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志願導遊

Darlot 17.5cmF4
中国の同様の古鎮にあるのに今井町にはないもの、今井町にはあるのに中国古鎮にはないものがあります。
前者は入場料、後者はボランティアガイドです。
日本では、古い町並みを誇る観光地で入場料を取るところ自体がないのかも知れません。
福島県大内宿、千葉県佐原、長野県、岐阜県白川郷、広島県とわたしが訪れたのはわずかですが、いずれもとても有名ですが、駐車場すら無料なところがあるくらいでした。

一方で中国の古鎮では入場料を取るところがほとんどで、むしろ無料だと大したことないのではと思われるので無理に有料化しているのではないかと訝るところもあるくらいです。
いま旅してみようと計画している安徽省の徽州エリアには多数の古鎮が集中していて中国一の古鎮銀座の様相ですが、当然誰もがそのうちひとつを見て帰るわけではなく点々といくつもを見て廻っているだろうに、古鎮ごとに入場料を取るのでこの費用が馬鹿にできません。
有名どころは100元以上、中堅で50元前後、マイナーでも20元ほどの入場料をとるので、数日滞在して古鎮を訪ね歩こうなどと考えると、入場料だけで1万円を軽く超してしまいます。
一方で宿は50元くらいからあって、入場料120元の古鎮にその半額以下の宿が多数存在するという理不尽なところがいくつもあるのです。

ボランティアガイドの制度は日本ではかなりの地域で採用されているようです。
多くが事前の申し込みが必要ということで、わたしは利用したことがありませんでした。
今井町では、案内しながらみどころを案内してくれるタイプのガイドもあったようですが、もうひとつ何か所かにガイドさんが常駐していて、訪れた人の相談にのってくれたりその場での案内をしてくれたりします。
作例のTさんもそのひとりで、わたしの歴史無知を馬鹿にすることなく、次々に質問に答えていただき勉強になりました。

ひとつだけ教わったお話を披露すると、古建築では屋根を見るようにとのアドバイスがありました。
今井町ではいくつかのタイプの鬼瓦があって、それぞれの建物の商いなどを表しているケースがあるということでした。
すぐそばにあった家の鬼瓦は何かおもりのようなもので、何か分かりますかと聞かれましたが、首を捻るわたしにあれは秤の分銅です、何の商売をやっていたか分かりますかとまた聞かれ、向かいに醤油さんがあるのでここで大豆を量り売りしていたとかなどと当てずっぽうを返事すると答えはこういうことでした。
江戸時代には小判や銅銭は江戸で発行されていたのですが、上方では流通せず独自の銀のお金を使っており、江戸商人が今井町を訪れた際、両替する必要があったのです。
銀の重さで両替したので秤が必要でそれが鬼瓦になったということで、この家は両替商というのが答えとのことです。

そういった話は30分、1時間と聞いていても飽きるものではありません。
歴史好きの方なら1日中ずっと聞いたりしゃべったりしていられるでしょう。
ボランティアガイドになるのに、そういう歴史の研修を受けたりするのかと素朴に感じましたが、基礎知識は教わるかも知れないものの、Tさんはガイドをやる中で次々に疑問や興味が湧いてきて図書館や古文書をあたってひとつひとつ調べていったそうです。
それらはすべて書き写されたりメモしたり地図をコピーしたりで、分厚い資料集としてTさんの手許にあって、彼のライフワークになっていることが見て取れました。
好い人に出合えたなあと、時間超過で予定が狂ってしまったのにも関わらず感謝しています。

一応、中国のボランティアガイドについても言及しておきますが、言うまでもなくわたしは見たことがありません。
古鎮があるような地方では、人口に対してなかなか仕事がないのが実情ですから、若い人がけっこう有料ガイドになっています。
もちろん、それだけで生計が成り立つほどの収入になるほど、ガイドが利用されているようにも思えません。

さてもうひとつ、中国の古鎮にあって今井町にはほとんどないものがあることに触れておかなければなりません。
今井町には見た限り食事をできるところが1軒しかありませんでした(もう1軒ありましたが閉まっていた)。
さらには、所謂土産物屋というものもなく、オリジナルアクセサリーの店、地酒屋さん、地醤油(?)屋さんがある見たくらいです。
現在、今井町を訪れる観光客は多くないのが実情だと聞きましたが、地元ならではの飲食店や土産物屋などを充実させれば比例して訪れる人は増えるでしょうし、それら店もまた増えて町が活気づくと考えることはできます。

