スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --

騎自行車的警官

M8/Coral 4.5cmF1.5
梅窩に着いたとき、すぐに地図に気付いてこの規模なら楽勝で歩いて回れると思ったのは、この散策のつまづきだったかも知れません。
この地では、猫も杓子もみんな自転車に乗っています(最近は、猫はマラソンすると言わないといけないようですが…)。
外来者向けにもちゃんとレンタサイクルがあったようなのですが、歩くことしか頭になく、みすみす見過ごしていました。

3日前の作例は、海辺を走る三輪自転車で、一見するとインドのリキシャかなにか商売している人と思われるかも知れませんが、これは個人宅に多く見られる普通に家族も載せられる自転車です。
2日前の作例は、一般的な自転車です。
かなり高齢なおはあさんが、ややふらふらしつつも悠然とこいでいるのが印象に残りました。
昨日の作例は、西洋の青年がマウンテンバイクを出すところです。
モーター付きも所有していましたが、鍛錬の意味もあるのか自転車の方に跨って去っていきました。
バイクは厚い真夏用なのかなと思われます。

さて、今日の作例は警ら中のお巡りさんたちですが、彼らもまた自転車が大切な足になっていることが分かります。
香港映画では、香港の警察は所長を筆頭にみんな間抜けでいくじなしということに相場が決まっていますが、拳銃のホルスターが見えている彼らもそうなのでしょうか。

梅窩そのものの鄙びた良さというものを伝えることはできませんでしたが、個人的には短時間の滞在を堪能できたと思っています。
突然のフライト変更でできた数時間で、偶然やって来たところですが、こういうちょっとした散策はなかなかにわくわく感を伴うものです。

帰路は来る時のバスの運転手に教わったとおりで、無事、香港空港へ戻ることができました。
空港でのランチは、航空会社からもらったクーポンが仕えるのでタダだと喜んでいたのですが、よく見るとなんと上限が80香港ドルと日本円で900円くらいに設定されていました。
空港内が大混雑でどこも空いていなかったため、ピザ屋さんに入ったところ、いちばん安いピザでも1200円くらいしてソフトドリンクも頼むと800円くらいの持ち出しになってしまいました。

そもそもラウンジのチケットももらっていたので、ここで軽食をとればタダでした。
ラウンジを利用できてもフライトはビジネスクラスではなく、後から強引に取ってもらったものだったので、狭いエコノミーの中間の座席です。
むかし、この航空会社のオーバーブッキングで高いノーマルチケットを買わされた報復だと意気込んだものの、結局今回も軽くあしらわれた感が大きいです。
やはり日系の、しかもナショナルフラッグと呼ばれるキャリアがいちばんです。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
スポンサーサイト
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(1) | comment(0) | 2012/05/06 Sun

梅窩的西洋人

M8/Coral 4.5cmF1.5
梅窩、好いですね。
歩いていて楽しくなる散歩道です。
すれ違う人、すれ違う人が、みな、「ハロー」とか「ハーイ」とかあいさつしてくれるのです。
たまに、ぶっきらぼうな人もいますが、70歳くらいのお婆ちゃんに「ハ~イ」と先に声をかけて、同じトーンで「ハ~イ」と返事があった時は、梅窩の好感度が一気にアップしてしまいました。

20歳代から40歳代くらいの若い白人を多く見かけました。
彼らは、仕事で本国から香港にやって来たものの、街中のごみごみした雰囲気や喧騒に耐えられず、緑の多いこの地に写って来たんではないかと想像されます。
仕事はばりばりとやるけれど、オフの時間はまわりに影響されることなくリラックスして過ごしたいんだというセリフが聞こえてきそうです。

梅窩からはフェリーが香港のセントラルまで出ているので、生活するのはそれほど不便ではなさそうです。
ただ、わたしが記憶していた水上家屋があるのは、梅窩ではなく同じランタウ島の大墺というところだったようで、これが見れなかったのがちょっと残念です。
気付いていれば梅窩からバスの便があるので、東南アジアの海辺にあるような水上家屋を見ることはできたようです。

