会向海進入

R-D1/Dallmeyer Enlarging Anastigmat 50mm F3.5

関東南部も夜半から積雪になるだろう、そんな悪コンディションの中、寒中神輿は始まりました。
当初、神輿とそれを取り巻く人々の間にロープが張られていましたが、神輿が動き出すが早いか、担ぎ手と観衆の間にあった境界は徐々にくずれ、やがて両者が一体になったかのような大きなうねりとなって神輿が進んでいきます。
わたしも中に入りこんでいきましたが、神輿のリズムといっしょに動くためか、少しだけ距離を置いて神事に参加しているような高揚感に包まれました。
裸の男たちはもっと凄く、この渦の中心で、あたかも陶酔しているかのようです。

混沌に近い状況で、写真はなかなか撮れないですね。
特に50mmをつけていたのは失敗でした。
開始直後のこの1枚が唯一普通に撮れていましたが、他はめちゃくちゃ。
ただ、ぶれぼけの写真の方が、この時の雰囲気や気分を伝えているかもしれません。
いかつい裸のオヤジ達に感謝です。
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Dallmeyer Enlarging Anastigmat 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(4) | 2008/01/27 Sun

拉長鏡頭

R-D1/Dallmeyer Enlarging Anastigmat 50mm F3.5

ELニッコールがよく写る、ライツ・フォコターが素晴らしい、エンラージ・エクターは完璧…。
かねてから引伸ばしレンズの改造レンズがいことを、折につけ聞いていました。
収差がなく、シャープさと柔らかさが同居していて、色再現性抜群、F値の暗さを補って余りあり。
こんなことをきくと何か1本はと、欲望の炎が燃え上がります。

ちょうどDallmeyerレンズ群の素晴らしさを聞いたのも、そんなタイミングでした。
Super-Six、Septac、Kinematograph。
あちこち検索して探しましたがなかなか見つからず、あったとしてもかなりの高額品で、ライカマウントになるととても手の出る価格帯ではありません。

このふたつが互いに結びつくのは必然の流れと思います。
Dallmeyer Enlarging Anastigmat 50mm F3.5。
聞いたこともないレンズですが、新たな発見かもしれません。
期待を胸に宮崎さんの改造を待ちます。

宮崎さんのレンズ改造カルテのコメントは…。
「過剰補正。このため中間のフクラミは小さい。開放ではフレアがあるがF4.5で解像力・コントラストともに良好になる」。
なんとも中途半端に曲線を描く干渉計のテスト結果を見て、正直、がっかりきました。
グラフを見る限り、エルマーなどとそう変わるものではないようです(本来はそれだけでも立派なものですが)。
撮影してみても、開放のフレアはかなり深刻で、撮ったら実は優秀だったとなる夢もその場で氷解しました。

これが実は5年前の話です。
今回、久しぶりに持ち出して開放のみで撮りましたが、結果はやはり同じです。
絞れば確かに格段に改善しますが、それだったらフォコターみたいに最初から開放をF4.5にするくらいの潔さで世に出して欲しかったなどと文句も出てきます。

アンダーに補正すればフレアは目立たず、逆にこんなシチュエーションではわずかに霞が立ち込めたような雰囲気がいい味を出すようです。
ディテールがよく出ていますし、前ボケがたいへんきれいなのも印象的で、木の枝振りなど迫力を伝えています。
F4.5専用レンズとして使ってもいいかなと、やや見直した江ノ島からの報告でした。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Dallmeyer Enlarging Anastigmat 50mmF3.5 | trackback(1) | comment(8) | 2008/01/25 Fri
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