しかし、そうならなかったのは今井町が生活のための町として充足した状態にあるからであり、きっと観光客に迎合するより住民の伝統的な生活がある方が古鎮としての意義があると考えたからではないかと思うのです。
これだけの町ですので、きっと外部の資本が江戸レストランやら今井町せんべい店をやれば儲かると話をもちかけたことがあり、町はそれを拒否してきたように思えてなりません。
町の静かな生活や町並みの景観を壊されたくないと考えて。
今井町のファンになったわたしも、いつまでも現状のままでいて欲しいと願ってやみません。
【Alpha7/Darlot 17.5cmF4 F4】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2013/12/19 Thu

古広告

Darlot 17.5cmF4
ペッツバールに関して有用なことが多く書かれているウェブサイトに「antiquecameras.net」というのがあって、わたしはちょくちょく見に行っています。
その中に古いダルローのペッツバールレンズの広告の写しがそのまま掲載されているのですが、古いレンズのこの手の広告はとても役立つことが多いという証明にもなっています。
1890年の広告とのことで、ツァイスがその前年に写真部門を立ち上げ、それから7年後にルドルフがプラナーを発表したということを考えると、この時すでにペッツバールは過去のものになっていたかも知れませんが、それでもたいへん興味深いものがあるのです。

まず文章が面白いので、拙訳で。
「とても多くのニセのダルローレンズを見るようになってきたので、それらの業者に対抗する警告として、すべての焦点距離のレンズ鏡胴に"B.F.& co."の刻印を入れています。」

この広告は、アメリカのBenjamin French & co社と言うダルローレンズのアメリカ総輸入元のものです。
B.F. & co.とはその会社の略称ですね。
これを鵜呑みにできるのならば、19世紀末のアメリカには多くのダルローと刻印されたニセモノがはびこっていたということになります。
そのニセモノを見極めるために輸入元の刻印入りのレンズを買えと言っていますが、Darlotと刻印を刻印が入れられたニセモノにB.F. & co.の刻印を追加するのはたやすいことでしょうから、説得力無い文句がむなしく踊ってみえます。

ダルローのニセモノはまだ見たことがありませんが、先にあげたウェブサイトにフォクトレンダーのニセモノが紹介されているのを見つけました。
これはあきらかに刻印の文字が素人臭いですし、スペルミスまであるので、ドイツ語を知らないアメリカ人がやらかしたものであろうと結論付けられていました。
フォクトレンダーのペッツバールレンズは字体が華やかで文字数も多いので刻印を真似するのがいかにも難しそうですが、ダルローの刻印はシンプルなのでニセモノを掴まされても気付かないかも知れません。
インターネット・オークションでペッツバールレンズを探すと、他社に比べてダルローのものが圧倒的に多いのも気になるところです。

もうひとつこの広告で関心を引くのが、焦点距離が一覧で出ているところです。
ここには、41/2inch、51/2inch、7inch、81/2inch、101/2inchの5本が並んでいます。
mm表示に書き換えると、114mm、140mm、178mm、216mm、267mmということになります。
今回使用しているダルローはksmtさんの計測では175mmの判定でしたが、むしろ7インチなのだと言えばある意味分かりやすいと言えそうです。
他にも115mmのレンズがksmtさんにはいくつかありますが、これも4.5インチだということですね。

広告には前玉径の記載もあり、それぞれ15/8inch、17/8inch、21/4inch、21/2inch、3inchとなっています。
焦点距離の分からないペッツバールレンズが見つかったら、前玉径を計測してもらえば焦点距離が分かるので参照していただければと思います。
設計が違うペッツバールだとすれば、これは当てはまらないので注意が必要ですが。
ちっちゃなしょぼい広告に見えましたが、意外と情報が詰まっているものです。
【Alpha7/Darlot 17.5cmF4 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(2) | 2013/12/18 Wed

巨大鏡頭

Darlot 17.5cmF4
2日続けて同じような作例になってしまい恐縮です。
今井町は、東西600メートル、南北300メートルの長方形の土地に建つ1500軒の建物のうち、3分の1が伝統的建築物という日本一古い建物のある古鎮です。
カメラを通りに平行に向ければすべて、同様の写真になってしまうのは、今井町で写真を撮るときの贅沢な悩みと言えます。
違いと言えば、昨日は後ボケを今日は前ボケを見る作例という程度のものです。

