按鈕太多

Nex-3/NikkorS.C 8.5cmF1.5
先日手許にとどいたフジのミラーレス一眼レフのX-E1はまだ撮影に使ったわけではありませんが、使ってみたくなる雰囲気がある反面、思ったよりも小さいサイズが使いづらそうだと思わせるところがあって少々戸惑っています。
ボディだけ買ったので、到着時に手にしたときにずいぶん軽くて頼りなさと安っぽさを感じないではなかったのですが、別途取り寄せていたサードパーティ製のMマウントアダプターを付けてさらにレンズを装着したところぐっと重みが加わって、クラシックカメラを持つような頼もしさに変貌してくれました。

カメラのコンパクト化はユーザーの要望なのかも知れませんし、適度な大きさに止めたかに見えるX-E1のサイズにはわたし自身も好感を持っていました。
ところが、背面にはファンクションのキーがなんと15個も並んでいて、どうやってホールドすべきかが分かりません。
湯島でNEX-3に馴染めず、撮影中ホールドする右手があちこちのボタンに触れて撮影モードにならなくなることがしばしばあってイライラさせられたことを思い出させます。

サムズアップというライカM8やM9用のアクセサリーがあります。
もともとライカユーザーはフィルムカメラを使っていた時は、右手の親指でフィルム巻き上げをやっていたのがデジタルだと動かす機会がないので休ませるためのグリップのようなものだそうです。
15000円以上もするのでとても買う気が起きないのですが、流行しているようで他のカメラ用も発売されているようです。
X-E1用もあるようですが、これを付ければ余計なボタンを押してしまうのを防げそうだと気付きました。
これにもやはり安いサードパーティ製があったので、これも購入することになりそうです。

19世紀のカメラは暗箱などと呼ばれて、シャッターすらレンズキャップで代用するくらいレンズとフィルムの間に光が入らないようにするためだけのものに過ぎませんでした。
時代を経てライカという革命的なカメラが出てきても、シャッターが装備されたほかはせいぜいファインダーが付加された程度のものです。
その後の急激な発展で連動距離計が付いたり、一眼レフになったり、露出計が付いたりと進歩はめざましいものがあったにもかかわらず、カメラは暗箱が進化したものにとどまっていました。
あくまで写真の質はレンズによるのであって、カメラはそれをサポートするための機械だということです(フィルムという要素も大きいですがこれはまた別の問題とします)。

ところがデジタルになると立場はあたかも逆転したかのように、写真の質はカメラ次第であってレンズは光を取り入れるためのものに過ぎないという立場になったかに思えます。
カメラの中でシャープネスやコントラストが設定され、撮影後にまた専用ソフトを使って加工するのですから、レンズの立場はぐっと低いものになってしまいました。
そんな中で純正のMマウントアダプターまで用意するなどレンズに復権の道を開いたように見えX-E1は、他のミラーレスとは思想において一線を画すカメラなのではとの直感を抱かせます。
レンズ本来の個性をストレートに表現できる設定を見出し、ライカM6を使うような軽快感で撮影できるようユーザーとしてそれに応えなくてはいけないと考えています。

さて、梅祭りシリーズ最後の作例は湯島の白梅太鼓の演奏です。
和太鼓も、真冬の澄んだ空気ではいっそう響きがダイレクトに力強くなるようで、全身で音をとらえられるのが、演奏者と一体感を感じられて大好きです。
くわえて湯島のそれは、視覚的要素をだいぶ強調していて、ライブ感がとても新鮮です。
この日は、小村井の梅祭りがメインでその後の予定はなかったのですが、これが見たいがためにknpmさんとksmtさんをここまで連れだしたのです。
おふたりには満足いただけたのではと思うのですが、まだ感想をお聞きしておりません。
【R-D1/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/24 Sun

第6片和第7片

Nex-3/NikkorS.C 8.5cmF1.5
ここのところ立て続けに持参してR-D1とNEX-3の2種のカメラで撮影してきたことで、あらためてニッコール8.5cmF1.5の性能のすばらしさが分かって来ました。
開放ではフレアが出るという評価ですが、確かに絞ったものと比べればふの傾向を否定できないものの、このクラスのレンズとしてはごくわずかと言えます。
開放ではポートレイト向きにもっとフレアっぽくなっても好いのではないかと思うのですが、日本光学の信念がそれを赦さなかったのでしょうか。

