銀色歌颂

M8/Summicron 90mmF2
いま実用しているM型ライカは、M3、M6、M8の3台ですが、ブログ開設以来、フィルムライカの出番はほとんどなしです。
ただ、その3台に共通なのが、ボディがクロームだということです。
M6はわけあってブラックペイントに買い替えてしまいましたが、ブラッククロームのボディはあまり好きではないので、所有したことがありません。

レンズも同様にクロームが好きで、戦前のニッケルやブラックペイントのものがあれば断然そちらが好きですが、Mマウントのレンズでクロームがあるものは何も考えずにそちらを選択してきました。
もっとも有名なものは、ズミクロン35mmの所謂8枚玉ですが、ブラッククロームがないズマロンもそうですし、かなり入手困難だったズミルックスもすべてクロームです。
スーパーアンギュロン21mm、ズミクロン&ズミルックスの50mm勢も当然クローム。
90mmではエルマリートはもちろんですが、高価だったテレ・エルマリートも懸命に捜して格安のクロームを手に入れています。

クロームは目立ってスナップには不向きだと言われますし、Mライカ登場後の朝鮮戦争やベトナム戦争、カンボジアの内紛などで活躍した戦場カメラマンにとっては、クロームでは太陽が反射するので生命に関わると避けられたようです。
その結果、クローム鏡胴のレンズはすべてブラッククロームに変更されてしまいました。
当初はデザインそのままにメッキのみの変更でしたが、やがてモデルチェンジのときに一気にいかにもコストダウンしましたという安っぽい鏡胴に統一されてしまいます。

こうなつてくると、もはやライカレンズでも、いくら性能がいいと言ってもあまり所有したいという気持ちが起こりません。
1960年代にクロームからブラッククロームに切り替わった時は、戦術のとおりまだデザインは変わっていませんでしたが、もはやこの時が分水嶺で、それ以降のレンズはそれほど欲しいと思わなくなりました。
同時に、ライツ以外のメーカーでも、この1960年頃分水嶺が頭を離れずで、それより新しいレンズはほとんど購入していません。

さて、そういうわけで、今回使用のズミクロン90mmも愛するクローム鏡胴です。
製造番号をチェックすると1964年製造ということになるのですが、モノの本にはズミクロン90mmは1959年にブラッククロームに切り替わったとなっているので、そうであればイレギュラーな番号ということになります。
それにしてもこのレンズ、存在感ある大きさ、ローレット加工や三脚座の精密感、距離計レンズならではのすばらしい外観、そして何よりロームメッキの仕上げの美しさで、ライカMマウントレンズの王様と言えるのではないかと思います。
本当は、このフード内臓タイプよりも、それより前のフード取り外しできる最初期タイプの方が写りはすばらしいと教えていただましたが、製造数が少なくそのためたいへん高価で入手できないでいます。

何度も書いているように、このレンズでぴたりとピント合わせをするのがなかなにたいへんな作業です。
今日の作例は、M8の液晶で見る限りぴったり合っていたはずなのですが、まったく後ピンになっていました。
それでも、ここに上げてしまうのは、他のものよりずっとマシだからです。
このレンズで撮った、半数以上がボケボケでした。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
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Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2012/04/24 Tue

太重鏡頭

M8/Summicron 90mmF2
ライカレンズの価格が高騰してしまった、とここに何度か書いています。
ときどきライカレンズを購入する大手の中古カメラ店のリストを見ると、2度保有して2度売却してしまったズミルックス50mmF1.4は、5万円ほどで買えていたのが、15万円以上になってしまいました。
まだ手にしたことすらないノクチルックス50mmF1は、25万円くらいで売りに出ていることも何度かありましたが、今や50万円でもかなり安い方です。

これらは大口径標準レンズ人気にあおられていますので、当然のことだと思いますが、人気がなかったはずの望遠レンズまで価格高騰しているのには困りました。
その代表がズミクロン90mmF2で、これは3回購入して2回売却しています。
つまり、いま手許に1本が残っているということです。