そのボケは、前後とも特徴のあるざわつき感があって、ややうるさいかなあと言う印象です。
描写もやや線が太いかと言うところがあって、きれいなボケとは言えないとは思いますが、これはこれで個性的でわたしは嫌いなボケではありません。
5×4をカバーするレンズですので、いくらフルサイズとは言っても35mmのα7では周辺部には影響がなさそうなものですが、右上には流れているような雰囲気があって、あるいはしっかりと結像する面積は意外に広くないかも知れないと思わせるところがあります。

そのレンズとは、ダルロー17.5cmF4というペッツバールタイプのレンズです。
このくらいの焦点距離のペッツバールになるとレンズはかなり巨大で、現代の同スペックの単焦点レンズと比べても大柄になってしまいます。
前玉径もでかいのですが、長さの方が強烈で、カメラバッグにぎりぎり入っている状態なのですから、小柄なα7ではマウント部からボロッともげてしまうのではと心配になるくらいです。
ペッツバールは鏡胴のほぼ中央に主点があるので、撮像面まで17.5cmということであり、全体では楽に20センチを超えてしまうことになるのです。
重さも含めて、とてもわたしの体力で扱えるレンズではありません。

このダルローレンズはksmtさんからお借りしたものです。
ksmtさんがお貸ししましょうかと言ってくれたときに、こういう長いペッツバールってどうなんだろう、使ってみたら案外気に入るかも知れないなどと考えて安易にお願いしてしまいました。
何度か書いているように市場に出てくるペッツバールのほとんどが長玉なので、17.5cmが自分にフィットするようなら17.5~20cmクラスのペッツバールを入手してみようかと考えたからです。
この野望がひとたびレンズを持った瞬間に砕け散ることになったのは、やはりでかさと重さが原因です。
また、このレンズでポートレイトを撮ろうと思ったら、被写体からグーッと離れないと画面全体が顔で埋まるような写真になってしまい、使用機会も限定的になるのは目に見えていました。

それでもせっかくお借りしたのですから、旅の中で使ってみようと思いました。
中国まで持って行くのはさすがにしんどいので、今回の奈良行きの、今井町で使うメインレンズにしようと考えました。
この選択はまあ正解で、今井町の碁盤の目のように並ぶ真っ直ぐな家並みであれば、このような長焦点でもどうにか撮影可能です。
もちろん建築物全体を正面から捉えるというのは無理でしたが。

一方でこれだけの大きさの見るからに古い金色レンズは、持っているだけで注目度の高いレンズと言えます。
これで京都でも歩いていれば、着物美人のポートレイトをものせたのでしょうが、今井町には着物どころか美人どころか若い女性そのものを見かけることもありませんでした。
と、油断したら、昼食後になんちゃってじゃない自前の着物の美女を発見したのですが、このレンズでの撮影を依頼できなかったのが、かえすがえすも残念でした。
【Alpha7/Darlot 17.5cmF4 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2013/12/17 Tue

関西的古鎮

Darlot 17.5cmF4
大阪散策の翌日は単独で今井町に向かいました。
今井町と聞いてピンと来る方はどのくらいいるでしょうか。
そのわたし自身が今井町という名前を知らず、実質的に初めて聞いたのは今年のことでした。
今井町は奈良県橿原市にある、関西ではよく知られた江戸時代の街並みがそのまま残る、わたしが中国で散策している古鎮に相応する町です。

関東には、栃木、佐原、川越という三大小京都がありますが、さすが奈良県にはそれを凌ぐ町並みが残っていることが調べているうちに分かって来ました。
いや、奈良県ばかりではなく、京都、大阪、和歌山、滋賀にも魅力的な古鎮と呼べるところは点在しています。
それらをひとつひとつ見て歩きたいと言いたいところですが、それでは生きているうちにいくつも見ることができないで終わってしまいそうです。
これは、もたもたしてはいれない。
定期的に通って2~3ヶ所ずつを見て歩かなければいけません。

その嚆矢として選んだのが今井町ということになりますが、奈良から小一時間で行けるところ、関西では古い町並みとして有名なので初心者には好いだろうと思ったことなどからの選択です。
もうひとつアクセスがいいということがあって、大阪、京都からも近鉄の特急や急行に乗って大和八木まで出て、同じく近鉄の橿原線に乗り換えて一駅目の八木西口駅で降りると、徒歩わずか5分で今井町に到着します。

