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Voigtlander 20.5cmF3.6
申し訳ありませんが、文章は作成次第アップいたします。
【Alpha7//Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
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thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/15 Thu

Xenon 5cmF1.5
申し訳ありませんが、文章は作成次第アップいたします。
【Alpha7//Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/10/07 Wed

海に呼ばれて

Voigtlander 20.5cmF3.6
ジロカステルは面白い町で2~3日くらいなら滞在して飽きるようなところではありません。
郊外には、自然の美しい古い教会のある魅力的な村があると教えてもらいました。
アップダウンはあるようですが、自転車を借りて1日郊外の村を巡るのも楽しそうです。
昨日の夜は朝食にと小さな店でヨーグルトを買ったのですが、せっかくだからビールもと思いあるか聞くと、ちょっと待っててねと奥に引っ込んで最後の1本だと持って来てくれました。
自分が飲むために冷蔵庫に入れてあったのを取ってきたようで恐縮していると、今日は飲む予定が無いからいいよともちろん定価で売ってくれます。
支払いを済ました後、足元に野菜や果物があるなと朝食用にリンゴを1個取って支払いしようとすると、これはサービスと言ってお金を受け取りませんでした。
観光地のローカル向け商店ですが、外国人だからといってボルどころか、逆にお負けしてしまうというのはアルバニア人のお人好しぶりを示しているといえるように思いました。

本当にもう1泊するか悩んだのですが、次の町に移動することにしました。
サランダという海辺の保養地のようなところです。
乗合バスで1時間かからず到着しました。
ジロカステルは2日とも曇り時々晴れの天気でしたが、サランダはずっと快晴で気温もぐっと高くなりました。
盆地のようなところに位置するジロカステルは目まぐるしく晴れたり曇ったりときに雨がぱらついたりの山の気候なのに対して、海べりのサランダは温暖な地中海性の気候ということのようで、山越えのバスでの1時間弱のドライブがこうまで環境を変えるのかと感心させられました。
移動を決意した最大の理由はこの気候にありました。
オフリドに泊まった翌朝辺りから鼻風邪気味で体調がパッとしなかったのです。
疲れが積み重なって体にガタが来ていたということだと思いますが、歩き回っても一晩眠れば疲れが消えていたのが、おとといの朝くらいから足がだるいのが残って、歩くのがちょっと苦痛になっていました。
重症ということではないのでそのうち回復するだろうと思っていたのですが、やはり歳には逆らえないのか、2日経っても治る気配無しだったので、体を休めるための滞在をすることにしたのでした。

車が着いた真ん前にカフェがあり、店の女性が宿を探しているのかというようなことを聞いてきたのでうなずくと、どこかへすっ飛んでいき、替わって若者がやって来て流暢な英語で同じことを聞いてきたのでまたうなずきました。
彼は目と鼻の先にあるホステルのオーナーで、ドミトリーが1泊10ユーロ、シングルが1泊14ユーロでいずれも朝食付きと言うので、わたしは部屋も見ずにシングルに泊まると告げました。
彼はメッシと名乗りました。
もっと難しいアルバニア語の名前ですが、メで始まりシで終わるので覚えてもらえるようにニックネームのようにメッシと自称しているのだそうです。
しかし、顔つきもちょっとメッシ本人に似ていて、メッシのお兄さんのような感じがしますので、これはいいネーミングだと感心しました。
オランダから長旅をしているデミトリー君が彼の仕事を手伝っていて、ベッドメーキングから洗濯、朝食の準備などひとりでこなしていました。
ひげ面のデミトリーですが、いつもおだやかな顔をしていて、人生で一度も怒ったことないというような優しい表情が好印象です。
アルバニアにはすでに1ヶ月以上いるそうで、観光できそうな町のほとんどを知っていて、その行き方やだいたいの所要時間、料金などにも答えていたのが驚きでした。
彼は、あさってからここを離れて西に向かい、ギリシャ、トルコ、中東からずっと陸路で日本に向かうと言います。
彼が来る頃にはわたしの旅は終わっているはずなので、日本で再会する約束をしました。

