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這個星期也有祭祀

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
日本民家園をそうそうに引き上げた理由は、地元の神社に例祭があったからです。
日のあるうちにもどって、東北の祭り撮影の第一人者である友人に対抗しようという目論見でした。
時間を計算して出発したつもりでしたが、道に迷ったりしているうちに、神社到着はもう日が落ちる直前になってしまいました。

三々五々祭りに向かう人たちを後ろから撮ってみましたが、手ブレしてしまいます。
広角で、8分の1秒なら大丈夫かと思ったのですが、びしっと呼吸を止めるとかしないとダメです。
しかし、参道に入ると強い照明があって、15分の1でいけそうです。
ゴーストがだいぶ出ましたが、露出はちょうどいいくらいでしょう。

やはり普段使っているレンズよりも性能が上なのでしょうか、暗部の表現が実にしっかりしています。
また、ちょうちんは中心から端の方までまつたく滲みません。
文字がくっきり出ています。
どこかけなすところはないでしょうか。

というわけで、また文献頼みで、写真工業出版社の「ライカのレンズ」を読み返してみました。

この「ライカのレンズ」シリーズは他社製のライカマウントレンズも加えて、「世界のライカレンズPart4」まで継続するわたしには座右の書です。
さまざまな執筆者が書いている中で、レンズは重複することなく300本ほどが紹介されています。
ですが、どうしたわけか、この初代エルマリートはふたりの執筆者にダブって紹介されています。
編集がIさんですので、このへんの事情は確認したいところです。

さて、おひとりは、レンズの外観や機能の記述が中心でしたが、一方の"Seriousフォトクラブ"の川村志郎さんは、このレンズを本当に使いこんで習熟されたことが分かる、すばらしい文章を書かれています。
無許可でたいへん恐縮ですが、少しだけ引用させていただきます。

「コントラストと解像力のバランスが良く、トーンの微妙なグラデーションを拾ってくれる。そのうえしっとりした描写の深さには、『豊潤な描写』とでも形容すればよいのだろうか、まさに衝撃的な感動を覚えたものであった」。

解像力はけっして非常に高いという訳ではないのに、うまくシャープネスを表現しているような気がしていたので、「コントラストと解像力のバランスが良く」という表現になるほどと強く納得しました。
「しっとりした」という部分はアウトオブフォーカス部分のわずかな滲みと関係ありそうで、これもなるほどと感心できる言葉の選び方をされていると思いました。
プリントをして感じたとのことですから説得力があります。

パクリの上塗りで恐縮ですが、最後に初代エルマリートに対する思い入れを感じる力強い文があったので、ぜひとも紹介させてください。

「TTL露出計が使えないことに対し、知人の中に不平を述べる人がいるが、私個人としては、これほどのレンズを設計してくれた設計者に対し、礼を失しているとさえ思う」…。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(0) | comment(4) | 2009/09/17 Thu

麒麟檸檬

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
民家園を出て早々家路を目指します。
来るときは向ケ丘遊園駅から歩いたので、帰りは生田駅まで歩いてみることにしました。
遊園と生田のだいたい中間、やや遊園寄りかと思っていたからです。
が、これは大失敗で、道に迷いつつ延々1時間歩くことになってしまいました。

途中、専修大学のグラウンドでアメフトの試合をやっていたので金網越しに撮影したりもしましたが、28mmでは何とも迫力不足な運動会風になってしまいこれはボツです。
小田急の歩道橋では呆けたハトが遠くを見つめているのがユニークでしたが、やはり28mmはその表情を捉えるところまでは届きません(某総理とかけている訳ではないです)。
やはり、フットワークで撮るべき画角なのだと今さらながらに再認識します。
逆にアジアの街角で、子どもたちと遊びながら撮るなんてシチュエーションではいいのでしょう。

線路に沿って五反田川と書かれた、川というより水路のような流れがありました。
てっきり五反田の方から流れて来ているのだと思いましたが、その先の生田駅の真上の小山に五反田神社があったので、どうやらこのあたりの古名が五反田らしいと気付きました。
では、その五反田神社までのぼって、今日の散歩を締めくくることにしましょう。

残念なことに1週後が例祭で、この日は人気もないさみしい雰囲気でした。
神社は元来さみしい所にあるのが普通ですが、森の中だったり広い敷地を持っていたり、荘厳さがともなうという意味でさみしさとは別の感情を持つものですが、町中というか住宅地のわきという立地にあるのがかえってさみしい感じを与えてしまいます。

