スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | --/--/-- --

我的撮影展Ⅰ

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
写真展「シネレンズで撮る日常」は、明日終了します。
そこで、今回出展した6枚について、1枚ずつ説明を書くことで今回の総括とさせていただきたいと思います。
ほんとうを言えば、シャープで高解像な作品が多く出品されている中で、そうではないものばかり出したことで、どうも言い訳しておかないと、と心配になったからなのですが。

最初は、今年1月に訪れた浙江省同里鎮の写真からです。
この時は、Cine-Xenon や Macro-Switar も持参していたので、シネレンズというテーマで言えば、そちらの写真を出展すべきところです。
しかし、Cine-Xenon の作品を他のメンバーが出すことは知っていましたし、Macro-Switar は他のものを出すことにして、あえて怪しげな写りのこちらを選択しています。

Kino-Plasmat といえば、かなりのクセ玉として名を馳せますが、一般に使用されるのは標準か望遠域のレンズです。
35mm は元来が16mmシネカメラ用のようで、周辺のクセ玉具合は尋常ではありません。
それどころか画面全体が暴れまくっています。

作例でも、まず右側のバイクや木が激しく流れているのが目につきます。
非点収差に典型的な同心円状のボケです。
また、左側の建物は激しく反ってしまっていて、これは糸巻型の歪曲収差とすぐに分かります。
その壁に沿って見えるブルーの滲みは、色収差です。
それと、分かりにくいですが、屋根の上や左側の電球付近などの光っている部分がクラゲ状になっているのはコマ収差と判定できそうです。

このように、ざっと見ても多くの収差が簡単に識別できる、とんでもない作例になっています。
写真展の来訪者は、それまでエッジの鋭いシャープな写真を多く見て、シネレンズ=超高性能レンズとの印象を植え付けられたはずです。
そうやって見てきたところでわたしの1枚目の前に立った時、何だこれは、と相当の衝撃を受けるのではないかと想像しました。

シネレンズは、いつの時代にあっても最高性能のものが求められ、実際、使用されてきたレンズは35mm判という小さなフォーマットのフィルムで撮影しても一般レンズとの差が歴然としています。
ですから現在販売されているシネ用レンズはあまりに高価で、とても一般の人が簡単に買って、はいライカマウントに改造、なんてできるような代物ではありません。
すでに過去のものとなったせいぜいが1970年代までの超高性能レンズが、すでに現役としての役割を終えて市場に出てきたものを使用しているのです。

しかし、そのシネレンズは揺籃の時代から高性能だったという訳ではありません。
1900年代初頭、ガラス材が今とは違う時代、設計にコンピュータも使えず、試行錯誤を続けながらも進歩していった時があります。
今作ろうと思っても作ることのできない、高性能とは違った美しい描写を見せる不思議なレンズ群が存在しています。

そういうレンズを紹介したいと思いまずは Kino-Plasmat を持ってきましたが、それはけっして奇を衒ったということではないということは理解いただけたらと考えます。
とはいえ、やはり相当なインパクトだったようで、ほとんど何これとスルーする方が多かった中で、何かの間違いではというように見入っている方がいたりしたのが、してやったりだったのでした。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1,5 F1,5】
スポンサーサイト
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2009/11/13 Fri

桂東古鎮⑭特色菜

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
夜は何をつくりましょうか。
散歩の途中、奥さんがやさしく聞いてくれます。
じつは、そのことですが。
わたしは考えていたことを話しました。
せっかくみんなこうやって知り合ったのだし、今夜は外に現地の料理を食べに行きませんか。
それも、いいかも知れませんね、ということになって、とりあえず宿に戻って全員の意見を聞いてから決めることにしました。

戻ると女子大生ふたり組は大賛成、宿の主人江夏クンもいいですねえと乗り気です。
瀋陽の女性はすでに初日に外で食べていたそうで、ローカル料理といっても観光地のそれで種類が少なく高かったと言います。
江夏クンはすでにそういう評判のことは知っていて、では1軒チェックをいれていたところがあるので、実際美味しいかどうかは分かりませんが試してみませんかということで話はまとまりました。

