlander 12.5cmF3.6
そうでした、すっかり忘れてしまう前に、自分のために書いておかないといけません。
現地日付7月13日は、広州沙面のホテルに泊まっていて、ひとり3時に起きてワールドカップの決勝を観たのでした。
眠い中、無理に起き上がって観ていたのですが、試合は思いのほか退屈で、後半にはうとうとし始め、延長に入るや否や爆睡してしまったようで、気付いたときには放送が終わっていて、どちらの優勝かも分からずにいました。

記憶に残っているのは、90分で決着がつかなかった瞬間、ああこれで、PKまで行ってしまうのだろうな、そうするとまだ30分以上かかるけど起きていられるかなあと思ったことでした。
案の定そのまま寝てしまったので、わたしはてっきりPK戦になったと思い込んでいて、そのまま結果を知ることなく帰国してしまいました。
帰国直後にドイツが優勝したことは知りましたが、延長の中でゲッツェがしぶといゴールで決着させたということを知ったのはさらにその夜のニュースを見てのことでした。
たしか過去7大会連続で決勝戦は観戦していたはずなので、ついにその連続観戦記録を途絶えさせてしまいがっかりです。

でも、沙面では悪いことばかりではありませんでした。
作例の女性は花嫁さんではなく、地元の専門学校の学生だそうです。
若いカメラマンにたったひとりだけの助手とウェディングドレスの彼女の3人だけで撮影していたので、あれっと思ってみていたら、彼女がカメラマンにかなりの注文をつけて、カメラマンはカメラマンで何かそれに反論するようなことを言っているようで、これはおかしいと思って、声をかけたところ、彼らは写真関連ビジネスの学校の生徒で、結婚写真のスタジオに就職したり起業するための実習授業をしているのだと教えてくれました。

もうそろそろ荷物を取って、広州東駅に行こうとホテルの隣の隣くらいのところまで来ていたタイミングでしたので、これは幸運だと撮影させてもらうことにしました。
今日は何組もウェディングドレスの女性を見たが、こんなにきれいな女性はいなかったので撮らせてくださいと、日本語ではなかなか言いづらいことを臆面もなく言い放つと、外国人にそんなことを言われるのがまんざらでもないように、こちらに向かってポーズしてくれました。
もしかしたら同級生のカメラマンとはほんとにケンカ状態だったからなのかも知れませんね。

ちょっと前ピンで、顔の方は拡大に耐えることのできる写真ではないのですが、腕や背後のボケがきれいなので欠点を目立たなくしてくれているようです。
肌の色が暖色で優しい温もりを感じさせるようにしないといけないのでしょうが、これは致し方ありません。
むしろ、クソ暑い中で、ひんやりした雰囲気に撮れたことに満足します。
何より、広州の最後にポートレイトが撮れたことをよしといたしましょう。

そういえば、翌日の夜のニュースで、ドイツが優勝したことと同時に、メッシが最優秀選手に選ばれたことも知りました。
アルゼンチンが優勝したのなら分かりますが、今大会のメッシは予選ラウンドで得点こそ決めたものの、やはり絶頂時と比べて動きにキレがなく、逆に決勝ラウンドでは厳しい戦いの中でより目立っていたのは、ディフェンシブなポジションのマスケラーノの方で、やはり最優秀にふさわしいのはドイツの何人かの選手たちの中にいたはずです。
南米開催で初めて南米が優勝できなかった大会でしたので、せめて最優秀選手は南米から選出しなければとの思惑が働いたのでしょうか。
メッシ自身が、今大会のプレーは賞になど値しないと思っているに違いありません。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
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Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(4) | 2014/07/27 Sun

海洋警察

Voigtlander 12.5cmF3.6
昨日は日曜でしたので、沙面のあちこちでウェディングドレスの女性が結婚写真を撮っているのを目にしましたが、まさか今日も昨日と変わらないくらいのウェディングドレスを見るとは思いませんでした。
暑い盛りの1時半くらいだったと思いますが、3~40組くらいの結婚写真撮影隊が出ていたのではないかと思います。
ウィキペディアによれば、広州市の2010年の人口は1270万人となっていて、結婚写真を申し込んでも、土日の撮影は半年先までいっぱいとかそんな状況なのでしょう。

