初高鉄

M8/Elcan 2inchF2
岳陽のバスターミナルに着いてから慌てて湘譚行きのバスを尋ねますが、5時前だというのにもう無いと冷たく言い放たれました。
友だちは激しく動揺しましたが、わたしは全然落ち着いたものです。
湖南まで来るときに高速鉄道に乗っていて岳陽にも駅があるのを確認してあったので、駅まで出れれば夜遅くまで列車はあると考えていたからです。

この後に及んでも岳陽には高速鉄道の駅などないと友だちが寝ぼけたことを言うので、彼女をともなってバスの案内所で高鉄の駅にはどういくのか聞くと、タクシーでわずか5分とのこと。
それでも半信半疑の顔をする友だちを納得させるため、車を停めて駅まで向かいましたが、できたばかりですと主張するかのような真新しい駅舎を見ても、まだ間違いを認めない彼女の強情さにはわたしが舌を巻くしかなく、長沙行きのチケットを手にしてようやくわたしを信用したかのようでした。

この頑なさっていったいどこから来ているのでしょう。
実は、彼女は岳陽の出身で卒業までこの地の郊外に暮らし、いまは叔父が経営する会社で働くため彼ら一家とともに湘譚で生活しています。
どうもその叔父が年頃の姪を危険にさらすわけにはいかないと、門限を設定したり休日も外出をなるべくしないようしむけているようです。
箱入り娘というやつでしょうか。

休みの日や仕事から戻ったら何をしているのかと聞けば、家の手伝いとそれ以外はずっとテレビを見ていると言います。
ただ、やはり見るのはドラマやバラエティのようなものばかりで、ニュースはまったく見ないと平然と答えます。
では、情報はどこから得るのかと言えば、勤務先や家庭で人から教わるから問題ないと胸を張ります。
こんなことでは、世界はもとより、中国国内や地元でさえ何が起こっているかなんて、把握する方が無理というものです。

これは何も彼女ひとりが特別なのではありません。
中国の地方で普通に育てば多かれ少なかれこんなふうな生活になってしまうようで、本当にみんな視野が狭いと感じます。
余計なことは知らず、知ろうともせず、管理されたところから流される情報だけ信じる彼らは為政者からも都合がよい人たちです。
この日の夜、わたしはシリアで大量虐殺があったという中央電視台のニュースを見ましたが、よもや国連での制裁決議に中国自らが反対したことがこういう結果を招いていると想像する余地すらつくらせないのは当然のことでした。
もっとも、こんなニュースを彼らは見ていないのだし、シリアなんて国の名前も知らないという人はかなり多いことでしょう。

さて、乗りたくないから知らぬふりをしているのではと思えるほどの冷徹な反応の彼女でしたが、いざ乗車となると初の高速鉄道体験に興奮を隠せません。
張谷英村では使わなかった携帯で座席周りを撮影し、すごい勢いで流れ去る車窓の風景に目を瞠っています。
バスでは1時間半かかるそうですが、その3分の1の時間で着いてしまって、まだ乗っていたかったようなことまで言っていました。
未知のことは自らの体験をもってしてやっと理解するというのが、かれらの典型パターンということですね。

作例は、その彼女とは関係なく、ホテルの向かいにあったデパートのテナントで、軽食が食べられるジューススタンドのような店の店員の女の子です。
道路に面しているためデパートが9時に閉まってもそのまま深夜まで営業を続けていたので、2日続けて涼麺を食べに行きました。
涼麺は湖南ではよく食べられている汁なし麺で、麺に出来あいの具材を何種類も混ぜてかきまぜるだけのものですが、これが抜群に美味しいので日本でもこれを導入すれば冷やし中華は駆逐されるのではないかと思うくらいです。