そんな中、異彩を放っていたのが、ぽつりと置かれた懐かしのキリンレモンの冷蔵庫でした。
この青と黄色が風雪を得て実にいい色に化けています。
人物は見かけませんでしたが、ぽんと置かれた軍手は何となく人のぬくもりを感じます。
そして、いい感じで傾きかけた西日がふわっと照らしているのも絶妙の演出です。

またレンズを上に振ってしまったので、格子部分がいかにも広角な末広がりになってしまいました。
しかし、思ったとおり軍手や布部分の質感がよく出ていますし、冷蔵庫の枯れた色がそのままに描かれています。
ボケが広角とは思えないくらいきれいです。
半逆光のフレアも、このケースでは雰囲気作りに役立っていないでしょうか。

静物撮影の名人が見れば全然ダメなのでしょうが、わたしの実力ではこれだけ撮れれば満足です。
28mmレンズも、少し見直しました。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(0) | comment(4) | 2009/09/16 Wed

第一世代珍珠

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
ひょんなことからエルマリート28mmF2.8を手に入れました。
いわゆる第一世代とか9枚玉と言われる古いレンズで、1965年に設計されたようですので、もう40年以上も前のオールドレンズです。

実はこの1965年というのが曲者で、まだM3、M2が販売されていた時代です。
とにかくカメラに付けばよかったので自由に設計でき、歪曲のない高性能な対称型レンズとした代償に後群が大きくはみ出ることになってしまいました。
M5やCLでは露出計が干渉してしまって使用できませんし、M6以降のカメラでも露出計は正常に作動しないとされています。

M8も、当然ながら露出が狂うことになっているのですが、試してみるとどんぴしゃに合います。
作例がまさにそうですし、若干オーバー目になるコマはありましたが、総じて許容範囲だったことを報告します。
なぜかは、よく分かりません。

一見すると、硬すぎないが端正な描写で、さわやかな発色と暗部の表現の良さで噂にたがわぬ高性能と見えるのではないでしょうか。
しかし、細部を見るとピントがはずれた部分のハイライトは適度に滲んでいますし、ボケにも少しクセがあるようで、なかなか侮れないレンズです。

ところでこのレンズ、前述のように露出計に制限があるなどやや使いにくいにも関わらず、たいへんな人気レンズらしくかなり高価です。
理由を考えてみましょう。

まずは、製造本数が意外に少なそうだということ。
これはライツからのアナウンスがなくよく分かりませんが、確かにあまり市場では見かけません。
それに、デザインの良さ。
ウェストのくびれたようなグラマラスデザインに12501という角型のかっこいいフードが付きます。この姿が痺れますし、初期タイプはフィートのみの距離表示が赤い文字というのもクールです。
あと、初期のM用広角レンズに独特のインフィニティストッパーが付いているというのが、ポイント高し。

最後が、対称型レンズ神話です。
エルマリート28mmF2.8は第4世代までありますが、この第1世代のみ対称型で以降レトロフォーカスに変更されたという誤解がありますが、少なくとも第2世代は同様に対称型ですし、ライツ自身はすべて対称型だと主張しています。
対称型広角レンズは、一般的に一眼レフでは使えないので、ライカファンとしてはレトロフォーカスでないということが大きなポイントとなるわけですが、それに伴って誤解が蔓延して結果として第1世代の価値を押し上げている面があります。

今回、使ってみてデザイン面での話には納得しますが、対称型云々で性能が良いというのはやはり怪しげだと感じました。
むしろ、特徴ある不思議な描写に惹かれます。

ただ、わたしは第2世代を持っています。
それも最初期型と呼ばれる、インフィニティストッパーの付いた第1世代とよく似たデザインのものです。
高価な同スペックレンズをふたつも所有する意味があるか、少し考えてみる必要がありそうです。
ましてや広角をあのり使わない訳ですし。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(1) | comment(4) | 2009/09/15 Tue

和志願者一起

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
日本民家園と聞くと、かなり地味な施設という印象を受けます。
実際、1970年代に全国から移築された古民家を、生田緑地の広大なスペースに並べて展示しているだけですから、本来地味と言えばかなり地味な存在のはずです。

