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白天喝酒

M8/Opic 3.5cmF2
風鈴が鳴り過ぎる日があれば、またある日は全然鳴らなくてがっかりというようなことを先日書きました。
するとどうでしょう、これを買いている今、まさに何分かに一度、ちりーん、ちりーんと美声を聞かせてくれる風流の極みのような状況です。
しかし、新潟や福島で大水害が起きているニュースを見ていただけに、なかなかそれを喜ぶというわけにもいきません。

さて、サンバは川崎大師の駅前で終了したのですが、終わりましたねなどと言っているところへ京急の列車がやって来たので、あわてて信号を渡り出発直前の各駅停車に滑り込みました。
川崎駅に着くと、まだ4時前とだいぶ早いですが、暑い中たっぷり歩きまわりましたので、そのまま反省会へなだれ込みました。
knplさん、ksmtさんはさすがレンズのみならず話題が豊富で、聞いているだけで楽しくなってしまいます。
暑かったこととと話の楽しさ、それに時間が早く半額だったこともあって、ビールがどんどん進んでいきます。

この日いちばんの話題だったのが、knpmさんの使用したカメラ、ライカⅡDデジタルでした。
否、Dが付いているからデジタルとあえて書かなくてもいいですか。
このⅡDは、もちろんライカの新製品などではなく、knpmさんが自ら製作された1930年代のⅡDをベースにしたデジタルカメラです。
スクリューマウントのレンズ交換ができるところなど、ⅡDそのままの外観ですが、なんと裏側には液晶画面が付いていて、ライブビューでデジタル撮影ができるというとんでもないカメラなのです。

これ以上の詳しいことは差し控えますが、正面から見るとペイントが絶妙な剥げ具合のブラックペイントⅡDにしか見えないのに、実はデジタルカメラだったという、エキセントリックで美しい傑作です。
これこそknpmさんのアイディアと製作努力が結実した珠玉の逸品です。

そのknpmさんから、次なる新しい構想が語られました。
これも、この場で明かすことはできませんが、これまたユニークなアイディアで、完成すれば世界初の快挙となるでしょう。
先日いただいたコメントからは、設計プランが一歩前進していることがうかがえ、このアイディアも夢物語ではないことが伝わってきます。

knpmさんは、そのとき、わたしたちに向かって、次は何をやろうと考えていますかと話をふりました。
そういえば、以前に会った時はいつも今度はこれを入手したいとか、そんな願望を話し合ったりしたものです。
しかし、わたしは今回、まったく答えることができませんでした。
なにもアイディアも持ち合わせていませんでしたし、もちろんその場で思い付きで言えるようなこともありません。

以前に何度か言及したように、レンズ市場の相場が一気に上がってしまい、戦意喪失のような状況だっのが主な理由です。
わたしが何もアイディアを出せなかったことは、knpmさんを大いにがっかりさせてしまったことと思います。
このままでは、レンズ方面から心が離れてしまうのではとの不安も、そこはことなく感じられてきました。
次回お会いするまでに、knpmさんや、NEXで新境地を開きつつあるksmtさんに対抗できるようなプランを考えないといけません。

さて、今日の作例ですが、これを出していいものかやはり少し考えたのですが、伝統的な踊りに対してためらうことはありません。
レンズの特徴もよく出ています。
好みからすると、もう少しアンダーに撮りたかったですが。
【M8/Opic 3.5cmF2 F2】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Cooke Anastigmat Series O 3.5cmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2011/07/30 Sat

狂歓節

M8/Opic 3.5cmF2
メインイベントが始まりました。
見るからにラテンな服装と楽しげなノリは、サンバの行進です。
煽るようなリズムが遠くから聞こえてきましたが、それはみるみる近づいて、今目の前を次々と通り過ぎていきます。

音楽は、姿が見えないときからかなりの力強さでしたが、身近で聞くとものすごい迫力に圧倒されます。
生で聞くのは初めてでしたが、サンバの音楽はもっと軽快なものを想像していたのですが、とんでもないです。
重厚過ぎて腹にどしんどしんと響いてくるので、暑苦しいくらいです。
しかし、気温が高いからこそ、この暑苦しい音楽が効いて、何かを覚醒するのではないかと思いました。
自然と体を揺り動かす力を感じます。

サンバというとリオのカーニバルを連想しますが、カーニバルですから毎年2月か3月くらいにやっているはずです。
やはり冬の行事なんだろうなあと思いましたが、ブラジルは南半球なので、やはり夏に行われているのですね。
川崎大師でも夏に実施することに納得です。

カーニバルと言えば、大昔、卒業旅行のときドイツで見ました。
そこでもパレードでしたが、装飾した車に乗った十二使徒たち(?)が、キャンディを撒いているくらいのことしか記憶にありません。
ドイツでは謝肉祭というよりは、春の訪れを祝う行事が起源だと言われているからでしょうか。
ちょっとブラジルのカーニバルとは同一の祭りとは思えません。

