あなたの城下町

C.Simlar5cmF3.5
【Alpha7II/C.Simlar 5cmF3.5 F3.5】
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thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/18 Sat

伊賀には観光客が

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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/17 Fri

指物屋でセルフィ

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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/16 Thu

来客にも無関心

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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/15 Wed

この角曲がると文豪の生家が

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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/14 Tue

わたしたちにゃあ関係ないからねえ

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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/13 Mon

その頃コーティングは貴重だった

C.Simlar5cmF3.5
昨年8月から更新できずにいたブログを再開することにしました。
もうブログやめちゃったんですかという声はちらほらいただき、なんとか復活しようと試みて写真自体は毎週撮り続けていたのですが、ここ2年ほどの生活環境に大きな変化の連続に対応できず…、長年勤めた会社を辞め、同時に一年かけて世界一周旅行に出て、昨年11月からは奈良に引っ越しと、かなり目まぐるしい体験を味わいました…、時間が経過していくばかりでした。
レンズもやめたんですかとメッセージをいただいたとき、そうか、皆さんと離れてしまったのだからブログを書くことがせめてもの近況報告だと気付いて、再開するきっかけとさせていただきました。

仕事を辞めて収入が激減したので、もうめずらしいレンズを入手するのは困難になりましたが、代わってめずらしくもない国産ライカマウントレンズを集めてみることにしました。
このことについてはいずれ詳しく書くことにしますが、レンズブームで価格高騰した昨今でもマイナーだったり数の多い国産ノンライツは、特に長焦点のものほど怖ろしく安く手に入れることが可能です。
長い間放置されたために状態の悪いものが多いですが、出品情報ではレンズはひどいカビがあるとか記載されていても、実際には前玉に汚れがたまっているだけでクリーニングしてやるとピカピカになって、思わぬ安い買い物になったと喜びにひたることもしばしばで、新しいレンズ蒐集生活を楽しませてもらっています。

この日曜に出掛けたのは、名張と伊賀です。
某オークションで食品類の整理と電子レンジ・トースターの台にぴったりな明治(江戸後期?)の重厚な箪笥を7000円で落札して、出品者が伊賀の倉庫に取りに来てもよいというので、車を借りて引取がてら両市を散策してきました。伊賀・名張は三重県ですが、ほぼ奈良市に隣接しているので気軽に出掛けたのですが、山道を飛ばして1時間かかり奈良市と名張・伊賀の巨大さを実感しました。
出品者は20歳台の若者でしたが、古い農家を購入してリフォームしながら納屋を倉庫に骨董商としてがんばっている人でした。
倉庫には、アンティークから古道具、ガラクタまで所狭しと並べられていて、武家の蔵かなにかのようです。
インターネット上での販売は手続きや梱包が手間なので直接取引歓迎、欲しいものがあればすべて半額にするからというので、古い食器を少々いただいてきました。
家具などにも欲しいものがありましたが、部屋がなにしろ狭くてこれ以上の設置スペースがないため散財をまぬがれました。

名張も伊賀も旧市街には町家の古い町並みのある魅力的なところですが、伊賀が上野城や忍者の里でそこそこ賑わっているのに対して、名張の方は観光客を呼び込む意志がないかのように寂れ感がずっと漂っています。
和菓子屋さんで雑談していたら、今や行政でも危機感が強いようで、空き家になった古民家への移住者に補助をして町並み保存に力を入れはじめ、移住者のオープンした古書店、カフェ、レストランが最近できてきたとのことです。
何年かしてまた行ってみると、少し違った町並みになっているかも知れませんね。

さて、本日の作例ですが、名張の昔から変わらない町並みです。
反対方向を写すと残念なことに大型流通店の巨大看板が入り込んでしまうので、この向き限定になります。
使用したレンズは、東京光学のC.シムラー5㎝F3.5、所謂、エルマーコピーの沈胴レンズです。
1947年発売の国産ライカマウントレンズでは極めて初期のレンズですが、テッサー型独特のシャープで適度なコントラストの描写は、同世代の国産レンズの中では出色で本家エルマーに劣らない性能を有しているのではと言えます。
淡い黄色っぽいコーティングがなされていて、当時まだめずらしかったコーティングしてますよを意味するCをわざわざ名前に付けているのが年代を感じさせます。
1950年にはわずかに設計変更してシムラー5cmF3.5をリリースしていますが、そこにはすでにCの文字はありません。
戦後すぐのレンズながらC.シムラーはそれほどめずらしくなく、ときどき市場で見かけます。
しかし、やはり70年も前のレンズなので、このレンズを見つけるまで使える状態の個体にはなかなか巡り合うことができないでいたのでした。
【Alpha7II/C.Simlar 5cmF3.5 F3.5】
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Tokyo Opt. C.Simlar 5cmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2017/03/12 Sun