勝手に結婚写真という表現をしましたが、中国ではこれをどのように言うのか分かりません。
結婚写真とは、結婚の記念に専門の撮影業者に依頼して写真を撮ってもらうのですが、普通はコースがいくつか設定されていて、カメラマンとスタッフ数名、移動用のワゴン車、広州名所でのロケ、ふたりの豪華写真集、額絵風大型写真、ポスターなどが一式になってたぶん5万円くらいするような設定だと思います。
10年前、友人が結婚後に香港旅行をするのに付き合って深圳で結婚写真を撮るのを手伝ったことがありましたが、このときはロケではなくスタジオ撮影で、今より物価が安かったため1万円かからず済みました。
ふたりの写真集は見事に顔の修正が施されているので、小学校に上がった実の子どもが見ても両親だとは気付かないかも知れません。

結婚写真とはいっても、結婚の時ではなくひとりで撮って欲しいという女性も多く訪れるそうです。
卒業とか成人の記念にとか、何か心機一転とか、年をとっておばさんになる前に若い自分の証拠を残しておきたいとか動機はさまざまのようですが、そういう撮影が沙面でおこなわれていれば便乗撮影のチャンスです。
しかし、やはりひとりを撮影するのにロケでは高すぎるのでみなスタジオで済ませるのでしょう、今回、わかい女性の単独撮影を見つけることはできませんでした。

もうひとつのパターンとして、結婚時はお金もなく、もしかしたら結婚写真そのものも存在しなかったというような熟年カップルが、まだふたりの愛が冷え切っていないからでしょう、やはりおおく結婚写真を利用しているそうです。
そういえば、ひとむかし前でも西洋式結婚式は限られていて、ウェディングドレスを着るのはなかなか難しかったでしょうから、一度着てみたいという女性の願望から結婚写真を撮るのだと聞いたこともあります。

結婚写真と言ってもずっとウェディングドレスでは写真集にすると変化が無いので、衣装は何回か着替えます。
何を着るかは打ち合わせで決めるのでしょうが、作例のふたりは少々意表をついた選択をしてしまったかのように見えます。
女性の胸についている刺繍を見ればパイロットのかっこうなのかと分かるのですが、現地で見たときは、水兵さんというか、海軍兵のかっこうをしているのかと思いました。

それで考えてしまったのは、ベトナムの船に体当たりしている中国海警と書かれた船の船員もこんな服を着ているのかなあということでした。
カメラを向けたら愛想よく笑顔でポーズしてくれたのですが、それが制服のせいで、ベトナム船を虫けらのように扱っていたのが女性船長だとしたら、こんな顔していたのかなあと思えてきたからです。
ところで、男性の方は、やめて写さないでというポーズを取っているように見えるのは、会社を休むのに親戚の結婚式でとかウソをついていたので、写真を撮られてバレるとまでは思わないもののやましさが態度に出てしまったということなりかも知れません。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
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Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/07/26 Sat

老字号的服務員

Voigtlander 12.5cmF3.6
太古倉碼頭までタクシーで乗り付けたのはよかったのですが、帰りの足のことを考えていませんでした。
試しに通りで待ってみましたが、タクシーはおろか車も1台も通らず、これは大通りまで出ないと駄目だなと判断しました。
ところが5分も歩くとバスが走っているのが見えてきて助かりました。
飛び乗ったバスは昨日散策した広州下町の中心を通ってくれたので、悩むことなく下車して昼食もとることができました。

しかも、降りて少し歩いただけで、いかにも古びて歴史ありそうな、しっかりお客さんがいっぱい入っているレストランを発見します。
一見すると満席でしたが、空いていないかと席を探しいると、いかにも親切そうなウェイトレスが来て、ひとりねと確認してから案内してくれます。
中国で古いレストランに入るとよく見るのですが、壁と柱の間のような位置にテーブルがあって、ふたりで座るには狭いので半ば荷物置き場的なところが空いていました。

そういうところなので従業員の出入りも激しく落ち着かない場所ですが、かえってオーダーするときなどは「ンゴイ!」などと大声を出す必要もなく、シャイな客にはうってつけだったりします。
大人数で入るようなレストランだったので、料理はみんな大皿で値段も想定以上に高く、案内してくれた女の子と相談して店の看板だというアヒル料理とチャーハンだけで済ませました。
さすがにアヒルは美味しくいただきましたが、それ以上の驚きがチャーハンで、よくいうぱらぱらご飯にふわっとした卵、塩加減の絶妙さが最高で、これだけ旨いチャーハンは実に久しぶりです。