夜遅くで他に客も無かったので、彼女たちと無駄話しをしました。
近くの村から出てきて半年くらい、長時間の立ちっぱなしはたいへんだけど慣れてきた、もっと都会で働いてもみたいけど、ここならいつでも実家に帰れるし、環境も悪くないし…。
彼女たちにシリアのアサド政権の問題がどうこうと話しても無駄なことで、なにより疲れて家に帰ってテレビを見たとしても、なにも考えずに見られるドラマとかでじゅうぶんなのだろうなあと思わされました。
明日、日本に帰るので記念にと撮影させてもらいましたが、うまく撮れませんでした。
ほんとはふたりとも、かなりの美少女だったんですけれど。
【M8/Elcan 2inchF2 F2】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(1) | comment(0) | 2012/06/08 Fri

回去

M8/Elcan 2inchF2
はるばる張谷英村までやってきて、着くやいなや散策することおよそ20分。
それから食事にまた40分ほど。
まだ1時間程度でこれからがんがん歩くぞと気合を入れ直したところで、同行の友だちがもう帰らなくてはいけないと言いだしました。
用事でもあるのと聞くと、いま戻らなければ帰れなくなるかも知れないとの答えです。

ここ張谷英村からバスで近くの大きな町である岳陽まで2時間かかりますが、岳陽から湘譚までのバスがなくなってしまうというのです。
うながされてバス停に行くとちょうど岳陽行きのバスがこれから出るところでした。
よく見れば来るときに乗ってきたバスです。
車掌のおばさんがすぐに気付いて、えー、もう帰るの、つまらなかったのと聞かれて、申しわけない気持ちです。

今回の湖南滞在は深夜着の2泊3日で、明日の午後には深圳に向かうため、実質的にはこの日のみがゆっくり過ごせるはずだったのですが、とんでもないことになってしまいました。
朝8時に湘譚のホテルを出て近くのバスターミナルから8時20分のバスで岳陽へ。
1時間半くらいで着くと聞いていたのですが、到着は10時半になり、隣接するバスターミナルからの張谷英行きも30分くらいと聞いていたのに2時間ちょっともかかりました。

リサーチ不足と言えばそれまでですが、やれ1時間半で着く、30分で着くと聞いていれば、ぜひ行ってみたいと思うわけで、片道5時間かかる、しかも、帰りのバスの時間を考えて現地滞在はせいぜい1時間だと知っていてのこのこ出掛けていくはずはないのです。
がたがたよく揺れるバスの中で、わたしはすっかり意気消沈ですが、わずかな時間でも行ってみたいと思っていた目的地を見れた友だちの方は大満足で、わたしの落胆が理解できないようでした。

実務的に困ったのが、これではブログに掲載していけないという問題です。
中国に行って写真を撮りまくり、2週間にわたってだらだらと毎日ブログを更新させるのを慣例にしていますが、撮影枚数自体が25枚程度で、もちろん失敗も何枚かあるので、このままでは枚数が足りなくなるという不安があります。

そこで、車窓からの風景も採り入れようと撮ったのが今日の作例です。
ふだんは、バスから撮るなんてことはまずないですし、寝ていることの方が多いのですが、この日は田植えのシーンとか撮れればと外の風景にかぶりつきでした。
ただ、中国のバスはかなりのスピードで飛ばしますし、通路側の席ですので、前方の状況を見てスタンバイするというのもできず、案外苦戦を強いられました。

無限遠にセットしていたつもりが、どこかでずれたのかずいぶんと前ピンになってしまいましたが、農夫の姿は何ものにも代え難く、これを採用いたします。
できれば、背負われた大きな農具をどのように使うのか見てみたかったのですが、それも叶わぬあっという間の風景でした。
そんなわたしの姿に、この日本人は何て写真好きなのだろうと笑っているようです。
友だちだというのに、最後まで理解いただけなかったと思うと寂しいものですね。
【M8/Elcan 2inchF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(0) | comment(0) | 2012/06/07 Thu