サランダの町は小高い山に囲まれていて、海岸から遠ざかるにつれて少しずつ高くなっていきます。
だいたいどの建物からも海が見えるようになっていて、その感じは熱海に似ていなくもありません。
わたしが泊まった格安のホステルも建物の2階にあって、入り口部分のオープンなベランダからは港と海が一望できます。
到着してしばらくは疲れていることもあって、デミトリー君の横に座って海辺を眺めながらネット検索したりメールを書いたりとぼんやりしていました。
そんなとき何気なく見たサッカー関連の記事のリンクから、わたしの旅のルートに大きく影響する重大な、しかし一般には些細な記事を見つけることができました。
ドルトムントは香川を含めた主力6人をヨーロッパリーグの次の試合には帯同させないというものです。
その試合はギリシャのテッサロニキであり、ここサランダからはバスを乗り継いで5時間ほどで行けると聞いていました。
サランダに来たもうひとつの理由は、翌日ここからテッサロニキまで行ってドルトムントの試合を観ることだったのですが、そこまですると今後の旅の日程がだいぶ苦しくなってしまうので悩んだりもしたのですが、偶然、香川は帯同しないという記事を読むことができたのでギリシャ方面に行くのはきっぱり諦めることができました。
ドルトムントの試合はぜひ観てみたかったのですが、それはいつか彼らのホームゲームでということにしましょう。

海に向かって散策してみました。
暑いせいか人通りが少なく、夏のバカンスシーズンをすぎているせいかショップやレストランもクローズしているところが散見されます。
オープンしているレストランやバーでは白昼からビールを飲む外国人旅行者か゚長期滞在者がちらほら見られ、海を見下ろすロケーションで最高のくつろぎ方だとうらやましくなりました。
わたしは、この間毎日飲んでいましたが体調が冴えなくなってきたので、今日は1日ノンアルコールデイと決めて、ビールは控えることにします。
海岸まで降りると、海水は町中にしては澄んでいてきれいですが、魚の姿は見えませんし、不思議なことに釣りをしている人も周辺一帯皆無でした。
釣りは朝一で、日が昇ったらのんびりとということかも知れません。
体長1メートル近くありそうなバショウカジキを持ったおじさんがいて、市場で1000円ほどで買ったとのことでした。
鼻と言うのか角と言うのか先端部分が折られていたので最初は魚種不明でしたが、背びれが大きかったのでバショウカジキで間違いないと思います。
英語で何というのか聞かれたので、背びれが帆のようだからセイルフィッシュ、ここが高くない同じような魚はマーリンだと教えると、日本人はこれを寿司で食べるのかと聞くので、この魚はレストランで食べられるほどたくさん獲れないので、食べたことがないというとへえと感心しながら丁寧にお礼を言って去っていきました。
バショウカジキがこの辺では簡単に釣れるのだとすると、次回はタックルを持って挑戦してみたいものです。

さて、本日の作例ですが、海に近い公園で遊んでいた子どもです。
人気の多いとは言えない町なので、後ろ向きの子どもでもカメラを向けてしまうような状況だったのですが、なぜかこちら方向を向いてくれたので、わたしの水準では十分に採用されるレベルになりました。
暑い海の町でもすでに秋の気配が漂い始めていて、午後もちょっと遅くなると西日が強く長く差してきて、逆光ではコントラストを維持するのが難しくなります。
これでもハレ切りしているので、何もしないものよりだいぶコントラストは上がっているのです。
ペッツバールタイプのレンズとしては、真逆光ではこれが限界だと感じます。
常識的に写真ブログをやっている人はこんな作例を上げないか、せめてコントラストを調整してからアップするのではと思われるてぶしょう。
いや、そうではありません。
こんな1キロ以上もするレンズを持ってヨーロッパを周遊旅行するなんて、良識ある人はけっしてしない、が正しい答えです。
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(2) | 2015/09/29 Tue

