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還一個運気好

M8/Primoplan 5cmF1.5
日曜日に御苑シリーズで書き出したとき、ちょっとしたラッキーがあったと書きました。
ひとつは入場無料ということでしたが、もうひとつのプチラッキーは御苑散策中に遠くから賑やかな音がしているのが聞こえてきて、どうやら近くで祭りの最中だと気付いたことでした。
距離はかなり離れていましたが、静かな御苑ではそれがなんとか確認できて、威勢のいい掛け声に祭りの神輿と確信できたことが幸運でした。

音の方を追いかけると、神輿はなぜか細い路地に入っていってしまい、かなりの撮影困難です。
そんな中で、子ども神輿でも担いでくれそうな装い決まった少女が表れて、かたちにしてくれました。
なんともまとまりとか意図とかの見えてこない写真ですが、車がすれ違えないほどの飲み屋街を神輿が進んでいく中で、喧騒に圧倒されたのか、参加できない退屈からか、神輿を背にした少女の表情が何かを語りかけているような気がします。


今回は、ワールドカップ開催期間にちなんで、ワールドカップ韓国紀行のようなものを思い出に浸りながら続けさせていただきます。

スペイン対韓国の試合は、何かと物議を醸す結果となりました。
レフリーのジャッジが韓国寄りだということでしたが、それは現地で見ているとそれほど分かるものではありません。
スペイン・ファンとしては、そういう不利は承知の上で、ゴールを決めて黙らせたいところでしたが、かなわず涙を飲むことになりました。

試合は0-0でしたが、すなわちそれは、延長前後半を戦い、PK戦にもつれ込んだことを意味します。
昨夜に続いてわたしたちの迷走が始まりました。
光州からソウルまで飛行機を予約していたので、空港に向かわなければなりません。
余裕のフライトだったはずですが、延長PKまで行ったことと、昨夜の体験から空港までのアクセスが容易でないことが察せられ大いに慌てることになります。

スタジアム前は大きな通りでしたが、すでに何人もの人がタクシーを捕まえようと虎視眈々と待ち構えています。
みな赤いTシャツの韓国人なので、奪い合いになれば敗北することは目に見えています。
そこで通りをがんがん進んでいき、誰もいないところまで出て、争いのない中でタクシーを拾ってしまう作戦でした。
場合によっては、ダブル、トリプルの裏技を使う覚悟もあります。

しかし、タクシーはなかなかやってきません。
昨日はドイツ対アメリカで、一般の韓国人にはどうでもいいカードでしたが、今日は我が韓国が戦う大切な試合です。
タクシードライバーも仕事そっちのけでテレビにくぎ付けになっていたのだろうとは容易に想像できます。

20分は待ったでしょうか、ようやくタクシーがやって来ました。
わたしたちは必至の形相で体当たりのようにタクシーを止めます。
後方にいた韓国人もダッシュで詰め寄りましたが、間際でタクシーを捕まえられ、無事空港へ向かうことができました。
スペインのかたきは、。わたしたちがとったかっこうです。

ようやくホッとするもつかの間、すぐに渋滞に掴まってしまいました。
車で試合を見に来ていた人が、駐車場からどしどし出て来たことによる渋滞です。
まったく世間にうとい運転手だったようで、なぜこんなところが渋滞するんだと不思議がっていたのですが、スタジアム前でわたしたち外国人をひろったこととやっと結び付いたのか、そうかワールドカップか、とやっと気付いたのがわたしたちにも伝わるオーバーアクションでした。

それが分かれば、運転手も地元の人ですからどうにかしてくれます。
どうにかUターンして、裏道を駆使しながら、急ぐよう指示するわたしたちの要求にこたえて、何とかフライトに間に合う時間に空港まで送り届けてくれました。

ここからが、スペインが敗れたこの日のハイライトです。
チェックインを済ませて、搭乗口へ向かう途中、ものすごい光景を目にしました。
それは、今しがた試合を終えて移動する途中の韓国の選手たちでした。

彼らはまとまってVIPルームのようなところに腰掛けていましたが、とくに仕切りのあるスペースではなかったため、利用客全員が目の前を通るようなかたちでした。
これはすごいと思い、持ち合わせていたミノルタCLEを取り出して撮影しようとしました。
しかし、彼らの疲弊しきった、というより憔悴したような顔と言うのでしょうか、地震のがれきの下から2日ぶりに助け出された人のような限界を生き抜いた表情を見て、それを撮影する行為は慎まなければならないと思わされたのです。

