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対天神祈願

M8/Ross A Doublet 10cmF11
ロス・ダブレットのシリーズ最終回は、湯島天神の参道からです。
この時点でまだ4時前でしたので、予定では春日まで歩いて牛天神、さらに小石川後楽園と2つの梅まつりを廻るつもりでした。
しかし、もう疲れました。

歩いたり立ちっぱなしで見たりもそうですが、なにしろ人混みが苦手です。
浅草の混雑に辟易し、ここ湯島天神の行列にギブアップしたというところです。
湯島からは千代田線で代々木上原まで1本ということもあって、そのまま帰宅の途につきました。
小村井香梅園、向島百花園、浅草隅田公園、湯島天神とめぐって来たのでもうじゅうぶんでしょう。

湯島天神の人波を表現するのに、ロスの望遠レンズの圧縮効果を利用してみました。
なるほど実際よりだいぶ隙間なく人が並んでいるように見えます。
ただ、ボケ量が小さいせいか、手前の何人かの人物の顔の大きさが、不自然に大きかったり小さかったり見えるのは気持ち悪い感じがします。
あともうひとつなにか工夫が必要ということでしょう。

しかし、今回の改造長玉1本持っての散策はなかなかに楽しいものでした。
たまたま購入したレンズに適当にあてがったヘリコイドがぴったりという幸運が導いた、新たな愉しみの発見です。
まだ数本焦点距離不明のブラスレンズが机上に鎮座していますので、次の愉しみも控えています。

また、友人が2インチの Dallmeyer のラピッド・レクチリニアを入手したばかりですし、8×10でオールドレンズを活用する別の友人もいます。
もちろん、この分野の先駆者 ksmt 氏はすでに作例をいくつもアップされています。
暗いとか焦点距離が長いとか、距離計連動をどうクリアするかなど問題はいくつもありますが、この分野の未来は明るいと言えるでしょう。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(1) | comment(4) | 2010/02/28 Sun

両個問題

M8/Ross A Doublet 10cmF11
バーレルレンズといえば大判をやられる方には当たり前に使用するレンズのことですが、35mm判では馴染みが薄いものです。
金ぴかの真鍮の鏡胴の横に筆記体でメーカー名、レンズ名、シリアル番号などが刻印されています。
なぜか焦点距離とかF値などスペックに関する情報は刻まれていないのが普通のようです。

今回使用したレンズも同様で、焦点距離すら正確に分からないので、それを購入して例えばライカマウントに移植するなどというのは、本人にとってリスキーなことですし、傍から見ればかなりの酔狂でしょう。
レンズの歴史について書籍をひもといたり、あるいはWeb上などで作例を見たりなどするにつれ、オールドレンズを我がものにしたいという願望が抑えきれなくなったりします。

このレンズには円盤回転型の絞りが付いているのですが、最大に開いてもレンズ口径の1/3程度にしかなりません。
残りは常時ふさがれた状態で、開放でも常に絞った状態になっています。
このレンズは最初からこういう状態を想定して設計されているのでしょうか。
むしろ、全開にした状態では使い物にならないからという判断がどこからかであって、こういう絞り機構を取り付けたように思えます。

そうなるとどうしても絞り機構を外してみたくなるのですが、残念ながらねじ止めがびくともしない状態でどうにもなりません。
しかし、いつか必ず絞りのない状態で試写してみたいと思います。

そしてもうひとつ思うのが、現代の単焦点100mmレンズをF11に絞って撮影すると、このレンズと同スペックになるわけですが、その撮影結果にどれだけの違いがあるかということです。
そういう撮影をしていないので何とも言えませんが、現代のレンズの方がより先鋭でシャープネス、コントラストが上がるのは間違いないのでしょうが、それが上の作例と比べて優れているのかという疑問を感じます。