価格ですが、最初の2本はいずれも4万円代前半で買っています。
もちろん相場はもっと高くて、6万円以上くらいかと思いますが、このレンズは不人気のためか時おり捨て根のような4万円くらいの出モノがあったのです。

なぜ不人気かといえば、なにしろ使いづらいレンズだからです。
わたしの個体はフード組み込みタイプのクローム鏡胴ということで、フード取り外し型の次の比較的古いものですが、重量は620グラムほど、全長もマウント面から10センチほどあります。
後期タイプのテレ・エルマリート90mmF2.8は、同じく210グラム、6センチほどと、重さと体積で1/3程度にぐっとサイズダウンします。
描写はともかくとして、絞りが1段暗くなるだけでこれだけの差があれば、ほとんどの人がテレ・エルマリートでいいと考えるのではないでしょうか。

ズミクロンをカメラに付けて振りまわしているとマウント部分が重みで外れてしまうのではと不安になります。
常に右手でカメラボディを左手でレンズをそれぞれ支えるように持っていなくてはなりません。
ライカの優位性である軽快さは望めません。

そんなレンズもノクチルックスやズミルックスほどではないものの、じわじわと値上がりしてしまい、これまた8万円くらいが底値になっているようです。
ただ、前述のように8万円ではなかなか売れないというわけで、これも5万円弱でつい先日買ったばかりのレンズです。
重いので悩みましたが、せっかくなので中国まで持ち出してメインに使ってみることにしました。

今回、実感したのは、とにかくピントが合わないということです。
ホールディングに軽快さがない分、撮影ではテンポよく撮りたくなりますが、やはり相当慎重にファインダーの二重像の合致を確認しないとことごとくピンボケ写真の山を築くことになります。

今日の作例はいかにも昨日の同工異曲ですが、ピントが合っているだけで好しとしないといけません。
狭くて暗い古民家は、日曜のランチには不向きで、カメラもったヤツがうろうろしていたとしても、家の外で食べたいと考えるのが人情というものでしょう。
あと数歩寄った方が絵的には家族の親蜜度が表現されて良かったのではと思っていますが、この重たいレンズを抱えてなかなかフットワーク軽くフレーミングまで考慮するのは厄介なのです。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
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Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(1) | comment(2) | 2012/04/23 Mon

両転三転

M8/Summicron 90mmF2
わくわく感はあったものの意外に面白くなかった遺址から、下車したバス停に戻りました。
また、先に進んでもいいのですが、この路線はたぶん20分に1本程度しかないようなので、あまり奥地まで行ったりしているとすぐに1~2時間経ってしまいそうで、やはり大鵬方面へ戻ることにしました。
来た時と反対方向のバスに乗れば、大鵬所城まで一気に行けるので便利ですし。

確か、ここのバス停は○×海水浴場のような名前が付いていて海から近かったようですが、海水浴シーズンにはまだ早いですし、それ以上にここが知られてないからでしょう、車が全然通りません。
十分は待ったと思いますが、その間1台の車も、いやバイクも、自転車も、歩行者も見かけることは無く、大都会深圳のはずれにあって、なかなかに素朴な土地であることを再認識しました。

そんな具合なので、車が近付いてくればかなり遠くからでもそれと分かります。
車が近づいてくるなと思い耳を傾けていると、すぐに大型車のそれと分かり、これはバスに違いないと思えば、果たして大鵬方面行のバスがやって来ました。

来た時と同様、バスはやや小型のもので、出入り口の箱に料金を入れるワンマンバスです。
料金は一律1元(約12円)ですが、町中のバスのほとんどが2~3元になっているので、地元の人にとっても安い乗り物と言えるのではないでしょうか。
中国は1元は札でもコインでもありますが、こういう運賃箱にはおもむろにコインを投じて、カシャッという金属音を響かせるのが好きです。

座席はほとんど埋まっていましたが、全員がわたしが最初に到着した大鵬のバス停で降りてしまいます。
わたしは運転手に降りないのかと聞かれますが、大鵬所城に行きたいのでというとうなづいて発車します。
だからでしょう、その大鵬所城に着くと、ここがそうですよと運転手がわたしに教えてくれました。
深圳の運転手は無愛想というか、けんかごしの人が多いので、郊外まで来たことを実感できたような気分でした。

