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婷婷、此后…

M8/Cine-Prominar 50mmF2
貴州の旅は終わりましたが、深圳にはなお数日滞在しました。
もう3週も続けていてしつこいですが、もう1枚だけ年末年始の中国の写真を出して終わりにすることにします。

昨年11月に深圳にやって来てコスプレ・カフェ勤務志願だったティンティンのその後はどうなったのだと問い合わせをいただいたので、報告いたしましょう。
彼女は、しっかりコスプレ・カフェで働いていました。

見ていた限りでは、すでにメンバーの中心的存在として活躍していました。
自分が中心でないとイヤだと駄々をこねそうな彼女ならではです。
まだ、3ヶ月経っていないので、普通なら新人のはずなのですが。

本人の自慢は、よく香港の女優、張柏芝に似ていると言われることだそうです。
確かに似ていなくもないですが、ルックスより性格の方が似ていそうな…。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=GJl5G4D_BuE
この曲は、むかしよく聴きました。

シネ・プロミナーは、開放からシャープ過ぎてあまり女性を撮るレンズではないと思います。
しかし、こんな自信満々のシャープな女の子にはぴったりとくるようです。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(8) | 2010/01/25 Mon

半浅的旅遊

M8/Cine-Prominar 50mmF2
この夜の8時半の便で貴陽から深圳まで戻らなければなりません。
飛雲崖古建築群はほどほどにして、黄平のバスターミナルへ向かうことにしました。
徒歩5分ほどでこの地方の幹線道路に出ましたので、あとはしばらく待っていればバスが通るはずです。

作例の写真はその時のものです。
風景的には電線が邪魔になってしまいましたが、このあたりの情景を知っていただくにはありのままを出した方が面白いでしょうから、あえて写りこむものは避けずにお見せすることにします。
もろに逆光で、やはりコントラストは気持ち下がっていますが、それでもわたしにとってはゴーストも出さずにこれだけ写れば立派なものだと思います。

棚田の景色ですが、ここだけが特殊なのではなく、少なくとも黄平から貴陽方面へ向かうと高速道路の入り口までの2時間はこんな牧歌的風景が続きます。
ここではあまりにも普通の風景のため感覚が慣れてしまって、あえて写真に撮るということをしていませんでした。
バス待ちのおかげで、1枚くらい撮っておかないとという気持ちが起こり、風景そのものを紹介する機会ができてよかったと思います。
刈り入れが終わると少し寂しくなる棚田ですが、動物や人がぽつぽつといて、一味違った田園的風景を作りだしてくれます。

この地方で面白いのは、写真の中央やや右寄りの木を見ていただきたいのですが、アジア中で見た積み藁とは違い樹木に巻きつけるようにするのがユニークでした。
冬場、木を保護するために藁を軽く巻くのは日本でも季節のニュースで目にしたりしますが、聞けばここでは木を守るためではなく人間のためだとのことでした。
どういうことかと言えば、突然の雨から身を隠したり、休憩時に藁の中に身を隠すようにすることで温まれるということなのだそうです。

さて、待つことしばし、バスはやって来ました。
中国の地方では普通に見る小型のバスでしたが、満席の混雑で車内でカーブのたびに押しくらまんじゅうになるのがおもしろいのです。
乗客全体で揺れを楽しんでいるのではと錯覚しそうでした。

途中座席が空くと、乗車した順番で座るように車掌が仕切るのは初めての体験でした。
民族衣装のおばあさんに先に座ってと促したのですが、車掌も当のおばあさんもおまえが座れと言ってききません。
それがここのルールだからか、あきらかに地元でないと分かるわたしに気を使ってのことか分かりませんが、3日間世話になったローカルの人に最後まで面倒を見てもらったようでなんだか熱い気持ちになります。

このバスの終点が黄平のバスターミナルで、ちょうどすぐ貴陽行きのバスがあってホッとしました。
これなら余裕で空港に着けそうです。
李クンは、高速は空港のすぐそばを通るので終点まで行かずに空港前の高速出口で下車するようアドバイスしてくれました。
車掌は、それはできないと一旦は拒否しますが、李クン自体がそういう経験を何度かしていて降りると歩いても15分だし、バイタクが待っているはずだからと言って車掌を説得してくれました。

ここで、李クン、石ちゃんとはお別れです。
石ちゃんは、今度貴州に来る時はぜひわたしの家に来てほしいと言って手を振りました。
なんとも神妙な、前夜たまごを炸裂させてけらけらと笑い続けたときとは全く別の顔になっていました。
ふたりにはお世話になりました。

