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現在的鳳凰

M8/Elmar 90mmF4(Triplet)
今日は苦言をまとめて発散させていただく場になることをあらかじめお断りしておきます。

釣り人の作例ですが、好い趣味ですねえなどと声をかけたら怒られてしまうかも知れません。
よく見れば竿は4本も出していて、この人は漁師さんです。
鳳凰には観光客向けのレストランがそれこそ無数にありますが、どの店もウリはここ沱江の天然魚なので10月1日からの国慶節休暇を前に漁師は必死に竿を振っています。

そんな沱江は大切にされているのかと言えばまったくそんなことがないのが、無性に腹が立ちます。
経済発展著しい中国ですが、環境について関心を払う人はごくごくわずかなようで、川は流れるごみ箱だとばかり、観光客も地元民も平気でゴミを捨てます。
夜は観光客がこぞって灯篭流しをしますが、この紙製の灯篭もすべて流しっぱなしで、大量の灯篭がその後どうなるかなんて気に留める人は皆無のようです。

昨日も書きましたが、もともとが古く静かな町並みだった鳳凰は、観光化の波をもろに受けて賑やかと言うのを通り越して騒々しい町になってしまっています。
その象徴が酒吧ですが、この西洋のバーを中国式に変容させた大音量生演奏付きのオープン飲み屋さんが無限に並んで静かな環境を求める旅人を鞭打ちます。

雨の鳳凰を傘をさして歩いていると、狭い路地を次から次とすれ違う人が通り過ぎます。
しかし、彼らは自分の傘を避けることはありません。
傘同士がぶつかって当たり前で、お互いがちょっとだけよけることで、傘がぶつかり合わずに済むという気使いのようなものは微塵もないのです。

鳳凰はずれのレストランで。
オーダーを聞かれ、野生のきのこと肉の炒め物をまずたのみ、あともう一皿何か注文したいけど何かお薦めあるかと服務員に聞いたところ、大椀飯というのが美味しいというので従いました。
しばらく待つと2皿同時にやってきましたが、なんと前者がきのこだったのが後者では野菜が使われているだけで、他は使用具材から見た目、味付けまですべて同じです。
なんでそっくりな料理を勧めるのと叱っても、ただへらへらするばかりで何ら説明なし。

どれもこれも、鳳凰での体験ですが、冷静になってみれば中国と付き合っている中で、今まで何度も体験したようなことだといえばその通りです。
そんな時は、これが中国だ、けど昔の日本がそうであったように、中国もそのうち変わるからとやり過ごせてきたのが、鳳凰に来てすべてが勘に触るようになって来ました。

思い起こせば、そのきっかけになったこんな出来事がありました。
怀化から鳳凰に向かうバスでのことですが、途中、山間の道で崖崩れがあって立ち往生する場面がありました。
しかし、よく聞くと、崖崩れではなく崖崩しというか、長雨が続いていて地盤が緩んでいる危険な崖があったので、ブルドーザーを動員して崖をわざと崩してその土砂をスペースに避ける作業をしているところでした。
ですから、よく見ればブルドーザーがスムーズに作業を行っていて、10分も待てば全部片付くという感じです。

運転手もそう説明して、大方の乗客がまあ納得、という車内の雰囲気を作っていました。
ところが、それに噛みつく乗客がいました。
えらくなまっている上に大声で怒鳴るのでなにを言っているか分かりませんが、推測するに、こっちは高い金払ってバスに乗ってやっているのに遅れるっつうんは何事じゃ、舐めとるんかお前、などとゴネているようです。
誰もが早く着きたいのを大人しく辛抱しているのに、実に不愉快な奴です。

運転手のせいではないので、最初は困りながらいなしていたものの、あまりに理不尽に怒鳴られるので、売り言葉に買い言葉になったのか、かなり険悪な雰囲気になって来ました。
今や乗客の誰もが固唾を飲んで見守るような状況でしたが、引き続き推測で、こんなクソバス乗ってられっか、歩いて行ったるわと、怒鳴っている親父とその仲間3人は降りていってしまいました。
やれやれです。