さて、勝手知ったる大鵬所城ですから、一般の観光客が向かうのとは逆に庶民的なエリアに向かって歩き出してみます。
日曜の昼前ということで、家族団らん的なシーンがあちこちで見られ、のんびりとシャッターを切りながら歩いていきます。
日曜はかなりの観光客が訪れるようですが、こういう市井の人々の休日のような雰囲気を見学するには絶好なのだなと気付きました。

客家独特の帽子をかぶってバケツを天秤にした女性が通ったので、レンズを向けようとすると小さな女の子がお昼の準備を手伝っているのに気付き、慌ててそちらに軌道修正します。
すると、それを見ていたお姉さんでしょうか、中学生くらいの女の子が何を思ったのかスカートをたくしあげてひらひらし始めたので、今度はそちらにピントをあ合わせ直します。

客家帽のおばさん、お手伝いする少女と二転三転しましたが、結局、今日採用するのはひらひら娘です。
客家帽もいいですし、手伝い少女もなかなかに魅力的ですが、ひらひらの写真では、それらが一応全部写り込んでいるからです。
写り込むと言えば、慌てたため手前の壁が右端に写り込んでしまいました。
そんなものを超越して彼女のポーズはさらにすばらしいと言えるでしょう。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
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Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2012/04/22 Sun

Temperature Lag

M8/Summicron 90mmF2
あらかじめ分かっていたことですが、到着した深圳の暑さにはうんざりでした。
気温は最高30度を超え、晴れていたかと思えば突然雨になって、湿度もじわじわ上がって日本の真夏とほとんど変わらない気候です。
つのこの前まで寒かった冬を過ごした体は順応できず、あらゆる汗腺から汗が吹き出しました。

もちろん現地では突然暑くなったわけではなく、日に日に気温が少しずつ上昇して現在はその途上に過ぎないので、あまり暑がっている人はいません。
ひとり、わたしだけが、行く先々で暑い暑いと汗を止められないでいる状態でした。
いま、東京は春のいちばん好い気候なのですから、突然の10度以上の気温の変化は、時差ボケならぬ気差ボケとも言うべきもので、多くの日本人は対応できないでしょう。

嫌になる暑さですが、唯一喜ばしいのが、街中の女の子たちの服装が夏バージョンに衣替えしていることです。
中国と日本で二十歳前後くらいの女性のルックスを比較すると、わたしが行ったことのあるところでは、西安が互角であると判定できるのですが、他の町ではすべて日本が圧勝です。
いや、これは中国に限らずで、他のアジア地域、それは韓国も含めてですが、さらにヨーロッパすべても含めて、わたしのセンスの問題もあるのでしょうが、やはり日本人女性のルックスがトップを行っていると思われます。
最近よく聞くクールジャパンも、彼女たちのルックスが人気に大きく寄与しているのではないでしょうか。

深圳ですが、これは、かなり厳しいレベルです。
化粧してないからとか、垢抜けないが一皮剥ければとか、そんな次元を超えて、残念ながらこの土地はかなり不毛と言っていいと考えるのはわたしだけではないはずです。
普通であれば恩の字で、今日の作例の腰掛ける女性ふたりは、当地において美人に分類されると言えます。
後ろを歩くふたりは、現地での平均的ルックスと申し上げましょう。

ただ言えるのは、スタイルは皆さん美しいと思います。
そうでない人もいますが、南方の人たちなので全般に小柄で、ほっそりすっきりな体型です。
ですから、夏の露出が多いファッションがよく似合って見えます。
いやらしい意味ではなく、さわやかに目を楽しませてくれるイメージなのですがいかがでしょうか。

こう毎月毎月深圳だと撮るものも書くことも無くなって来ます。
今日は、品のない話に終止したことを反省したいと思います。
ただ、レンズの本数だけは無くなることなく、いまだ少しずつ膨張を続けています。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
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Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2012/04/17 Tue