そんなところへ新しいお客さんがやってきました。
ちょうど二部屋空いているところへ家族五人連れですから、ぴったりです。
深圳から来たとのことで、車をとばして8時間かかったそうです。
わたしもバスで深圳からですが、賀州まで8時間、賀州からここまでさらに3時間ですというと、賀州のずっと手前から黄姚近くまで高速道路が通っていてるとのことでした。

ひとり娘が可愛く、さっそく写真を撮らしてもらったり携帯番号を教えてもらったりしました(写真は例のピンボケ、申し訳ない!)。
高校生くらいかと思っていたのですが、深圳のイミグレーションで働いているとのこと。
いつも利用しているのとは違う遠いところですが、次回仕事が終わる直前に利用して、とはやくも次回の計画を建ててしまうのでした。

彼らは、これからゆっくり散策して、どこかで食事するからということでしたので、やはり私たちだけで食事に行くことになりました。
彼らが戻って来た時のために瀋陽のお母さんは残ると言いました。
もう70歳を超えているので、かなり疲れているのでしょう。
昼間はいっしょにかなり歩かせてしまい、申し訳なかったです。

7時頃。
まだうっすら明るさが残っていて、昼間何度も見上げた不思議な小山が前方にはっきり浮かび上がっています。
店もこの通り沿いで、入っていくと地元の人たちが小さな宴会の真っ最中でした。

メニューが無く何が食べたいと聞かれても分からないので、地元の料理をと言います。
説明してくれますが、よく分かりません。
料理用語として使われる中国語は、旅行者が真っ先に覚えるべきものと常日頃思っていますが、やはり聞くとよく分からないものです。
ここでも中心的役割の瀋陽の女性が仕切ってくれましたが、ついでに厨房を見学させてもらったり、みんなに対するサービス精神を発揮してもらいます。

いちばんの美味はみんな同意見できのこ料理でした。
今朝、山で取って来たというそれは、まさに野生菌で、やわらかさと味の濃さは今までに食べたことのない初めての味わいです。
それに揚げた小指大の川魚や野菜と炒めた鶏も絶品で、はずれはありませんでした。
6.5人で5皿、105元は、約1400円。
観光レストランとしてはかなり安く、地元の食事処としてはやや高いかという感じです。

しかし、ここでトラブルが発生します。
宿の主人の江夏クンが、ここはオレが払うといって聞かないのです。
あのなあ、1泊50元の部屋に泊まって御馳走されたら、宿代ただになったのといっしょになるじゃないか。
そういって真面目に叱るのですが、酒を飲んだわけでもないのに、江夏クンは気が大きくなってしまい、持前の気前の良さで訳の分からないことを言ってしまっているようです。
宿に戻ってから諭すように、わたしがお世話になったお礼をしたかったから、みんなを誘ったのだと
理解してもらいました。
昼間の奥さんの顔が思い出され、もっと叱咤しなくてはと考えますが、彼にはそんなことは分かっているでしょう。

一件落着で、みな口々にそれではビールをと盛り上がりました。
今夜は遅くなりそうです。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(10) | 2009/05/20 Wed

桂東古鎮⑧又被騙

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
「そんなの聞いたことないなあ」
誰にきいても同じ答えで、絶望的な気持ちになります。
持参した「中国古鎮遊 広西」の福渓紹介の中に、宿はないが農家で泊めてもらえると記述があったので、あてにして来たのですが。
親切に聞いてくれる人もいましたが、みな知らないの一点張りで、少女の写真拒否問題もあったので、これは歓迎されている雰囲気ではないと悟りあきらめることにしました。

そこで、あらためて村を見て回ると、ひじょうに面白いところがあちこちあって、この村もすごいなあと感心させられます。
通りは、どの軒下にもツバメの巣があって、見ていると親ツバメがすーっと飛んできて、巣からひなどりが一斉に口を開けておねだりする様子が次々に見られます。
この村では水路が家を縫うようにしているところがあって、そこで数家族がいっせいに洗濯しているのはなかなかに壮観でした。
かと言えば、こちらでは子どもをおぶった母親が、トリを解体しようとしています。
初めて見ましたが、首をひねられたトリは体内のものを一気に排出してしまうのですね。
こう書くとなまなましいですが、生活のほんの一場面として見学しているとまったく普通の日常的な出来事で違和感すら感じません。
羽根をむしるのを手伝おうかと思ったくらいです。