梅窩には、これと言った歴史的な何かがあるということでもなさそうです。
たまたま外れに作例のような古い塔がありましたが、打ち捨てられたような状態で、何の解説も見当たりません。
海からかなり離れた陸側なので灯台ではなさそうで、無骨なつくりはなにか防衛的な目的を予想させます。

この地の作例は4枚の予定ですが、レンズは、すべてコーラルを絞って使っています。
といってもこれまで3枚はF2で、画像的には少々の改善が見られるものの、この程度であれば開放でもそう変わらないと思います。
むしろ大胆にF4とかF5.6まで絞ってレンズの変化を楽しむべきでした。
明日は、最後なので、そのF4の作例をアップします。
名前のように海辺で珊瑚でも撮れればよかったのですが、いくら南の島でも、香港の離島ではそこまできれいな海は望めません。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(1) | comment(5) | 2012/05/05 Sat

座巴士去郊外

M8/Coral 4.5cmF1.5
香港空港からダウンタウンの九龍半島や香港島へは簡単にアクセスできます。
もともとは、そうやってどこか町を散策するつもりでした。
しかし、バスターミナルへ出ると梅窩と行き先表示のバスが停まっています。
梅窩は、空港のあるランタウ島の鄙びた田舎町、かつちょっとしたリゾートのようなところと以前聞いたことがあります。

フライトまで4時間はありますが、梅窩まで行って散策して戻ってこれるでしょうか。
運転手にフライトが変更になったので梅窩まで行ってみたいんだがどうだろうかと訪ねてみると、それなら乗れと手招きします。
何だかヒッチハイクかタクシーに乗るかのようですが、親切な運転手は時刻表をくれ、帰りのバスの時間と注意点を教えてくれます。
梅窩へのバスは基本的に比較的近くの地下鉄駅が始発で、1日2~3本だけ空港始発があるが帰りは地下鉄駅経由になるからでした。

バスの乗客はわたしひとりでしたが、しばらく走るとその地下鉄駅に着き、多くの人が乗り込んで来ました。
ほとんどの人が、いかにもこれから行楽に向かうというスタイルの人たちばかりです。
バスの中は、遠足のようになってしまいました。

梅窩バスターミナルに到着すると運転手は、何番のバスに乗って地下鉄駅まで行き、バスを乗り換えて空港まで戻るんだよと念押ししながらわたしに手を振ってくれました。
初老の人でしたが英語はよくできるし、とても親切で、香港でも町中のバスとはずいぶんと違うなあと感心しました。

ターミナルにツーリストインフォメーションでもあればありがたいのですが、そこまで人が来るところではなさそうです。
ただ、ビューポイントが記された案内地図があって、道も簡単そうなのでそれにしたがって歩けば迷子になることはなさそうです。
地図には歩行時間も書かれていたので、ざっと1時間歩けば1周できてしまうことが分かりました。
ゆっくり見て回っても2時間あればよいでしょう。
後で分かったのですが、同じ地図はところどころに設置されているので実に便利でした。

さて、歩きはじめこそ海鮮レストランやカフェが並んでいますが、市場をやり過ぎると、ちょっとした住宅がぽつんぽつんとあるような道が続くだけになります。
トレッキングロードのように書かれていますが、むしろハイキングコースといった方が伝わると思います。
まだ3月だったこのころは、日本でいうちょうどいまくらいのゴールデンウィークの気候で、歩き続ければ汗ばみますが、海からのさわやかな風が時おり吹く、絶好のハイキング日和です。

作例の場所は、コースの三叉路で、左に行けばコースですが、直進すると小さな村に出るようです。
樹にすてきな案内表示が出ているので間違うことはありません。
香港というと、2階建てバスが狭い通りを看板すれすれに通るゴミゴミしたディープな土地を連想する方がほとんどだと思いますが、こんな鄙びた土地もあるんです。
そうでもなければ、あんな狭い土地でストレスもたまって、頭がいかれちゃいますよね。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2012/05/04 Fri

没有座位

M8/Coral 4.5cmF1.5
横浜のネタが週中で切れてしまいましたので、今日から日曜までは少しだけ過去に遡ったお話しにしようと思います。
何かなかったかと探すと、ちょうどよいものがみつかりました。