しかし、出掛けてみると、印象はだいぶ異なります。
あれっと思うような、どこか華やかな雰囲気があります。
家族連れやカップル、時には女の子同士といった入場者層がたいへん多いのが理由のひとつのようで、遊園地と言えば言い過ぎですが、テーマパークの先駆けなんだと思えば合点が行きます。

美しい古民家を撮影するもよし、四季の花を撮るもよし、子どもを点景的に入れるもよしで、案外ブログ用写真のネタにはことかかない所だと気付かされます。
こういう時こそ、撮り慣れない28mm広角レンズをいろいろと試すチャンスだと気分も盛り上がりました。

民家園では、すべての古民家が内部まで見学できますが、うち4軒の家屋を順に内部公開していて、座敷に上がることができるようになっています。
囲炉裏に火を起こしていますので、来訪者は腰掛けて自宅にいるように寛いだりできますが、これは煙で屋根の萱を燻して長持ちさせる効果も併せ持ちます。
来訪者サービスと実用が兼ねられたアイディアです。

さらにそれら民家には、市で募ったボランティアの方が数人待機していて、古民家を管理するとともに来訪者のための解説をしてくれるのです。
座敷の居心地のよさもあって、ここで話しこんでしまうのが常で、せかせか生活を送っているわたしにとっては珍しくもスローライフ的な時間を過ごすことができたかのような優雅なひと時です。

ちょうど長い梁の話しをしたので、これとちょっと頑固そうなボランティアの方をいっしょに捉えられるのは広角ならではかと少し安易ですが、1枚撮らせていただきました。
煤を吸ってどす黒くなった木や漆喰、庭の緑など、意外にいい色が出るものだと感心しました。
しかし、ピントを合わせたはずの男性が、周辺のためか画質の低下を見ています。
また、レンズを少し上に傾けているので、左右の垂直線が曲がってしまった点なども、広角を使うとこうなるんだっけと気付かせてくれました。
古民家についてはもちろんですが、なぜかレンズのことも勉強させてくれる日本民家園なのでした。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(0) | comment(2) | 2009/09/14 Mon

第一張

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
土曜はあいにくの天気で、M8を持って出掛けましたがあまり撮影ができませんでした。
新宿に用があったので、周辺を散歩して撮ったのが昨日の1枚です。
そのあと、新宿西口写真修錬会の仲間(というより先輩なのですが、この仲間という表現に惹かれます)と会って、その足で半蔵門に向かいました。

ここには、日本カメラ博物館がありますが、不運なことに展示替えのため休館でした。
メインの用事は楽しい話を交えたうえで済ませますが、なんとも中途半端な週末になってしまいました。

先々週から始まった行事のために、土曜の夜は朝の7時まで寝ずに過ごします。
あ、いえ、怪しい話ではなく、今年もFCBarcelonaを応援すべく、日曜か月曜の早朝を彼らとともに過ごすつもりでいます。
今節も、絶好調ヘタフェとのアウェイ戦を、粘ってものにすることができました。
火曜日のチャンピオンズリーグのインテル戦を見据えてのメンバー編成でしたので、去年とも違うスタイルでの勝利と言えます。

満足感いっぱいに寝て、起きてみるともう11時。
昨日とはうって変わってすばらしい天気で、雑用を済ましてから家を飛び出しました。
写真を撮るのが目的で、当初は横浜に行くつもりでしたが、すっかり遅くなったので、熟考の末、生田の日本民家園へ向かいました。

前回、と言ってももう半年も前になりますが、日本民家園で年間パスポートチケットを購入していたので、基本的に以降1年間だけ無料で何度でも入場できます。
元来がケチなわたしは、なるべく民家園を利用してせっかくのパスポートをフル活用するつもりでしたが、案外こういうチケットを買うと理由なく足が遠のくものだったりします。
まだ春遠き3月の殺風景と閑散とした雰囲気が記憶に残っていたからかも知れません。
最寄りの向ケ丘遊園駅までは定期券がカバーするので交通費もかからないというのに、半年もブランクを空けるとはもったいない話でした。

その半年振りの民家園は、そのままの姿だったのは言うまでもありませんが、多くの来訪者を迎えてやはり、前回とはだいぶ印象の違う空間でした。
だいたいが、ここを第2のホームくらいに頻繁に訪れていらっしゃるgさんやkさんのページで、そんなことは百も承知だったのに。