福渓は、同名の泉から流れる水があって、そこを起源に広がった村とのことです。
渓流の渓の字がつくので、もとは渓流だったのでしょうか、ところどころ大岩が露出していて、建築物はそれを活かすかたちで壁を建てていっているようでした。
写真の家なんて、中がどうなっているのか見てみたいものです。


さて、この村の農家に泊まってみたくてやって来たものの、これでは仕方ありません。
すごすごと退散です。
翌日のことを考えて、一気に賀州まで戻ることにしました。
近くの朝東鎮までバイクに乗せてもらうよう手配してもらいました。

これが怖かった。
登場したのはまだ高校生くらいのにきび兄さんで、わたしと縦置きのスーツケースを荷台に載せて出発するのですが、ものすごいスピード狂です。
80キロ? 100キロ? スピードメーターが壊れていたので分かりませんでしたが、風の当たる手が痛くなってきます。

「スピード出過ぎじゃない、いつもこんな飛ばすの?」
「兄貴のバイク借りたからスピードがすごいんだ。オレのはこんなにスピード出ない」
「…」
「朝東だともうパスがないかも知れないから、富川まで行ってあげるよ」
「ああ、そう。それはありがたいが、もっとゆっくり走ってね」
「ゆっくりだと富川のバスも間に合わなくなっちゃうよ」
「わかった。だが運転しながら携帯で話すのだけはやめてくれ」
「じゃあ、ちょっと待って。停めて話すから」
「バスの時間がないんじゃなかったのか…」

こんなやり取りを繰り返すこと約1時間。
走行距離70キロで、どうにか無事富川に到着しました。
これだけ走ったのだから100元もらえるとありがたいと言われ、手膝をがくがく震わせながら無抵抗に支払いました。
あれっ、何かおかしい。
来るときはバスで20分程度だったはずなのに。
あとで地図で確認すれば、案の定、倍以上の距離を遠回りされていたのでした。

しかも賀州行きの最終バスは5分前に出たばかりとは。
幸いにも広州行きの夜行バスがあって、交渉で賀州まで乗せてもらえることになりました。
1時間半待たないといけませんが。
でも、本当の幸いはバイクが無事ここまでたどり着いたということでしょう。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(8) | 2009/05/14 Thu

桂東古鎮⑦風雨橋

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
秀水村から20キロは走ったでしょうか。
午後やや遅く、この地域のもうひとつの古鎮福渓村を訪れました。
福渓村は、観光客に対してはオープンですが、小規模すぎるせいでしょうか、来訪者は少ないようでかなりローカルな雰囲気です。
村の入り口はパスが1日何本かの地方道から3キロは離れています。
さらに村の入口から古建築が並ぶ通りへは、分かりにくい小道を下ります。
偶然、見つけるのは不可能な古鎮です。

実際わたしも、到着後入口の雑貨屋でスーツケースを預かってもらい、道をたずねたうえでたどり着くことができました。
そして、ここはわずか数百メートルの通りだけとわずかですが、その分明清時代の雰囲気が凝縮しているようなところでした。

写真は、何か建物の中ということは分かると思いますが、実はこれが橋の上だというと不思議な感じでしょうか。
風雨橋といって、文字どおり屋根で雨風をしのぐ構造になっています。
そして橋の上はコミュニティの場となって、風通しのよい風景の好い場所として、お茶を飲んだり世間話をしたりして日がな一日を過ごすのに使われました。
いまでは、麻雀がその代わりをになっていますので、橋はもっぱら子どもの遊び場のようです。

橋の製造年代は残念ながら不明のようです。
この村自体は、12世紀からの歴史がありますし、最古の建造物と思われる霊渓廟は1413年の建立です。
風雨橋も数百年の歴史は持つのでしょう。
今回お見せしないのは申し訳ありませんが、威厳に満ちたすばらしい外観です。