3月に往路成田から上海経由南潯、復路深圳から香港経由成田へ戻った時のことです。
帰国時に朝の香港空港へ着きチェックインすると、航空会社職員からボランティアをお願いできないかと言われま
した。
一瞬、何のことか分からず聞き返すと、どうやらわたしの便がオーバーブッキングで、後の便に振り替えさせてもらいたいと言っているようです。

これは、後で分かったことですが、5人分がオーバーブッキングで、利用したのがアメリカの航空会社で成田で乗り継いでアメリカ方面へ飛ぶ人は後の便という訳にはいかないでしょうから、最終目的地が成田という人に変更依頼していたようです。
わたしはその便でないといけない理由はありませんでしたし、その日の便には必ず振り替えると確約してくれたので、なるべくなら羽田到着の便で戻りたいと図々しいお願いをしつつ応ずることにしました。

30分後に戻れということで適当に時間をつぶしてカウンターを再訪すると、香港航空の成田便ならすぐに用意できるとの返事です。
いや、それは困る、ぜひとも羽田の便に変えてくれと再度お願いすると、分かったどうにかしたいと思うので、また、15分後に来てくれと言われます。

その15分後には、またもや香港航空しか申し訳ないが空きがないと言われますが、隣のカウンターでやはり変更を受けていた若い夫婦が日航成田便に振り替えられているところでした。
悪いとは思いましたが、彼らは日航なのにわたしは香港航空なのかと問い質すと、すまない日航は2席しか空きが無かったのでと詫びられます。

普通であればここでわたしも折れるところです。
ところが、実を言うとこの航空会社で、以前同用にオーバーブッキングで搭乗できず、わけも分からぬまま他社のチケットをノーマルで買って帰国したという悔しい過去があったので、なんとしても妥協しないつもりでした。
あとのふたりは、香港航空でOKしたようで、残すはわたしひとりだったようで、相手もいつの間にか3人がかりでわたしを説得にかかってきます。

語学力のないわたしですが、どういうことか、こういう状況で忘れていた単語やフレーズがぽんぽんと言葉をついて出て、あくまで紳士的に午後でもいいので羽田行きにしてもらわないと困るというようなことを説明し続けました。
結局、6時間後の日航羽田便をどうにか確保した、それまでの時間食事券とラウンジチケット、並びに航空クーポン500ドル分をお使いくださいませと相手に言わしめ、何年も前の自費ノーマルチケットのリベンジを果たすことができました。

言われるままに6時間をラウンジで過ごすのはあまりに退屈です。
香港の町中にでも繰り出すとしましょう。
さて、どこへ行ったらいいのか、よく分からずに空港のバスターミナルをふらふらと歩いてみました。
すると面白い偶然が待っていたのでした。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2012/05/03 Thu

機場分店

M8/Coral 4.5cmF1.5
深圳の仲好し小好しシリーズの5回目にして最終回です。
場所は深圳駅から1キロ圏内、本来なら商業地としてすごいリッチのはずですが、裏通りということがあってなんともゆるい空気が流れた気軽な通りです。
向かいに床屋さんと雑貨屋さん、通りの上ではいいおっさんが骨董もどきのガラクタを並べて、平気な顔して商売しています。
しかし、そんなものを気にする人は誰もいないようで、みんな一瞥すらくれずに通り過ぎていきます。

なかでもインパクトがあったのが作例のふたり組みでした。
中国では(たぶん韓国でも)仲の好い女性ふたりが腕を組んで歩くのはよく見ますが、その態勢のまま双方が携帯でしゃべっているというのは、えっ、と思わせるものがあります。
あまりに仲が良くて、一方が携帯で話をするとそれを聞いていられなくなってもう一方も別の人に電話をかけて話をするという暗黙の決まりがあるとか、ふたりはちょっとした喧嘩をしてしまったので目を合わせての会話がはずかしくて携帯でやり取りしているのかとか、いろいろと想像が膨らみました。

