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未分類 | trackback(0) | comment(0) | 2020/04/24 Fri

困った周辺描写

Tanar 50mmF3.5
町田の骨董市の後は、代々木公園に移動して日本酒のイベントに参加のつもりでした。
ところが、日本酒イベントのはずなのに日本酒のブースはとても狭く、食べ物の屋台ばかりで酒のブースには長蛇の列ができていて、とてもお酒を楽しめる環境ではありません。
無駄足を踏んでしまったことを後悔しました。
それとは別に、昨年立ち寄った新潟の湯沢にある白瀧酒造がブースを出していて、何点か試飲できたのが救いでした。
タナーの描写ですが、くもりによる激しい滲みやコントラスト低下を割り引いても、周辺部の画質の劣化がひどく、性能面で問題のあるレンズと思われます。
本家のテッサーやエルマーはもとより、ニッコール、シムラー、ヘキサーなどと比べても大きく見劣りしますが、むしろこれだけ周辺の暴れるレンズということで楽しむことができるレベルです。
もしかしたら、わたしのレンズは最初期というより、製品化される前のプロトタイプで、その後レンズ性能は向上しているのかもとも考えられます。

渋谷区代々木公園
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/09 Sun

クリーニングは失敗に

Tanar 50mmF3.5
残念ながらわたしのタナーは、状態があまりよろしくありません。
鏡胴はなかなかきれいですが、レンズがくもってしまっています。
クリーニングをお願いして若干きれいになりましたが、確実に撮影結果に影響が出るレベルでくもりが残っています。
戦後しばらくの間に製造された国産レンズに多く見られるコーティングが経年劣化してくもるというケースがあり、恐らくこのレンズもそんなケースの可能性が高いのですが、この場合クリーニングしても改善されないことがほとんどとのことです。
ヘリコイドのグリスの質が悪くて揮発してレンズをくもらせることもあるようですが、物資や情報に限りのあった時代のレンズにはこのような問題は避けられませんし、田中光学という後発の小さなメーカーではそれが顕著になるのも止むを得ないでしょう。

渋谷区代々木公園
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/08 Sat

勝手に沈胴

Tanar 50mmF3.5
使用したタナー50mmF3.5は田中光学最初のカメラ、タナック35用のレンズで、その初期仕様の沈胴式です。
CAMERAPEDIAによれば、タナー50mmF3.5の製造場号は29000番台で最後期のみ一部31000番台が存在するとあります。
30000番台はなく、31000番台はごく少量の製造だったようですので、タナー50mmF3.5は1100本以内の製造数ということになると思います。
沈胴タイプはかなり製造数が少ないのですが、No.29080の存在が知られていて、少なくとも80本は製造されています。
沈胴タナーは探せど探せど見つからないので、わたしはトータルでもせいぜい100本ほどが1ロットで製造されただけだったのではと考えています。
そう考える理由は、沈胴からレンズを引き出した状態でのロックがあまいため、例えば絞りリングを動かしただけでかくんと沈胴状態になってしまい、鏡胴の造りの悪さのため早々に固定鏡胴に移行してしまったと想像できるからです。
沈胴レンズ好きのわたしとしてはたいへん残念ですが、このあたりがローコストでレンズを造っていた、あるいは購入していた小さなカメラメーカーの脆弱さと同時に変わり身の早さということなのでしょう。

町田市町田天満宮
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/07 Fri

会社で9番目

Tanar 50mmF3.5
タナー50mmF3.5は、3群4枚のテッサータイプのレンズです。
絞りが1枚目と2枚目の間にあるので、エルマー型と言った方がいいでしょうか。
1953年製造ですが、キヤノンや後期のトプコールなどと同様の首絞りが採用されています。
また、距離がフィート表示になっているので、アメリカへの輸出用だった可能性が高いです。
あるいは、レンズがしっかり固定できずしばしば沈胴状態になってしまうことで輸出検査にひっかかることが、固定鏡胴に変更した理由ということだったかも知れません。
わたしのタナーは製造番号が29009でこのレンズの9番目の製造です。
タナー最初のレンズなので、田中光学9番目のレンズとも言えます。
レンズはなるべく初期のものを手に入れたいわたしとしては最良の個体です。