恐怖片

M8/Summicron 90mmF2
またしばらくは、この週末訪れた中国の深圳の写真になります。
今回は、深圳からちょっとした日帰り遠征を計画していたのですが、これは諸般の事情で実現できなかったので、登場するのは今まで出てきたところばかりになるのをご容赦ください。

深圳も、人口800万と言われる大きな町なので、じっくり探せば面白いところがいろいろとあると思われますので、そういう開拓をしたいのですが、なかなか情報を得ることができず、ついつい手抜きで同じところを間隔置いて巡るようになってしまいます。

今日の作例も、深圳一の、あるいは広東省一二を争う、いや中国でも指折りの、ということは世界でも五本の指に数えられる繁華街の東門散策で見かけたものからいくつかアップします。
これは、どうやら映画のポスターのようですが、中国製のホラー映画、恐怖片でしょうか。

赤のドレスが下にいくと血のようになっていて、一見するとかなり怖いのですが、よく見るとあれっという感じです。
右から二番目のお姉さんはかなり怖い顔をしていますが、両サイドの女性はそれほど怖くないというか普通の表情に見えます。
左から二番目の子にいたっては全然怖くないばかりか、何だか可愛いです。
これではホラーにならないような気がするのですが、あんまり怖いポスターを作ると中国の党規則とかに引っかかってしまうのかも知れません。

それより怖いと思ったのが、ポスターを指差す少女の指です。
普通に何かを指差していただけだと思うのですが、その指が極端に曲がって不自然に上に反っているように見えます。
右から二番目の怖い顔の女性のパワーで、指先を曲げてしまったのではなどと想像してしまいます。
この人だけ、目がカメラの方ではなく、何か別の物を見ているのもヘンですし。

もうひとつ怖かったのが、これはポスターとは何にも関係ないのですが、成田からの出発が4月13日だったのですが、これは北朝鮮が弾道ミサイルを発射したまさにその日です。
だからどうしたと問われれば、まったく何でもないのですが、本当に運が悪ければそのミサイルに当たって航空機が木端微塵ということもあったかも知れません。
その時は、右から二番目の顔がわたしになっていたということも考えられるのではと思っています。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2012/04/16 Mon

望遠礼賛

M8/Summicron 90mmF2
スナップと言えばライカだという人が多いと思いますが、これにはわたしも納得します。
シャッター音が小さいから、ファインダーがスナップに向いているから、両目でフレーミングできるから、一眼レフよりカメラに見られにくいから、操作系が扱いやすいから…、等々いろいろと理由が語られています。

ライカは、広角が逆望遠型ではなく対称型設計で、性能が優れているからというのもあります。
これも正論とは思いますが、ちょっと同意できない部分がなくもありません。
スナップが広角ばかりで撮られている訳ではないからです。
広角はもちろん多用されていると思いますが、標準も使用頻度は高いでしょうし、望遠だってスナップにはたいへん有効ですが、それらが忘れられそうです。

標準レンズは、ライカのレンズ群の中でももともと種類が豊富ですし、ノンライにも名作が目白押しで、レンズ設計のバリエーションや古典的レンズが欲しければマウント改造でもそれが実現できます。
それら豊富なレンズたちをスナップで使うのは、ライカで撮る最大の愉しみです。
ライカでは、50mmのフレームがファインダーのなかで、ちょうどよいサイズの余白を残して浮かんでいるのも気持ち良く使える大きな要因になります。

それが90mmになると、フレームはかなり小振りに感じられます。
そのため以前はあまり積極的に使う気になれない焦点距離でしたが、使えばすぐに慣れるのだということに気付きました。
それが135mmだとなかなか慣れません、というか慣れるということはありませんでした。
今のところ、90mmが最長の焦点距離で、100mmくらいのレンズはその幅が若干狭まったものとして使用可能です。

ただ、先日の85mmF1.5、90mmF2はピントということではかなり厳しいものがあります。
F4に絞ればだいぶ問題は解決しますが、開放では歩留まりの悪さに閉口せざるを得ません。
情けない話ですが、この日20枚くらい撮ってピントが許容範囲内だったのは、今日の作例ともう1枚だけでした。
成功率10%ですが、せめて30%くらいに上げないとスナップで使わなくなりそうで、これは鍛錬が必要です。