軍用鏡頭

M8/Elcan 2inchF2
エルカン50mmF2といえば、軍用ライカとして有名なKE-7A用の標準レンズです。
たいへんシンプルなエルノスター型4群4枚構成ですが、使われたことのあるT-Rexさんからは、すごくシャープなレンズだと教えてくださいました。
ライカ用のレンズとしては無二の構成なので手に入れたいと前々から思っていますが、カメラとセットになった約500本しか製造されていないようで、まずは入手困難な希少レンズです。

今回、使用したのはそれとよく似た名前のエルカン2inchF2ですが、表記が50mmから2inchに変更されているだけでなく、どうやらまったく違うレンズのようです。
レンズの反射面を見ると、前群は2群3枚、後群は3群4枚であろうことが分かりました。
5群7枚ということであれば、キングスレークの「写真レンズの歴史」に掲載されているエルカンの構成図と一致します。
ダブルガウスの3群目の前にメニスカスを置いたかたち、あるいは、球面ズミルックス35mmF1.4と同じ構成だと言った方が、ああ、なるほどと理解してもらえるかも知れません。

同書によれば、このエルカンは1958年、ズミルックスは1960年、いずれもマントラーの設計によります。
マントラーは、ライツの大御所ベレークの弟子でしたが、ライツ・カナダ設立時のプロジェクトメンバーになり、その後も半世紀以上カナダにあってライツの歴史に重要なレンズ設計者です。
いえ、彼の設計したレンズを見れば、ライツ史上最高の設計者こそマントラーといえそうです。
ウィキペディアによれば、ズミクロン35mmF2の初代から4代目、ズミクロン50mmF2、ズミルックス50mmF1.4、ノクチルックス50mmF1、ズミクロン90mmF2等々、L、M、Rの各レンズを合わせて、なんと50本ものレンズを設計しています。
Mレンズなどは、彼が関わらなかったものを探す方がたいへんかも知れません。

ここ3日間の作例はいずれも開放ですが、いずれもたいへんシャープかつハイコントラストで解像度も群を抜いています。
特に、今日の作例ではとても精緻な描写がよく表現されていて、レンズの高性能が理解できると思います。
周辺部付近でも崩れない、画面全体の均一性もこのレンズの魅力ですが、それは、このレンズのスペックと関係があるでしょうか。

このレンズから2年経っているとはいえ、ズミルックス35mmF1.4では同様の設計ながら開放F値を1段明るくしています。
ただ、このレンズの場合は、開放での激尼描写から比較の対象とはならないかも知れません。
しかし、1979年のズミクロン35mmF2でこの形が復活しました。
21年後のより設計が難しいはずの広角レンズが同設計であれば、いかにこのエルカンが余裕のある設計ではと想像することができます。

ズミルックス35mmと比べてすばらしいことは間違いないエルカンですが、では、どちらが面白いかと問われればこれは激甘のズミルックスということになってしまうのです。
1958年のレンズだということを考えれば、同世代レンズと比較すればエルカンの写りもよほど面白いのですが、あまりに完璧すぎるため、まるで美人すぎて近寄りがたい女性のような、別世界のもののように感じられてしまうとでも言うのでしょうか、それにどうも自分のレンズの中では異色の存在ということもあるわけです。
軍用レンズということでいえば、シリアス過ぎるレンズということになるのでしょう。
【M8/Elcan 2inchF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(1) | comment(0) | 2012/05/31 Thu

張家的房間

M8/Elcan 2inchF2
張谷英村とは、ずいぶんと人名のような名前の村だなと思っていました。
パンフレットの説明を見ると、やはり、16世紀に村を開いた人の名前だということが分かりました。
外国では、過去の偉大な人物の名前を町名や通り名にすることがよくあって、確かヴェッツラーにはオスカー・バルナック通りというのがあったのではと思いますが、村の創始者の名前がそのままというのは珍しいのではないでしょうか。