色消しにこそなつていますが、アナスティグマット以前のレンズですから、非点収差、球面収差は顕著なはずですが、作例を見てダメなレンズだという印象を持つのは難しいと思います。
それは、レンズの中央だけを使った写真だから当然なのですが、F値こそ暗いもののレンズ口径は36mmほどとかなりの小型レンズで、35mmフォーマット同然のサイズは周辺がどうこうと言う必要すら感じさせません。

結局レンズというのは19世紀のうちに完成していたのかなあと思わせます。
それ以降の進歩はレンズとは違うところで、カメラやフィルムの性能に合わせたり、性能を歌い上げたメーカーの商売のための見せかけのものに過ぎなかったのではと思えてきました。
それにもっとも踊らされたのが他でもないこのわたしで、レンズの深淵を転げ落ちたりまた這いあがろうとしたりを繰り返しているに過ぎないということなのでしょう。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(6) | 2010/02/27 Sat

M8/Ross A Doublet 10cmF11
浅草はほとんどフリーパスのつもりで用事を済ますつもりでしたが、思わぬ混雑に巻き込まれて時間がだいぶ押してしまいました。
それでも迷わず銀座線の浅草駅に出て、そのまま上野広小路まで乗車します。
徒歩10分ほどで着いたのは、ご存知、湯島天神です。
大学受験前の青鼻垂らしていた時代から何十年ぶりに再訪ということになります。

ここの梅まつりも有名どころとあっていろんなイベントが開かれているようです。
わたしが楽しみにしていたのは白梅太鼓の演奏でした。
西洋楽器のティンパニも和太鼓も録音で聴くより、生で聴いた方が何倍も楽しめる楽器です。
打楽器は音を聴くというよりも、振動を全身で浴びるという趣があって、それこそ体感型の音楽と言えます。
最近太ってきたせいか、和太鼓のどーんという振動が腹に直接伝わってきます。
そして、それが小さな津波のように頭のてっぺんからつま先まで伝わっていくのが、なんとも言えない快感になるのです。

3時開演と記されていた白梅太鼓でしたが、到着が3時ぴったりで客席には立錐の余地もありません。
仕方ないかと思ってこれから始まる舞台の方を見ると、驚いたことに演奏者は全員妙齢の女性でした。
8人くらいいるでしょうか、勇ましくも美しい掛け声とともに太鼓の演奏は始まります。

演奏は大迫力です。
目を閉じれば女性が叩いているとは分からないほど力のみなぎった和太鼓独特の低音が響き、目を開ければ彼女たちが舞台を駆けまわって特徴あるリズムを作り出します。

恐らく聴衆は一瞬にして惹き付けられたのではと思います。
ざわざわした感じは消え、跳躍する音を受け止めるかのように全聴衆の動きがひとつになったかのような一体感が生まれました。
痺れるような快感が生まれます。

しばらく体を預けるように太鼓のリズムに神経を研ぎ澄ましました。
しかし、すぐにこれは写真に撮らなければいけない、こういうものを撮るチャンスはなかなかあるものではないと、手にしたM8がわたしを扇動します。

今のままでは人の後頭部ばかりで撮影は不可能です。
わたしは演奏に酔っている聴衆を微妙にかわしながら、少しずつ前方ににじり寄りました。
そして首尾よく小柄なひとたちの後ろくらいにポジショニングすると、演奏同様の火の出るような勢いで写真を撮り始めました。

日が傾きかけた午後のやや暗いステージです。
ISO感度を上げてもシャッタースピードは1/30になります。
ぶれぶれかなあとは思いましたが、もうカメラの設定をどうこうという場面ではありません。
ひたすらシャッターを切るのみです。

熱のようなステージは30分にもおよび、恐らくわたしはその1/3くらいの時間を撮影に費やしたと思います。
100枚近く撮っていました。
そして後でチェックしてみると、予想通り多くのカットがブレまくっています。