さて、そんな歴史ある橋上のゴム飛びもおもしろい被写体です。
遠慮なしにカメラを向けましたが、気付いた女の子たちが怒り出すのです。
勝手に撮るなと言うので、まあまあとかまわず再度レンズを向けると走って逃げる始末です。
秀水村と同じ瑶族の村ですが、どうも勝手が違います。
外来の人間の来る頻度に由来するのでしょうか、どうもこの村では写真を嫌がる子どもが多い。

一度は隙を見てさっと撮ってえへへーと笑いかけたりしたのですが、すごく冷たい目で見返され、これには返す言葉も見つからず、情けなくも謝らざるを得ませんでした。
結局、カメラ目線の彼女だけが、わたしの撮影を許したのでした。
この娘がいなければ、相当につらい福渓村の訪問となってしまうところでした。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2009/05/13 Wed

桂東古鎮②炸面圈

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
賀州に着いた夜、わたしにはどうしてもしなければならないことがありました。
非常におとなげない話ですが、サッカーの試合を見ることです。
深夜2時半からの生中継で、今後の旅のことを考えると、体力的にかなり辛くなりますが、いや選手たちはもっと厳しい日程をこなしているんだと訳の分からない口実を押し付け眠さに耐え続けました。

その試合は特別なもので、スペイン語で"El Classico"、伝統の一戦です。
リーグ優勝をかけ頭一つ出た状況のバルセロナが宿敵レアル・マドリードのホームへ乗り込みます。
激しく攻撃的なサッカーは、まさしくスペインの伝統そのもので、先制を許したバルセロナでしたが、その後攻撃が火を吹いて6-2の記録的圧勝でわたしの眠気を吹き飛ばしました。
4日後のチャンピオンズリーグ準決勝でも、ロスタイムの起死回生弾で決勝進出を決め、これでスペイン国王杯、リーガ、チャンピオンズリーグの主要3タイトルすべてにリーチをかけたことになります。

旅とは関係ない書き出しですが、ここで旅程について触れておきたいと思います。
休暇は、カレンダー通りの5月2日~6日までの5日間。
日程節約のため、羽田~香港の深夜便を使いましたが、香港から深圳を経由しての賀州までが9時間かかりますので、現地滞在は実質3日間になります。

今回どうしても行きたかった古村落があります。
また、せっかく賀州まで来たのなら隣町にある瑶族の村は訪ねてみたい、あと時間があれば近隣の村を回るか、いずれにしても現地での交通事情がはっきり分からないので着いてから考えよう、と決めていました。
昨日も書きましたが、賀州までのバスに乗れない可能性もあって、あまり事前に計画しておいて行けなかったなんてことになってはショックも大きいので、柔軟に対応しようという作戦です。

結局のところ、バスは難なく乗れるし、バルセロナは圧勝だしで、これ以上は望めない滑り出しになりました。
それに到着後の情報収集で、行きたい場所へのバスも確認できました。
これなら余裕です。
まずは隣町の瑶族村・秀水を目指すことにします。

隣町といっても富川までは、バスで2時間かかるようです。
バスは約30人乗りの中型バスでかなり揺れますが、昨夜の夜更かしが効いて寝ているうちに到着しました。
そしてパスを降り立ったところが、昨日の写真の地点だったわけです。

すばらしい景色に呆気にとられながらも荷物を預けて、村を歩き始めます。
まず出合ったのが、モデルのようなポーズをとる少女。
これまた幸先がいいなと思っていましたが、後に確認すると、とんでもなく個性的な表現になっています。
今回レンズでそうとう苦労することになるのですが、すでに前兆は現れていたということのようです。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(10) | 2009/05/08 Fri

桂東古鎮①五一暇

M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
新型インフルエンザ。
SARSや鳥インフルエンザなどなど、ことあるごとに震源だったり流行の先端にいた中国でしたが、今回の豚インフルエンザでは今のところ被害は発生していないようです。