時間に余裕があったはずなのに、途中細い道でトラックとすれ違えなくなって1時間立ち往生するトラブルもあって、かなりぎりぎりで空港そばの出口に着きました。
果たして聞いていた通り、降りるやバイタクが近づいてきて、すぐ脇を100キロ前後で車がびゅんびゅん通る中価格交渉して、無事空港まで辿り着くことができました。
普通に貴陽まで行ってからタクシーで空港に向かっていたのでは、飛行機には乗り遅れていた可能性大でしたので、ほんとに最後まで李クンの世話になったということになります。


牧歌的な地方に滞在するということで、スローな旅を目指しましたが、どうもばたばたとしてしまう癖は抜けないようです。
ただ、ディープな旅というにはまだまだですが、以前に比べてハーフ・シャローくらいな旅にはなってきたかなという手ごたえは感じました。

あとはやはりそんな旅を1枚の写真で伝えられるだけの写真技術が問われるということですね。
小さな旅にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2010/01/24 Sun

毛和野口

M8/Cine-Prominar 50mmF2
午後は旧州からいったん離れ、飛雲崖古建築群を訪ねました。
たいへん魅力的な名前に惹かれ、黄平の中心からタクシーで向かいました。
どんな山奥の地にあるかとわくわくしていましたが、平坦な道を15分も進むとかたわらに寺院が見えてここだと降ろされました。
雲が飛び交う崖の上の古建築を想像していたわたしたちは見事に一杯食わされたという感じです。

しかし、ネーミングはけっして気まぐれなものではなかったようです。
寺院は平坦な土地に建てられていますが、後背には小山があって洞窟がいくつかあり、崖の途中には大きな仏像が祀られています。
また、元や明の時代には、中国中部からミャンマーやインドに修行に出る僧の拠点ともなっていたようで、そういった歴史に思いを馳せるだけの雰囲気も濃厚にありました。

入り口で、小さな陶器の人形のようなものが大量に乾してありました。
なんだろうと聞くと、黄平地区の名産で、干支をかたどった親指の先ほどの大きさのものです。
これは先端に穴があいていて、ピィーっと吹くと現地の鳥の鳴き声が出るのだそうです。
中国は食べ物を除くと、こんな素朴なローカルの名物というのになかなか出合えなくなってきていたのでうれしくなってしまいます。

さて、崖の中ほどまで登り仏像に手を合わせると、椅子に掛けた僧が手相を見るがいかがかなと話しかけてきました。
時間の関係もあったし、語学力的に占いまでは理解できないでしょうから断りましたが、年の初めで今年1年をみてもらってもよかったかなあと思います。
賽銭を10元差し出したところ、お守りをいただきました。

僧は、日本のお金を見てみたいと言うので財布から千円札を差し出しました。
もしかしたらくれと言われるかなと思いましたが、中国元でいくらするのかと聞くので約80元くらいと言ったところ、では80元で譲ってほしいとのことで交換しました。
中国は、どのお札も毛沢東ですが、この千円札の肖像の人は、田舎の農村から出て病原菌を発見した科学者で努力して人のために尽くす日本人の象徴のような人ですと説明したのが、僧や李クン、石ちゃんの心に響いたことと期待します。

作例は、かなり後ピンになってしまっています。
実は、同様の後ピンの失敗がかなりあって、わたしのクセなのか、レンズの調整が必要なのか気になっていました。
もともとピントが甘い作例でも構わないわたしですが、おそらくは100枚以上あった後ピンの代表として出しておきます。
暗部の表現や前ボケの美しさが、失敗から辛うじて救われる気持ちにさせてくれています。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2010/01/23 Sat

熱情三人組

M8/Cine-Prominar 50mmF2
旧州の町は清代の古い町並みこそ見事ですが、これといった名所というものがなく、普通に歩くとすぐに見尽くしてしまいます。
石ちゃんはすぐに退屈して、近くの民家に勝手に上がり込んで子犬と戯れながらテレビを見ています。
李クンは、見た目よりずっと人の好い人物で、ここではずっとガイド役を買って出てくれました。
特に古そうな家を見つけては、中に入っていって家の人と交渉してじっくり見せてもらったりします。

名前をすっかり忘れてしまいましたが、○○故居と小さなプレートが貼られた家がありました。
この○○さんは、当時の名士であったかも知れませんが、特に歴史上の人物などというほどのものではなさそうです。
しかし、その孫のおばあさんたちが今では暮らしていて、中を見せてほしいと頼むと丁寧に解説をしてくれます。