町田市町田天満宮
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/06 Thu

タナックだね

Tanar 50mmF3.5
今月は田中光学のレンズをテーマにして、「それってタナックだね」のタイトルで採りあげます。
骨董屋のご主人と話しているときに、わたしがさげていたカメラを見ておもしろいカメラだねえと言うので、カメラはふつうのデジタルですがレンズは古いもので、むかし短い期間存在した田中光学という会社のだと説明していたら、タナックだねって切り返しがあったのです。
なんでも何年も前に1度だけタナックを扱ったことがあったそうで、珍しいと言って高く売れたそうです。
カメラに特別に詳しいわけではないご主人が、1度だけ売ったタナックなんて知られざるカメラをよく覚えていたことに関心しないわけにはいかないでしょう。
あるいは皿立て以上の収穫が、何も買わなかったこの店での会話だったのかもなどと思ったりします。

町田市町田天満宮
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/05 Wed

何しに町田まで

Tanar 50mmF3.5
賑わいの中に多くの外国人が見られるのは、京都の東寺や北野天満宮と同じです。
しかし、観光地である京都の市に外国人が多くても違和感はありませんが、町田の市にこれだけの外国人がいるとなると不思議な感覚です。
観光で来日して東京に滞在し、小一時間かかる町田まで何かを求めてわざわざやって来るのですね。
二十代と見える西洋人の少女が、かなり古そうな木製のキリンのビールケースを抱えているのを見て、好いお宝を手に入れたなあとうらやましくも祝福してあげたくなりました。
わたしはなかなかこれというものに出合えず、撤収間際に安い皿立てを見つけてホッとしました。
別に手ぶらで帰っても何も問題ありませんが、せっかく足を運んだのですから実用になる何かを安価に手に入れられればそれに越したことはありません。
さっそく、お気に入りの唐草模様の伊万里の皿を戸棚の上に飾ってみました。

町田市町田天満宮
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/04 Tue

関東でも骨董市へ

Tanar 50mmF3.5
関西では、京都の東寺や北野天満宮で毎月骨董市が開かれていて、ときどき足を向けていました。
しばらく藤沢にいるので、こちらでも市に出掛けてみたくなりました。
東京では大江戸骨董市が有名ですが、地元の神奈川では大和の骨董市も人気があります。
大江戸は第4日曜、大和は第3土曜とまだ先だなと思っていたところ、町田で毎月1日に骨董市があると教えてもらい、さっそく出向きました。
町田天満宮がらくた骨董市の名前のとおり、場所は町田駅から歩いて10分もかからない町田天満宮で、扱っている品の多くはがらくた、見る人によっては骨董という行きやすく楽しさにあふれた市でした。

町田市町田天満宮
【Alpha7II/Tanar 50mmF3.5 F3.5】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Tanaka Kogaku Tanar 50mmF3.5 | trackback(0) | comment(0) | 2020/02/03 Mon

車が邪魔する日本の町並み

Quinon 50mmF2
奈良市ならまち界隈
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/14 Sun

オーガ肉のカフェ

Quinon 50mmF2
奈良市ならまち界隈
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/13 Sat

石垣に溶け込むダウン

Quinon 50mmF2
奈良市東大寺
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/12 Fri

サクラの隣に大仏とはいかず

Quinon 50mmF2
奈良市東大寺
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/11 Thu

カモシカのような脚

Quinon 50mmF2
奈良市東大寺
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/10 Wed