世界初を生んだ本陣

Serenar 50mmF1.5
不満の残るラーメンでお腹を満たした後、和歌山駅から単線の和歌山線に揺られて名手にやってきました。
名手は”めいしゅ”ではなく”なて”と読む紀の川市内の集落で、江戸時代には本陣が置かれ、明治に入ってからは鉄道が敷かれて柑橘類の集積地として栄えたそうです。
作例の建物は、大火で一度焼けた後、1718年になって建造された名手本陣の外観です。
本陣は大名や付き人の専用宿泊所ですが、宿場町の中心地にあったためか現存するものが全国で20軒あまりと少なく、それらも門だけが残っていて母屋は再現されたものなどあり、名手のように状態よく残っているのは珍しいと思われます。

本陣と言うと東海道五十三次のような主要街道の宿場町にあるようなイメージですが、名手は和歌山から奈良へ抜ける大和街道が通っていて、参勤交代に向かう紀州藩ご一行が和歌山を出て歩き続け1日かかって到着する地として本陣が設けられたのだそうで、もともとの宿場ということではないようです。
本陣の邸を提供したのは大庄屋の妹尾家という名家でしたが、1804年に世界初の全身麻酔手術を成功させた華岡青洲の妻・加恵はその妹尾家出身で、有吉佐和子により” 華岡青洲の妻”というタイトルで小説になり、のちに映画化、舞台化もされてよく知られるところになっているそうです。
トリカブトなどで作った麻酔の効果をみるための人体実験を買って出て、失明したとも言われています。

さて、再び和歌山線の王子行きに乗って奈良への帰途を目指します。
王子で関西線に乗り換えれば奈良に戻りますが、JR奈良駅から奈良町の宿は少し離れているので、高田で乗り換えて桜井線で京終に戻ることにし、高田の乗り換え時間40分でも近隣の古い町並みを見て歩こうと画策しました。
天気は好く、車窓から緑いっぱいの田園風景が広がっています。
ローカル単線らしく線路のすぐ両脇で稲穂が揺れていたり、武家屋敷のような立派な家や少し前までは茅葺だったと屋根の形で分かる農家など、ぼんやり見ていて飽きない風景が続きました。

列車が奈良県に入り五条駅を過ぎたあたりから、列車の進行がおかしな具合になってきました。
さっきまでこのあたりで豪雨があったそうで、この先徐行運転になるとのアナウンスです。
たまたま隣が日本語が聞き取れずきょとんとしている外国人ファミリーだったので、英語に訳して説明しました。
パリ郊外から日本旅行に来て、昨日は熊野神社に行き、今日は奈良を目指しているとのこと。
徐行運転ながらも進んでいたのにあと1駅で高田というところで止まってしまい、今度のアナウンスでは高田駅に下り列車が詰まっていて単線のためしばらく動けそうになく、1キロ先に近鉄新庄という駅があるのでそこまで歩いて近鉄に乗り換えてほしいと言われます。
高田の町並みを見る時間にヤキモキしていましたが、もうそれどころではありません。
ことの成り行き上、以上のことをフランス人ファミリーに説明したうえで、彼らを奈良まで無事送り届ける義務が発生しました。
彼らに何かあれば日本の評価を下げてしまい、日仏外交問題にもなりかねない重要なミッションです。

1日携帯を酷使したのでバッテリー切れで地図が見られず、近鉄新庄駅までの道順すら分からない状態でしたが、わたしはとても幸運でした。
列車を降りるときに声をかけた若者は鉄道関係の学校に通っていて、来春、近江鉄道に就職内定していた鉄ちゃんだったのです。
京都在住で和歌山線には初めて乗ったというのに関西の鉄道網は頭に入っていて、近鉄新庄-尺度-橿原神宮前-大和西大寺-近鉄奈良というルートをやさしく教えてくれながら、近鉄新庄駅に案内してくれました。
また、その長い道のりの間、やはり同じ和歌山線の列車に乗っていて、奈良を目指すという男性が横浜出身ということもあって、ずっと車内で話相手になってくれたうえ、本来、振替乗車が効かない青春18きっぷでも乗車できるよう駅員と交渉してくれました。
列車を突然降ろされるという危機に直面した我々が助け合いながらどうにか奈良に着いてフランス人ファミリーに感謝されたことが、東日本大地震のとき国民が冷静になって協力し合い困難を克服したと外国から賞賛されたことと少し似ているような気になりました。
【Alpha7II/Serenar 50mmF1.5 F1.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Canon Serenar 50mmF1.5 | trackback(0) | comment(0) | 2016/08/31 Wed
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