歩き始めてすぐ感じたのは、ここに来て良かったということでした。
中国の古鎮を歩き回ったわたしでも、今井町はじゅうぶんにそれらと伍する魅力あふれる町並みを持っていると言えます。
さらにいいのは、住民が適度に行きかっていて、それが普通に生活しているという雰囲気を盛り立てていることです。
もっと観光的なアピールをしてもいいのではないかと思いますが、わたしたちは特別なことはしていません、ありのままの今井町を見てください、といっているような風情があって、それがより親しみを感じさせてくれるのです。

観光客のための案内表示はそこかしこにありますし、ボランティアガイドの方も出ていてそれなりに観光に力を入れている様子は伝わリますが、それがおとなしいところで留まっていて、観光地に来たというよりも普通の町を歩いている気分で見て廻ることができるのが素晴らしいことだと思います。
先日のニュースで東北の町で、市長が市をもっとPRしようと長距離の陸上選手を市の職員にどしどし採用して、駅伝に出場してその市の名称が入ったゼッケンがテレビに映し出されて全国放送されれば知名度が上がるなどとやっていたのですが、そんなことまでして有名になったり、観光客を誘致したいのだろうかと悲しい気持ちにさせられました。

ご当地ゆるキャラなんてのも流行っているようですが、わたしにはああいうたぐいを喜ぶことが理解できません。
何かえげつない世界を感じてしまうのですが、ごく普通に伝統的な特産とか美点を静かに伝えるようなPR方法などはできないものでしょうか。
その点で今井町は、そんな時流に流されずに見に来たいんだという人だけを受け付ける、それ以外は普通の歴史あるだけの町ですというポリシーを貫いていてたいへんに好感を持つことができました。

そんなところですから、家一軒ごとに住民の方のセンスが実に生きているなと強く感じることがしばしばです。
観光客がどっと押し寄せることで荒らされたくない、町の静かさだって財産なのだからそれは住民の力で守る、だけどわたしたちの気持ちを考えて行動してくれるような旅人は歓迎します、そんな空気がとても居心地の好い空気を生んでいるようです。
宅配便も大和の地に因んでいるのでしょうか、仕事振りも町の雰囲気を壊さないようにと配慮しているのでしょうか、車の停め方や荷物の積み下ろしなど音を出さないような配慮が感じられてくるのでした。
【Alpha7/Darlot 17.5cmF4 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2013/12/16 Mon

Waiving Bye-Bye

Darlot 17.5cmF4
われわれ紋次郎さん一行が向かったのが、品川宿の旅籠ではなく、公園の催し会場でした。
ここはお世話になった紋次郎さんにぜひとも振る舞い酒をと買って出たのが実は大失敗で、地元のビールを見つけて来て飲んでみたところ強烈に個性的な味で、紋次郎さんはじめ飲んだ人がみな言葉を失ってしまいました。
そこで、お口直しにとまたみんなで飲んだ鹿児島のいも焼酎がまたいけませんでした。
こちらは味が絶品で、飲み口があまりにいいためにわたしやksmtさんはぐびぐひといって、飲み終わらないうちからふたりハイテンション状態になってしまいます。

ksmtさんは愉快に盛り上がる好い酔い方(?)で良かったのですが、わたしはひとり酔っぱらいのおっさんと化して、公園の中をカメラを手に動き回ります。
アルコールが入った時の行動は人によってさまざまだと思いますが、わたしの場合はふだんおとなしいのに突然饒舌になると自覚していました。
今回に至って、カメラを手にしているときは、何か撮ってやろうと徘徊を始めるのだとようやく知りました。
抑制しようとはたらきかけているのにも気付いているのですが、そうはコントロールできなくなっていたようです。
恐るべし鹿児島加世田のいも焼酎!

酩酊に近い状況下で、ksmtさんに借りたダルローでちっとも撮ってないじゃないか、わざわざ持ってきてもらって何やっているんだと怒り出すもうひとりの自分がいて、レンズ交換しました。
白昼、必死に目を凝らしてもピントが合わせられなかった175mm(35mmフォーマット換算では約262mm相当)のダルロー相手で薄暗くなった中でピントが合うはずはないですし、ISO感度もそのままだったので手ブレ写真も連発になりました。
後でSDカードをチェックすると50枚以上が連続してピンボケか手ブレかその両方という写真が続いていて、何も知らない人は意図して何かを表現しようとしているのではと誤解してしまうのではないかと思えるすさまじさです。

