The Lion Dance

M8/Apo Qualia 50mmF3.5
散歩もそろそろ帰宅の時間が近づいてきました。
中華街近くまで来ているので、当然、Cafe89 には顔を出さないわけにはいきません。
3時ぴったりに入ったところ、その3時までのランチはOK、まだ作れるとのことで、久し振りに生パスタをいただきました。
カルボナーラは、チーズの風味が強めのわたし好みの味付けで、美味しくいただけました。
これだとワインが欲しくなるところですが、水で我慢します。

社長はあいにく不在でしたので、最後に中華街で少し撮って帰ることにしました。

中華学院の前で、獅子舞を見ることができました。
これが6番目の、そして最後の無料イベントです。
鈴なりに人垣ができていましたが、獅子舞は学院の中へ向かってしまいます。
あれ、もう終わりかと思ったらそうではなく、観客を中に招じ入れて、校庭の特設ステージで演技を見せてくれたのでした。

趣旨は、ずばり、学院の校舎建替えに必要な資金のカンパのお願いです。
中華学院は、たぶん台湾では認可されていると思うのですが、日本では正式な学校として認められていません。
そのため、多くの運営費用は善意の寄付金で賄われていると聞きます。

常時行われているのかは分かりませんが、生徒たちも自らの学校のために獅子舞の演技を見てもらい、趣旨を説明したうえで、募金を呼び掛けていました。
募金というと、どうも怪しいイメージをともなうケースが多々ありますが、これは、目の前ですばらしい獅子舞を見せてもらい、がんばっている少年少女の姿も目の当たりにしますので、気持ち良くお金を投じることができました。
単純に言っていいのか分かりませんが、募金活動すること自体が学生の教育の一環として、良いことのように感じます。

さて、宮崎さんのレンズの紹介も、最後に夕方の太陽が低い位置の逆光の作例で終わらせていただきます。
悪条件下でこれだけ描き分けられれば、まったく問題ありません。
拡大するとかなりの解像度が確保されていることも分かりました。
色ヌケの良さが、ヘリアーらしさをもっとも表しているようです。
では、トリプレットやブラナーは、どんな特徴を見せてくれるのか。
未来に楽しみを残すというのは、宮崎さんらしいユニークなやり方だなとあらためて感心しました。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(2) | 2009/06/14 Sun

静止的遊行

M8/Apo Qualia 50mmF3.5
第5番目の無料イベントは、パレードです。
横浜のパレードといえば、大規模なザよこはまパレードがあまりに有名ですが、こちらは日本大通りのみを行進する中区主催のパレードです。

しかし、先頭は米海軍第7艦隊の勇ましい行進に始まり、じゅうぶんに鑑賞に堪えるパレードです。
ここでは、もちろん第7艦隊だけで十分、などという人もいません。
勇壮あり、華やかさあり、フレッシュあり、コミカルありで、観客は座り込んだりして熱心に見ていますが、決して退屈させません。

わたしは通りがかりで、パレードを見るのは初めてでしたが、見方にもコツがあることを知りました。
見る場所が悪いと、写真のようにパレードが止まってしまって、演奏中、バトントワリング中の写真が撮れません。
じっとしているパレードという、禅問答のような不思議な作例を出さなくてはならなかったのは、いかにもお粗末ですが、お許しください。

確か、地元の高校生バンドだったと思いますが、初々しい緊張感は表現されていると思います。
ただ、パレード撮影の第一人者が見たら、怒り出しそうで、それだけが心配ですが。

報告だけですが、この後産業貿易ホールで骨董市を見学しました。
カメラ店が一軒だけ出ていて、一眼レフばかりでしたがキヤノンのレンジファインダー機は 50mmF1.8 付きで2万数千円だったのはやや惹かれました。
でも先週の渋谷の話の時も書きましたが、こういうイベント会場的なところはどうも苦手なんです。
第6番目の無料イベントでは、何も購入せずすごすごと退散しました。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(2) | 2009/06/13 Sat

白色的亮妹

M8/Apo Qualia 50mmF3.5
今日は、前日の開港資料館を中庭側から見ます。
ちょっとイベントと言うのには無理がありますが、この日あちこちで見たのが、コスプレ(と呼ぶんでしょうか?)でした。
どういうわけだか、皆さん、カメラマン同伴でいたるところで撮影に勤しんでいます。

小さくてはっきりしないのが申し訳ないですが、こちらの女性はかなりきれいでした。
その他にも、胸元がガパーッと開いたのとか、足のスリットがウエストあたりまできてるの、髪も金銀銅赤青黄色、想像を絶する未来世界です。
1920年代のクラシックレンズで撮りますよ、と帯同カメラマンを申し出れば採用されないでしょうか。

さて、昨日告知しました、Apo-Qualia50mmF3.5 にかかわる驚きのアイディアをお教えすることにしましょう。
宮崎さんは、ねじひとつで鏡筒をすっぽり抜けるようにデザイン変更していました。
それが何のためかと言うと、現在設計中の2つのレンズをユニット交換式にとっかえひっかえできるようになるそうです。
では、その2つのレンズとは?

