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京都一のラーメンを求めて

Unilite 50mmF2
京都で宿泊したのは、旅客機の客室をイメージしてつくったというホテルです。
ファーストクラス、ビジネスクラスの2種の客室がありますがエコノミーというのはありません。
さぞかし高級なホテルではと敬遠しそうになりますが、わたしが取ったファーストクラスでも4000円程度と、京都のベッドの相場を考えるとビジネスホテルよりもずっと安いくらいです。
どういうことかと言えば、個室ではあるものの1室のスペースは狭く、トイレ、シャワーは共同、かつカプセルホテルのようなユニット式でドアではなくカーテンで入り口が仕切られているだけなので、周囲の部屋の物音がよく聞こえたりで、神経質な人はちょっとという空間のホテルなのです。
確かにファーストクラスの客室だって完全にプライバシーが保たれているわけではないので、フライトアテンダントのいない航空機内にいるようなものだといえます。
昨日、タイのバスのことを移動型ゲストハウスと言いましたが、京都で移動しない航空機に泊まったのは皮肉な宿泊先の選択でした。

今日半日は京都にいられるので、どこに行くか悩むところです。
天気も上々ですし、昨日考えた通り市の郊外に行ってみることにしました。
昨夜は、先斗町で飲食をというようには懐事情もあって許されず、ホテルの近くで安上がりにラーメンを食べたのですが、これがたいへん美味しくて本店が一乗寺にあるのだというので調べてみたら、京都の外れの一乗寺はラーメン超激戦区で名だたる名店が並んでいるということが分かりました。
10年以上前に京都を旅した時に、北白川の屋台ラーメンというのに舌鼓を打った覚えがありましたが、北白川というエリアは一乗寺も包括していて、あるいはかつて北白川と呼ばれたラーメン激戦区は一乗寺という狭いエリアにより集中して激戦の度合いを高めているのではと想像すると、そのあたりの事情を確認に、というかまた旨いラーメン食べに一乗寺を目指さない訳にはいかなくなりました。

地図を探すと一乗寺駅というのがあり、四条烏丸から祇園四条まで歩けば一直線で行けそうです。
しかし、よく見ると祇園四条から次の三条まで京阪本線、三条から2駅目の出町柳までは京阪鴨東線、出町柳から3駅先の一乗寺まで叡山電鉄叡山本線とずいぶんと細切れになっています。
乗り換えが面倒くさそうだったのと、料金も高くつきそうなのでバスで行ったのですが、乗り場まで迷ったあげく次のバスまで30分待たされて、よほどややこしいことになってしまいました。
そんなのは検索すれば一番安くて効率的な行き方が分かるのでしょうが、どうも京都のような交通の発達した町で事前チェックして行動したくないという心理が働いてしまうようです。
もうひとつ、わたしは初めて訪れる場所を事前リサーチしてしまうと、旅をつまらなくすると考えるタイプです。
時間のないサラリーマンの時代は効率を考えて下調べした方がよいですが、暇になった現在では遠回りになっても予備知識なしに訪れる鮮度のようなものの方が大切と考えるようになったのです。
そんな発想で、世界一周の旅では何度も失敗していますが、想定外のできごとに旅の自由さを味わった方がずっと自分らしいと思っています。

一乗寺という寺は見つかりませんでしたが、一乗寺駅の東側の山に沿ってお寺さんが集中していたので順番に見て歩くことにしました。
松尾芭蕉や与謝蕪村にゆかりのある金福寺、親鸞が身を清めた湧き水の出る本願寺北山別院、中国36の詩家の肖像と庭が見事な詩仙堂と3つの寺院を訪れてはゆったり見学してはまたのんびり歩き出すというのを繰り返します。
作例は、その詩仙堂の居間に座す、詩でも詠むかのように姿勢の美しかった女性です。
こんな調子でもたもたしているうちに時間切れとなり、目標にしていた修学院までの10分の1の距離も歩かずに昼食の時間になってしまいました。
ラーメン食べたさの不名誉な撤退です。

ラーメン屋の名店は一乗寺駅の西側に集中していて、ずいぶんと歩かなくては行けず、せっかくの機会だからと自分のポリシーを裏切ってグルメサイトを調べていちばん評価の高かった店に向かいました。
10人ほど並んでいて30分待たされたラーメンでしたが、昨日宿の近所で食べた方がずっと旨く感じられました。
現代のラーメンは店主のこだわりが大き過ぎて、その味が自分の嗜好にハマればよいのですが、そうでないと個性の強い分反動も大きくなり、腰が引けてしまうということがしばしばあります。
わたしが本物のグルメな旅人なら、途中で箸を止めて腹が痛いと芝居してでももう1件別の店を訪れていたでしょう。
しかし、30分待ってから800円払って食べている一般の評価で京都一のラーメンを残すという勇気はなく、黙々と食べ続けてみるしかありませんでした。
スープも飲み干して完食、他のラーメン店でもう1杯という余力はなしです。