待っている間、喉を潤そうとビールを追加オーダーしたり、ヒマつぶしに撮影した写真でも見てようとカメラを取り出したときに店員にのぞかれたりで従業員5人くらいと接したのですが、彼らはわたしの発音ですぐによそ者と気付きどこから来たのかと聞かれたので日本だと答えて、ずくにあのひとりの客は日本人だと知れ渡ったようでした。
しかし、唯一、最初にわたしを助けて案内してくれた女の子だけが、そうとは気付かなかったようで、会計時に日本人が来ているらしいのだけどどこか分からなくてと言うので、それ、わたしです、と言ったらこちらもびっくりしてしまうくらい驚いていました。
彼女は近くで生まれ育った生粋の広州っ子だと言ってましたが、もちろん北京語は普通に話せるものの、ローカルレストランと家族との会話ばかりだと、ひたすら広東語しか使わないせいでしょうか、わたしが外国人であることにまったく気付かなかいで笑わしてもらうというデザートまで味わわせてくれました。

レストランから沙面までは歩いて10分少々です。
どう帰るかはだいたい覚えていますが、このちょっと愛嬌のある広州娘に、沙面までどうやっていくか聞いたところ、外国人だと分かったからでしょう、実に丁寧に教えてくれました。
店の奥では、別の店員が手を振ってくれるのも見えます。
今の経済至上主義、金儲けのためなら期限切れのアヒルを使え的なところのなさそうな、古き好き時代のままのレストランだったように思えてきます。

沙面のホテルに荷物が置きっぱなしだったので、30分も散策してから荷物をピックアップして深圳に戻ることにします。
何かまた撮影できればラッキーですが、平日の昼間ですから、この暑さの中あまり人はいないでしょう。
そう思って、橋を渡れば沙面だというところで、結婚写真を撮っている人たちが何組もいるのが見えました。
船でゴミをさらっていたおじさんと何やらしゃべっている花嫁さんの姿があります。
カメラマンがここぞと撮影しているところを見ると、会話している様子が自然で好い感じだったのでしょう。
そんな感じの伝わる作例になったので、このフォクトレンダーはペッツバールにしては遠景もどうにかなるレンズのようです。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
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Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/07/25 Fri

紅酒倉庫

Voigtlander 12.5cmF3.6
集団的自衛権が閣議決定されたとき、新宿で抗議のための焼身自殺を図った人がいたそうです。
もっぱらネットニュースで流れたり、新聞の片隅に小さく出るか出ないか程度しか伝えられなかったので、ご存じない人が多いかも知れません。
集団的自衛権関連の大きな出来事のように思えるこのニュースがテレビで取り上げられなかったのは、規制があるからだと聞きました。
焼身自殺がテレビで報道されると、模倣する人が出ててくるからだそうです。

そういえば、パンに針が混入とか、白昼無差別通り魔とか奇抜な事件が起こると、模倣犯が現れたりとか、模倣犯の出現を心配しますということが必ずあるような気がします。
模倣することで操作をかく乱してオリジナルの犯人を助けたいと思うのか、模倣犯なら捕まっても罪は軽いとの誤解があるのか、学ぶとは真似ぶの意なりと実行してしまうのか…。

誰かが何か意図してやっているのではなく、ものごとが続けざまに起こるのは何か自然の摂理によるのではないかと思うことがあります。
運がいい時は続けざまにいいことが起こって、悪いときにはその逆というのも同じようなことではないかと。
そうでなければ、航空事故がしばしば立て続けに起こることの説明がつかないような気がします。
もっとも、いろいろと調べていくと、いくつかの飛行機事故には陰謀説とかあって、興味深い符号があって怖いくらいですが、そういうところからカルト教団のようなものが発生することを考えると、あまり首を突っ込まない方がいいのでしょう。


さて、広州の旅の話に戻ることにします。
広州っ子の丁さんにこんなところがあるがどうかと教えられたのが、太古倉碼頭という古い倉庫群のあるエリアでした。
宿泊していた沙面からすぐだよと聞いたのでタクシーに乗りましたが、5分ほどで着いてしまい、200円もかかりませんでした。
もともとは貿易のための倉庫で、珠江という大河に面して4つほど大きなレンガの倉庫は、今ではバーになったり映画館になったり、若者向けのエリアとして開発されたようです。
横浜の赤レンガ倉庫を連想して、面白そうだと出向くことなしたのです。

確かに赤レンガ倉庫と似てはいましたが、太古倉の方はバーが主体で、昼間訪れる人はほとんどないようでした。
1軒だけ開いているバー・レストランがあったので入ってみましたが、ビールを頼もうとするとハイネケンだかが1杯1500円もするというので、それは高すぎると言ってそのまま店を出てしまいました。
富裕層だけが集まるところなのかも知れません。

作例の建物は、フランスワイントレードセンターのようなことが書いてあったか、たぶん高級ワインショップだったのではないかと思います。
わたしたちは、数年前にオールドレンズの価格が高騰したことを嘆き、この分野に進出してきた中国人に大いに腹を立てました。
しかし、ワインやフランス料理のレストランなどの業界は、被害の深刻さはわたしたちの比ではないでしょう。
名だたるワインの多くは中国人によって買い占められ、ワインだけでは飽き足らない金持ちは醸造所そのものを買い取ったというのです。