サクラ写して尻隠せず

Quinon 50mmF2
奈良でぼんやりと日々を過ごしていると、絶妙なタイミングでksmtさんから連絡があり、これから奈良へ行くので散策でもいかがですかと声が掛かりました。
いちおう奈良でも毎日真面目にアルバイトしていましたが、ちょうどその日はくたびれて休息日にしていたので、この日以外でしたらお会いできなかったでしょう。
ただ、ksmtさんはいつもの大判カメラと古典レンズを持参されいるわけではなく、最初期型のローライフレックスは持って来ていたようですが、それを使うこともなかったようです。
わたしはもともと撮影散歩に出るつもりでカメラをバッグに入れていたくらいなのでいくらか撮影しましたが、せっかく奈良まで立ち寄ってもらったksmtさんが撮らなかったと思うと身勝手だったかも知れません。

勘定していないので正確な数は分かりませんが、どうやらレンズの総数が400本を超えたようです。
そのうち国産レンズのすべてと、外国製レンズの一部を奈良に持って来ています。
藤沢の実家も狭いですが大きな防湿庫にトレイを買い足して、レンズをそっくり収納しています。
奈良の家はさらに狭くレンズの置き場に苦慮していましたが、恐らく戦前の古いガラスケースを見つけてきてレンズを製造元別に並べ直しました。
かなり黒ずんではいますが木目の細かい欅と思われる木と歪みや気泡によってゆらぎを生み出すガラスの質感が素晴らしく、中に仕舞うと薄暗い中にゆらゆらと佇んで、古いレンズや染付けの器がより美しく存在感を示してくれます。
防湿庫の方はライカとコンタックス用レンズ以外、広角、大口径標準、F2クラス標準、その他標準、長焦点のように分けて入るだけトレイに乗せていますが、この美術品のようなガラスケースでは美しくレイアウトして並べなければなりません。
元来がレンズの置き場に困って手に入れたものですが、めいっぱいレンズを突っ込む訳にもいかず並べ方にあれこれ悩む日々です。

4月のレンズテーマは「同名異曲のレンズ対決」のタイトルで同じレンズ名なのに違う構成のレンズを比較する趣向ですが、2回目の今回も前回と同名のキノン50mmF2です。
前回のライカマウントに対して、今回はスーパーパクセッテという距離計カメラの標準レンズをMSオプティカルでライカマウントに改造してらったものです。
その改造は12年前にしてもらったのですが、直後に使用した後ヘリコイドを外したところ距離計との連動にズレが出てしまいライカでは正確なピント合わせができないため、すっかり防湿庫の奥に置きっぱなしになっていたのですが、α7を使う分には関係ないからと今回久し振りに持ち出しました。
レンズは4群6枚のダブルガウス型で、淡いシアン系単層コーティングがあり、スーパーパクセッテは1956年発売のようですのでその頃の製造と思われます。

さて、本日の作例ですが、氷室神社の桜の風景です。
盛んに背伸びして撮影するおじさんのお尻が破れていてやれやれと思っていたところ、それを笑っていた若ではないと思いますが、大笑いしながら横切る女性がいてそのタイミングでシャッターを切りました。
それよりも破れてますよとおせっかいな一言を掛けてあげるべきだったでしょうか。
氷室神社と言えば枝垂れザクラでしょうというくらい立派なサクラが愉しみで來てみたのですが、台風にやられたのでしょうか、幹に近いところで折れてしまっていて3分の1くらいになってしまっていた印象でした。
とても残念なことですが、自然とはこのようなものなのでしょう。
前週のゾナータイプのキノンより見劣りするのではと思っていたガウスキノンですが、等倍で見た解像力の高さが確認でき、それがゾナーとはやや一線を画する繊細でやさしさに満ちた表現に感じられ、どちらが優れているかは判断に悩むところです。
ゾナーキノンで気になった周辺光量落ちですが、ガウスキノンでもやや気になるもののそれほどひどくはありません
相対的な比較で分かるのはこのくらいで、中央部のシャープネス、周辺部の乱れ方などは同じものを撮影して比較しなくては判定困難です。

奈良市氷室神社
【Alpha7II/Quinon 50mmF2 F2】
thema:ライカ・マウント・レンズ genre:写真
Steinheil Quinon 50mmF2 | trackback(0) | comment(0) | 2019/04/09 Tue
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