ドラギ―、ついにあなたの町へ

Voigtlander 20.5cmF3.6
ベオグラードの中心には2つのツーリストインフォメーションがあります。
昨日書いたベオグラード市のインフォとセルビア全体を旅行するためのインフォです。
わたしはセルビアに続いてコソボを訪れるつもりでしたので、そのことについて市のインフォに聞くと、セルビアのインフォの場所を教えてくれ、そこで相談するようアドバイスしてくれました。
コソボは紛争の地として名前のみはよく知られていると思います。
紛争後にコソボ政府が独立を宣言しましたが、セルビアが認めていないのはもちろん、多くの国からも承認されていない微妙な国です。
自由の国アメリカはセルビアと戦ったこともあって、コソボを承認しており、常にアメリカ追従の日本も同様の立場のようです。
国内に分離独立の動きがあるスペイン、イギリス、中国その他の国はコソボを承認していないでしょう。
そんな状況にあって、セルビアからダイレクトにコソボに行けるのか、通貨はセルビアと共通か、治安はどうかなどを聞きに行ったのです。
そのことは後述するとして、思い出したことがあって、ついでに尋ねてみました。
ドラガン・ストイコビッチはニシュの出身ではなかったかと。
インフォの答えはイエスで、そのニシュはベオグラードからコソボに向かう途中にあるので、まずは寄ってみることにしました。

ニシュはニーシと表記されることもあるセルビアでは大きな町ですが、名前に反して東南の方角にあります。
高速バスでぴったり3時間、こんな移動が慣れっこのわたしにはあっという間の到着に感じられました。
バスターミナルでコソボの首都プリシュティナ行きのバスはあるか聞くと、毎日夕方6時発で3時間の行程とのこと。
ちなみにベオグラードで聞くとプリシュティナ行きは早朝と午後の2便で、7時間かかるとのことですから、直行するよりなぜかニシュで乗り継いだ方が乗車時間が1時間短くなります。
ニシュ到着は11時でしたので宿泊せずに、7時間ほど過ごしてそのままプリシュティナを目指すことにします。
短時間にバルカンを廻り切る日程なので、その日のうちにコソボに行けるのは助かりました。

バスターミナルの向かいが市場になっていたので覗いてみましたが、通常の野菜や肉の他に日用雑貨の店が多いのが目立ちました。
セルビアは地方に来るとモノが何でもスーパーで手に入るということでもなくて、市場が生活を支えているように見えます。
別のところでは100円ショップのような店だと思うのですが、上海市場という名前のところがありました。
運送コストを考えると、東欧のどこかで中国製品のようなものを製造できないものかと考えてしまいます。
市場の周りには車がびっしり停まっていましたが、その半数以上が20年前、30年前のたいへん古いセミ・クラシックカーでした。
この国でもかつて車を製造していて、その名もずばりユーゴという名前だったようですが、案外と小じゃれたデザインは、こういう車が好きな人はたぶんタダ同然でしょうから日本に持って帰りたくなるのではと思わせます。

市場では、ナゴヤ、ジャパンとおじさんから声を掛けられました。
わたしがすかさずドラガン・ストイコビッチ? と開けゴマのように答えると、おじさんが嬉しそうにわたしの手を取って近くの野菜売り場に連れて行きました。
パプリカを売っている男性がストイコビッチの親戚とのこと。
名前もドラギシュア・ストイコビッチと言うそうでよく似ていました。
日本からよく来たねと、手元にあったワインを開けてくれふたりで乾杯しました。
セルビアの国民的英雄の親戚が市場でパプリカを売るものだろうかと疑問に感じつつも、疑うのは止めにして、帰国したらサッカー好きの友だちにストイコビッチの親戚からワインをご馳走になったと自慢したいと思います。
ちなみに、カズの奥さんのいとこがわたしの中学の同級生で、覚えてはいませんが飴くらいもらったことはあると思うので、日本とセルビアのサッカーのレジェンドの親戚からご馳走になる栄誉を手に入れたことになります。