中国には、河北省の張家口、江蘇省の張家港、湖南省の張家界など、フルネームではないものの張さんという人だか家だかから取られた名前の有名な地名があります。
張谷英とは関係ないでしょうし、それぞれ相互に関係もないと思いますが、いずれも張さんというのが気になります。
張さんは、いずれも自己主張が強いDNAを有しているのではないかと、張本勲氏を思い出しながら、はたまたすでに主張という言葉に張という字が入っていることに感心しながら、そんなことを考えたりしました。

張谷英村は、明代の建築が並んだ典型的な中国の古鎮です。
特に中心にある大きな民家は、おそらく張谷英さんの末裔がそのまま暮らしていながら、活きた民俗博物館のように一般に開放されていて、一部を除いて自由に見て歩くことができます。
一般に古鎮では、どこでも中を見学できる家屋があるものですが、ここのように人が住んでいるところを見学できるなんてところは聞いたことすらありません。

ですから、作例のように、おじさんがくつろいでいるところでも平気で撮影できたりもします。
屋根が見えているので戸外のように思われるかも知れませんが、ここは建物の真ん中くらいに位置する部分で、作業場やキッチンのような役割をしています。
中心に四角く空いた空間は天井と呼びます。
雨が降れば水がそのまま落ちてくるので、天からの井戸という意味ではと想像できます。
さらに考えるに、日本語の天井はこの言葉を中国語から誤用してしまったのではと思っています。
天井は、中国の古く大きな家屋ではごく一般的なものです。

作例を見ると、さすがに明代ではないでしょうが、かなり古そうな石の器具やむかしから形が変わっていないのではと思われる木の器具などが置かれているのが分かります。
生活は大きく変化することもなく、時間がゆっくりと流れてきたのでしょう。
一方で電気なども敷設されていることも見て取れます。
夜、電気を点けたり、テレビを見たり、あるいは携帯電話を充電したりするのでしょうか。
そのくらいの文明の採り入れは、外来者がまったく口出しするようなことではもちろんないですね。
【M8/Elcan 2inchF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(1) | comment(2) | 2012/05/30 Wed

坐高鉄去湖南

M8/Elcan 2inchF2
中国大使館員がスパイ活動をしていた疑いがあるというニュースがトップで報じられる中でこう書くのは心苦しいですが、また、中国へ出掛けてもどって来たところです。
大使館では、出頭要請を拒否したうえで、当人を帰国させ、こういうコメントをしたということです。
「任期満了で帰国させた。報道は根拠のないもので荒唐無稽だ」。
これでは、中国の大使館や役人を信用するなと言っているようなものですね。

国費で来ている中国の留学生は、毎月、中国政府に活動記録を提出しているというのは有名な話しです。
こんなことがあれば、日本で中国人を見たらまずは疑いの目で見ないといけないことになってしまいます。
中国人というだけで、どの国でも白い眼で見られるとは不幸なことです。

あまりよろしくない書き出しになってしまいましたが、実は今回の訪中も、ばたばたしたあまりよろしくないものでした。
湖南省に住む知り合いに以前から時間があったら遊びに来てと言われていたのですが、4月に高速鉄道が深圳から湖南まで直通になったということで、じゃあ行ってみるかと安易に決定してしまったのがあきらかな敗因です。
時間の限られた旅で無計画では失敗すると再認識させられました。

運の悪さに後押しされたと言うこともあります。
いつも乗っている成田発香港行きの朝の便は、決まって定刻より早く到着するのですが、この日に限って強風のため1時間近くの延着になりました。
そのため高速鉄道も直行便に乗れず、途中乗り換えになって時間のロスがひどくなったのです。
到着は深夜になり、駅まで迎えに来てもらって、ゆっくり食事する予定が流れてしまいました。
駅からひとりでタクシーに乗ると、夜遅いためメーターでは行ってくれず、交渉するも相場が分からずで、後で確認すると3倍くらい余分に払っている始末です。