こんな時期に人が家畜と同居するような農村に行くことに不安はありましたが、無神経にもその中国でゴールデンウィークを過ごして来ました。
いつものとおり、東京から香港への航空券だけ予約を入れて、行先は出発前日まで悩み続けます。
行くという結論は早いのですが、それからが優柔不断癖が治りません。

数か所の候補地から結局出掛けたのは、賀州という街です。
中国でもゴールデンウィークが始まっていて、万一パスがとれない場合の補欠候補地も地図を揃えて深圳に1泊します。
翌朝バスターミナルに行くと、なぜだか賀州行きのバスはまったくがらがら。
乗客はたったの5人です。
乗務員は、ふたりの運転手と服務員の3人もいるというのに。

その服務員の女の子はなかなかの美人のうえに、はじめて外国人を乗せたと非常に親切に対応してくれました。
ベッドを連ねた寝台バスでしたが、ここがいちばん広いからと毛布置きになっていた座席を提供してくれ、賀州のガイドもしてくれます。
おしゃべりしたり寝たりで、9時間の道のりが短く感じられます。
幸先よいスタートです。

夕方到着なので、翌朝最初の古鎮を目指します。
路線バスで1時間半もかかりましたが、それくらいはすでに何てことはありません。
体質的に現地人化してしまっているということでしょうか。
到着した村はすばらしいところです。

てすが、昨夜香港0;40発、羽田5:25着でそのまま仕事をして、帰ってきたところでもう起きていられなくなりました。
イントロダクションとしては、内容があんまりですが、続きはまた明日ということにさせていただきます。
【M8/Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(8) | 2009/05/07 Thu

水郷同里⑤自夸孫

M8/Kino Plasmat 35mmF1.5
この年末に、ksmt さんが労作を作り上げました。
その名も、*** Kino Plasmat全焦点距離作例リンク集 ***

もともと kinoplasmat さんが所有していた資料を ksmt さんが一覧化したもので、おふたりの結びつきが貴重な資料として結晶したとでもいうべきものです(ただし、一部にひどい作例のリンクが付いている問題あり)。
広角側の35mmに満たないものは別として、たいへん高価でもはや手の届きにくい存在になったこれらレンズは、ここから作例を目にして購入の参考にするか、そもそも最初から購入はあきらめて作例を楽しむための写真集としてもいいものです(しつこいですが、見られない作例もあるんです)。

なぜ、わざわざこんな高価で古い入手困難レンズの一覧をつくり、またそれを見る必要があるのでしょうか。
それは、その描写の奥深さということに尽きると思います。
今回使用した35mmでは、もともとがフォーマット違いのため、周辺の流ればかりが目につきます。
しかし、中心部分に目をやれば、質感の描き分けがすごく、対象が浮かび上がるような立体感をもたらします。
それに開放のやわらかいフレアがかぶさると、えもいわれぬ絵画的美しさが表現されます。

好みがはっきり分かれるレンズですし、なかなかレンズの良さを活かした作例が撮れないという難しさもあります。
それでも、いちど惹きつけられると絶対に忘れられない印象を残す、オールドレンズらしい名品です。
同里は、そんな Kino Plasmat にぴったりの場所だったんですが、なんら印象を残せるような写真を残せなかったのは残念です。
【M8/Kino Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(6) | 2009/01/09 Fri

水郷同里④在水旁

M8/Kino Plasmat 35mmF1.5
中国に限らずですが、しばしば川辺の村は、その川の水を有効が使われているのを目にします。
昨夏訪れた少数民族の村では、アヒルの飼育に、洗濯に、洗髪に、藍染にと川水が完全になくてはならないものとして活用されていました。

同里では、舟が人々の足になっていましたし、養殖も盛んなようでした。
この親父さんは、網に貝を満杯に入れて、左右のひもを交互に引っ張って洗っているようでした。
そのリズムが見ていて面白いですし、年季の入った手つきに好感が持てます。