しかし、そんな中でもたった1枚だけ、どうにかなっているものが撮れていたりするので、写真というものは偶然の不思議の起こる世界なのだなと感心します。
インディーズのミュージシャン、MISSIWさんのポートレイトがそれです。
たぶん掌中の影響なのかも知れないですが、聴いていて頭にすうっと入っていくような声質がちょっと気になって、ライブのあとにCDを販売するというので直感的に買ってしまったんですが、その場でサインをしてくれる際に名前をいれてくれるとなって、わたしは本名ではなく中将姫光学と書いてくださいとお願いして、MISSIWさんはたぶんわたしの持っていたダルロー付のカメラを見て、何かを察したかのようにリクエスト通りの名前を書いてくれたのです。

そのときに撮ったのですから、わたしだって1枚くらいブログにアップできる程度の結果を残しても許してもらえるでしょう。
実際の彼女はもっとずっと美人だったので、こんな写真では申し訳ないですが、さすがはダルローでこの髪の毛の拍子がとてもすばらしいですね。
CDも昨日初めて聴いてみましたが、歌詞はわたしには馴染めませんでしたが、楽曲そのものは案外とすぐれていてとても耳に心地よく響いてくれました。
彼女とだけは一期一会に終わらせず、活動に注目できればと思っています。
【X-E1/Darlot 17.5cmF4 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(1) | 2013/10/06 Sun

焦点很乱

Darlot 17.5cmF4
この日曜日は、knpmさん、ksmtさんと同行で散策を楽しんできました。
おふたりとの散策は、メッシとネイマールといっしょに3トップを形成するテージョになったような心境と言えるかも知れません。
何しろすごいふたりなので、見ていた方が楽しいくらいですが、自分だって持ち味を出さなくてはいけないと思いつつも、それができないのですね(テージョはそんなことはないと思いますが、あくまで例え話です)。

まず訪れたのが浅草橋ですが、わたしは成田空港に行くときに新宿方面から来て浅草線直通のアクセス特急を利用するためによく利用する駅です。
浅草から離れていることだけは知っていましたが、ここになにがあるかということは知りませんでした。
すぐ神田川が流れていてそこにあるのが駅名と同じ浅草橋ですが、見物に行ったのはそのひとつ下流側にある柳橋の方です。
柳橋は、もともと江戸中期に起源を遡れるそうですが、1887年には鋼鉄の橋が架けられ、その後関東大震災で焼失したのちに1929年に現在の橋が再建されたということです。
この編の年代はレンズ史に通ずるところがありますね。

ここでは、ksmtさんからダルローのペッツバールレンズをお借りしました。
これまで自身の撮影やksmtさんの撮影結果から、ペッツバールレンズの面白さが徐々に理解できるようになってきました。
これまでのようにペッツバールをぱかぱか買うということはできないと思いますが、少しずつ各社のものを買い揃えられたらいいなと思い始めています。
しかし、製造数が多いとは言えないペッツバールレンズで、その多くは長焦点のものばかりで、なかなか100mm程度のものは市場に登場してくれません。
その中で比較的短めのもので7インチのペッツバールをたまに見かけるのですが、それだけのレンズが使いこなせるものなのかのチェックも兼ねて、貴重なダルローをお借りしてみました。

結論から言うと、100mmと比較すると175mmははるかに使いづらかったです。
その理由のひとつは、長さと重さで、支えているだけで疲れますし、カメラとのバランスが何と言っても悪すぎます。
それよりも困ったのがピント合わせで、ヘリコイドの繰り出しが長いことも手伝って、なかなかピントが合わないですし、合っているように見えてよく見てみると合っているか合っていないか分からないという困った状況から抜けられなくなりました。
慣れの問題はあると思いますので、しばらくお借りできましたので引き続きテストしたいと思います。
カメラとの相性もありますし、間もなく発表との噂があるフルサイズミラーレスであれば、状況は一定程度改善されるでしょう。

7インチ、8インチとなるとほぼ180mmのテレテッサー、200mmのコムラーと同じような焦点距離ですが、35mm用にテレフォトタイプとして設計されたレンズとはレンズそのものの大きさや撮影フォーマットがまったく違います。
ペッツバールの時代には焦点距離がほぼそのままフォーマットを表していたのです。
焦点距離が長くなるほど35mmのフォーマットから遠ざかりますので、使いづらさ云々よりは本来はレンズの性能そのものが分かりづらくなることに気遣う必要があります。
優先順位でいえば、まずフルサイズカメラの入手が先ということになります。
【X-E1/Darlot 17.5cmF4 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Darlot 17.5cmF4 | trackback(0) | comment(0) | 2013/10/01 Tue
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