さらには、抑えてもらっていたホテルは、行ってみるとパスポートを読み取れずで宿泊できなくなったのですが、もちろん、こんなことは初めてです。
仕方なく大きなホテルまで移動して飛び込みだったため、高い料金を支払わされます。
そればかりか、部屋に入るとアメニティは全部有料で、歯ブラシからシャンプー、石鹸まで料金が付いています。
全部持参していたから問題はありませんでしたが、あらゆることがマイナスに働いているようで、嫌な気分です。

それでも、翌日もその状態を引き摺ることになるとは思っていませんでした。
着いた日はひどかったが、そのぶん楽しめばいいやと考えていたのに、ちっとも好転することがなかったのです。
向かった先は、作例の16番の表示のいちばん下に書かれたところです。
張谷英というところにぜひ行ってみたいという気持ちもあって、湖南までの旅に出たのですが、それがそもそもの大失敗だったのでした。
【M8/Elcan 2inchF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(1) | comment(0) | 2012/05/29 Tue

星期天画家

R-D1/Leitz Elcan 2inchF2

巷間、後期高齢者医療制度に反対する声が日増しに大きくなっているようです。
聖域なき改革という言葉をよく聞いた気がしますが、聖域とは議員定数の削減や特権の撤廃かと誤解していましたが、高齢者に向けられたものだったとは。

医療費を減らせばいいのだからということで言えば、天気の好い日に公園で好きなスケッチに集中するなんてまさに健康的な活動で、これは好いことなんじゃないでしょうか。
こんな活動の場をつくって、自分達の趣味に注力できるようにするのが政府の役割で、その逆ではないよなあ、と考える休日になりました。

グループでスケッチされていましたが、皆さんいきいきされていました。
わたしも、今度は積極的に話しかけて、そんな表情をとらえる勇気を持ちたいと思います。
こんなこじんまりとした構図では、レンズの良さが生きてこないですね。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(0) | comment(0) | 2008/05/22 Thu

看雑誌

R-D1/Leitz Elcan 2inchF2

今月20日発売の雑誌"写真工業"に"レンズ遊びを極める"という特集がありました。
興味深い内容なので、買って帰って読んでみると、これぞ極めていると実感できる記事がありました。
ニコンSシリーズにキヤノン・セレナーを付ける話ですが、そのセレナーもそのままマウント改造したものではなく、いろいろな偶然を得て組みあがったスーパー・ハイブリッドともいえるレンズです。
作例の写真は小さいですが、それでも、その凄さは十分に伝わる奥行の深い緻密な解像をする描写に驚かされます。
詳しくは、ぜひ記事を読んでみてください。
世の中には、すごい人がいるものだと感心します。

さて、そのセレナーは優れた階調再現性を賞賛されていましたが、このエルカンも階調の豊かさの優秀なレンズです。
階調を見るような作例でなく恐縮ですが、中央の柱の木目のリアルな浮かび上がり方は、このエルカンの特徴が集約されていると感じます。
ボケは前後とも絶品で、雑誌を眺める美しいお母さんの横顔が上品さを深めています。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(0) | comment(4) | 2008/05/21 Wed

我家一様

R-D1/Leitz Elcan 2inchF2

川崎の日本民家園のような規模ではありませんが、大和にも郷土民家園が存在します。
市内から移築した江戸期の古民家を2棟擁しますが、泉の森公園のほんの一角という感じです。
ですから、見学に来るというよりも、散歩のついでに寄ったり、天気もいいからと読書のために出掛けたりという姿が多いようです。
そんな使われ方も、また、いいのではないでしょうか。
歴史的建築物とは言っても、やはり人が暮らすための家です。
かしこまって見て廻るよりも、お気に入りの場所でリラックスして雑誌をめくったり、子供と語らったり、そんな光景がぴったりと来ます。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Elcan 2inchF2 | trackback(0) | comment(4) | 2008/05/20 Tue
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