ただ、お祭りはお祭りのようで、ちょっと良いこともありました。
何人か出合った現地の大学生くらいの女の子が、次々とハグしてくるのです。
また、バーへ行くとハグしてくれるばかりか、大学生の客人と歓迎してくれたからかビールまでご馳走してもらいました。
当時ハグというものを知らなかったわたしは、いきなり何人もの金髪の女の子に抱きつかれチュッチュッされたと照れつつも感激たようです。
日本にもぜひこの文化を取り入れていただきたい。

さて、昨日の作例では、1920年、突如として登場したF2という大口径レンズにもかかわらず、中心部のシャープさはすばらしいものがありましたが、反面、フィルムフォーマットの違いから周辺はかなり崩れていました。
近距離で撮った今日の作例では、周辺崩れはだいぶ目立たなくなってきています。
意外にもハイライトの滲みもまったくありません。

ところが、35mmレンズをM8で使っているので、35mmフィルム換算で47mm相当くらいの焦点距離にも関わらず、超広角レンズのような写りになっています。
中心部が大きく、周辺が小さく写ることを言っていますが、この位置で彼女の足がふんなに小さく写りこんでいるのを見ると21mmくらいでの撮影に思えます。

また、わずかに周辺光量落ちも認められます。
わたしであればまったく気にも留めない程度ですが、気になる人には気になるでしょうし、フルサイズで撮影した場合のケラレなども心配になって来ます。

それでもやはり、中心部のシャープさとオールドレンズらしい柔らかさの同居は何ものにも代えがたい味です。
こういうレンズであれば、必死になって見つけ出して、わざわざライカマウント化の改造までしてもらった甲斐があろうと言うものです。
【M8/Opic 3.5cmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Cooke Anastigmat Series O 3.5cmF2 | trackback(0) | comment(1) | 2011/07/29 Fri

昔之娘們

M8/Opic 3.5cmF2
お昼はみんなでおそばをいただきましいたが、夏バテぎりぎりの暑い散策にはそばがいちばんです。
ただ、大盛りを食べればかなりの満腹感ですが、なぜか腹もちはよくないです。
暑いし、小腹が空いたしで、茶店で休憩をとりました。
たのんだのは、川崎大師名物の葛餅です。

あまり期待していなかったのですが、量はけっこうあるし、もちが寒天ともちの中間くらいの歯ごたえがあって美味しく、これはわたしたち一同お薦めのおやつになりました。
ただ、静岡の安倍川もちや甲府の信玄もちとどういう違いがあるのか分かりません。
また、きな粉を思いっ切り吸いこんでむせないように注意してください。
わたしは毎度これをやってしまいます。

さて、この葛餅休憩には時間調整の意味もあって、お腹一杯になったところで、今日のメインイベント会場に繰り出したのでした。
狭い通りで繰り広げられるこのイベントを110mmレンズでは厳しいかなと思っていたところ、それを察してかknpmさんが35mmレンズを貸してくださいました。
それが先述したシリーズOこと、クックのオピックです。

オピックのことは何度か書いていますが、とにかく数の少ないというか、ksmtさんのものとknpmさんのもの、わたしのを除くと他で見たことがありません。
けっしてそこまで希少なレンズというほどでもないのかも知れませんが、見かけない理由を考えると、なんといってもオピックではなくシリーズOと書かれていて、そのレンズがオピックだと認識されていないと言う事実があると思います。

真鍮時代のレンズは、シリーズⅠとかⅡとか表記したので、このレンズはシリーズゼロと読まれたかもしれません。
しかし、正しくはシリーズオーです。
恐らくオピックの頭文字からシリーズオーとしたのだと思いますが、このネーミングが現代のレンズ蒐集家を苦しめているという一面があるわけです。

また、オピックが世に出たのが1920年頃ですが、それからすぐに、今度は有名なスピードバンクロが同じような設計で発売されます。
本格的シネカメラが出てきたころで、クックはこの機会にとオピックとかシリーズOとか名乗るよりも、もっと業界人受けしそうないかにもな名前にして、実際に商業的な成功も勝ち得たのでした。

スピードバンクロは数が多いので、数年前までは非常に安く売られていたレンズですが、残念ながらシネレンズブームの波に乗ってしまい、とくに2インチ、3インチのものなど、とても手が出る価格ではなくなりました。
マルチコーティングの後期タイプが描写の先鋭性で高い人気ですが、わたしは初期のノンコートのものを探し、未だに入手できないでいます。

それが、スピードバンクロよりずっとレアなオピックの方を先に手に入れてしまったのだから皮肉なものです。
そして、今回3.5cmを触らせてもらえるという、またとない機会を得ることができました。
まずは、メインイベント会場にいたものの、やはりメインではない、昔の娘の皆さんを撮影させていただきました。
彼女たち、わたしたちを撮りたいの、でも顔は向こうを向いていて背中の文字を撮りたいんだよね、はい、とわざわざ一列になってもらいましたのでこれは採用してあげないといけません。
【M8/Opic 3.5cmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Cooke Anastigmat Series O 3.5cmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2011/07/28 Thu
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