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和她等候

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
Cine Anastigmat 50mmF1.6 との散歩の最終回です。
昨日、渋谷に向かったということは書きましたが、その前に中目黒川周辺で撮った何枚かからこれを選んで結びにしたいと思います。

かつて工場廃水にまみれたドブ川だったに違いない、この川も住民と行政の努力の賜でしょう、鯉や亀が見られるまでに回復していました。
たぶん、みなそろって少年時代のような気持で川面の魚を見入っていたところ、待ち合わせ場所に現れたかのように美少女がやって来ました。

学校から少し離れたところで、仲間にばれないように放課後こっそり待ち合わせ。
中学生くらいに気分が遡っていたわたしには、そんなシチュエーションが自然に思いつきます。

周辺がすごく流れて、さらにその外側がブラックアウトするこのレンズは、過去の記憶を表現しているという設定にまさにぴったりです。
露出補正が簡単なR-D1ですので、色白の顔をさらに飛ばすべくオーバーにして他のハイライトもろとも判別不明にしたつもりですが、どうも中途半端になってしまったようです。

顔が特定できるか微妙なところなので問題あるかと心配しつつ、確信犯的にアップします。
状況設定としては、あくまで記憶の中の女の子ということで。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(6) | 2009/06/07 Sun

消費的弁法

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
この日は、渋谷で開催されていた世界の中古カメラフェアに向かいました。
正直なところ、気の重くなる世界で、足取りもまた重くなってきてしまいます。
体調が思わしくなかったということがあるのですが、カメラフェアというのは人とカメラがどどーっと渦巻いていて、人酔い、カメラ酔いしてしまうのです。

古本市などもそうですが、カメラフェアは足を運んだことはあっても、実際に購入したことがありませんでした。
今回も、節制するつもりでいたので、買う気はなかったというか、買わない気満々で会場入りしたという感じです。

ところが、同行いただいた Treizieme Ordor さんのアシストもあって、1本のレンズを購入しました。
キヤノンの 50mmF1.5、例のキヤノンにあっては珍しいゾナータイプの標準レンズです。
周辺部分にわずかなバルサム切れがあって、安い値札が付いていました。
Treizieme Ordor さんにも確認してもらって、少なくとも撮影結果に影響があるようなダメージはないだろうとの結論を得ましたが、実用するのが楽しみです。

もともと、安ければいつかは欲しいと思っていたレンズでしたが、 Treizieme Ordor さんが背中を押してくれたという理由の他に、ちょうど定額給付金が振り込まれて、その額と同程度の値札が付いていたということも大きかったです。
支給されて即消費ですから、政府の思惑通りの経済活動を実践してしまったということです。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(8) | 2009/06/06 Sat

午餐就是法国菜

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
ペッツパール、ペッツファールと騒ぎ過ぎました。
友の会は、それぞれのレンズを持って、撮影に集中し、カメラ話しに盛り上がっています。
中目黒の駅までもう目の前というところで、ランチタイムということになりました。

レンズに関しては、イギリス派、ドイツ派が多いのですが、食事に関してはこの2国は不人気で、フランス派、イタリア派が優位のようです。
この日はフランス料理。
気の利いた一品一品は、ふだん洋食を食べないわたしには新鮮ですし、量が少ないのもヘルシーで良いかと美味しくいただけました。

しかし、カウンターに怪しげな男が五人も並んで、同じ数のカメラがテーブルに置かれて一斉に食事する姿は注目度が高かったかも知れません。
前週のそば屋さんのようにカメラに関心を示されてるということもありませんでしたし。

店は、作例のような感じです。
若いご夫婦で切り盛りされているようでしたが、土曜のランチはなかなか繁盛していましたし、味はもちろん、接客や雰囲気など、がんばっている姿がよく伝わってます。
それに、カウンターの椅子からは、わたしたちがまさに今まで食事していた温もりが伝わってきそうですね。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(5) | 2009/06/05 Fri

Petzval on Petzval ?