市場を過ぎると市の中心との境にローマ時代の遺跡を公園にした施設があって、家族連れでにぎわっていました。
その入り口にツーリストインフォメーションがあるのですが、どういう訳か土曜日が休みでした。
町中にレンタサイクルがあったので、これだと思い申し込もうとしましたが、土曜は3時までというので諦めました。
ニシュの土曜はどうも他の町とは違うようです。
対応してくれた女性に撮影させてとお願いすると快く引受けてくれましたが、彼女は地元ではなく、ドイツから友だちと自転車で旅行に来ていて自転車トラブルでここに寄ったとのこと。
ペッツバールレンズにたいへん興味を示してくれて、今度は東京か彼女の実家のあるアーヘンで会おうと約束して別れました。
その数キロ離れたところには、しゃれこうべを並べて建てた不気味なモニュメントがありました。
カンボジアのキリングフィールドを思い出させますが、こちらはオスマントルコが進行した際にセルビア軍を撃破して、兵士の首を切り落としてトルコに持ち帰ったものを返還後にモニュメントにしたそうです。
この地が戦場だったので弔っているのでしょうが、公開の仕方が社会主義のさらし首や公開処刑を連想させます。
小学生くらいの子どもたちが遠足か何かで見学に来ていましたが、これを見てどう思ったか、あるいはトルコに対する復讐心が芽生えたりするものなのでしょうか。

しゃれこうべの施設からはバスで中心に戻りましたが、まだ時間があるので中心では降りずにバスに乗り続けてみました。
錆びついたSLが置かれた線路が見えましたがやり過ごし、住宅街の終点まで行ってみました。
バス停のそばにカフェがあってサッカーの写真が額装して何枚も飾られていました。
言葉は通じませんがコーヒーを飲んでいた老人が写真1枚1枚について、説明してくれました。
中にはストイコビッチの写真もあったので、若いウェイトレスに誰だか分かるか聞きましたが知らないとあっさり言われてしまいました。
サッカーに興味のない若者にはもはや名前だけ知られる存在になってしまったようです。
知らなかった罰ゲームではないですが、セルビア人らしい美人だったので撮影させてもらったのが本日の作例です。
実際にはあどけない顔をした18歳くらいの女の子でしたが、わたしのフォクトレンダーは随分とセクシーに写るようです。
最後に先ほどのSLのところに歩いて戻って撮影していると、やはり日本から来たの、ピクシー・ストイコビッチなどと声をかけられ、ビールをご馳走になりました。
とても人の好い連中という感じで楽しかったのですが、残念ながら英語はほとんど通じません。
それにも関わらず、ひとりの男性が、日本のごま塩とシイタケは美味しいと日本語で言ったのに驚かされました。
他の日本語は一切しゃべれなかったのに。
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/09/26 Sat

Voigtlander 20.5cmF3.8
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/02/21 Sat

Voigtlander20.5cmF3.8
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/02/17 Tue

時置かずして熱海へ

Voigtlander20.5cmF3.8
今日からは、また熱海の作例になります。
先日の残りの写真というわけではなく、いちおうこの週末にレンズ仲間たちと熱海を再訪して撮影してきました。
今回は、芸妓さんの舞を観て、花見して、梅園散策して、温泉浸かって、食事してでしたので、む撮影のための散策というよりは、慰安旅行を楽しんでいるような気分です。
本当は1泊できればよいのですが、皆さん多忙でなかなかそういうわけにもいきません。
もうあと何年かしたら、あらためて1泊2日で新年会兼梅祭り兼桜祭りを楽しむことができるようになるのではないかと楽しみにしたいと思います。

先々週と同様、今回も快晴でしたが、前週は雨降りで桜まつりが中止されていますし、去年も雨で数年前には大雪ということもありましたので、今年は天気に恵まれたのは間違いありません。
熱海の市街地は北側と西側を山に囲まれているので、両方向からの風にはとても強く、冬場は太陽さえ出ていれば、思いのほか暖かいのです。
駅から糸川方面へは下り、海岸から梅園へは上りと、アップダウンが少々きついので、真冬でも歩いていて汗をかくことしばしばです。
梅まつり・櫻まつりの期間はシャトルバスなども用意されていますが、健康のために歩いてまわるのが良いでしょうし、やはり季節がら歩いていてとても気持ち好かったです。