これもまた明日とやっていてはかつての巨人の星のコマ切れ連載のようではしたないので、こで公開します。
ひとつは、トリプレット50mmF3.5、もうひとつは、プラナー50mmF3.5 です。
えっ、平凡なレンズかとややがっかりされるかも知れません。
しかし、前者はクックのトリプレット、後者はパウル・ルドルフのブラナーといずれも1890年代に最初に設計されたレンズを再生させたものという、たいへん興味深い企画に基づいているんだそうです。

いまだ設計途上ですので、完成はまだ少し先のようです。
しかし、1本の鏡胴から、ヘリアー、トリプレット、プラナーとタイプのまったく違う歴史的レンズの撮り比べが楽しめます。
これは、素晴らしいアイディアと言えないでしょうか。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(6) | 2009/06/12 Fri

脱胎換骨了

M8/Apo Qualia 50mmF3.5
4番目の無料イベントは、開港資料館からです。
ここは、旧イギリス領事館を改修してつくった資料館ですが、開港150年に合わせて領事室が公開されたり、特別展示として港都横浜の誕生をやっていました。

横浜で開港といえば、赤レンガの派手な開港記念館の方が有名ですが、こちらの資料館もこじんまりと雰囲気があり、いかにも港近くのたたずまいです。
この日はグループと思しきアマチュア画家が多く見られました。

さて、悪戦苦闘のクルミナー 85/2.8 でスタートさせた関内巡りですが、これは言わば前座で、メインは帰って来たアポ・クォリア 50/3.5 になります。
フルサイズで撮影すると周辺に難が出てしまうため、一旦納品されたレンズをダメ出しし、玉を改良して再組み上げして、ようやく出荷開始したようです。
当面フルサイズで使用予定のないわたしは交換不要と思っていましたが、宮崎氏によれば、ヌケはより良くなり、コントラストも上がって、後ボケも向上したとのことです。

こうなると 50mmF3.5 としては完璧なレンズということになるのでしょうか。
コントラストが高くてもシャドーの絵とハイライトの敷石の双方が、過不足なく描き上げられています。
これだけでも、どんなシチュエーションにも対応できるびっくりレンズですが、宮崎氏はもうひとつの驚くべきアイディアを用意していたのでした。
もったいぶりますが、このアイディアは、明日紹介いたします。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(7) | 2009/06/11 Thu

遠隔操作

M8/Apo-Qualia 50mmF3.5
Apo-Qualia50mmF3.5 の最終回は、少し絞った絵を見ていただくことにします。
宮崎さんは、絞ることに関して2回言及していて、それを紹介してみましょう。
「開放でのオーバー補正により、後ろボケの輪郭が強くなります。F4で改善され、F4.5でたいへん美しいボケになります」
「F3.5~F5.6の間の絞りによる像質の変化は、このレンズの最も楽しめるところです」

作例ではF4.5に絞っていますが、なるほど画面全体にしまりが増し、シャープネスも向上しているようです。
ボケもざわつき感がわずかにあったものが、やはり改善されている感じがします。
やはりまだ使い始めで、どうも感覚的な物言いになることをお許しください。
それでも、最新のレンズでありながらカリカリになるどころか、じゅうぶんにやわらかさを残しているところは元来がクラシックな設計によるものなのでしょう。
好ましい写りです。

さて、この写真ですが、江の島大橋の途上で見かけた、鵜にウクレレ伴奏で歌を聴かせる鵜飼い(?)です。
しばらく眺めていましたが、鵜はついぞ魚を捕ることはありませんでした。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F4.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(7) | 2009/02/27 Fri

両双手掌

M8/Apo-Qualia 50mmF3.5
今回、M8で試した Apo-Qualia50mmF3.5 ですが、スペックからも想像がつくようにとても小さなレンズで、ちょっとバランス的にはつりあっていなかったかもしれません。
しかし、わたしはM8には大きいレンズよりも、こんなかわいいレンズの方が似合うように思います。
操作性も優れています。