こんな時に装飾のこととか中国語で表現するのに語学力的に限界があるわたしの質問をうまく理解してくれ、適切に回答を引き出す名人が李クンです。
また、立ち去る時はわたしなどはわざわざ案内してもらったことを必要以上に丁寧な礼で表してしまいますが、李クンのさりげなく気持ちのこもった礼は感心させるものでした。

かつて豪商だったと想像できるような大きな店舗を構えた民家があり、やはり案内してもらいました。
そこのおじいさんがはるばるやって来た客人だからと、町の案内をするとかって出てくれます。
先のおばあさんもそうでしたが、みんな祖先やこの町に誇りを持っていることがうかがえます。
そして、いちばんの見どころだと教えてくれたのが、写真の古い劇場でした。

先ほど前を通っていましたが、工事中で布に覆われていたため気付かなかったのですが、確かに立派な建物がありました。
およそ300年前の建築だそうですが、老朽化があまりに激しく、長らく使用不可状態が続いていたため、往時を復活させるべく再建の真っただ中だそうです。
見れば、古い装飾でそのまま活かされている部分が多くあり、焼失したりしているところを新しく継ぎ足したような再建に見えます。

こんな工事現場に入って来て怒られないかと思えば、現場監督も地元の人だからか逆に説明してくれるという思わぬ展開です。
右側の台になっているところがステージで、左側の上が桟敷席です。
中国オペラを観るためのホールですから、ローカル版ウィーン国立歌劇場のミニチュア的な趣を感じないではありません。

足場が竹組みですが、歩いている人を見るとかなり足もとがたわみながら揺れていて怖くないのか心配になります。
古い建物の再建だからわざわざ古い工法でということで、竹の足場が使われているわけではありません。
香港の高層建築でも使用されていて、竹の足場は南中国ではごく一般的なものです。
そう言えば、竹の足場は、この劇場より歴史がありそうですね。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2010/01/22 Fri

銀細工

M8/Cine-Prominar 50mmF2
カメラやレンズを製造していたコーワが、あのカエルのコルゲン・コーワと同じ会社だと知ったのは実は最近のことです。
どうしても、かぜ薬の会社がレンズを作っていたということが想像できませんでした。
いえ、これも実は間違いで、コーワは今でもレンズを製造しています。
主に産業用レンズのようですが、望遠鏡、双眼鏡も作っていてこちらはファンは多いようです。
そういえば、上海の明珠塔に登ったら、設置されていたコイン式の双眼鏡にコーワのマークが付いていたのを思い出しました。

同じような例として、パクセッテという小型35mmレンズファインダーカメラを作っていたブラウンという会社が、ひげそりのブラウンと同じ会社かとの疑問があります。
ひげそりブラウン社のホームページに、フラッシュを発売したとか、カメラ・映写機メーカーを買収したなどの記載がありますが、残念ながらパクセッテについては分かるところはありませんでした。

話はコーワに戻ります。
確かにコーワ6などの中判カメラやレンズシャッター一眼レフの評価は当時としても高かったようですが、光学界で第一級とは言えなかった同社がアリフレックス用のレンズを製造することがあり得たのでしょうか。
当時、世界最高級のシネカメラにレンズを供給していたのは、光学メーカーの最高峰だったツァイスとシュナイダー等に限られます(ズームではアンジェニューが、短焦点ではクックが、長焦点ではキヤノンやニコンの名前も見られます)。

並みのレンズを製造しても相手にもされないことは分かっていたはずです。
ですから、これはツァイスなどのアリ・マウント・レンズに匹敵する性能だとの自負があったのだと想像されます。
想像ついでに言えば、当時のアリ用ブラナーを凌ぐ自信があったからこそ少量試作して売り込みを図ったが、何らかの理由で採用に至らず、量産されることなく試作レンズが関係者に流れた、ということではなかったのかなどと考えを巡らせてしまいます。

当然ながら真相については闇の中ですが、少なくとも素人目にはシネ・ブラナーはブラナーに勝るとも劣らない性能を持っているように見えます。
近く、両者を比較してみなくてはいけないでしょう。


さて、今日の作例ですが、空腹のあまり調理の様子をじっと見つめる親子に見えるかもしれませんが、ここは銀細工屋さんでして、加工中のアクセサリーを見つめる親子という方が近いです。
舞踊の写真でも見られるように少数民族は装飾品を大切にしますし、もっとも珍重されるのが銀のアクセサリーです。
宝飾品というよりも、民族の誇りとしてお守りのように大切にされますので、これは安易に見た目や値段で買ったりするものではないでしょう。