激しく渦巻いてボケているので分かりにくいですが、この水路沿いに木のテーブルを並べたちょっとしたレストランが店を出しています。
こんなところで貝とビールでもたのんでまどろんでいたら最高だと思います。
ただ、危険な排水が沈殿してなどというお話も聞きましたので、ちょっと貝類は怖そうですね。
【M8/Kino Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】

thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(9) | 2009/01/08 Thu

水郷同里③交流

M8/Kino Plasmat 35mmF1.5
年初から Cine-Xenon という Arriflex 用シネレンズでスタートしたので、収差レンズ愛好の道を捨て、高性能レンズ路線を進み始めたかと誤解を与えてしまったきらいがあるようです。
その誤解をとくためではないですが、今日からは Kino Plasmat の激甘写真に移行します。
レンズグルメという言葉があるようで、これはすぐれたレンズを見極めて愛用されている方のことを意味するのだと思います。
わたしの場合は良く言ってグルマン、客観的にはせいぜい悪食家というところでしょうか、もう何でも屋としていろいろなレンズを投入していきます。
気になるでしょう Cine-Xenon の紹介はしばらく先延ばしにして、少々もったいぶらせていただきます。
3日間ほど甘い描写をお楽しみ(我慢して?)ください。

さて、上海からのバスは、同里経由周庄行きで、帰りは逆に周庄から同里を通って上海に戻ってきます。
乗客は、あらかじめどちらへ行くかを選択し、バス代とそれぞれの入場料を払います。
周庄へ行くより同里の方が、30分先について30分後に出発するので、1時間長く滞在できます。
それが理由でわたしは同里を選択しましたが、知名度の高さからでしょう、49名いた乗客のうち36名は周庄に向ってそのままバスに乗って行きました。

バスは満席でしたが、外国人の多いこと。
半分以上が西洋人で、"地球の歩き方"で日本人も少なくともふたり確認です(わたしも入れれば3人か)。
そして、同里で降りたのは、わたしを含めてすべて外国人でした。
実際には、このバス以外にも交通手段はいくつもあって、中国人の方がたくさんいたわけですが、それにしても外国人の遭遇率の高いインターナショナルな古村落なのでした。

「Hi !」
「ニーハオ!」
こんな草の根外交があちこちで展開されているのは、この日の冬の日差しと似て、ちょっと心温まる光景でした。 【M8/Kino Plasmat 3,5cmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2009/01/07 Wed

初次登台

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5
まるっきり子供のようですが、金曜日は5時ピタで職場を抜け出し、自転車ショップに直行したのでした。
閉店間際に買いに来られて、ショップの方は迷惑だったでしょう。
しかし、今手に入れておけば、土曜は朝から自転車を乗り回すことができます。
日曜は用事があるので、土曜朝一からというのは、週末サイクリスト(?)のわたしにとって時間的にたいへん重要なことなのです。ご理解を。

あまりに慌てて、ライトを付けてもらうのも忘れて、真っ暗な中、家路を目指します。
うん、やはり、いいです。
思っていたとおり、滑らかな走りですね。
スピードは出せませんが、慣らし運転のようなものです。
海岸をめざす明日こそが、事実上のデビューということになるでしょう。

さて。
わたしは稀代の雨男だということを忘れていたようです。
朝いちばん、目久尻川沿いにのんびり走行していたところで、早くもぽつぽつと来て、今日の走行は中止と相成りました。
涼しくて快適だっただけに残念です。

サイクリストとして行動範囲が飛躍的に広がったのを見せつけるべく、今日から1週間自動車では見落としていた景色を紹介するつもりでした。
しかし、撮影どころではありません。
結局、走り出しで撮ったこの1枚のみになります。
絞りを確認せずに撮った1枚は約F4、だいぶ鮮明に自転車が浮かび上がっていますが、開放だとかなりボケボケで、背景も嵐のように流れます。
逆にF4でも緑がこれだけ流れるのが強烈です。
悪天候でサイクリングを中止したといってこれを見せれば、多くの人は納得してしまうでしょう。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(4) | 2008/08/23 Sat

佐原行~④更名字

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

この金曜日、千葉の先輩に会う機会があったので、この前佐原に行って来ましたよと伝えると、いいなあ、釣りかと返されました。
どうやら鰆と勘違いされたようでしたので、いえいえ成田の北にある佐原ですと言うと、あそこは佐原で、鰆ではない、と何だか禅問答のようになりました。
わたしの言う佐原のイントネーションが現地風ではなかったのが原因でした。
サハラと誤読しないだけでは、千葉県民はどうも納得しないようです。