F4まで絞ると完璧な描写になります。
このレンズを説明した解説(ニッコール千夜一夜物語)ではF2.8でフレアは消えるとしているので、F4ではもはや面白みはなくなっていて、開放、F2、F2.8と撮り比べるのがこのレンズを知り、楽しむことができる最適の方法と言えそうです。
また、寄って撮った時にゾナータイプの欠点である近距離収差変動が起きて、像が甘くなりフレアっぽさも増すということですので、そういったポートレイトも撮らなくてはいけません。

前述の千夜一夜物語では、ゾナータイプの球面収差についてたいへん興味深い説明がされています。
後群の6枚目と7枚目の間はかなり曲率が高くなっているのですが、この間はストッパー面と呼ばれていて、ここに負の高次の球面収差を発生させるのだそうです。
ニッコール8.5cmF1.5では、ストッパー面のみの負の球面収差でもともとの球面収差を相殺させてしまうという荒業を使っているのだそうです。

ただ、このストッパー面はオリジナルのイチゴゾナーでも同様の曲率を持たせていますので、この位置に新種ガラスを採用しての球面収差補正がなされたものと想像できます。
1932年にF1.5のゾナーが登場、1939年に新種ガラスの開発、1951年にニッコール8.5cmF1.5を出図という並びになりますが、ここで気になるのは、その1951年に発売されているオブトン・ゾナーがオリジナルのイチゴゾナーから設計変更しているのかということです。

常識的に考えれば、オーバーコッヘンに写ってからも戦前のショットガラスそのままということは考えられませんので、新種ガラスが何枚かは採用されていると思われますが、ニッコールと同様の球面収差の補正を得られているかなどやはりよく分かりません。
ビオゴン35mmF2.8やゾナー85mmF2はオーバーコッヘンに移った時から枚数を増やしているので設計変更は言を待ちませんが、構成が変わらないイチゴのゾナーは構成図を見ていても何も語ってくれません。

さて、作例は湯島で聴いた琵琶の演奏です。
初めて耳にしたその音色は、重厚な木のボディとは似合わない弦のベターッとした響きが不思議な印象を与えます。
ところが、その音は野外の梅と実によく合います。
大型の楽器ですので野外でも負けませんし、木の楽器は乾燥した冬場にこそよく響くのではないかと思いました。
【NEX-3/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
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Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/23 Sat

油納豆集団

Nex-3/NikkorS.C 8.5cmF1.5
ここのところ19世紀のレンズに大きくシフトしているように思えるksmtさんですが、やはりこの日も新たに入手したレンズとしてメインに使われていたのはシュタインハイルのブラスレンズでした。
グループ・アプラナットという名前で、恐らく167mmF6.3であると説明されていました。
かなり長い玉に思われますが、わたしも長いことシュタインハイルのレンズを探しているものの18世紀のレンズでは200mm以下のレンズはのずは見たことがなく、これだけの短焦点のものはけっこう希少なのではと思っています。

ブラスレンズをデジタル一眼レフで使うには一定程度のマウント改造が必要ですが、美品だったこのレンズは運の良いことにksmtさんの手持ちのヘリコイドやリング類でそのまま使えたそうで、1879年に製造されたときそのままの姿に現代のヘリコイドが介してEOS5Dに収まっていました。
このレンズはかなり解像力の高い優れた描写で、ksmtさんもいつになく高評価です。
めずらしいレンズで、状態がよく、期待以上の写りとなれば、ksmtさんの喜びもよく分かろうというものです。

グループアプラナットはスタインハイルが独自に発展させたの面白い構成のレンズですが、キングスレークの写真レンズの歴史ではあまり高い評価ではありません。
キングスレークの本はレンズについて書かれたもっとも信頼性の高い資料と言えますが、そのキングスレークといえどもすべてのレンズを実写したわけではなく、入手したレンズが彼の記載とは違っていることを発見するという栄誉を、まさにksmtさんがやってのけたということになります。
レンズ史をほんの少し塗り替えたということですね。

実はこのレンズ、ステレオ用のボードに収まって2本セットで購入されています。
そんなに好いレンズなら一方を譲ってもらえないものだろうか、そんな風に考えたりしています。
前にも書いたようにシュタインハイルの比較的短かいレンズはまずは見つからないのです。
そのせいか、シュタインハイルはフォクトレンダーやロスなどと肩を並べるべき光学メーカーだったと思うのですが、20世紀以降例えばライカマウントのクルミナーなどのように安っぽいイメージが強くなってしまったせいか、評価が低いように思われ残念でなりません。
ksmtさんの発見によって、シュタインハイルの評価が世界的に高まることを願って止みません。