どうでもよいですが、二人三脚にならって二携帯三腕と名付けてみましたが、いかがでしょう。
どちらにしても、ふたりの末永き友情を願って止みません。

さて、この翌日、香港から帰国の途についたのですが、その香港空港になんとライカの直営店ができていたのでびっくりしました。
ライカを扱っている電気店とかカメラ店ではなく、ライカ専門の店です。
品数豊富とは言えませんが、ライカのカタログアイテムはすべて網羅しているようです。
香港の町中にライカ直営店がある聞いたことがないので、あるいは空港にありながら旅行者向けというよりも、香港市民がライカを買う時にわざわざ空港まで出向いて購入しているのかも知れません。

プライスリストがあったので、いただいてきました。
それによれば、ライカM9がHKD61500、M9PがHKD67100となっています。
今のレートで1香港ドル11円くらいですが、正確な計算をして日本より安ければ、香港空港で購入という日本人がけっこうでてくるかも知れませんね。
ちなみにダウンタウンでのように値引きとかあるのかは未確認です。

もう間もなくM10が発表になるとの噂が絶えませんが、いざ発売という時に新製品でも安く買えるのが香港空港ということになるのかも知れません。
香港なら修理もかなり安そうですので、壊れたときは、わざわざ香港行きの往復券を買っても日本より安く直してもらえるということがありそうです。
ベトナム戦争期は、香港が世界一ライカの安い町だったと聞いたことがありますが、また、そうなってくれればそれに越したことはありません。
大きく期待しているところです。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2012/04/08 Sun

法語与俄語

M8/Coral 4.5cmF1.5
わたしは学生時代、第2外国語にフランス語を選択していました。
もちろんまったくモノにならず、講義もフランス語を学ぶというより、映画や音楽などフランス文化に親しむためのサロンのような雰囲気でした。
何を思ったのか、3年の時には第3外国語でロシア語まで履修しました。
これはさらにひどく、会話をするどころかABCすら全部を書けないほどでした。

それからだいぶ経って、いい年齢になってから中国語の勉強を始めます。
途中、留学生とのマンツーマン指導を受けたりもしましたが、これも未だにしゃべれているとはほど遠い状態です。
結局、英語も含めて語学の才はなかったということでしょう。
外国語の会話はセンスが問われるとはよく言いますが、まさにそのセンスがまったくありませんでした。

さて、その仏露中の3ヶ国語には、大きな共通点があります。
発音が難しいということです。
いずれも日本語にない発音がいっぱいあり、口の形と舌の形を自在に操れないと相手に通じないということが普通です。
聞き取ることも同様に困難で、簡単な会話を成立させるまでにも相当の訓練を要するでしょう。
その点では、恐らく韓国語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語などはずっと楽なのではと思われます(もちろんこれらが簡単だと言っているのではなく相対的な問題です)。

具体的なよい例があります。
はい、"Rの"発音です。
フランス語では、巻き舌でルとカの中間のような不思議な音を出し、ロシア語では舌を高速振動させてドゥルルルルという音をだします。
中国語ではピンインという発音記号で"er"と表記しますが、これが超巻き舌で音になっていないようなアールという音を出すのです。

これがまったくできません。
いや、外国人ばかりではなく、中国人でも上海や広東など南方の人はこれの美しい発音が苦手で、自ら発音できないと言ったりするのです。
アールの発音はもっぱら北京などの北方の人が得意とするもので、上海語、広東語にはそんな発音がないので、彼らはその発音がうまくできないらしい。
逆にアールの発音が得意な北部の人々は、ほとんどの名詞の後にアールをくっ付けて発音するのです。
これが、ますます真似できず恐ろしいくらい。

で、なにが今日書きたかったかと言えば、いま、わたしは毎日プーアール茶を飲んでいるのです。
プーアールのアールも恐ろしいアールなので、これが発音できないのです。
それでも中国に行ったときに譲っていただいて、持ち帰って飲んでいます。
旨いから? いえ、まずいのですが、減量できるからなのです。

減量といっても2ヶ月ちょっと経って、ようやく2キロちょっと減っただけです。
ただ、食事量は変わらずで減ったのですからたいしたものです。
親指の先くらいの量の茶で、湯飲み8~12杯くらい飲めますが、それだけで体重が少しずつ減っていって、そればズボンのベルトの位置などでも実感できます。
減り方は明らかに鈍化してきていますので、今後、リバウンドなどあるのか不安ですが、しばらくは、この人体実験を続けるつもりです。
その模様は、変化があり次第こちらでお伝えしたいと思います。