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
ペッツパール研究家(?)の ksmt さんから、F1.6 のペッツパールは初めて見たと連絡をいただきました。
実は、その後に kinoplasmat さんからも、ペッツパールを改造してもらったとコメントをいただいているように、F1.6 ~ F1.9 のペッツパール・タイプのレンズは、プロジェクター用、シネ用など探せばそれなりに存在するようです。
MS-Opticalの宮崎さんは改造を完了させるや、 これはできるだけ早くブログに作例を発表してくださいと促しました。
3本の設計の異なるペッツパールをほぼ同時期に改造したので、撮影結果を比較することで、ペッツパール再興のムーヴメントを盛り上げようとしたのかも知れません。

ところで、ksmt さんからは、F1.6 ということであれば、キングスレークの書籍に紹介されているフラットナー付きのペッツパールではとの問い合わせをいただきました。
しかし、このレンズは2群4枚でフラットナーは付いていません。
残念ながら、このコダックのプロジェクター・レンズとは違うようです。
ペッツパールの発展形としてやはりキングスレークが紹介している、一見2群4枚ですが中間が空いている4群4枚のコダックの F1.9 をさらに発展させたものではと思い宮崎さんに確認したところ、貼り合わせが2個所あるので2群4枚で間違いないと返事がありました。

結局のところ、現時点では、このレンズがどのような形をしたペッツパールかは分かりません。
年代も不明です。
クローム鏡胴で、コーティングレンズですので、1940年代かと思われますが、コダックレンズのシリアルナンバーに使われる、例の製造年を特定できる CAMEROSITY の文字が使われていないのが残念です。

宮崎さんは、2群4枚ということがこのレンズの凄いところだとも強調されました。
後群が貼り合わせというのが、設計の自由度を失わせ、球面収差の補正が著しく難しくなるからです。
それでいながら Anastigmat を名乗るところが、このレンズの価値である、ということのようです。

さて、坂本竜馬は、1867年、33歳の若さで没しています。
この有名な写真は、調べれば撮影されたカメラとレンズが分かるのかも知れません。
しかし、当てずっぽうを言えば、ペッツパールで撮った可能性は十分にあると言えるでしょう。
それをまたペッツパールで撮るなんて、なかなか痛快なことです。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(8) | 2009/06/04 Thu

一只脚的鴿子

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
遠景、中間距離と続けましたので、今日は近接撮影の作例です。
クリアな描写と周辺の激しく渦巻くボケは、予想通りのものと言えるかも知れません。
目から首にかけての非常に精緻な描写と、胸にかけての前ボケの甘さは、レンズの実力を感じさせるものです。
少し置物っぽく見えますが、見た目通りの忠実な再現と思います。

さて、ここでペッツパール・タイプのレンズについておさらいします。
1840年頃、それまでF値が14くらいであったレンズは、ポートレートを撮影しようとしても感光剤の未発達もあって、30分以上じっとしていなくてはなりません。
そこへ弱冠31歳でウィーン大学の教授に就任していたペッツパールに、より明るく高性能なレンズ設計が依頼されます。

オーストリア政府が陸軍砲兵部隊の計算に優れた兵士を8名ペッツパールの指揮下につけることで、レンズ設計ははかどり、天才数学者が半年後に無事完成させたのが2群4枚の人物用レンズでした。
F値は3.6と飛躍的に明るくなり、テスト結果も上々だったため、さっそく当時ウィーンにあったフォクトレンダー社が製造を始めます。

最初の設計では色消し貼り合わせレンズ2組を間隔あけて並べていましたが、製品化にあたって改良が行われます。
後群の貼り合わせを分離し、それぞれペンディング(少しずつ曲率の違うレンズを当てはめて最良のものを選択する)によってより良好の結果を得ることができました。

非点収差を過剰なまでに補正した結果、画面中央はシャープになりましたが、周辺はボケてしまいます。
しかし、これは人物用の撮影にはむしろ好都合で、ペッツパールのレンズはたいへん好評を博し、多くのメーカーで同様のレンズが作られます。

人物用としてはすぐれたペッツパール・タイプですが、広角には設計できませんし、画面全体の均質性を求められるような撮影には適しません。
レンズ史上は、ダプレットをもとにしたウナーやテッサーの登場、トリプレット、ダブルガウスの発見など19世紀末までに違った発展を遂げていきます。

では、170年ほど前に設計された古典レンズのペッツパールは完全に廃れたかというと実はそうではありません。
中央がたいへんシャープで、単純な構成のため製造コストのかからない利点を活かし、現在の映写機用のレンズなどはほとんどがペッツパール型だといいます。

細々と続けられたペッツパール・タイプの製造と研究の過程で生まれたのが、今回使用した Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 だと言えるでしょう。
16mmシネ用レンズということで、中央のシャープな部分だけをつかって撮影できるメリットが採用されたのだと思われます。

この1840年から現在を結ぶ線のどの地点にこのレンズを位置づけられるのか。
たいへん興味深いところですが、やはり資料はなく、特定は難しいようです。
コダックの資料は多く存在するでしょうから、何とかならないかとは思うのですが。
恐らく、コダックが最高級レンズに用いていた Ektar 銘が使用されていない点から考えれば、廉価なレンズとして製造されていたのではと考えるのが正しそうです。
この考察、続けられるとしたら、続きは明日に。