さて、今週は着物の女性シリーズ1本でいくつもりだったのですが、7枚揃えられなかったので、トルコ風民族衣装(?)を間に入れさせていただくこととしました。
これまでピントが怪しい作例が続いていましたが、ここでおおむね許容範囲に収まっているのは幸運だったからではなく、MFアシスト機能があるのを思い出したからです。
この機能があれば、乱視のわたしでも大口径レンズをライカ以外で使えなくもないかなと、かすかな自信を感じさせてくれました。
このことが最終的にフジX-E1を買う決断に至らせてくれたのでした。
【NEX-3/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
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Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/22 Fri

所有鉻色

Nex-3/NikkorS.C 8.5cmF1.5
小村井から通りかかったタクシーに乗って湯島に向かいました。
わたしひとりであれば、まず国内でタクシーを使うことはありませんが、この時はもうふたりレンズ猛者がいたので、鉄道を乗り継ぐのとそう変わらないだろうと考えたからです。
そのふたりとは、kpmtさんとksmtさんです。
おふたりともご多忙の中を、この日のテーマに掲げたレンズを中心に思い思いの撮影を楽しみ、合い間合い間に梅ならぬレンズ話の花を咲かせます。

kpmtさんはヘクトール7.3cmF1.9をメインに据えられていましたが、これが全面クロームというたいへん希少な鏡胴を持つレンズです。
kpmtさんのサイトによれば、ヘクトールのバリエーションは7通りあって、オールクロームタイプは、分離クロー・クローム(レンズヘッドのすぐ下がクロームになっている)と並んで、世間に1度だけしか出てきていないと思われるほどの希少さということのようです。

その2種を特注とみなしても、それ以外のバリエーションがまだ5通りあるというのは、7000本あまりの製造数のレンズとしてはあまりに多過ぎです。
その5種も、まず1種目がつくられた後に2種目に移行してというように切り替わっていったわけではなく、製造番号を見る限り最初のロットでは、オールブラック、ニッケル・ブラック、クローム・ブラックの3種があって、その後もあちらをつくったかと思えばこちらをつくるというように一定せずにいろいろなバリエーションを出していっています。
傾向としては当然ながらクロームよりニッケルの方が古い製造番号が多いですが、ニッケルより古いクロームも多数存在しているため外観で製造の新旧を判断することができないのです。

レンズの描写についても同程度のサンプルがとれれば面白いですが、さすがにそれは困難です。
ヘクトールは1本1本写りが違うのではと言われるほど個体差の大きなレンズだと言われているからです。
レンズのくもった個体が多くそれも含めての個体差と誤解する向きもあると思いますし、収差がたいへん大きいレンズなのでその収差は背景などの条件次題で変わって個体差だと言われるケースも多いと思います。
そういうことを割り引いて考えても、kpmtさんのオールクロームヘクトールはかり個性的な描写をするレンズに見えます。
小村井の写真では、わたしのキノプラズマートをしのぐかと思われるような暴れ方をしているものもあって、ずいぶんと驚かされます。
これだからこそkpmtさんは、ヘクトールをこんなにまで研究しているということなのでしょうけれど。

収差といえば今日のニッコールの作例ではとんでもなく歪曲収差が出てるではないかとびっくりされたかも知れません。
いえ、これは橋の方がこのように反っているのであってレンズの歪曲ではないので、日本光学ファンの皆さんはどうか安心のうえ、万一、ニッコール8.5cmF1.5の安い出物がありましたらぜひ入手されることをおすすめいたします。
ヘクトールとは対極の意味でのすばらしいレンズです。
【R-D1/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
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Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(1) | 2013/02/21 Thu

相機又新又旧

Nex-3/NikkorS.C 8.5cmF1.5
本日帰宅すると新しいカメラが宅配便で届いていました。
昨日も書いたようにライカマウントレンズを使うためのカメラとして、フジX-E1をえいやと購入したのです。
できるだけ安く買おうと各方面をあたっていたところ、ほとんど未使用のボディのみ中古が5万円台後半でネット上に販売されていて、R-D1が使えなくなった以上来週からの撮影に差し障りがでるので、このあたりで手を打つべきと判断しました。