行列に加わっているときに地図をチェックしていて気付いたのですが、一乗寺のラーメン屋さんのあたりからはさらに西へ1キロ少々歩くと、地下鉄烏丸線の松ヶ崎駅に出て、ダイレクトにホテルのある四条駅まで行けます。
駅に着くと烏丸線は近鉄京都線に乗り入れている列車もあり、日中のみ走る1時間に1本の急行奈良行きのラストのにぎりぎり間に合いそうです。
四条駅で降りてホテルに預けた旅行カバンをピックアップして駅に戻れば、果たして奈良行きの直通急行にぴったり乗り込むことができました。
午前の寺巡りは調べずにだいぶ時間ロスしながらまあまあ楽しめ、ラーメン屋は調べたことが裏目で失敗、奈良までの移動は調べて大正解と、事前検索にまつわる事柄は1勝1分け1敗というイーブンな1日になったのでした。
【Alpha7II/Anthony 11cmF4 F4】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2016/05/12 Thu

冬天的太陽

M8/Unilite 50mmF2
冬の陽光は美しいと思います。
低い位置から限界を知らぬようにずっと先までをも照らしています。
順光、逆光、斜光と位置によって同じものからまったく違う表情を作りだしてくれます。

障害物の隙間から抜け出た陽光が一部のものをスポットライトのように輝かせているのを見ることがあります。
ハリウッド映画のトレジャーハントもので、ようやく探しあてた財宝だか考古学的な発見たかが、やたらときらきら光っていることがよくありますが、これなんかは冬の陽のスポットライトをヒントに考えたのではないかなどと想像したくなります。

そして、その陽光は刻々と位置をずらしていきますので、お地蔵さんの顔にあった光はカメラを鞄からもたもた出しているうちに肩に移動してしまったりしています。
こういうことに刹那刹那の時の移ろいを感じて、冬の寂寞とも重なって感傷的な気持ちを高めます。
それは、今回のように午後から動き出して、だんだんと日が陰っていくのを実感している時に特に起こる感情で、時にたいへん切なく時に身が引き締まるのを感じたりもします。
少し長い旅をしていて、いよいよ明日が家に戻る日だというときに起こる感情と似たところが合って、わたしはけっして嫌いではありません。

そういう気持ちを写真で表現するのは難しいと思います。
というよりは、素人では不可能なのでしょうから、わたしのような下手くそは作例の下に長々とした文章をくっつけて表現力不足を補おうとしているのです。
これだけ書いてくれば、今日の作例はそんな感傷的な気分を表現したものですと書いて、そんな気もするなあくらいに感じていただけるでしょうか。


さて、今夜で鎌倉のネタも切れてしまいますので、2011年の最終回ということにさせていただこうと思います。
例によって、明日から旅に出る予定でもあります。
その内容は、年明けの第一週から報告できればと考えています。
旅の感傷もいっしょに。

今年は、日本が世界がたいへんな1年になってしまいましたが、来年はきっと好い年になると確信いたします。
皆さまには、たいへんお世話になりました。
好いお年をお迎えください。
では、では。
【M8/Unilite 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(6) | 2011/12/28 Wed

怎麼選了那個

M8/Unilite 50mmF2
今回の鎌倉が2011年の最後と分かっていましたので、締めに使うレンズをどうするかは悩むところです。
短時間歩くだけなので、どれか1本だけと決めていましたが、何を使うかはなかなか決まりませんでした。
こういうときは、悩んだあげくに決定できずに、手許にあったレンズをえいやと持って行ったりするのがするのが常だったりします。
ところが、今回は、別所から助け船が出されたのです。

また写楽彩になりますが、ここのBBSで、れんずまにあさんがユニライトの写真を出されたのです。
「昔の一眼レフ大口径なりの過剰補正はれはれかと思っていたら、かなりクリアで解像力が高く、同時代の一眼レフ用としては相当垢抜けた描写」と激賞されています。
そうだ、わたしもこのレンズを持っていますが、もうしばらく使っていませんでしたので、思い出させてくれたれんずまにあさんへ感謝を込めて、2011ラストレンズとすることにしました。