ハトに話しを戻しますと、よくご覧ください、このハトには片足がありません。
生活には相当不便なはずですが、飛んだり、着地したりは器用にこなし、普通に暮らしているように見えました。
あるいはこれだけ太っているくらいですから、障害を克服して今や不自由は何もないのかも知れません。
力強いその姿は、ちょっとした感動を与えてくれるものです。

非難されつつもパフォーマンス続けるハト、尊敬する祖父の精神を受け継ぎそれを連呼するハト、とハトにもいろいろあるようですが、地道に頑張るハトこそがいちばん心に響くということです。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(8) | 2009/06/03 Wed

死者面型

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
昨日初めて発表した作例で、このレンズに関心を持たれた方もいらっしゃるかも知れません。
中央部が恐ろしくシャープなのに、1/3くらいでは早くも流れ出しています。
周辺に行くにつれて甘さが強まり、ついに4隅はブラックアウトしてしまっています。
スペックは、50mmF1.6 とありますが、何でしょうか、これは。

レンズ名が、Kodak Cine Anastigmat となっているので正体は半分割れているようなものですが、これはCマウントレンズからの改造モノです。
MS-Opticalに依頼して、ライカに無限から80センチまで距離計連動するようモディファイしてもらっています。

鏡胴はたいへん長く、エルマー 9cmF4 よりも長いので、望遠レンズに見えます。
ピント合わせは先端のリングを廻す前玉回転式です。
このあたりで、勘のいい方はレンズ構成を読んでしまうかも知れません。
2群4枚のペッツパール型です。

1838年頃に設計され、過去のものとなっていたペッツパールですが、Kodak Cine Anastigmat は恐らく1930年代以降のレンズのようです。
なぜ170年前の設計のレンズが80年前に製造されて、現在使用されるのか、この辺の推察はまた明日以降述べたいと思いますが、MS-Opticalの正式コメントだけ記載しておくことにします。
「ペッツバール型の良さがばっちり出ている。中心部がたいへん良い。コントラスト、改造度とも非常に良い」

作例は、目黒川沿いのギャラリーと思われる店で、巨大デスマスクのようなオブジェに迫力を感じます。
シャープネスはかなりありますし、室内の柔らかな空気を捉えるのも得意のようです。

4隅の光量落ちを目立たないよう意識して撮ってみました。
これは樽型歪曲と言うのか、扉が上下でかなり内側に反ってしまっているのが、かえって目立つ結果となってしまいました。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(4) | 2009/06/02 Tue

為什麼也在這裏

R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6
柴又~浅草の下町散策に続いて、今週は、代官山~中目黒の上町(じょうまち?)散策をしてきました。
今回も、"ノンライツRF友の会"の例会ですが、このように2週続けて集まるのはたいへんに珍しいことです。
それというのも、渋谷で開催されている世界の中古カメラフェアに午後から繰り出す、一石二鳥企画だったのです。

カメラフェアはすでに前日から開催されていて、今回の友の会に参加した5人のうち4人(つまりわたし以外の全員)は、なんとすでにフェアに出向いていました。
フェアでゲットした、白エナメルカメラのアドヴォケイト持参で参加の猛者もいます。
いったい、この日の集まりって何なんだろうって感じです。

さて、代官山駅から散策をスタートした一行ですが、やはり柴又・浅草とは勝手が違います。
もともとが観光地でない代官山は、カメラを持っての散策、ましてや数名のグループでの活動に違和感を覚えてしまうのです。
これがたとえばライカの街撮りてあれば、見る人が見ればそれっぽさを感じるのでしょうが、件のアドヴォケイト、コンタックスⅡ型、それにR-D1が3人というのは、遠めからも怪しい集団に間違われないでしょうか。
のっけから警ら中のお巡りさんがやって来て、思わずカメラを仕舞ってしまいました。

ですが、こんな軟弱な行動をとっているのはわたしだけでした。
街中のスナップ撮影はけっして恥ずかしがることではありません。
堂々と撮影するメンバーの姿をみとめ、心強く感じると同時に、恥ずべきはこそこそ撮っている自分自身だと気付かされました。

ようやく撮影に集中できるようになったのは、洗練された旧山手通りの大使館やカフェを過ぎて、青葉台の住宅街に入ってからでした。
しゃれた建物を見ていると、またしても寅さん帽子の少女が…。
どうやら、この帽子がしばらくわたしのモチーフになるのかも知れません。
【R-D1/Cine Anastigmat 50mmF1.6 F1.6】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Kodak Cine Anastigmat 50mmF1.6 | trackback(0) | comment(12) | 2009/06/01 Mon
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