これでも高額な買い物ですので、自分なりに正当化しないといけません。
大手量販店の価格よりも18000円ほど安く買えているし、ネット最安値とあった店よりも14000円安いので、これは丸5年使うことでペイでき、十分な好い買い物ができたと思い込むことにしました。
実際に好い買い物だったかどうかは、今後の使い方次第ということなのでしょう。
まずは、来週には使えるよう操作方法を覚えてないといけません。

さて、小村井の梅香円梅祭りでは、梅、親善大使と並んでうひとつ楽しみがあります。
琴を中心にした邦楽演奏です。
残念ながら今年は強風が吹き荒れていて、ただでさえ寒いのにとても椅子に座って聴いていられず、楽しむことができませんでした。
野外ですと風が吹くと音が聴きにくくなるということもあらためて気付かされました。
せっかくの晴れ舞台だったのに残念です。

一方、寒さによって好転したこともあります。
これも梅祭りの名物ですが、甘酒です。
ポットに入った熱々ですので、ふうふういいながら飲んだ甘酒の旨かったこと。
この後行った湯島は300円でしたが、こちらは100円で2杯いただきました。

作例を見るとずいぶん前ピンになっていて液晶で合わせる難しさを痛感しました。
レンジファインダーであれば、彼女の顔にはたいへん合わせやすかったはずですが、液晶だと人間の肌は常にピントが来ているように見えてしまうように思えます。
今度やって来たX-E1ではこの問題を克服できるのか、今から実は不安に思っているのです。
【NEX-3/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/20 Wed

希望第二的

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2004年発売というので、R-D1は9年前のカメラということになります。
レンジファインダー・デジタル1号機のような意味でこのネーミングにしたのだと思われますが、1という数字を使っている以上はR-D2も発売されるのではとの期待もだいぶ前の話になり、一部ファンのみが愛用する過去のカメラになってしまったようで残念でなりません。

あるいは発売の計画はあったのでしょうか。
ライカはデジタルを出さない(出せない?)との読みがあったからとか、その後雨後のタケノコのように出てきた低価格ミラーレスと価格競争で勝ち目がないと悟って計画を撤回したのかも知れません。
9年前のことはよく覚えていませんが、リーマン前のことであればエプソンの企業としての体力も今とは違うということもあるでしょう。
これだけ時を経ているのでR-D1とは似ても似つかぬ姿やスペックで構わないので、ぜひとも好景気を、いや後継機を出してください。

R-D1のレンジファインダーはM8と比べてかなり見づらいものだと再認識させられましたが、それは慣れの問題ということもできます。
速いスピードで動くものだと厳しいですが、立ち止まっている人なら8.5cmF1.5のようなピント面の薄いレンズでもどうにかなるだろうくらいの感触を掴むことはできました。
動いている人でも5cmF2ならいけそうです。

ただ、今回、多いに困ったのがバッテリーの問題でした。
電池も古くなつているということもあるのでしょうが、フル充電したはずのバッテリーが1時間ほどしか持たないのです。
3本のバッテリーで挑んでも3時間しか撮影できません。
撮影旅行のような場ではバッテリー8個、充電器4個持参、などということになりかねません。
とても残念ですが、通例の中国行でもこのカメラはあきらめなくてはならないということを意味するようです。
今後、どうするか結論を急がねばなりません。

今回の横浜散策でもあまり枚数を撮れず、撮れてもピンボケ多発だったり1週間分の写真が揃えられない危機が訪れましたが、ひとりの外国青年が10秒近くじっとしていてくれたことでそれは回避されました。
最初並んでいて好い感じだった女性の方は動いてしまいがっかりでしたが、その分味のある前ボケとなって青年を浮き立たせるアシストをしてくれています。
まったく似ていないとは思いますが、ふたりは、この日のわたしにとってのキャパとタローでした。
【R-D1/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/17 Sun

春節好

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山手111番館のコンサートが終わるや、港が見える丘公園の下り坂をときどきスナップしながらけっこうな勢いで降りて行きました。
3時を過ぎたのにまだお昼を食べていなかったのですっかりお腹がへって、中華街で何か食べるつもりだったからです。
こんな時間に普通にランチをとってしまえば夜にも影響するので、麺類が好いかなと考えます。
名物のブタ饅は高いし、並んでいたりもするので、わたし個人としては最初から候補には入りません。