装飾品をオーダーに来たのか、指輪などのサイズを変えてもらうだけなのかは分かりませんが、ふたりの真剣なまなざしが、今加工されている銀アクセサリーへの不安と期待を物語っています。
仮に50年後に彼女に会ったとしても、いま炎に包まれたこの装飾品は彼女の体のどこかにしっかりと身に付けられていることでしょう。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2010/01/21 Thu

鶏蛋的故事

M8/Cine-Prominar 50mmF2
前夜の食事の最中に起きたことを思い出しました。
忘れないように書いておきます。

宿の向かいに烤魚という炭火で焼く魚を李クン、石ちゃん、わたしの3人で食べに行きました。
この魚自体は激辛ながらもたいへん美味しいものですが、問題がそれとは別に起こりました。
昼間、宴会で盛り上がる中で、石ちゃんは記念に首飾りをもらっていました。
首飾りと言っても毛糸で編まれたもので、茹で卵やキャンディ、みかんなどが付いています。
もしかしたら、みかんは農作物を、卵は家畜を、キャンディはお金を象徴していて、豊かになりますようになどと意味を込めての贈り物なのではと思います。
わたしと李クンは、首からかけてもらいましたが、立ち去る時に回収されましたので。

道中、キャンディやみかんは食べ尽くしたのですが、なぜか茹で卵だけ残っていてじゃあ今食べようと言いますが、石ちゃんはどういうことか卵を炭の中に入れてしまいました。
単に温めたかったのだと思いますが、危険じゃないかなあと思いつつも忘れかけたころ、ぼん! と大音量を響かせて破裂してしまいました。

破裂はかなり凄まじく、鍋がテーブルから落ち、炭の灰がテーブル中を覆い、なおも空気中をふわふわと漂っています。
店内は一瞬しーんと静まりかえり、直後に騒然となります。
表で調理していた店主のおやじさんが、何事だとすっ飛んできました。

李クンが申し訳なさそうに、実は卵を炭に中に入れたら突然破裂して…、そう説明し始めると、唐突に石ちゃんがけらけらと笑い始めました。
高らかな澄んだけらけら笑いは止むことを知りません。

驚かしたり迷惑をかけたりしている状況で突然笑い出せば、激しく怒り出すのではと心配しましたが、どうしたわけか店主もいっしょになって笑い出したのでした。
不思議な展開ですが、これが苗族的おおらかさというものなのかも知れません。

店主は、隣のテーブルに移るように言って、灰をかぶった料理を1点ずつきれいにしていってくれます。
そんな中、石ちゃんの笑いはなおも止まることなく、止めようとがんばるとかえってまた可笑しくなって、加速をつけたようにけらけらと笑いだす始末でした。
箸が転んでもおかしい年頃、ということなのでしょう。
彼女の笑い声は、あれから2週間たった今も、耳の奥にしっかり残っています。


さて、前日の最高気温が17度くらいまで上がったのに対し、朝は氷点下3度くらいまで一気に下がりました。
旧州に着いたのが9時前でしたが、すでに太陽が照らしていて気温が急上昇している気配です。
たぶんそのことと関係あるのだと思いますが、旧州の町は低く垂れこめるガスに包まれて、着いた時には視界も数メートルという状態でした。

買い食いしたり、古民家を覗かせてもらったりで小一時間もたったころようやく視界が開けました。
旧州の特徴である清代の民家が並ぶ町並みが確認できます。
建物の様式など未確認ですが、すべてが店舗になっていて、今でもちょっと古めかしい薬局とか雑貨屋なんかががんばって営業しています。
奥行きが広くなっていて、部屋と中庭が並び大世帯が暮らしていたりするようです。

おもしろかったのが、この地方の掘りごたつ(?)です。
大きさや中に炭を入れて温まるところは掘りごたつそっくりですが、地面を掘るのではなく木枠で囲むようなかたちで、上にテーブルを載せたりこたつ布団をかけたりしないのでこたつとは一線を画します。
木枠の中に入ればかなり暖かいですし、オープンなのでじんわりと部屋も温まってくるというもののようです。
これって日本のこたつの元祖かとか、そんなことを思ったりしましたが真相不明です。

建物のことに戻ると、この大きく張り出した壁は、日本でいえばうだつそのものに見えます。
内部は木造なのでやはり火事があった場合に広がっていくのを食い止めるものでしょうか、これも残念ながら聞き忘れてしまいました。
まあ、うだつだとすれば、正面からやって来た苗族では珍しく太ったおやじさんこそ、うだつの上がった男ということになるでしょう。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2010/01/20 Wed