もちろんじっくりピント合わせすればこんなことはありませんが、スナップでは構えてからシャッターを切るまでのスピードは重要です。
90mmで撮るような距離なら少し時間がかかっても平気ではと思いがちですが、逆に90mmクラスの高速レンズではレンズが目立つので、ライカの目立たなさが打ち消されるようです。

作例の時も連続でもう1枚撮りましたが、その写真は少女がこちらを見ている絵になっています。
こちらは望遠でも、相手の眼は想像以上に広角だということでしょう。
スナップでは相手に気付かれてもかまわないですが、それは撮ったあとでないといけないということです。

ズマレックスやズミクロンでの開放スナップは失敗も多いかも知れませんが、デジタルなら経済的ダメージはありません。
何より強い表現力を持っているので、成功したときの絵は何ものにも勝るでしょう。
そのためには、まず使用頻度を上げなければどうにもなりません。
【M8/Summicron 90mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2011/11/29 Tue

陸地的孤島

R-D1/Summicron 90mm F2

八景島の向い側から南へ歩いていくとバーベキュー場が現れ、堤防から先が水路を挟んで工場地帯になります。
ここがもう野島水路で、四角い野島は、八景島側を除く3辺が水路に囲まれ、それを2本の橋が繋いでいるということになります。
島を埋め立てたにも関らず、完全に陸地化せずに大きな島に変貌させているというところが不思議な感覚です。
陸の孤島ならぬ、陸であって孤島でもある、という感じでしょうか。

水路側でも、アサリ捕りの人をちらほら見にします。
この日は春一番が吹き荒れましたので、南に面したこの一帯は作業もかなり辛かったのではないかと思われますが、完全防備の女性がたんたんと海をさらっていく姿が印象的でした。

昨日に続いて、ズミクロン90mmF2をF4で使っています。
昨日と同工異曲が恥ずかしいですが、昨日のボケがあまりきれいでなくこのレンズの弱点が出ていたのに対し、逆光のこちらではボケがおとなしく抑えられて感じられ逆光への強さが引き立つ結果になっています。
より個性的なズマレックス85mmF1.5があればこのレンズは不要かもしれませんが、性格はまったく違うようですので比較すると面白そうです。
訓練次第では、どちらもスナップレンズとして活躍してくれるかもしれません。

ちなみにこのズミクロンにはフードが内蔵されているのですが、そんなことはすっかり忘れていてノーフードで逆光がどうこう述べてしまうのが、いかにも私らしいオチなのでした。
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Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2008/02/26 Tue

春天来了

R-D1/Summicron 90mm F2

春一番が吹き荒れた先週の土曜日、また金沢区方面に行かねばならず、その足で野島公園をぐるっと一周して来ました。
以前、釣りで何回か付近の船宿にお世話になりましたが、今回初めて、野島の中を歩いてみることにしたものです。

野島は、名前どおりかつて海に囲まれた島だったのが、埋め立てによって金沢八景とほとんど地続きになったようです。
ほとんどというのは、野島へ行くのは2つある橋のいずれかを渡らなければならないからで、地図を見ると、どうも"野島水路"という川のような水路で区切られています。
その一方の野島橋が工事中だったため車では分かりにくかったですが、公営駐車場に停めて
歩き始めます。
海に出て驚いたのが、何人もの人がウェーディングして何か作業していたことです。
イージス艦事故があったばかりですので、不幸を連想してしまいましたが、何のことはない皆さんアサリ捕りしているところでした。
じっと見ていてもあまり捕れているようには見えませんでしたが、上がってきた親父さんは網袋いっぱいにアサリをじゃらじゃらさせていましたので、寒い中での苦労はじゅうぶん報われていたようです。
一方で、向いの八景島のジェットコースターですが、春一番の強風のためでしょう、動いていないように思われました。

アサリ捕りと動かないコースター、この2つから感じる春。
そういっては、少し無理があり過ぎるでしょうか。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 90mmF2 | trackback(0) | comment(2) | 2008/02/25 Mon
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