無形文化財

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

野島には歴史的な史跡が少し残っていて、野島公園全体に散在する貝塚はそのひとつですし、伊藤博文の別荘だった邸もまたそのひとつです。
訪れてみると、その邸は跡形もなくなっていました。
後日調べれば、創建時の5棟のうち3棟が朽ちるままに残っていましたが、平成21年3月の完全復元に向けて調査解体がなされた後だったとのことです。
来年の復元完成が楽しみですが、ちょうど横浜開港150年、博文没後100年の記念の年だそうで、寄棟茅葺屋根の大邸宅がどんな姿を表すか、期待して見守りたいです。
跡地には灯籠が目に付きましたが、中央のきのこのような形をした構造物の方がなんだか気にかかります。

今日もDRズミクロンのF4の写りです。
かなり分かりにくいですが、前ボケは悪くないようですし、3日前のズミクロン90mmと同じ八景島のジェットコースターが力強いボケの中に浮かんでいます。
このレンズは、半世紀も前のライツのレンズの中では、ハイコントラストかつシャープが売りだと思っていましたが、シャープネスはそのとおりですが、コントラストはそれほど高いとは言えないということが感じられてきます。
むしろ他のライカレンズ同様階調の豊かさが特徴と思えます。
でなければ、当時の写真家がこのレンズで残してきたB&Wの作品群の調子の説明がつかなくなるのでしょう。
スポンサーサイト
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2008/02/28 Thu

在神社考慮一下

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

知らない土地の小さな散歩に出るとかならず神社に出くわします。
ここは野島神社。
展望台を持つ小山の岩肌にぴたっと寄り添う姿は、この地の平穏を見守ってきたかのようです。
強風のあおりでところどころ乱れていましたが、おりしもご近所の方でしょう、駆けつけた女性がそれらをひとつひとつ直していました。
地元を守ってくれている神さまを、こういうときは私たちが助けなくっちゃ。
てきぱきと動く女性の背中がそう語っているようで、しばし温かい気持ちになります。

今回はデュアル・レンジ・ズミクロンのF4描写です。
対象をびしっと止めてしまうような緊張感と質感の描写が、さすがズミクロンに思えます。
しかしボケがうるさく見える。
確かにうるさいことはうるさいですが、光があたってハイライトになっているところが二線傾向ともあいまって目立っているのであって、例えば手前の石灯籠や屋根の内側はむしろ慎ましくさえ見えます。
背景さえよく考えれば、自然なボケに抑えることができるということが分かります。
ただ、1枚の中にうるさいとおとなしいの2種類のボケが同居すること自体はおもしろいとも言えるわけで、だったら気にせずばんばん撮ってしまえという結論に至っています。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2008/02/27 Wed

春天馬上到来

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

去年見たときは、ほとんどのつぼみが綿帽子を被っていたと思うのですが。
これも暖冬を知らせるちょっとした印でしょうか。

背景がぐちゃぐちゃですし、おまけにボケがかなりがさついています。
ズミクロンの特徴が悪いほうに出てしまっている感じでしょうか。
ちょっと気持ち悪くなりましたが、怪しげな植物ががさがさうごめいているホラー的な気分で採用しました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2007/02/28 Wed

黒漆漆

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

社殿の裏側から樹齢300年の銀杏を見やります。
ちょうど強い日がさして、若葉がきらきらと言いようのないきれいさです。
同時に、社殿の木板にもところどころ光があたってグラデーションを作り出して、懐かしいような美しさを感じさせました。

半逆光下でしたが、ITDOOの効果かF4に絞ったデュアルレンジ・ズミクロンは、光の悪い影響は出ていないようです。
と思いましたが、シャドー部分がつぶれているのがライツのレンズらしくないとも感じます。
このくらいコントラストがあると止むを得ないのか、気になるところです。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2007/02/21 Wed

有終

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

今年最後はお名前を失敬した中将姫にお礼を込めて、登場いただくことにしました。
なんとかつつがなくレンズのリストを作り上げることができ、R-D1というデリケートなカメラを壊すことなく使い続けることができたのも、ご加護いただいた故と感謝いたします。

それでは、好い年をお迎えください。新年好。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2006/12/29 Fri

可能女性的

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

速いものです。2006年も数えてみたら、もう片手で足りるほどの日数しか残っていません。
1年を締めくくる自己回顧ということで、わたしの「プロフィール」の写真に採用させていただいている河童くんの様子を見に出掛けました。
橋の欄干には左右一対がカップルで立ち尽くしています。
プロフィールは遠くに見える男性の方で、今回は女性の方にピントを合わせました。
着ている物の色だけで男女を判断していると誤解されそうですが、わたしは、この足の美しいラインが女性的に見えるので、そう判断しています。
来年もよろしく、と声をかけましたが、まったく無関心のようで、表情ひとつ変えてくれませんでしたが。

河童さんのシャープさと、ボケの汚さの対照が強烈な印象です。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2006/12/28 Thu

第二鏡頭

R-D1/Summicron 50mmF2 DR

わたしがエルマーの次に購入したライツのレンズが、このデュアルレンジ・ズミクロンです。
さすがに始めの頃は、エルマー、ズミクロンと王道を歩んでいました。
それから病魔が襲い、訳の分からないレンズに食指が反応するようになってしまったので、かつての健全な時代が懐かしいです。

わたしのデュアルレンジ・ズミクロンは写りに定評のあるはずの後期型ですが、強烈な二線ボケを嫌ってしばらくお蔵入りしていたものです。
しかし、あらためて見てみると、前ボケは味がありますし、さすがモノクロでの階調の豊かさには目を瞠るものがあります。
ただし、R-D1では眼鏡の位置が一致しないので、近接には使えません。
それを理由に手放そうと思っていましたが、うーんと少し考えなくてはならなくなりました。
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Leitz Summicron 50mmF2 DR | trackback(0) | comment(0) | 2006/12/27 Wed
| home |