麺といえば前週にknpmさんが連れて行ってくれた店が東坡肉のようなブタののったそばがたいへん旨かったのですが、これはボリュームがあり過ぎてやはり夕飯が食べられなくなりそうですので、その隣りに見かけた店の刀削麺を食べてみることにしました。
そこは四川料理の店で、こんな時間にも関わらずずいぶんと混んでいたのですが、小さなカウンターがあってひとりだと並ばずに席に着くことができました。

四川風何とか刀削麺を頼んでみます。
麺はよく捏ねてあるのでしょう、やわらかなのに弾力があってつるっと口に入るすばらしいものでしたが、スープがひどかった。
お湯で豆板醤と辣椒醤を溶いただけのような色だけ赤くて辛い以外の味がしません。
こんな時間帯に客がいっぱいでスープ切れを起こし、間に合わせでつくったのではと思われました。

こういうとき中国人なら文句を言ってつくり直させるか、金を払わないかという人が多いようですが、わたしはせめて文句の一言でも言えばよさそうなものなのに、不味かったという顔で会計するばかりで、ここには二度と来ないと誓って終わりです。
文句を言わないことが、適当につくっても日本に人には分からないのだなと厨師に思わせるだけなので、言うべきことはきちんと言うべきだと分かってはいるのですが…。
何度あちらに行っても、中国人のようになることはできないようです。

この日は、その中国正月の春節です。
縁起物の中国獅子舞が出ていたのですが、まわりにはびっくりするほどの人が取り囲んでいてまったく何も見えません。
そのうちに獅子が何度かちんちんのように立ち上がったので無理やり撮って終わりです。
まっている間に日が一気に落ちていたようで、ずいぶんアンダーになってしまいました。

それにしても日本人は中華街が大好きで、中国料理も大好きのようで、中国文化もこれだけ好きなのに、中国のことは大嫌いです。
どうしてなんでしょうね、そう、習近平さんか洪磊さんにでも問うてみたいものです。
【R-D1/Nikkor 8.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/16 Sat

匯価

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ここのところずっとチェックすることすらやめてしまってよく分かっていないのですが、レンズの値段もだいぶ落ち着いてきたのではないでしょうか。
恐らく、高いものはそのまま高い値札のままで売れ残るなかで、徐々に価格を下げているはずと想像できるからです。
デジタルライカの開発や各社レンズ交換式カメラの発売は、過去のレンズを最新のデジタルで楽しむという限定的でマニアックなブームを誘発しましたが、もともとが最新のレンズの方がよほどよく写るうえに、古いレンズには不当に高いとあっては無理して買うまでもないとなってしまいます。

製造本数がほぼ明確でユーザー数もそれほど増減しないライカのレンズは、ある程度の需給バランスの中で価格が上下するのだと思われますが、例えばcマウントレンズなどはもともとタダ同然で売られていたものが多いうえに、次から次へと同様のレンズが出てきてブームに便乗した言い値が付けられている感が強いので、一定程度ユーザーが手に入れてしまって飽和状態となれば価格が揺り戻すのは当然の帰結です。
はやくレンズバブルがはじけてほしいものですね。

ところが、円高のバブルの方がはじけてしまいました。
1ドル80円が95円に下がったのだとすれば約20%の円安です。
いままで500ドルだったレンズの価格が、ようやく400ドルに下がったと思って喜んでも、円安のために価格は全然変わらないということになります。
少なくとも送料だけはそのまま20%高くなるということですね。

円安は、レンズを無茶買いしない口実にすることで我慢できます。
来週銀座で中古カメラ市があって、これは国内で買うので円安とか気にせず買い物ができる場のように思えます。
しかしいま付いたのですが、海外のバイヤーにとってはこのカメラ市は前回から20%オフセールでどうぞ買ってくださいといっているのと同じです。
今年も中華勢力が会場を席巻してしまうのでしょうか。
せめて、国産カメラ・レンズについては文化財保護法整備等によって海外へ持ち出せないような対策をとっていただきたいものです。

作例写真から連想したことをレンズにあてはめて駄文にしてみました。
本当は、北朝鮮の核実験のときでも、中国艦船からレーダー照査を受けたときも、TPPに参加するやと問われたときも、会見でアメリカが…としか言わない新政権をアメリカになびくだけだとか書こうかと思ってやめました。
政治ネタは書かないという自己規制のためです。
ところで、山手にある領事館風のこの建物がなんなのか調べてみましたが、よく分かりません。
×○党横浜支部ではないですよね。
【R-D1/Nikkor 8.5cmF1.5 F4】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Nikkor S・C 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2013/02/15 Fri
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