歩く楽しみはもうひとつあって、国道沿いなどは新しい建物が並んでいてあまりおもしろくないのですが、多くのエリアがわたしの子どものころからあまり変わることなく残る昭和の町並みそのものなのです。
歩いていて、とても懐かしい気分に浸ることができます。
こういうところは全国無数に存在してとくに珍しくもないのかも知れませんが、わたしの日常の中にはありませんのでとても新鮮に感じます。
熱海は交通至便なので高齢者が多く訪れていますが、同じように懐かしい町並みを楽しみながら町歩きしている人が案外いるのではないでしょうか。

さて、昨年に続いて今回もまずは、「湯めまちをどり・華の舞」を見物しました。
芸妓さんの歌舞練習場は小さいながらもステージと平間席、さらにはバルコニー席やサイドのミニ・オーケストラビッドまであって、さながら可愛い熱海国立歌劇場のようです。
ここを土日のみ11時から30分ほど観光客向けに開放して、上記のタイトルで伝統の歌と踊りを見せています。
京都などでも同様の試みはあるようですが、庶民にはなかなか芸妓さんの仕事に接することは難しいので、たいへんありがたいイベントです。
実際、それほど宣伝している訳ではないのに、いつも予約でいっぱいになるほど人気があるようです。
高齢の方たちがいちばん多いですが、若者のグループもけっこういますし、外国人もいてバラエティに富んでいます。

ありがたいのは、演舞中も撮影可能なところと、終演後に撮影タイムを設けていることです。
普通は、みんなでいっしょの記念撮影なのですが、この機に乗じてオールドレンズの舞台写真もどきとポートレイトもどきを撮影するのがわたしの目的です。
先日、木村伊兵衛関連の本を買って読んでみると、伊兵衛もかなり舞台写真を撮っていることを知りました。
歌舞伎の緊張感漲る作品には「ファインダーを突き破りそうな迫力があり、…これほど息が合ったのははじめてであった」などと表現されているのですが、素人写真にも稀にそういう瞬間が撮れてしまうことがあるのかも知れません。
舞台の合間を含めて20枚ほど撮影したのですが、1枚だけ空気がピンと張りつめたような、緊張感が他とは違うようなものがありハッとさせられました。

今日はそれをお出ししようと考えていたのですが、あらためて見返すとこの緊張感は女性の写真としては少し耐え難いような気がします。
もっと女性的なやわらかさ、上品さを表現したものにすることにしました。
とは言え、残りのほとんどに比較するとこの1枚もそれなりの緊張した空気が感じられる作例のようにわたしには見えます。
他のは何となくシャッターを切ったという感じしかしないことを考えると、もちろん伊兵衛の言うレベルとは格段に違うかも知れませんが、この作例もどうにか舞台と息が少し合った1枚のように感じられないでもありません。
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ペッツバール genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2015/02/15 Sun

第一個福倫達

Voigtlander 20.5cmF3.8
無駄話を続けているうちに、今日がタイのシリーズの最終回になってしまいました。
ほんとうにくだらないことばかりで、モデルになっていただいたというかステージにいるのを勝手に撮らせていただいただけですが、ごく簡単に紹介しておこうと思います。

1日目の女性は舞踊団のメンバーの一人ということは書いたような気がしますが、2~4日目はミスタイとふたりの準ミスタイです。
タイでミスに選ばれるにはタイの伝統的踊りができないといけないのか、選出されてから猛特訓したのか、3人とも美しい踊りを見せてくれました。
ただ、3人のうち誰がミスで誰が準ミスなのかは分かりませんでした。
しばらく後でタイの展示を見たりしていたら、彼女たちが歩いているのを見つけ、撮影させてくださいとお願いしたのですが、ノーと断られてしまいました。
その前にはステージ上のインタビューで、日本は素晴らしいとか日本人は親切でなどと言っていたのにがっくりで、あまり言及したくなかったので、タイ旅行のエピソードばかり書くことにしたという経緯があります。