最初に目に飛び込んできたのは、写生する少女でした。
日陰にべたーっと座って熱心に筆を動かしている姿が好印象だったのでが、2枚目を撮ろうとすると、こちらの気配を察したか水を汲みに歩いて行ってしまいました。
やはりこういうスナップシーンでは、一瞬で1枚撮って、何事もなかったかのように次を目指さなくてはいけないのです。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(0) | comment(6) | 2009/09/13 Sun

今天看的電視節目

M8/Elmarit 28mmF2.8(1st)
ここ、2~3年のことでしょうか、テレビを見る時間がぐっと減りました。
並行して、見るべき番組を見落とすケースも増えましたが、今、ちょうど7月の旅に引き戻されるようなドキュメンタリーをやっていて久し振りに引き込まれました。

その番組とは、NHK BS世界のドキュメンタリー「ダライ・ラマ 亡命への21日間」です。
制作はNHKと日本の会社の共同のようで、外国作品ではありません。

ドキュメンタリーはそもそもが客観的なもので、視聴者はそれを見て自由に感じることができるという建前があります。
しかし現実には、最初に問題があって、それをカメラが追い、説明が綴られているので、視聴者はその程度の大小を自由に感じられても、考え方そのものは制作者側の意図に自然としたがうかたちを免れません。

この番組が特殊だったのは、あきらかに現在の中国に対する配慮があって、見た人がすぐにチベットが正しく中国は悪だと思うとは限らないというかたちにまとめていることです。
具体的には、チベット問題のはじまりなどは一切触れないで、中国がチベットに進行する根本理由に気付かせないという工夫がありますし、毛沢東とスターリンとのやり取りを挿入することで、ソ連にけしかけられて中国がチベットに侵攻したような印象を与えています。

また、アメリカに対しても配慮した構成でもあったようです。
ダライ・ラマのインド亡命には、彼の実兄らが彼に知らせずにCIAと連絡を取り合って協力体勢を作っていたことが語られます。
が、インタビューに登場した当時のCIA関係者は共産主義の拡大防止こそが目的であって、ダライ・ラマが亡命を果たすとチベットとの協力は薄れニクソンの訪中を機に解消したと言います。
この問題は、すでに終わったことだと言っているようにとれます。

ダライ・ラマの亡命は1958年のことで、すでに半世紀前になります。
共産軍は当時、青海と四川を制圧し、チベットやウィグルにせまるところまで西進していました。
共産軍の将軍は、友好的な手紙を書いてダライ・ラマの所在をさぐりますが、ダライ・ラマは自分を暗殺するためと悟り、時間稼ぎの返信を送ります。
そんなやり取りが続くことでダライ・ラマは自分がラサにいることは、彼を守ろうとする民衆を巻き込むことになり、もっとも平和的解決の手段として亡命を決意します。
夜間、馬を駆り、遠く南のインドを目指して出発したのでした。

インドのダラムサラに到着するまで2週間以上の逃亡で、共産軍も追手を出しますので、かなり緊張を強いられる状況だと思うのですが、驚いたことにこの時のダライ・ラマやその一行を撮影した写真が何枚か番組内で紹介されました。

はっと思い出しましたが、ちょっと調べると、ライツが製造番号555555番の金メッキされたⅢfをダライ・ラマに贈呈したのが1951年だそうです。
あるいは、まさにこのカメラで亡命の一部始終が撮られたのではと想像します。
ドキュメンタリーとは一切関係のないことですが。

番組は、最近亡命してダラムサラに辿り着いた青年の語りで終わります。
ダライ・ラマ法王の写真を飾ることすら許されない今のラサには自由があると言えるのでしょうか。
そう訴える彼の腕は、国境付近で撃たれた銃弾の跡がなまなましい傷となっていました。


今日の作例は、新宿駅のそばのオフィスビルからです。
青年ふたりが漫才の練習をしているところのようです。
彼らには申し訳ないですが、わたしがテレビをあまり見なくなった理由は、どんな番組にもお笑いタレントが我が物顔でつまらないコメントをしたりして見るに堪えないからです。
彼らがテレビに出ていたとしても、わたしがそれを目にすることはないでしょう。
【M8/Elmarit 28mmF2.8 F2.8】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmarit 28mmF2.8(1st) | trackback(0) | comment(2) | 2009/09/12 Sat
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