かつての佐原市は2年前の広域合併で香取市と名前を変えています。
名称決定の経緯は分からないですが、昨今の風潮から類推すると、佐原の町並みより香取神宮の神聖さが知名度で勝っていると判断されたということでしょうか。

その香取市の市議が視察旅行先で野球拳をしていたことが問題になっているようです。
こんなケースでは、佐原市という名称採用されなかったことで、佐原のイメージダウンが回避されています。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2008/06/21 Sat

佐原行~③老鋪子

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

佐原といえば、小野川に沿った町並みがよく知られています。
しかし、建造物で言えば、むしろ昔の街道に面したかつての商家に立派な古民家が見られます。
ここ亀村本店は、建造、創業とも18世紀のたいへんな老舗で、佐原まちぐるみ博物館の名にふさわしい外観に惹かれます。
店のおかみさんは、たいへん優しい方で通りかかった人を導きいれ、建物の工夫やかつての中の様子を丁寧に教えてくれます。
まさに、博物館の学芸員ですね。

ところで、まちぐるみ博物館を紹介するエリア情報のサイトを見ていたら、海外のブログに掲載という記事があって、見に行ってみたらちょっとびっくりするような写真がありました。
これ、かなり趣味性の高いレンズが使われています。
キノ・プラズマートの作例かと思ってしまいました。
http://www.tabblo.com/studio/stories/view/99916/#comments_link
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(2) | 2008/06/20 Fri

側臉茅个崎~③星級

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

お昼前に茅ヶ崎に集合したわたしたちは、ランチに少し迷います。
海のイメージから魚とかの和食が好いのですが、駅周辺にはそういう店は案外少なく、あっても評判が悪かったりします。
無国籍料理とか東南アジア、ラテンアメリカなら候補がいくつかありましたが、ここはロケーション的にもちょうどよい鉄砲通りにある友人推薦の店"ファーマーズ・テーブルたさき"に行ってみました。
名前の通り野菜ふんだんのメニューで、ご飯も玄米、それでいてボリュームはけっこうあって、老若男女いずれもに満足いただけるおしゃれな食堂という感じです。

食事は非常に良かったと思いますが、ここではちょっとした展開が待っていました。
カメラをぶら下げた5人の怪しげな集団が現れたということで、普通であれば引くのでしょうが、逆に自身もカメラをやっているということで声をかけてくれた勇気ある(?)女性がいたのです。
この女性がきれいだったということ以上に琴線に触れる質問があったのでしょう、あまりにも熱心に回答するかたちで、ずいぶんと違う雰囲気が形成されたのでした。
撮影行において、こういう変化が起こったことは、非常に好ましいことと思います。
スペシャリスト達の知識をフル動員した手ほどきを受けて、件の美女もきっと理解を深めたことと確信します。
お互いにとって好のましいことです。

そういう訳でこのお店、美味しく健康的な食事と、カメラファン同士の語らいとの双方を満足させた、類い稀な3つ星店という評価を冠することにいたします。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(1) | comment(1) | 2008/04/01 Tue

小春腰越~⑥沙丁

R-D1/Hugo Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5

行きにも見かけた魚屋さんで、ふと足が止まりかけます。
先ほどもそうだつたのですが、土地の人に愛されているのでしょう、お客さんが絶えることのない雰囲気でした。
ただガードが固いというか、ブルーのシートが暖簾のように店を大きく覆い、魚も発泡スチロールの中で覗き込まないと何が入っているかが分かりません。
江ノ電撮影するカメラを持った人が多い所なので、あるいは写真撮影されるのを拒んでいるのかもしれません。
かくして、魚屋さんでのキャンディッド・フォトという、あまり意味のない1枚が誕生することになりました。
斜めになった「えのしま 生しらす」の札がそれをあざ笑うかのようです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Meyer Kino-Plasmat 3,5cmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2007/11/28 Wed
| home | next
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。