やがて予想通り10分もするとどうにかバスが通り抜ける程度に片付いて出発しました。
一本道なのですぐに3人組に追い付いてしまいました。
泥水でも跳ね飛ばしながら置いてけぼりにできれば痛快なのですが、やはり両手を広げ乗せてくれと猛アピールされれば、運転手も乗せないわけにはいかないでしょう。
どんな顔してバスに乗って来るかと思えば、3人とも何事もなかったかのような澄まし顔で、周囲の感情などまるで気にする素振りすらありませんでした。

しばらくしてふと気付いたのですが、周りの嘲笑も気付かずに理不尽に怒鳴り散らして相手を屈服させ好き勝手に振舞い、やがて相手が正しいと思ってもそれはおくびにも出さずに平然と元の位置につく…。
これって尖閣問題の時の某国の姿勢そのものではないですか。
ノンポリがこのブログのポリシーなので、これ以上このことに言及はしませんが。

いや、もうひとつ思い出しました。
これも別のバスの中でのことです。
間もなく出発というバスにふたり組が乗り込んできたのですが、座席はひとつしか空いていません。
どうするかと思えば、係員が来て5歳くらいの女の子にお母さんの膝の上に座って、席を開けてあげてと指示しました。
小児料金は半額ですから、まあ妥当なお願いで、この子の家族も了解しました。

しかし、この女の子が突然叫び始めました。
席は譲らない!
さあ、両親はどうするかといえば、ただうろたえるばかりです。
いい子だからわたしの上に座ってとお母さんが言っても、すでに結果は目に見えています。
席は譲らない!
両親とおじいさん、おばあさんがいましたが、誰もおろおろするばかりで自分の娘(孫)を説得することも叱ることもできずに困った状況になってしまいました。

そんなものを待ってられませんので、バスは発車してしまいました。
どうなったでしょう。
後からの二人組の女性が、お菓子を出してこれをあげるからと撮り直して席を空けてもらったのです。
女の子は、それを待っていたかのように承諾して、席を譲りました。

このエピソードも某国そっくりに思えます。
自分がちょっと引けば丸く収まるのに、強引にゴネて第3者から利益を得てしまいます。
外交ベタとこき下ろされた閣僚のみなさんも、一度、地方の長距離バスに乗ることをお勧めします。
きっと相手国の考え方の源のようなものが見えてくることでしょう。
【M8/Elmar(Triplet) 90mmF4 F4】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(0) | comment(1) | 2010/10/12 Tue

頭頭児

R-D1/Elmar 90mmF4(3 Element)
ここは深圳のウォール街ともいえる深南大道。
世界金融中心という高層ビルは、恐らくはその名の通り中国発の金融を一手に担うのでしょう。
その前をいかにもいわくありげな黒装束の老人が闊歩していきます。
一目で金融界の大物と知れる恐るべき存在感を感じます。
あるいは、ブラックマネーを資金洗浄するために現れたホンコンマフィアかもしれません。

そう想像する間もなく、老人はゴミ箱に手を突っ込むが早いか、ペットボトルを回収しては、次のゴミ箱目指して歩き去ったのでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(0) | comment(2) | 2008/07/18 Fri

売可楽

R-D1/Elmar 90mmF4(3 Element)

戦闘機、ヘリコプター、戦車、幽霊屋敷、バー、そしておなじみのステージショー…。
ミンスクには、艦載機以外にも雑多な催しで来場者を飽きさせないような工夫が満載です、が、やはりほとんどの人はすぐ飽きています。
わたしは、服務員の艦上での激務に注目して、軍隊生活の一端を知ろうと勤めてみました。
西側のスパイかもしれない、子供を装った男女に可楽を差し出すという危険な状況には、わたしも思わず緊張の度を高めずにはいられません。
決定的場面を1枚撮影して、自らの安全のため早々にミンスクを後にせざるを得ませんでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(0) | comment(6) | 2008/05/18 Sun

両个明星

R-D1/Elmar 90mmF4(3 Element)

深圳には日本の居酒屋チェーンの支店があって、けっこう流行っています。
価格は、日本よりやや安いくらいに設定されていて、日本人からみればリーズナブル感を若干享受できますが、現地の方にとってみればかなりの奮発になるでしょう。
居酒屋ですが、アルコール類を頼んでいる人が少ないのが特徴です。