あらためて合焦部の解像度が高くとてもシャープな描写のレンズと再認識できましたが、この個体の問題も露呈してしまいました。
1枚目の裏側、ないしは2枚目の表側にかすかにくもりのようなものが見えます。
これがどうも悪さをするようで、ハイライトが滲んでしまいます。
レンズの収差で滲むケースでは、ピントが合っているところのハイライトは問題なくアウトオブフォーカス部分だけが滲むのが普通です。
今日の作例では前ボケ部分の白い貼り紙はもちろん、ほぼ合焦しているはずの白いふすまも耐えきれずという感じで滲んでしまっているのがレンズのダメージを表していると言えそうです。

れんずまにあさんの写真を見ると前ボケのハイライトが少し滲んでいるように見えますが、ピントの合った部分には問題がなく、状態の良いユニライトの例がよく分かります。
周辺部分の光源はさすがにコマが目立ちますが、F2の開放ではむしろあたりまえくらいに思える量です。
れんずまにあさんは解像力とコントラストを評価されていますし、全体にやわらかで自然な表現に見えるところはわたしの好みです。

なぜそんなに良いのか、れんずまにあさんの分析がさすがです。
このユニライトはレイフレックスという一眼レフ用の標準レンズなのですが、このレイフレックスはかなり特殊u機構のカメラで、ミラーも一般のものとは違うためレンズのバックフォーカスがかなり長く取れるようです。
そのため一眼レフ用レンズとは違う設計ができて、ライカのレンズ並の自由なレンズになっているようなのです。

わたしはキングスレークの本に取りあげられているという事実にばかり目が行き、そのレンズが付いていたカメラとの関係という基本的なところに気付きませんでした。
そればかりか、れんずまにあさんは、ファインダーが左右逆像でかなり使いづらいという評判のレイフレックスを動作がジェントルで使って面白いカメラと気に入られています。
れんずまにあさんは、ハンドルネームからもレンズが主体の方だと分かりますが、それでもレンズはカメラあってこそのものだという大切なことを忘れずにそのレンズのためのカメラをきちんと評価することを怠りません。
レンズ欲しさに壊れたボディとのセットを格安で買って、そのボディはさっさと売ってしまう自身がとても恥ずかしくなります。

さて、そのれんずまにあさんは関西方面の方で、以前、1度だけお会いしたことがあります。
写楽彩に書かれたコメントを読めば分かりますが、知識の深遠さはものすごく、それでいてそれをひけらかすことのない奥ゆかしき紳士で、恐らく誰からも愛され信頼されている方だと思います。
ただ、残念なのは、れんずまにあさんのお仕事が、世界でも劣悪な労働条件で知られることのため、なかなか頻繁には撮影したりお会いする時間がなかなかなさそうなことです。
わたしは密かに、日本のキングスレークと呼ばせてもらっています。
【M8/Unilite 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2011/12/27 Tue

葡萄酒店的問題

M8/Unilite 50mmF2
先日のワインが美味しかったので、また1本飲みたくなりました。
こう書くと大酒呑みのように思われてしまいそうですが、ぜんぜんそんなことはありません。
ボトル半分も飲むと酔っ払ってしまうので、3日間に分けて飲んでいるくらいです。
それでも、ほろ酔い加減になるのは困ったものです。

経験から、多くの赤ワインはデキャンタリングして一定時間空気に触れさせないと味が出てこないのは承知していますが、ここのところはかまわず開けたらすぐ飲んでいます。
そのせいでしょう、3日に分けて飲むと2日目がいちばん美味しくなります。
3日目になると、酸化がかなり進むのか風味がなくなりかけてしまいます。
飲み方はあきらかに邪道ですが、わたくし的ワインの楽しみ方です。

昨日、近所の酒屋さんにワインを買いに行ってみました。
ところが店にはワインがほとんどありません。
全部で10種類ほどで、ドイツの有名なリープブラウミルヒとフランスの2種だけが生産年が入っていますが、他は正体の知れないあまり飲みたくない類の飲み物です。
千円ちょっとのフランスワインのうちのひとつを選ぶしかありませんでしたが、これはメルローとカベルネのブレンドとなっている2010年のたいへん若いワインでした。

この店、以前はワインがそこそこ豊富でひと頃は毎月買いに来ていましたが、3~4年のブランクを経てみるとほぼワインから撤退したような状況です。
そのぶん焼酎と日本酒のコーナーは拡大しているようで、売れるのはこれらとビールなのでしょう。
会計の際、ワインはほとんどなくなっちゃったんですねと聞くと、そう、最近全然売れなくなったのよねとの返事でした。