騎摩托車的小姐

M8/Cine-Prominar 50mmF2
下りは、皆かなりのスピードで山を降りました。
暗くなっていますが、まだ足もとは確認できないほど真っ暗ではありません。
漆黒の闇が訪れる前に下りきらないと歩行困難になりますし、町まで出るための交通手段を確認する必要がありました。

やはり下りはきつく、足がぱんぱんになりましたが、どうにか強引に停めると、ちょうど黄平まで行くところだと言うのでひとり5元で同乗させてもらいました。
そんなに車が通る道ではないので、これはたいへん幸運なことです。

30分ほどで黄平の町に着き、吐き出された町はずれのようなバスターミナルから宿探しが始まります。
これもすぐに良さ気なホテルが見つかりました。
1泊80元というので田舎にしては少し高めですが、部屋を見せてもらうとかなり立派なもので十分に納得してチェックインします。

しかし、ここでパスポートを出すと、服務員はおもむろに顔を曇らせて、外国人が宿泊するには公安に届けなければならないと言いだしました。
暗にチップを要求しているのかと思いましたが、どうもそうではなく、この町では公安に出向いて外国人宿泊許可証のようなものを発行してもらわないと宿泊できないルールなのだと言うことでした。
そして手続きはたぶん1時間くらいかかるし、料金は不明です。

わたしが、はてどうしたものかと考え込むが早いか、こういう修羅場は得意としているのか李クンは、じゃあ行こうぜと吐き捨ててホテルを出てしまいました。
公安に行くのかと聞くと、彼のアイディアは簡単なものでした。
別のホテルに行って、そこでオレと石ちゃんの身分証で2部屋取ればいい、あなたはホテル内ではしゃべらないようにとの説明に、なるほどそんな手があったかと納得します。

果たして先のホテルと同等の百合大酒店でその通り実行して、難なくチェックインに成功します。
それとは全然関係ありませんが、チェックイン時に見た石ちゃんの身分証で彼女の歳が17歳であることが判明しました。
そんなに、若かったのか!
李クンは25歳くらいに見えるが、ふたりは付き合いだして2年と言っていたので、石ちゃん15歳のころに手を出していたということに…!。

さて、翌朝は早く起き出して、やはり黄平から面的で30分ほどの町、旧州に行きました。
町の紹介は明日以降に譲るとしまして、まずは苗族の少女の写真から始めることにします。
バイクに跨った彼女を見ていると、その何倍もの目力で見返してくる挑発的美少女です。
推定年齢10歳くらいでしょうか、さすがにこの年齢では李クンの真似をするわけにはいきません。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2010/01/19 Tue

在山頂看的夕陽

M8/Cine-Prominar 50mmF2
登山というのは、忍耐力と信念だ、そう確信しました。
もっとも、登山というよりは、単に山の上にある村を訪れただけですが、ひたすら辛抱する忍耐力と絶対に辿り着くんだという信念で最後には上の村に到着することができました。

しかし、陽は暮れかかり、夕闇が迫っていました。
ゆっくり落ち着くことなく、李クンの持っていた本に出ていた美しき風景を見つけ出すこともできず、慌てるように下山開始です。
まるでこの村はマラソンの折り返し地点のように、一斉にどどっと上がって来たのにそのまま去ってしまうのが残念です。

この行程で報告しておこうかというものが2つだけあります。

ひとつは、中の村で見た竹馬に興じる少年の姿です。
竹馬と言っても竹で作ったものでも、ましてや既成品でもありませんが、長く真っ直ぐな木の枝の二股に分かれたところをうまく利用して竹馬同様に器用に乗りこなす少年たちを見たということです。
この分だと、パチンコとか竹トンボとか日本オリジナルと思っていたものが、少数民族の村には昔っからあるなんてことは十分にあり得そうです。

もうひとつは、四川省や貴州省には最高の腸詰があるので、それをあちこちで探し求めたのですが、ついに見つからなかったことです。
そして分かったのは、腸詰はブタを屠るのがそもそも記念すべき日、つまり中国では春節がそれに当たっていて、どの家庭でも2月前後に作り始めるため、「年末」の1月はすでに食べ尽くしていてもう無くなっているという事実でした。
これは密かにかなり楽しみにしていたので、実に残念です。

苦労して山頂近くの村に着いたおかげで、美しい夕陽を見れたこともこれに付け加えないといけません。
冬の澄んだ空気の中、古民家の瓦と農作業する村人越しに見た真っ赤な夕日は、写真では捉えきれない気持ちを動かす美しさでした。
この余韻は暗闇を足探りで進む下山時にも、心を震わせ続けていました。
【M8/Cine-Prominar 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kowa Cine-Prominar 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2010/01/18 Mon
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