さて、作例ですが、仲好し小好しシリーズの4回目、将棋指しです。
朝から晩までずっと対局しているようですが、どうして飽きないのでしょう。
きっと将棋には飽きているのでしょうが、仲間とこうやって語らいながら勝ったり負けたりが楽しのではないでしょうか。
それはいいと思うのですが、こんなバスがバンバカ通るような通りの脇にずっといるのは体によくありません。
黒酢やプーアール茶など健康食品にこだわりをもつ中国人が、空気の汚染について無頓着なのはわたしにとっての長年の疑問です。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(1) | comment(0) | 2012/04/07 Sat

烤羊肉

M8/Coral 4.5cmF1.5
かつて深曙Vを歩いていると、日本でもありそうでありえないというようなものを時々目にしたものです。
友だちになった香港人が家に招いてくれ、夕食をご馳走するから今から買い物に行くというので着いていくと、市場へ入っていきました。
見たこともないような食材がいっぱい並んでいて、さすが中国だと感心しつつ肉売り場を歩いていると、なんと犬が1匹完全に解体された姿で横たわっています。
首かごろんとテーブルに置かれて、その虚ろな瞳はこちらを見据えているようでした。
こちらでは犬を食べることは知っていましたが、まさかこんな生なましい姿で販売されているとは。
衝撃の深曙Vデビューでした。

こんなこともありました。
町中にCD屋さんが数軒並んでいて、そのうちの1軒でお土産にと何枚か選んでいました。
すると、突然店員にCDを取りあげられ外へ突き飛ばされます。
どうしたのかと思っていると店のシャッターが一斉に下ろされてしまいました。
遠くに巡回する景観の姿が見えました。
この店は違法コピーのCDを売る店だったのです。

目撃したということではこんなことがありました。
繁華街を歩いていたら、目の前を走っていたタクシーに高級外車が追突しました。
激しいものではなく、お互いのバンパーが少しへこんでいる程度です。
すると、運転手が飛び出して相手の運転手に掴みかかり本気で殴りかかりました。
なんと、追突した方の運転手がされた方のタクシーの運転手を殴っているのです。
単にその男がヤクザだっただけかも知れませんが、その時は、中国の交通事故はどちらが悪いではなく、どちらが高い車に乗っている金持ちかで裁定されてしまうのかとびっくりしたものです。

こんなことを思い出すままに書いていては枚挙に暇がありません。
最近では驚くようなことは、少なくとも深圳の街中ではなかったのですが、今回、面白い店にええっと面喰わされました。
小さな本屋ができていて、1冊12元と貼り紙がありました。
150円ですからさすがの中国でもかなりの安さです。
あまり欲しくなるような本はありませんでしたが、ふと手にした中国の古い家具が網羅されたグラフィックな本が気に入りました。

12元払おうとすると20元だと言われます。
よく分かりませんが、20元の本もあるのかと言われるままに支払ってあらためて貼り紙を見て、あっと気付きま
した。
1冊12元ではなく、12元/斤と書かれているではないですか。
斤とは中国の重さの単位で500グラムのことです。
この本屋は、本の量り売りをしていたのですね。
市場で肉を買うのといっしょです。
そんないい加減なことでいいのかと思いましたが、この店、安さが受けているようで、かなりの人でごったがえしていましたので、これでよいということなのでしょう。


さて、今日の作例は、仲好し小好しシリーズの3回目、羊肉を絶妙のコンビネーションで焼く兄弟(?)です。
ヨーロッパ人に見えなくもないですが、彼もれっきとした中国人です。
後のポスターのターバンの男もそう。
はるか西方から来た新疆人です。

新疆人は、確かトルクメニスタンと同じ民族だったはずで、ということはトルコ人とも同民族です。
ヨーロッパ人に見える人がいるのは当然なのです。
彼らはイスラム教徒で生活もまったく違いますから、漢民族とは、宗教、文化、生活、言語、顔つき、体つきとみんな違うわけです。