ワインはアルコール比でコストパフォーマンスが低い上に、種類が多すぎて専門性が高いので酒屋さんでは人気がないのだろうなと思いました。
でも、いまワインがかなりの人気だとも聞きます。
おそらく、ワインの好きな人はこのような何でも屋のような酒屋で味の不明なワインを買う無駄は止めて、検索すればいくらでも出て来る専門店のネットショップで購入しているのではないかと気付きました。
こういった専門店ではワイン通の店員が丁寧な説明をして、厳選仕入れの良質ワインを売っているというケースが多く、酒屋より割高でも好みのワインを手に入れる確率が高まります。
そういう流れがあるのだとすれば、リーズナブルで美味しいワインを思いたって買うということができにくい世の中になっているのかも知れません。

ひいては、レンズの世界でも同様のことが言えるのかもと思います。
以前は町中のカメラ店で店主の勧めでレンズを選んでいたものが、ネット上にはいろいろなレンズの情報があふれ、自分好みのものを検索して注文できるようになってしまいました。

中古店に足繁く通って見つけ出したレンズも、今や居ながらにしてオーダーから決済、到着までスムーズに行われてしまいます。
自身がそういう買い方をずっとしてきたので否定はできませんが、今のこういうあり方がいいのかと問われれば、考え込まずにはいられません。
買い方としては、お店でコミュニケーションをとりながら、悩みつつ買う方が楽しいに決まっています。

そんなことを考えつつ、2日目のワインを味わっています。
予想通り若過ぎの酸味が強いワインに感じo;qkが、今日はマイルドになってもうちょっと重みが出るとけっこう好みのワインだと思えるくらいの変化をするのに驚きました。
2~3年待てば、またかなり期待できるはずです。
明日、また店に行って貯蔵用に3本くらい買って来たいと思います。
【M8/Unilite 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/26 Mon

三個鏡頭是明年用的

M8/Unilite 50mmF2
不況下でもわずかとは言えボーナスは出ました。
レンズはもう買えなくなったとぼやき続けた1年でしたが、最後くらいはと、3本のレンズをオーダーしました。
相場はぐんと跳ね上がってしまっても円高のメリットは大きく、不人気で価格が据え置かれているもの、何かの間違いで格安だったものなどを少し無理しての3本です。
先の散策で同好のknpmさんが、次に会う時新たなレンズを持ち寄るのを楽しみにしているというような言葉があったのも、わたしの背中を押してくれました。

1本は、先日も書いたレンズで、MSオプティカルへ直行してライカマウントになって手許にやって来ました。
このレンズは、次の機会にメインで使いたいと思っているので、来年早々にお知らせするつもりです。
2本目は、まだ飛行機に乗ったところか税関でチェックされるかというところです。
これも珍しくもなんともないよくあるレンズですが、やはり来年の早々には紹介できるでしょう。

最後の1本は、2番目に先んじて今日到着しました。
コンタックス・マウントのブラナー35mmF3.5です。
コンタックス用のレンズはどうも価格が上がっていないようで、だいぶ以前と同程度の価格が付けられてあるカメラ専門店の"New Arrival"に登場していました。
円高の恩恵でその時点で日本円換算でなかなか魅力的な価格でしたが、さらにキャップと35mm用ファインダーがセットになっていたので、即買いに踏み切りました。

コンタックスに挑戦しようとしているのかと言えば、残念ながらそうではありません。
例によってアダプターでライカに付けて撮影するつもりです。
だいぶ以前にコンタックス用レンズをライカで距離計連動するアダプターを入手しており、さらに非連動のものも手に入れて盤石の態勢でした。

さらにT-REXさんとジオグラフィックのサイト写楽彩に、"R-D1で遊ぼう"というページがあって、コンタックス用レンズのアダプターによるR-D1とM型ライカへの装着可否が述べられているのです。
その中にあるヘラー35mmF3.5は入手困難レンズですし、ビオター40mmF2もなかなか厳しいですが、距離計連動するビオメター35mmF2.8と非連動ながら装着可能なブラナー35mmF3.5はずっと安い出モノがあるのを待っていたのでした。