宮崎さん直筆の解説によれば、重量90グラム、フィルター径30.5ミリと、スクリューマウントのエルマーと同サイズか、むしろ若干小さいくらいです。
オリジナルのフードも付属していて、これは今までの寸胴タイプのものではなく、少々開口部が先広がりになった美しいデザインのものです。
これはかつてのライカのフードと同様に使用しない時には逆向きにレンズカバーのようにかぶせておくことが可能です。
エルマー用のフードよりもひとまわり小さくてかわいらしい、ちょっとこだわりアクセサリーと言えます。

さて、そのフードの効果だけではないでしょうが、このレンズはかなり逆光に強いようです。
太陽の方角へ向けて撮影していますが、コントラストの低下はほとんどありません。
堤防を見ると、ハイライトは飛ばず、シャドーはすっきりの、たいへん好ましい写りをします。
左の方で波乗りに興じる仲間たちを、うらやましそうに少し広げた両手に体を預けながら眺める後ろ姿の少女を、より雄弁に表現しているように思います。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(6) | 2009/02/26 Thu

打着石橋過去

M8/Apo-Qualia 50mmF3.5
ちょっと前ピンなのが痛いですが、これから大海に出ていく前の男女の緊張感が写っているようでおもしろく、採用しました。
実際は、まったく緊張もしていなかったかもしれませんし、女性の方はウォーミングアップ中でむしろやる気満々にも見えたりします。
ですが、次から次へ押し寄せる波に男性は一瞬たじろいで後ずさりし、女性もされにつられて腰がひける、そんな姿に見えてしまうのです。

それに、このさほど古いとも思えない橋は何なのか。
海岸っぺりなのでよほど基礎をしっかり作らないと簡単に流されてしまうでしょう。
がっちりと石を組んだような安定感が美しいのですが、ちょろっとした小川というか水流をまたいでいるだけで、わざわざ建設した理由が分からない。
トマソンに認定するにはいささか力不足ですが、それに近い無意味さ無気力さを感じさせる、オブジェに近い構築物と見ました。

さて、冒頭に書きましたとおりやや前ピンではありますが、少なくともブルーの方のサーフボードにピントが合いつつも、背景がなだらかにボケていくさまは非常に快適な心持です。
50/3.5というと、この7~8メートルくらいの距離で深度の中におさまるものと思っていたので、撮影結果にかなり意外な印象を受けました。
失敗写真にも、いろいろなことが写っているものです。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(4) | 2009/02/25 Wed

金絲雀色

M8/Apo-Qualia 50mmF3.5
小町通りを早々に見切るかたちで、ノンライツ友の会御一行は江ノ電に乗り込みます。
極楽寺で下車しました。
しかし、その極楽寺へは門前まで行きながら拝観することはありません。
そういえば、小町通りもいちばん先まで行ったのに八幡さまへはやはり足を延ばしませんでした。
このへん、友の会は宗教的にはニュートラルである、という強い意志を感じます。
さすが、平和を愛する心優しき面々ならではです。

30分も撮ったりあるいたりしていると、海岸が見えてきます。
稲村ケ崎です。
国道越しですが、海に面している黄色い壁も眩しいレストランです。
またちょっと露出オーバー目ですが、ここでもハイライトがほとんど滲んだりしないところがすばらしいと思います。

さて、肝心の色収差ですが、この画面サイズではさすがに判定不可能でしょう。
オリジナルの画面から見ると、ピントの合っている白い部分もごくわずかに滲んでいるのが分かりますが、黄色い部分はその滲み幅が若干広いように感じられます。
この部分だけで判断すれば、色収差はごくわずかだがあるようだ、ということになると思われます。
赤では感じられませんでしたので、やはり黄色でより顕著なのでしょう。

とはいっても、これだけ意地悪な条件で見ていますので、通常は気にならない程度のものなのではと思います。
また、収差の問題は、本で学習したりしているつもりですが、まだま゛実践的に分からないことが多く、特に色収差は望遠ならともかく50mm程度では判然としないものが多いはずです。
その点誤解があれば申し訳なく、ご指摘いただけると嬉しいです。

誤解といえば、この店、店名がロナウジーニョに見えたのでブラジリアンレストランかと思いあわてて撮影したのですが、この慌てぶりが露出オーバーになり、色収差の誤認につながっているとしたら、みっともないもいいところです。
【M8/Apo-Qualia50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
MS Optical Apo Qualia 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(4) | 2009/02/24 Tue
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