通りかかったすべての人が同じ気持ちだったのでしょう。
写真を撮ろうとする人は誰もなく、みんなそれぞれによくやったとか、おめでとうとねぎらいの言葉をかけているようでした。

わたしもそんな中で、ありがとう、と一言声をかけました。
韓国語ではなく、日本語です。
日本人だということを示したかったという気持ちに咄嗟になったということと、韓国選手の何人かはホンミョンボをはじめ日本でのプレー経験があって、日本語も解してくれるはずだと分かっていたからでもあります。
気付かされたのは、ちょっと前までスペインファンだとか言っていたのが、彼らの姿を見た瞬間に180度転換して韓国応援団になった自分の変わり身の早さでした。
【M8/Primoplan 5cmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Primoplan 5cmF1.9 | trackback(0) | comment(0) | 2010/06/25 Fri

於御徒町~④合

R-D1/Hugo Meyer Primoplan 5cmF1.9
御徒町から上野に向って歩いていると、何度となくこの幟を目にしました。
国立西洋美術館を世界遺産に?
何のことかさっぱり分からず、帰ってから調べてようやく合点がいきました。

近代建築の巨匠であるル・コルビュジエの建築と都市計画は、フランス政府を中心に、その代表作を複数点を構成資産としてまとめて世界遺産へ登録申請しています。
活躍したフランスはもとより、生まれ故郷のスイス、さらにはドイツ、アルゼンチンに構成資産である建築物と都市計画がありますが、日本の国立西洋美術館も彼が基本設計を行っていてそのひとつに選ばれています(インドにもあって当初候補であったが漏れてしまった)。
今年の2月に世界遺産申請は行われ、来年の夏ごろにはその可否が決定する予定のようです。
という訳で、メガネの横顔の招待は、ル・コルビュジエのようです。

さて、この夜、GIOさんの話を聞き、レンズをお借りして歩いてきましたが、信号を渡って上野駅に着いたところでお別れとなってしまいました。
次回お会いできるのはいつのことか。
今度は、ぜひお住まいの関西に出向いて、楽しかった夜の第2弾の作戦を練らねばならないと、帰りの電車の中でずっと考えることになりました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Primoplan 5cmF1.9 | trackback(0) | comment(2) | 2008/09/14 Sun

於御徒町~③転

R-D1/Hugo Meyer Primoplan 5cmF1.9
ノン・ライツ・スクリューマウント・レンズの愛好家で、キノコとか毒キノコと通称されるレンズがあります。
マイヤー社のマクロ・プラズマート 3.5cmF2.7 とか 5cmF2.7 というレンズたちで、ずばりその形状が傘を広げたキノコ風ということから来ていると思われます。
もうひとつ、フーゴ・マイヤー社を代表する幻のレンズがキノ・プラズマートですので、そのキノの後に登場したキノの子の意味で、キノコと呼ばれているのかも知れません。

キノもキノコも、純正ライカ・マウントになると、たいへんな希少価値です。
運良く超格安モノが見つかれば、ライカM8と同程度の値段で買えるかもしれません。
それほどに高価です。
ですから、わたしはM8を未だ買えずにいますが、それだけの予算があったとしたらM8よりもキノコが欲しい、そう思わせるレンズです。

キノコにもう1種あることは、案外忘れがちです。
それが Primoplan 5cmF1.9 です。
これもたいへんに希少なレンズで、普通には目にする機会はありませんし、わたしは生涯実物を見ることはないだろうと思っていましたが、まさにその Primoplan 5cmF1.9 をGIOさんが、試してみてください、そう言ってお持ちくださったのです。
昨日一昨日の Septac から交換して数枚シャッターを切らしていただきます。

これだけでは、とてもレンズを語るという訳にはいきませんが、階調の豊かさは十分に感じられ独特の情感を持ったレンズであると感じられました。
このレンズ、フィルターは付きませんし、ヘリコイドが1周以上して1メートルから無限までカバーする慣れないと使いづらいレンズです。
使い手を選ぶ、GIOさんが持ってふさわしいレンズと感じ、キノコを所有することはまだまだ夢の世界なのだと実感できた、それだからこそ使わせていただいたことに感謝できた一夜になりました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Primoplan 5cmF1.9 | trackback(0) | comment(2) | 2008/09/13 Sat
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