先般その"W民"で食事をしていると、個室に香港明星こと銀幕スターが来ていて、トイレに立ったときにサインをもらいました。
張輝陽さん。
特に顔を隠すでもなく素顔のままだったので、店員や一部の客がざわつきましたが、サインを求めたのは他にいませんでした。
「わたしは日本から来ました、日本食はいかがですか」
「おいしいですね。中国は休暇ですか」
と当たり障りのない会話をしましたが、それが英語だったためか店員の羨望を感じ、サービスも途端に良くなったような気がしました。
明星といっても香港マフィア役などが板についている人だそうで、アイドル的存在ではない分、中国では畏敬の眼で見られているようでした。
ちょっとしたハプニングです。

このW民の隣は、何故だかスケートリンクになっていて、ポピュラーでないスポーツ故かいつも程よく空いていて、同じ場所で本格的レッスンも行われています。
中国産"真央チャン"が出てきたら「レッスン後のリンク横の日本食が楽しみだったんです」なんてインタビューが聞かれるかも知れません。

性能に定評あるトリプレット・エルマーも、点光源は苦手のようです。
ただ、滑っている人のボケはなかなか味わい深いです。
補正不足で、真央チャンの顔がはっきりしないのは、申し訳ありませんでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(1) | comment(0) | 2008/05/16 Fri

従化古鎮~⑦地震

R-D1/Elmar 90mmF4(3 Element)

銭崗を後にして、村中でバイクタクシーを捜すと、人のいいおやじがかってでてくれます。
後に乗んな、ってなもんです。
歳のせいか安全運転でこれは嬉しいのですが、この辺は危ない所もあるから気をつけろといろいろと注意事項を喋り続けるなど、ちょっと子ども扱いです。
太平鎮の中心に出てからも、バスに乗り込むまでずっと心配で見てくれるなど、そこまでしなくてもと言いつつも、やはり親切には胸に来るものを感じます。

バスの終点からまたバイタクに乗って着いたのが、同じ従化市内の江埔鎮です。
ここは、規模が小さく、古建築にはもう住人はなく、後背の比較的新しい民家にまとまって住んでいるようでした。
その古建築も部分的に切り取ると、それらしい雰囲気ですが、どうしても背後の少し高い建物が目に入ってしまうのが残念です。

今日、四川省で大地震があって、現時点で7651人が亡くなったとの報道がなされました。
震源の汶川を含め、昨年9月に彼の地を旅したわたしには、旅先で出合った人々の安否が心配でなりません。
いみじくも、チベットや他の少数民族が多く住むエリアで、彼らの救助や支援が後回しになる心配もあります。
北朝鮮やミャンマーが醜態を見せつけましたが、独裁国家では外国の援助すら末端まで届かずに、為政者の周辺に転がり込む可能性が高いことは明らかになってきました。
わたしたちの税金がそうならないよう、庶民の手許まで届くよう願って止みません。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(0) | comment(0) | 2008/05/12 Mon

従化古鎮~④劈柴

R-D1/Elmar 90mmF4(3 Element)

わたしがよく見に行く古い家には、かたわらの壁に薪が束ねられて置かれているのを目にする機会があります。
ガスが来ていなくてお風呂を沸かすのかなとか、お釜の燃料だとすると炊いたご飯は美味しそうだとか想像してみます。
立ち入ることのできない家の中は、実際には不便や不衛生が取り巻いているのかも知れませんが、想像する側からは昔ながらの伝統的生活がうらやましく感じるわけです。

やはりわたしの古鎮生活の認識はかなり甘いもののようでした。
薪はけっして買ってくるものではなく、自らの手で製造しなくてはなりません。
かつーん、かつーんと一定間隔で小気味好い音が響くその先では、女性がまさにその薪割りをしている最中でした。
カメラを構えた時こちらを振り返ったその顔が笑顔に思えたのですが、実は苦々しい気持ちそのままの顔をしていたのですね。
声をかけて、手伝うくらいのことをしてくればよかった…。
90mmレンズの距離感は縮まってくれなかったままでした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elmar 90mmF4(3 Elements) | trackback(0) | comment(2) | 2008/05/09 Fri
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