なぜ、紹興酒や白酒の国でワインブームが起きたのか、彼らはそんなにワイン好きなのかといえば、そうであり、そうでないとも言えます。
中国の白酒はアルコール度数が高すぎて体に良くないと言われ続け、ワインは日本と同様ポリフェノールがどうこうなどと体に良いというイメージが植えつけられて、女性も好むお洒落なお酒として爆発的に流行ったということはあるようです。
しかし、それ以上にワインは古ければ古いほど価値が出る可能性があるということの方が主たる理由のようです。
中国お得意の投機目的ですね。
中国人に買われたワイン醸造所も、犯罪に近いあぶく銭を中国庶民から巻き上げた人民元のロンダリングということなのかも知れません。
いずれにしても、こんな倉庫にいて愉しいはずもなく10分もいて退散することにしました。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/07/24 Thu

手機的事情

Voigtlander 12.5cmF3.6
少し前から気になっていたのですが、日本より中国の方がスマートフォンの普及率が高いように感じていました。
中国では貧富の差が激しいので、実際には日本の方が高いのかも知れませんが、少なくとも深圳や広州のような大都会ではスマートフォン以外見ることはありません。
日本では若者のほとんどがスマートフォンを利用していると思われますが、歳が高くなるにつれて使用率が下がり、中年以上になると半分以下、高齢者ではほとんどスマートフォン利用者は見ません。
ところが、中国では老若男女問わずというか、猫も杓子というか、みんなスマートフォン。
何故なんでしょう。

理由はいくつかあるかと思いますが、真っ先に考えられるのが、中国には携帯電話メーカーが群雄割拠する状態で、とても安価にスマートフォンが売られていることです。
もうひとつは、中国語の入力方法の問題で、読み方をアルファベット読みするピンイン入力や部首で入力する方法がありますが、直接書いて入力する方が圧倒的に便利なので、スマートフォンが必須ということがありそうです(老人にはスマートフォン以外の選択肢はないのかも)。
また、携帯電話が個人のステータスになっていることから、見栄っ張りの中国人はこぞって、スマートフォンに移行したという見方もあるのではないかと思います。

しかし、わたしはいかに世間知らずであるかをつい最近になって思い知らされました。
中国のスマートフォンの普及率が高いのではなく、恐らく、日本の普及率が低過ぎるのです。
日本ではスマートフォンの月額使用料が高すぎて、そんなに出してまでスマートフォンなんて必要ないという人が多いということなのです。
携帯電話は、限られた範囲での通話とメールのやり取りができれば十分と考える人たちで、月に8000円以上も支払するのは勿体ないと考えています。

ところが、スマートフォンを契約した人も勿体ないと考えるのでしょう、電車の中や歩いている人までもスマートフォンを使用している人がやたらと多いのが気になります。
使っても使わなくても1万円取られるくらいなら目一杯使わなければ損だという発想でしょう。
それなら最初からスマートフォンなんて持たなければいいのにと思うのですが、今や何とかいう無料通話アプリに参加して随時連絡を取りあっていないといじめで自殺に追い込まれるかも知れないご時世なのだそうで、若者たちはスマートフォンへの加入を半ば強制されているようです。

何年か前までは、通勤通学列車の車内では、文庫本を読む人や勉強する学生が多くみられましたが、それらの人々は今や絶滅危惧種のようにまったく見られなくなってしまいました。
みんなスマートフォンです。
無視すればいじめられるアプリに縛られているのであれば、自宅にいてもスマートフォン、学校でも時間があればスマートフォンという生活になっているのではないでしょうか。
学力低下の問題が一時期ささやかれて、ゆとり教育を廃してからはそれもなくなったと思っていましたが、今はまた危険な状況にあるように思えるのですが、いかがなものでしょう。
現行のスマートフォンの料金制度を改めるか、スマートフォンそのものの使用を制限しないと、日本の未来に重大な影響があるのではないかと心配になるのですが、文部科学省とか教育関係者とか気にならないのですかねえ。

さて、作例です。
広州の町中では、自転車による輸送業のような仕事をする人を多く見ましたが、彼らももちろんスマートフォンを使いこなしています。
なるほど、片手でハンドル握りながらでは、折り畳み式の携帯よりも、操作性はスマートフォンが圧勝でしょうね。
そういえば、彼らは一様に下は短パンで上半身裸で労働しています。
日本の上をいくクールビズですね。
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Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(0) | 2014/07/23 Wed