到着したレンズは、フィルターリムの絞りリングにもなっているブラックペイント部分が剥がれているのを除けば状態は好く、レンズもキズやくもりとは無縁のようです。
さっそく試写したいところですが、すでに今年の撮影は終了してしまっているので、これまた来年早々に使うリスト入りしました。
これら3本は一般的なレンズばかりですが、とにかく、来年への楽しみを12月中につくっておけたのでホッとできました。
作例のように、どうにか最後に意中のレンズを射止めることができたというところです。
【M8/Unilite 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(6) | 2011/12/25 Sun

聖誕節的杯子

M8/Unilite 50mmF2
カレンダーを見れば今日は12月24日、世間ではクリスマスイヴ、わたしとしては2011年残り1週間のカウントダウンが始まる日というところです。
今年はなんと短かかったのだろうと驚かずにはいられません。
3月の震災があまりに強烈に記憶されてしまったため、いつまでもつい先日の出来事のように感じているうちに刻々と時が経過したということなのでしょうね。

最後の週は1年を振り返って、のような企画をやりたかったのですが、そんな余裕はなさそうです。
では、何をすればよいでしょうか。
考えてもアイディアは浮かんでこないので、困った時の鎌倉頼み、と円覚寺に向かいました。
家を出たのが2時過ぎで、到着は3時ちょっと前。
鎌倉を散策するのは時間的にはほぼ無理で、円覚寺のみに集中してスナップするよりほかなさそうです。

それでも円覚寺がありがたいのは、北鎌倉駅から徒歩1分の距離にあることです。
いや、0分というべきでしょうか、不動産物件の話ではないのでどちらでもいいことですが、駅のまん前だということには変わりありません。
横須賀線の先頭車両に乗ってひとつだけの改札のところでPASMOをタッチすると、もうそこが円覚寺です。

石段を上がると総門がありますが、門はほぼ真西を向いているようです。
上がりきったところで振り返ると、逆光を通して紅葉がきらきらと輝くのを楽しむことができます。
できるはずでしたが、今年の紅葉は残念ながら悲惨な状態でした。
12月末にはよく来ていますが、これほどきれいでないのは初めてです。
そんなにきれいでなくても逆光で見れば美しいものですが、通りかかった女性の白髪の方がよほど美しく感じられるくらいでした。

さて、冒頭書いたように今日はクリスマスイヴですが、特になにがある訳でもなくひとり静かな夜を過ごしています。
いつもと変わるところはなかったのですが、急遽思いたってワインでも飲むことにしました。
最近、全然ワインは飲んでいませんが、実は買いためたものが20本近くあります。
どれにするか悩むのもワインの楽しみですが、5月にオーストラリアで買い求めたワインであっさり決まってしまいました。
オーストラリアのワインは、よほど高級なものを除くと、コルクではなくキャップが使われていてあまり保存に向かないような気がするからです。

キャップとは言ってもけっして安物ではなく、現地の名の知れた住宅街にあった専門店をわざわざたずねて、たどたどしい英語で好いワインを確認しつつけっこう頑張って買ったものです。
シドニー近辺では多いシラーズ種の2006年物で、飲み慣れたカベルネやメルローとは違いやや尖がった印象はありましたが、さすがにレクチャーを受けながら絞り込んで選んだ1本です。
美味しくいただいています。

ワインをおいしく飲むためのもっとも基本的なこととして、好いグラスを使うことを先日、kinoplasmatさんから教わっていました。
高かったとしてもワインの味が変わるのだからグラスを惜しんではいけないと聞いていたのにまだ購入していませんでした。
そこでそれに近いものということで、ドイツから持ち帰ったグラスで飲んだのです。

もう何年も前のことですが、ヨーロッパを旅したときラインガウの有名なシュロス・ヨハニスベルクを訪ねたことがあります。
運のいいことに、ちょうど収穫が終わってワインを仕込んだ後の時期で、若いワインの試飲会がおこなわれていました。
5ユーロくらいだったと記憶していますが、支払うとグラスを渡されて何種もあるワインを自由に飲むことができます。
気に入ればボトルで購入可能で、頼めば海外発送も受けてくれたので何種かのワインを組み合わせて1ケース分購入しました。

1ヶ月もして届いたワインの多くは友人たちにお土産として差上げてしまいました。
クーベーアー、カビネット、アウスレーぜ、トロッケン・アウスレーゼといろいろ買ったのを覚えていますが、アウスレーぜなどよりもカビネットが好評だったのが意外でした。
もうワインは残っていませんが、試飲に使ったグラスは持ち帰れたので、タオルでくるんで日本まで持って帰りました。
自社ワインの試飲用なので、小振りですがワインの良さを発揮できるようなデザインになっているのだと思います。
kinoplasmatさんの推薦の形とはちょっと違っていますが、代用としては悪くありません。