しかし仔細に見ると案外手ブレは少なく、多くが被写体ブレです。
それらも雰囲気を伝える写真としてはなかなかのお気に入りになりましたが、写された方はあまりいい感じがしないかも知れません。
そこでいちばんはっきりと写っていたものをここでは採用することにします。
唯一わたしだけにあの時の演奏を思い出させてくれる1枚です。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(3) | 2010/02/26 Fri

野点 Cantabile e Vivace

M8/Ross A Doublet 10cmF11
大道芸を見終わるや競歩のような勢いで東向島の駅に向かいました。
東武線の鈍行に乗ると終点が浅草です。
実はこのルートも1.5キロ程度しかなく、ぜひ歩きたい距離でしたが時間の関係で鉄道になったのが残念です。
途中の橋で相撲をとっていた犬に再会するチャンスもあったのですが。

浅草に来たのは、もちろん梅まつりがあったということがありますが、もうひとつここの時計屋さんに用事がありました。
以前ここで修理してもらったのですが、その時計は翌日また同じ症状で故障してしまい、再修理を依頼しなければいけなかったのです。

時計屋さんは、浅草の観光スポットの真ん中にあります。
たいした距離ではないのですが、ものすごい人出で、ひたすら流れに沿ってゆっくり進んでいくしかありませんでした。
朝のラッシュ時間帯に新宿駅のホームに降り立った状況で、なかなか改札口まで辿りつけないあのもどかしさです。

なんであんなに混んでいたのかよく分かりませんが、ついでに周辺で撮影という目論見は崩れ去りました。
浅草に行くのが億劫というよりは、怖くて行きたくないくらいの気持ちになりました。
でも、時計が直ったら取りに行かないといけない…。

浅草の梅まつりは、浅草寺辺りから少し離れた浅草隅田公園で開かれていたので、むしろ百花園よりも余裕があるくらいでした。
ここでも邦楽演奏があったのですが、時間が合わせられず聴くことはかないません。
かわりに物産展があって、ちらりと見かけたタラの芽を1パック購入して帰りました。

作例は、野点の一場面ですが、全員が同時に抹茶を口にするところが面白く咄嗟に撮影してみました。
逆光できらきらした梅にピントを合わせ、液晶で確認した限りではうまくいったように見えましたが、なんだかどこにピントが来ているのかも分からない、冴えない絵になってしまいました。

前述のとおり、ほとんどカメラもとりだしていないので、浅草ではこの1枚で勘弁していただきたくお願いいたします。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(2) | 2010/02/25 Thu

大道芸

M8/Ross A Doublet 10cmF11
百花園でもしっかり梅まつりイベントがありました。
江戸大道芸と紹介されていましたので、これは江戸から続く伝統芸なのでしょう。
なかなか見る機会もないでしょうから、ここはじっくり見学してみましょう。

開演少し前にベンチに腰掛けて楽しみに待ちました。
ど真ん中でひとり見るのは気がひけますので、少しはじの方に寄ったつもりでしたが、位置関係を勘違いしていたようで、見事なまでに後ろ向きになってしまいます。

普段の心がけがわるいからでしょう。
むまあいいです、なかなか味わえない後ろからの芸を楽しむことにしましょう。

大道芸というのは、芸そのものもそうですが、その場に居合わせる一体感の空気を楽しむもののようです。
口上がうまく、観衆をうまく乗せて一体感を作りだした即席ステージは、その時点で成功したようなものでした。
観衆の年齢層を見れば分かるように、かつて見た大道芸をなつかしむという空気もあったと思われました。
森山ならぬ、盛上大道でした。

先日、レンズのことを書きましたが、肝心のことを忘れていました。
このレンズは、中将姫光学研究所によるレンズマウント改造第一号だったのです。
その改造の行程を披露することにしましょう。

焦点距離がほぼ100mmと判定されたので、次に必要なのはヘリコイドのあつらえです。
100mmのライカマウントといえば、キヤノンの名玉100mmF3.5があります。
しかもこのレンズ、くもりやすいという宿命を背負っていて、市場ではくもり玉が格安でごろごろしています。
さっそく数千円のジャンク品を買ってきました。
さて、どうやってレンズをくっつけるか。

