我喜歓右辺的

M8/Summarex 8.5cmF1.5
今日、月曜からは新しい場所で話をスタートさせたかったのですが、ネタが揃わなかったのでもう1日深圳の写真です。
ほんとうは、昨日この写真を出して終わるはずだったのですが、1日延ばさなくなり、強面の沈さんをつなぎに使って、今日は本来の深圳シリ-ズ最終回ということになります。

いま、若き友人Sumimomuさんと深圳への旅を計画しています。
突然の大出費があったとか聞いていますのでこの計画がいつ実現するのか、また暗礁に乗り上げた感がありますが、とにかく計画だけは進めています。
そのひとつが、彼のライフワークであるモノクロ撮影ですが、モチーフにはどうしてもモデルが必要だという問題があります。
日本から連れていければいいのですが、そうも言っていられないので、現地で手配するより仕方ありません。

深圳の関係の方に聞いてもらって、プロのモデルを頼むと1日1000元が相場とのことでした。
ただ、探せば600元くらいからいるようですが、ルックスでは期待しないようにとの但し書き付きでした。
相場が12000円というなら、たぶん高いとは言えないのだと思いますが、Sumimomuさんは日本では努力とその人徳によって無償のモデルさんと撮影しているようですので、中国ではわたしがモデルを見つけてあげなくてはと考えました。

とは言え、Sumimomuさんがどういうモデルを求めているのか分かりませんが、不美人でもかまわないかなと思いますが、少なくとも不細工ではまずいでしょう。
モデルをお願いできる程度の関係の知り合いがすでにあまりいないうえに、Sumimomuさんに少なくとも絶望感を味わわせないような外見の女性っていたっけと熟考に熟考を重ねました。

その結論こそ、今日の作例のふたりです。
撮影がまずくてそう見えないかも知れませんが、ふたりともかなり可愛いと言えます。
なにより性格がよくて、面倒なモデルも引き受けてくれそうです。
実際、撮影後事情を話すとふたりとも快くOKしてくれました。
Sumimomuさん、いかがでしょう?

さて、当日、彼女たちの勤務先に赴き、ふたりの写真を撮らせて欲しいんだけど…、と聞くと意外にもふたりとも嬉しそうに快諾してくれました。
仕事が5時に終わるというので再訪するように言われて行ってみると、ひとりしか待っていません。
あれっと聞くと、彼女は美容院に行っているとのこと。
せっかくの機会なのだからと髪型にこだわったことが、実は、これが尾を引くことになります。

さすがに東京より西で1時間時差がある深圳でも6時近くなっては、かなり暗くなります。
それでも公園まで行って撮影しようとしますが、すでにレンジファインダーの二重像もよく確認できないほどに日が落ちてました。
当の彼女にはたいへん申し訳ないですが、とても写真なんて撮っているような状況ではなくなっていました。

写真はすべて手ブレとピンボケばかりでしたが、奇跡的にこの1枚だけ前ピンながら、モデルに相応しいかどうかを判別できうるレベルにとどまりました。
ふたりは仲良しで、ふたりが一諸でこういう機会を得たことが、ほんとうに嬉しいと何度も言っていたのが印象に残ります。
あらためて聞きますが、Sumimomuさん、いかがでがすか?
【M8/Summarex 8.5cmF1.5 F1.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2011/11/22 Tue

莱卡鏡頭王

M8/Summarex 8.5cmF1.5
総体的な印象ですが、ライツのレンズの相場はここ2~3年でだいぶ上がってしまったようです。
理由はいくつかあると思いますが、大きな要因としては、ミラーレスカメラがどーんと普及して、高価なライカのデジタルカメラを使わずとも、ライカレンズの描写を手軽に楽しめるようになったということがあると思います。
その先鞭を付けたマイクロフォーサーズの一方の雄が、いま話題のオリンパスなので、ライカレンズの値段が上がってしまったことも合わせて何てことをしてくれたんだと怒鳴りたくなります。