そして、その時交際していた女性と勝負をかけたような旅だったのですが、それは裏目に出て現地で破局を迎えるという悲劇を体験したのです。
わたしにとっては、持つと旅の思い出と女性の面影がその輝きから見えて来るグラスなのです。
何年も戸棚に入ったままでしたが、痛い過去を振り払う必要もなく、ワインを美味しくする影の主役としてわたしの掌に収まってくれました。
【M8/Unilite 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2011/12/24 Sat

概括与反省

R-D1/Wray Unilite 50mm F2
初めての自転車散歩は事故にも合わず、楽しむことができました。
やはり歩いてとか車でのそれと比べて、なかなか新鮮な喜びに満ちています。

写真撮影エリアでは、15キロほどの速度で走り続けましたが、この速度感が好いのです。
傍らにあるものが車よりずっとよく見え、見たくもないものはすっとパスできるという感覚です。
わたしは歩きがかなり速く、ひとりの散歩では恐らく7キロくらい出しているようなのですが、自転車ではそのちょうど2倍くらいです。
その倍という差が、なにかフィットしているんじゃないかと睨んでいます。

その状態で、わたしはカメラをウェストバッグから取り出し、首から提げていました。
わたしのはマウンテンバイクですので、ロードバイクに比べれば前傾姿勢は弱いですが、それでも、かなりぶらぶらしてしまい、走りやすいとはいえない状況です。
危険でもあるので、やはりバッグの中に入れておくべきか、斜めにかけてカメラを体にくっ付いているようにすべきか、はたまたハーネスでもつけて密着度を高めるか、これは今後の研究課題です。

それから、今回は夏の終わりということもあって海を目指しましたが、少し考えさせることがあります。
自宅がほとんど県の真ん中ですので、海に向えば、ずっとフラットだと見えても、トータルではやはり行きは下り帰りはそれと同じだけ登りということになります。
帰りの疲れている時に登りよりも、行きに多少疲れても帰りは下った方が幾分かラクでしょう。
であれば、海方面を目指すより、北上して山方面に行くほうが、今の体力を考えればベターです。
今後の行き先やコース選定には、検討を加えたいところです。

あとは、故障やらパンクやらの対応とか、どうやって脚力を付けていくかとか、走行距離はどこまで伸ばせるかとかいろいろ考えるところはあります。
ひとりで自転車に乗っていると、視覚的に楽しめる部分はともかく、けっこう退屈したりしてそんなときは自然と考え事タイムになるものです。
上述したことやら、次回持ち出すレンズはどれにするかとか、その他諸々でけっこう頭を休める時間がなかったりしますし、むしろそれが楽しいとも言えるでしょう。

さて、オリンピックで大いに盛り上がったソフトボールでしたが、決勝戦の試合後、敵味方がいっしょになって、オリンピックの正式種目から外されることになったソフトボールをもう一度と連呼していた映像がなかなか感動的でした。
大磯の交差点でソフトボール部と思しき女の子たちを見たとき、そんなことを思い出しながら、ソフトボールが復活したときは目の前の彼女たちが、連続金メダル目指してプレーしているかもと考えつつ撮影しました。
しかし、彼女たちの表情を見ると、うわー自転車乗りながら写真撮ってる、危ない人かもしれないよー、とこちらを見ていたようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2008/09/06 Sat

去好好、回可怕

R-D1/Wray Unilite 50mm F2
大磯には、東海道五十三次に登場する歴史ある町にふさわしい老舗がいくつかあるそうです。
島崎藤村や吉田茂に愛されていたとの記載があった"新杵"はそのひとつです。
饅頭をみやげに買い求めました。

まだまだ日は高かったですが、用事もあって、その後帰路につきました。
国道1号を大磯から平塚へ、平塚から寒川へは129号から神川橋を渡り、用田へと飛ばします。
いや、実は、この帰りこそ難行でした。
スタミナが落ちたのか、こげどもこげども進んでいかないスローペースに苛立ちます。
フラットに見える道も、やはり海から北へ向えば、目に見えない程度には登りとなっているのでしょう。
足がぱんぱんになりました。
行きが25~30キロで快調だったのが、帰りは15キロを切るまでになりました。
そしてついに、携帯でおしゃべりしながらの女の子のママチャリに追い抜かれるまでになり、自分の限界を完膚なきまでに思い知れされたのでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Wray Unilite 50mmF2 | trackback(0) | comment(4) | 2008/09/05 Fri
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