よほどの相互理解がなければ衝突が起こるのは当然のことでしょう。
ウルムチでは暴動が頻発していますし、深圳から近い広州では工場で働いていた新疆人が差別待遇を受けたことが原因で死者を出すほどの大抗争にまで発展するということがありました。
民族間の対立はどこまでも深く、修複不能になったように見えます。

とはいえ、中国人はみな新疆の焼羊肉が大好きなようで、この店に客が途切れることはありませんでした。
今のところ、新疆人と漢民族を結び付ける唯一の接点が、この羊なのかも知れません。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2012/04/06 Fri

用黄瓜美容

M8/Coral 4.5cmF1.5
深圳到着の翌日、友人からお昼をご馳走になり、夜は別の知り合いが台湾料理をご馳走してくれることになりました。
夕食までの数時間、ひとり時間ができたので、カメラを持って散策することにしました。
移動の飛行機の中で南潯で撮った写真の液晶画像を見ていたところ、コーラル45mmF1.5で撮ったものはことごとく周辺がダメで、画面中心で撮った作例をもっと出さないといけないと思ったからです。

数時間という長さが微妙でした。
遠くへ繰り出すには短か過ぎ、近場ではもてあましそうで、行き先をどうするか悩みます。
せっかくですから行ったことのないところまで出てみようと考え、やって来るバスに飛び乗って気に入ったところで下車してみることにしました。
ちょうど来たバスは農業卸売市場のようなところ行きとなっていたので、途中降りたくなるところがなければ終点まで行けばいいだろうと乗り込みます。

バスは福田区の繁華街をずっと通っていったので、あまり降りたくなるような場面は無く、やはり農業市場へ行ってみようと考えました。
ずいぶんと乗っているうちにほぼ満席だった人はどんどんと減っていき、市場のようなものが見えたところでわたし
以外全員下車してしまいます。
ここで降りた方がよかったかなという予感は正解でした。
次はバス停ではなく、ガソリンスタンドにそのまま入っていきます。

運転手が、なんでまだ乗ってるんだ、前のバス停が終点だったのにと、キョトンとするわたしに告げました。
終点過ぎて、給油しているのにまだ乗ったままというのは、実に間抜けですが、終点だというアナウンスがなかったのでどうにもできません。
路線バスももう少し親切であって欲しいものです。

15分も歩いて市場へ戻りますが、農業卸売市場という名前から大きな青空市場を想像していたのに、体育館のような巨大建物の中にぎっしり店が並んだ中国ではよく見るタイプの市場でした。
ただでさえ薄暗く、午後ということで中は閑散としていて撮るものがほとんどありません。
通り全部が漢方薬の店というところもあったりで、朝がた来ればけっこう楽しめるかも知れません。

途中、裕福子女のためと思われる小学校があって、みんなおしゃれなタータンチェックの制服を着ています。
制服に劣らない、気取ったふたり組の女の子を撮ったのが、仲好し小好しシリーズ1回目の昨日の作例です。
大きな期待のもとにぶらり途中下車のバスの旅に出たものの、結局、いつもの東門に行っていちばん繁華な通りで撮ったのがシリーズ2回目です。

寅さんのようにトランクというか、ちゃぶ台というかを手に何かを売っている行商の青年です。
どうやらキュウリをスライスする調理器具を売っているかに見えたのに、やおらキュウリを顔にくっ付けてキュウリパックがお肌にサイコーなどと口上を垂れているようです。

そこへ腕を組んだ女性ふたり組が通りかかり、一瞬、青年の方を見ましたが、まったく興味をしめさずにそのまま素通りしていきました。
青年がキュウリスライス器で億万長者になるには、まだまだ長い道のりが必要のようです。
以前、別の行商を撮影したときに撮るなと怒鳴られたことがあったので、人影から隠し撮りしました。
距離をおいて観察しながら、金持ちになる以前に、彼の愛用トランクが大量のスライスキュウリで青臭くなりゃしないかと心配になってきました。
ともあれ、農業市場で見なかった野菜を、ここ東門で見ることができたので好しといたしましょう。
【M8/Coral 4.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Aires S Coral 4.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2012/04/05 Thu
| home | next
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。