過了6年

Voigtlander 12.5cmF3.6
今日は丁さんに連れて行ってもらったレストランがいかに美味しかったということだけを書くつもりだったのですが、どうやらそれだけでは済まないような情勢になってきています。
今日のニュースで、上海の食品加工会社が期限切れの鶏肉を使ってナゲットをつくり、中国のみならず日本のファーストフードチェーンでも販売されていたことが大々的に報道されたからです。
今回は、記者による潜入取材と隠し撮りされたとされる映像まで公開されて、そのインパクトは大きかったのではないかと思います。

毒入りギョーザ事件があったのはかれこれもう6年も前のことになりますが、関連してさまざまな食品偽装などの問題も取り上げられたことで、中国の食品を完全に信用するという人は日本ではほぼ皆無でしょう。
ギョーザ事件だって、不当に安い賃金でこき使われていた労働者がヤケクソで起こしたものと報道されましたが、そのせいか中国政府が自国食品の安全性を高めるため検査を厳しくしたとか、食品衛生に関わる法整備をしたとかいう話は聞かず、もっぱら実行犯の問題だと片づけてしまったように映りましたので、犯人逮捕以降、中国の食品への信頼が回復したということは皆無のようでした。

信用していないのは、中国国内でも同じです。
中国の市場で生きた鶏などが売られている理由は、その方が新鮮で美味しいからと言うより、病死した安全かどうか分からないような肉が平気で売られているからだと聞きます。
スーパーに行くと野菜洗い専用の洗剤が何種類も並んでいて、残留農薬や野菜を新鮮に見せるために怪しい液体がかけられていたりということが普通にあって、それを取り除くのは消費者自らだということを示しています。
中国では基本的に生のサラダは食べないですし、どの料理もこれでもかと火を通すのは調理上の事情からではないのかも知れません。

わたしは旅行に行ってもあまり土産を買うことがないのですが、ましてや毎月行っている中国で誰かのために物を買うという発想はありませんでした。
その大きな理由は、中国土産も少なくとも食べ物については安全かどうか分からないものを、他人様にお渡しすることはできないからです。

ただ一つの例外が烏龍茶で、わたしは福建省の安渓という鉄観音茶の名産地の茶農家の実家から深圳に来て商売している友達がいるので、そのお茶は安全だと自身でも毎日のように飲んでいますし、日本での土産にもします。
お茶は彼女の両親や親戚が摘んでから烏龍茶になるまでの全行程を家族でやっていて、農薬や混ぜ物の心配がないですし、実際に彼女といろいろと相当量を飲んでから気に入ったもののみ買っています。
彼女も商売としてやっているので完全に信用してしまうと古いヤツとか偽って買わされるかも知れませんが、いっしょに飲んであれこれ感想を言い合っては決めているので変なものを掴まされる心配はありません。
お茶屋ならどこでも信用できるかと言えば、お茶は新茶が美味しくて時間が経つと劣化していくことから、外国人と見ると古いものを知らん顔で進められることも多いそうです。
有名な龍井茶の茶農家に行ったときは、試飲させたにも関わらず、気に入って買ったお茶は中身が別物にすり替えられていました。

そういうことはともかくとして、広州で食べたのはワンタンメンやポークのスペアリブ、双皮{女及}と呼ばれる水牛のミルクで作った素朴な味のプリンなどでした。
高級料理もよいのですが、庶民的な味にとくにこの町の持つ懐の深さとこんなに美味しいんだという素晴らしさを感じます。
食在広州という有名な言葉があって、老舗の伝統的な食べ物を出す小さなレストランがいくつもならぶ広州は、食事だけにのためにでもわざわざ出掛けるだけの価値のある町です。
ただ、愉しむためには、先に挙げた食品の安全問題のことを忘れる必要がありそうですが。

作例は、食事をした繁華街にあった金を売る店の不思議な美女のディスプレイです。
金大福という純金の店は香港の会社のようで、香港ではあちこちで見かけますが、中国本土でも信頼感があるためでしょう主要都市には必ず店舗があるようです。
そのきらびやかなショーケースとショーケースの間のレッドカーペットに椅子を置いて、ただ足組みしてじっと座る美女は何のために存在するのかまったく意味が分かりません。
金の店なのでセキュリティ上写真はお断りしています、などと言われそうで遠くから撮りましたが、ブレスレットでも買ってポートレイトを撮らせてとお願いできればよかったですね。
【Alpha7/Voigtlander 12.5cmF3.6 F3.6】
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Voigtlander 12.5cmF3.6 | trackback(0) | comment(2) | 2014/07/22 Tue
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