ただ、気になるのは、カメラ部門はともかくとして、内視鏡分野では世界の7割のシェアを誇っているメーカーですので、何か引っかかるものがあります。
トヨタがGMを抜いて世界一に躍り出たときも、ブレーキ欠陥問題が起こり、アメリカ議会で散々議論になったりしてトヨタ車の悪印象を植え付けた上でいつの間にか収束したような展開になったとの記憶があります。
今回は、イギリス人社長の調査から発展したと報道されていますが、ほんとうのところはどうなのでしょう。
タイミング的に世論を二分しているTPP参加を首相が独自に決定したのと符合していますし、後押ししているのが自動車産業界だったり、唐突に自動車税を減税するという話が出てきたりで、これらがすべてリンクしているのではと思えたりするのはうがち過ぎでしょうか。

レンズ性能が理由ということはないと思います。
すばらしくシャープでコントラストもナチュラル、解像力の高さは1943年発売の戦前のレンズとは思えないほどです。
優秀レンズの典型として、わたしはこのレンズがあるならズミクロン90mmF2は不要と売ってしまったくらいです。
唯一の欠点をあげるとすれば、真鍮鏡胴でガラスもふんだんに使われているためやたらに重いということです。
その変わりメッキの質がすばらしく存在感があって、レンズの王様の呼称もうなづけるものがあります。

もうひとつありました。
発色がどうにも冷淡で、あきらかに華やかさに欠けます。
性能比較ということではなく、キヤノンの85mmF1.5と撮り比べると、シャープネスは互角、解像力はズマレックス、しかし発色はキヤノンという結果でした。
ズマレックスがモノクロ時代の設計だからなのでしょうか。

それでも、わたしはズマレックスをヘクトール7.3cmF1.9やタンバール9cmF2.2と同等に評価したいと思います。
今日の作例では失敗していますが、8,5cmF1.5というスペックから想像されるよりもピント合わせはしっくりと来ますし、このレンズで撮っているとクロームメッキのクオリティやヘリコイドの滑らかな動きから、ライツのレンズで撮影しているという悦びを得ることができます。

閑話休題でレンズのことに戻りますが、不思議なのは、ライカのレンズでもズマレックスの相場は上がっているように感じられないことです。
実際、ここ1年くらいの間に数回売られているのを見ましたが、わたしが購入した7年ほど前から価格は変わっていないばかりか、むしろ全般に下がっているかのように感じます。
値段が上がる要素である明るいレンズであることに合致しますし、製造数が4300本ほどと少ない点でも価格上昇組みの筆頭になりそうなものなのに実に不可解です。

重厚なレンズに似つかわしいフードは重量が約80グラムもあって、フィルター30グラムと合わせると、それだけでライカの代表レンズ、エルマー5cmF3.5と同程度の重量になってしまいます。
ちなみにレンズ本体の重量も約800グラムもあって、テリートなどの距離計連動しない望遠レンズを除けば、やはりいちばん重たいレンズということになります。
【M8/Summarex 8.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2011/11/13 Sun

他們的哈蘇

M8/Summarex 8.5cmF1.5
先週末、中国の深圳を訪れていました。
少し前に台湾に行ったばかりで、あいかわらずの放浪ぶりです。

到着した日、たまに出掛けるレストランへ行くと、よく知っている服務員の女の子が、今日、誕生日でパーティやるから来ないかと誘われました。
誕生パーティと言えば聞こえはいいですが、友だちが集まってカラオケに行くということのようです。
ちょっと微妙でしたが、参加してみることにしました。

中国版高級カラオケボックスのKTVに集まったのは12人ほどでしたが、たぶん全員が20歳代です。
わたしひとり浮いていましたが、女の子が気を遣って次々と話しかけてくれたので退屈はしません。
カラオケも日本の歌だってあるから歌ってと言われますが、拒めば強要まではされません。
ただ、ビールの乾杯は何度かあって、この時は小瓶の青島を飲み干さなければなりませんでした。