鏡胴をさわっていると意外なことに気付きました。
レンズヘッド部分が外れるのですね。
これだけでも楽になるのですが、さらに幸運が続きます。

少し鏡胴が短いので、ライツ純正のエクステンションチューブを持ち出して試しに付けるとなぜかレンズのねじ径とぴったりで、鏡胴側はねじには合わないもののほとんど隙間なしにぴったり入りこみました。
そして、その状態でM8で試写すると奇跡的に無限遠が出ています。
焦点距離が合っているなら最短距離も合うはずですが、果たして最短でもピントが来ました。

かくしてマウント移植完了です。
使用工具は、鏡胴とエクステンションチューブをつなげる Shurtape というテープだけでした。
短時間にして会心のできと自画自賛でしたが、十分なチェックを怠りました。
やはり、ピントはかなり怪しいようです。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(1) | 2010/02/24 Wed

梅花様的和服

M8/Ross A Doublet 10cmF11
香梅園を後にして向かったのは、向島百花園です。
直線距離で2キロありませんので通常なら歩くところですが、この日は時間が押していました。
香梅園から目と鼻の先の小村井駅まで歩いて、東武亀戸線という都心のローカル線に乗ってひと駅で終点の曳舟駅に出ます。

東武伊勢崎線に乗り換えて東向島駅が最寄ですが、ここは曳舟駅から歩いてしまうことにします。
途中コンビニで昼食のパンを調達しても徒歩10分足らずで百花園に到着しました。
道に迷うことなく、電車に乗ったり歩いたりの判断をしたりできたのは地図を持っていたからで、今回は新書本サイズの一万分の一の地図が大活躍してくれました。

入園料150円を支払い中に入るとびっくりです。
そこそこの広さのある百花園ですが、すごい人で賑わっています。
みんな梅を愛でにやってきたのでしょぅか、ざっと100人はいそうです。
百五十円、百人園、いや百花園、なのでした。

昼もだいぶ廻っていたので空腹です。
あまり人目につかない奥の方のペンチまで行って、さっそくパンを頬ばりました。
ちょうど陽のあたるベンチでぽかぽか暖かく、目の前には植物と池が庭園を形作っていて、パンとお茶のさもしい食事がずいぶんと贅沢な味に格上げされます。
野外の食事は、なんとも好いものです。

そういえば、前週お伝えしていたスカイツリーですが、この辺りからもよく見えました。
花に囲まれ、池越し、逆光の三拍子揃った好条件下ですが、100mmレンズではすべてを同時に捉えきれず、この中途半端な写真は残念ながらお蔵入りとなりました。

園内には東屋風の建物があります。
花を歌ったりする短歌の会などに使われるのではと思いましたが、中で食事しているのに驚きました。
予約すれば、ここでは食事がとれるようです。
入園者が多くてじろじろ見られたり、ましてや写真を撮られたりするので少し落ち着かないかも知れませんが、都会にあってこんな花に囲まれた中で食事できるなんて、なかなか優雅に思えます。
わたしのパンはやはりさもしかったですか。

さて、作例ですが、その食事の合間を失礼させていただいたものです。
光の感じがすばらしく、窓ガラスに映った梅が黒い服を絣の着物の柄のように見せて、いい雰囲気を出してくれました。
目の所が隠れているのは賛否ありそうですが、ぎりぎりの露出でなにか楽しげな雑談でもしているような表情に見えるのも気に入っています。

望遠のため、垂直線が真っ直ぐ出て、画面的にも安定しています。
個人的には、今回の梅まつりシリーズでのいちばんのお気に入りになりました。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(3) | 2010/02/23 Tue