その次のタンバールの女性は、タイの伝統的な花飾りを作成していたところを撮らせてもらいました。
花飾りはプレゼントしていたようですので、来年、このイベントを見に行けるようなら、こちらもちょっとしたプレゼントでも持参して好感してもいいかななどと考えています。
室内での撮影のため、200mmでは長すぎて、唯一のタンバールの出番になりました。

昨日と今日は、"Vietrio"というタイ出身で、ロンドンやニューヨークで音楽を学んだ第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、チェロのトリオです。
第一ヴァイオリンがお兄さんで、昨日と今日の女性は妹さんのようでしたので、申し訳ありませんがリーダーのお兄さんは割愛させていただきました。。
たまたま陣取ったのがチェロの女性の前ということもあって、ksmtさんとふたり、この女性は美しいとか、素晴らしいなどと勝手放題言っていました。
あらためて撮影した何枚もの写真を見ると、立った姿勢でチェロを操る姿は優雅で、どれもとても好い笑顔で演奏していてあらためていいなあと、彼女の撮影ができただけでも足を運んだ甲斐があったと思えます。

さて、今回使用したレンズは、フォクトレンダーのペッツバールタイプのレンズです。
フォクトレンダーこそペッツバール博士がレンズを開発した時に供給先となったメーカーですから、そのレンズはオリジナルのペッツバールとも言えるものです。
ペッツバールを意識しだしてからというもの、フォクトレンダーのペッツバールを入手することを心掛け、早々に10cmF2.3というスペックのものを入手しました。
しかし、これは19世紀後半になってソフトフォーカスに設計変更されたレンズで、オリジナルのペッツバールとは違います。

フォクトレンダーのペッツバールは比較的市場に出てくるケースが多かったので、なるべく焦点距離の短いもの、できれば初期型のブラウンシュヴァイクと入っていない刻印のものを探していたのですが、そうやってもたもたしているうちにレンズ店にあったフォクトレンダーはひとつ消えふたつ消えしていつの間にかどこにも見なくなり、たまに出てくるものの価格は急騰してしまっていました。
オールドレンズの購入には不思議な出合いというものがあると思っていますし、それがないということは縁がないのだとも考えていました。
このままではフォクトレンダーのペッツバールは入手できないかも知れないとの焦りから、焦点距離20cmでフードとラックアンドピニオンのフォーカシング機構が消失してしまっているものをオークションで落札してしまったのでした。
直前にフーゴ・マイヤーの20cmペッツバールを購入して、35mmデジタルの使い勝手の悪さに辟易してもうこんな長い玉は要らないと誓った直後のことです。

悪くしたもので、そのフォクトレンダーがやって来た直後に、焦点距離が短くコンディションの良い別のフォクトレンダーを格安で入手してしまいました。
このレンズはまた近日中に使用する予定ですが、すばらしくよく写ることをksmtさんから教えられて楽しみにしているところです。

ところが、またしてももう1本のペッツバールが出現しました。
なんとも我ながら驚いたことに、掃除をしていて気付いたのですが、押し入れにしまっていたガラクタ箱の中にペッツバールが入っていたのです。
記憶はほとんどありませんが、ペッツバールにまったく関心が無く、ライカマウントレンズやレンズヘッドの珍しいものを探していた時に見つけた何かのレンズと抱き合わせで手に入れたものだと思われます。
これがあるのなら20cmフォクトレンダーは不要だったので、身近に敵は潜んでいたということでした。

とはいえ、今回使用したフォクトレンダーも実に好く写ります。
35mmフォーマットではあまりに余裕があって、像面湾曲の影響も小さく、いつもよりピントの歩留まりも良くなりました。
製造番号は、10229でこれは1862年の製造と、比較的新しいのは慌てて買ったので止むを得ないところです。
焦点距離が20cmあると巨大でとても使いにくく、次回、いつ使用することになるのか見通し立ちません。
その意味では、魅力的な笑顔とゆるやかな像面湾曲がはまって楽器の双方に概ねピントが来る作例が残せたのは幸いでした。
【Alpha7/Voigtlander 20.5cmF3.8 F3.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Voigtlander 20.5cmF3.8 | trackback(0) | comment(0) | 2014/06/01 Sun
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