少し多めに支払いしてあげようと思っていましたが、会費は取られませんでした。
突然のゲストだからかと思いましたが、どうやらこういうケースでは、誕生日を迎える本人が全額支払うもののようです。
不思議な週間のように感じますが、そのかわりプレゼントをみんなからもらいますし、何より友人たちから祝ってもらえて本人は幸せいっぱいで、酔った勢いもあってか最後は全員と抱擁していました(もちろんわたしとも)。
手ぶらのわたしは翌日プレゼントを買わなくては。

女の子の側でもひとり浮いている感じの子がいました。
みんなよりかなり若く10歳代後半のようですし、色白で可愛らしく、見方によっては子どもの頃の垢抜けない広末涼子と言えなくもありません。
中国人らしくないシャイなしゃべりも好印象でしたが、聞くと誕生日の女の子の従妹だということでした。
明日、その従姉と遊びに行くというので、プレゼントのこともあったので、わたしも図々しく混ぜてもらうことにしました。

そして翌日、広末は彼氏同伴でやってきました。
その彼氏が誰に似ているかはよく分かりませんが、お笑いとかそういう世界にいそうな青年です。
ただ、お笑いどころか、朴訥として無口、憎めないキャラクターです。
彼女が小声で何か言って、彼の方はうなづいているばかり。
そんなふたりの姿は、中国の地方の田舎から大都会に出てきて、背伸びすることもせずにただ楽しく生活しているという輝きを放っているように見えます。

明日早いのでと、夕食をいっしょに食べようと誘うわたしを断って帰ろうとしたので、ではと写真を撮らせてもらうことにしました。
どこで撮ろうかと聞くと、バイクが飾られていた店の前が気に入ったらしく、ここでお願いしますとふたりで笑顔を見せます。
申し訳なかったのですが、わたしはバイクよりもその上のハッセルの絵の方が気に入って背景にさせてもらいました。
写真の中のふたりも、わたしがずっと観察していたあのときの素のままの表情をしています。
【M8/Summarex 8.5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2011/11/07 Mon

温馨提示:暑假

R-D1/Summarex 8.5cm F1.5

なんとか、足許もとがぼんやり見える時間帯に折り返し地点のせせらぎ広場に辿り着きました。
今週アップ分の写真をと撮りまくりましたが、花やカワセミの表示などことごとくピンボケで全滅です。
暗いと距離計が合致しているか、確認がたいへん難しいのです。
この椅子は坐面が黒い縦の線になっていましたので、辛うじて距離計合致が分かり、どうにか背もたれにピントが来ているような写真になりました。
これもズマレックスの開放ですが、ふんわりとしたボケと凝縮された遠近感が特徴的です。

さて私事になりますが(ブログなのだから私事を書くのは当たり前?)、明日から1週間ほど四川省方面をぶらっと旅してくる予定です。
現地からも旅日記風に拙ブログを継続していこうかなどとも考えましたが、日常から離れたくて休みをとっているのに、PC持って旅行なんていやだなあと思いなおしました。
というわけで、少なくとも17日まではお休みをいただきますので、ご了承のほど、お願いいたします。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2007/09/07 Fri

王者登場

R-D1/Summarex 8.5cm F1.5

蟹ヶ谷公園の目と鼻の先にある廣養山・正福寺は、天文元年(1532)に開山したとある由緒ある寺院です。
しかし本殿が大きく引っ込んでいて、入口も民家の玄関風なため、前の道を歩いていてもその存在には気付きにくい、地味なロケーションです。
これが、目久尻の土手から見ると全体像がつかめてきます。
植木が見事ですが、両隣の民家がちょっと大きすぎて、本殿を圧迫している感じがします。
R-D1に初めて装着した王者ズマレックスですが、開放では全体にフレアぎみです。
一見すると戦前のブラスレンズを思わせますが、それでもピントの合った部分は芯の通ったような解像をしていて、このレンズらしさが出ているようです。
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Leitz Summarex 8.5cmF1.5 | trackback(0) | comment(12) | 2007/09/06 Thu
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