休息一下

M8/Ross A Doublet 10cmF11
もう1枚だけ香梅園からの写真を見ていただいてから、次の梅まつりに移動することにしましょう。

何かこのあとの催しに参加予定なのか、美少女ふたり組が振りそで姿で時間をつぶしているのが見えました。
次期ミスすみだ候補なのかも知れません。
こういうお祭りの時って、大人はちょっと難しいイベントにくぎ付けになったり、仕事に忙しかったりと何だか相手にしてくけなくなったりします。
ちょっと所在無げにふたりでうろうろしたりしています。

そのうち疲れてしまったのか、足が履物に合わなかったのか座り込んでしまいました。
あーあ、せつかくの着物でそんなところ座ったら、台無しになっちゃうよ。
などと思いつつ、こちらも段差に座って、文字通り腰を据えて撮影してみます。
少し離れちゃったかと感じるくらいの位置からが、100mmくらいのレンズではちょうどしっくり来ます。
この辺の距離感は最初とまどいますが、1日撮っていれば感覚も掴めてくるでしょう。


遅くなりましたが、今回使用したレンズを紹介することにします。
英国ロス社の"A Doublet"と書かれた真鍮製のレンズをライカマウント化したものです。
シリアル番号から1872年前後に製造されたことが分かります。
明治4年です。

スペック不明ですが、F値はM8に他のレンズを少しずつ絞りながら同じシャッタースピードが得られたところからF11とします。
焦点距離の方が少し苦労しました。
レンズの販売者の説明では75mmくらいということだったので、このあたりで逡巡してだいぶ遠回りしてしまったのです。

あきらかにもっと長いことがピントの合ってないヘクトール135mmの鏡胴にテープで付けた状態から分かりました。
蛍光灯にあててあらためてバックフォーカスを確認し、それに近い鏡胴に付け替えて比較すると100mmレンズと画角が一致します。
厳密ではありませんが、100mmF11レンズと仮定することにしました。

しかし、昨日、今日とどうもピントがしっくり来ていないようです。
初日のふたりはどうにかなっていたので、近距離と無限はOKで中間距離がダメということでしょうか。
少なくとも、今のところは改造は完璧とは程遠いようです。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(1) | 2010/02/22 Mon

野点 Cantabile

M8/Ross A Doublet 10cmF11
小村井梅香園は、東武亀戸線の小村井駅から徒歩3分ほど、香取神社の一角にあります。
梅自体は、けっして多くはなく、名前から見ると小じんまりした印象を持ちました。

一方、神社もけっして大きくはないのですが、小さいながらも立派な神楽があって、尺八と箏の演奏を聴くことができました。
和楽器を生で聴く機会はなかなかないので、1杯100円で売られていた甘酒を手に、椅子にかけてじっくり演奏に耳を傾けます。

どちらも音量が出る楽器ではないので、できれば室内で聴きたいところですし、風で譜面台が乱れるなど演奏者にも気の毒なシーンがありました。
しかし、耳を澄ますと枯れた音のイメージだった尺八は、意外にも清涼な音が心地よく、所期の目的だったストレスの解消にもつながります。

写真では登場しませんが、ここでの梅まつりのもうひとつの企画が野点です。
野点は、ご存知の方はよく知っていると思いますが、野外で催す茶会のことで、のだてと読みます。
これは茶道の先生が野外でお茶を立てているシーンがきれいで、ここに採用したかったのですが、今回使用した100mmレンズでは無駄にアップになってしまって、結局採用見送りになりました。
はなやかな振袖も美しいですが、紬のような織物の着物を上品に着こなしている姿はより美しいと感じますので、紹介できなかったのは残念です。

紹介といえば、たぶんローカル局だと思うのですが、梅まつり全体をずっとテレビ撮影していましたので、これは近くお茶の間に紹介されると思います。
小さな小さな梅まつりですが、アイディアと地元の人の気持ちがこもっていましたので、ぜひぜひ機会があれば見てもらいたいものです。
【M8/Ross A Doublet 10cmF11 F11】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Ross A Doublet 10cmF11 | trackback(0) | comment(6) | 2010/02/21 Sun
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